トリンプ・インターナショナル・ジャパン トリンプ7210 サニタリーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、履き心地の検証です。5名のモニターが実際に着用し、ナプキンが浮いてこないか・着脱はしやすいか・腰まわりのフィット感はよいか・股の擦れは気にならないか・食い込まないかをチェックしました。

結果、試着したモニターからは着脱のしやすさが好評。「伸縮性がありスムーズに履ける」「今日試したなかで一番履きやすい」など、満足の声が寄せられました。比較したほかの商品には、ゴムがきつく着脱にひと苦労かかるものがあったのに対し、とにかく楽に脱ぎ履きできるのがよい点です。

裾が太もものつけ根に沿ってカットされたノーマルレッグ形状で、お尻がすっぽり覆われるため、食い込みも気になりません。フィット感も非常に高く、ナプキンの浮きも感じませんでした。クロッチが二重構造になっていて、羽が肌にあたらないのもメリットです。

ただなかには、腰まわりのレースが肌にあたり違和感を覚えたモニターも。下半身がしっかりしている人は、サイズをよく確認してくださいね。

＜履き心地についてのモニターコメント＞

1. 「ナプキンが浮く感じはなく快適。やわらかく伸縮性に優れているため、着脱もスムーズだった」
2. 「布がお尻全体を覆っているため食い込まず、締めつけられている感じもない」
3. 「夜用ナプキンをつけた際に、ややナプキンの浮きが気になる」
4. 「ズレる感じはなく食い込みも感じない、ほどよいフィット感」

コメントは一部抜粋

次は、ナプキンの着脱のしやすさの検証です。履き心地の検証同様5名のモニターに羽つきナプキンをサニタリーショーツに装着してもらい、スムーズに着脱できるかを確認しました。

検証したところ、モニター5名全員が「ナプキンの着脱がしやすい」と回答。クロッチとナプキンの幅が合っているおかげで、かなりスムーズに装着できました。ナプキンの羽同士がくっつきにくかった点も評価を伸ばしたポイントです。

比較した結果、クロッチと本体の色が違う商品は迷わず着脱できたのに対し、本品はどちらも真っ黒。若干手元の見づらさはありますが、サイズや生地感がよいため見間違えるほどではないでしょう。

＜ナプキンの着脱のしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「羽同士がくっつかず、クロッチのサイズもちょうどよい」
2. 「生地が真っ黒のため、手元が暗くなってしまい見づらい」
3. 「粘着している感があり貼りやすく、簡単に剥がせる」

コメントは一部抜粋

次は、通気性の検証です。サニタリーショーツを密閉容器の入り口に貼りつけ、10秒間水蒸気を吹きかけます。その後、容器内の湿度を計測し、水蒸気を吹きかける前と比べてどのくらい上昇したかを確認しました。

すると、容器内の湿度は平均2.5%しか上昇しておらず、評価はいまひとつ。比較した全商品の平均値は約3.3%（執筆時点）、なかには10%以上上昇したものもありました。

クロッチが二重構造でしっかり作られているぶん、空気を通しづらいといえます。夏場は蒸れる可能性があるため、汗をかきやすい人は肌の様子をみながら使いましょう。通気性にこだわるなら、クロッチ部分にコットン素材を使用している商品を選ぶのもひとつの手ですよ。

最後は、耐久性の検証です。履き口を20回伸ばして負荷をかけたあと、洗濯機で洗うという工程を10回行い、腰ゴムが伸びていないか・ほつれていないかをチェックしました。

検証の結果、レースを含めて形が崩れたりほつれたりすることはなく、きれいな状態をキープ。繰り返し長く使いたい人に向いていますよ。

なお、比較した一部の商品で生地のヨレがみられましたが、ほとんどのショーツにおいてゴムの伸びや生地の劣化はありませんでした。ヨレにくさを重視する人は、ウエストのゴムが太く、肌が透けないしっかりした生地のものをチョイスするとよいでしょう。