コンパクトなサイズで使いやすいと評判のLOGOS ホットサンドパン-BJ。インターネット上では高評価の口コミが多くみられる一方で、「パンの食感がいまひとつ」「焼きあがりの厚みが物足りない」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
LOGOSのホットサンドパン-BJは、使い勝手のよい直火式のホットサンドメーカーをお探しに人におすすめです。
洗う際には、上下のプレート・取手を取り外せます。手入れに手間がかからないのに加えて、小型サイズのため調理がしやすい点も魅力です。
また実際に焼いてみると熱ムラは少なく、ロゴスの焼き目もくっきり付きました。ただし焼き時間が1分半では表面のサクサク感が弱く、食感はもっちりとしています。カリッとした食感が好みの人は、火にかける時間を長めにするとよいでしょう。
執筆時点における販売価格は、税込3,740円です(公式サイト参照)。分解すればコンパクトに収納できるので、アウトドア先などへの持ち運びを考えている人はぜひチェックしてみてください。
1985年に日本で誕生した総合アウトドアメーカー、LOGOS。海から山まで、幅広いシーンで役立つアウトドアグッズを手がけています。
今回ご紹介するホットサンドパン-BJは、LOGOSマークとしておなじみのメイプルリーフの焼き目をパンにつけられるのが特徴です。
本体サイズは幅36×奥行12×高さ3.5cm、重さは約0.5kg。
自宅だけでなく、キャンプやBBQでも活用できるよう、電源の要らない直火式を採用しました。
プレートの真ん中には仕切りがあり、1枚の食パンから小さめのホットサンドを2つ作れます。
さらにプレートは大きめに設計しているため、耳付き・なしどちらでも調理が可能です。使用する際は、8枚切りの食パンを用意してくださいね。
今回は、LOGOS ホットサンドパン-BJを含むホットサンドメーカー全23商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:焼きあがりのクオリティ
検証③:ホットサンドの熱ムラ
検証④:使い勝手のよさ
最初は、おいしさの検証です。
具材の種類・量を全商品で統一し、取扱説明書の手順に従ってホットサンドを作ります。できあがったものをmybestのスタッフ数人で試食し、食感はカリッとしているか・具材に火が通っているか総合的に評価しました。
実際にホットサンドを試食したところ、サクサク感は物足りなさを感じました。
耳はカリッと焼きあがりますが、一部のモニターからは「トースターと変わらない仕上がり」との声も。さらにパンがかなり薄くなるため、具材の味が強まってしまったのも気になります。
しかし食べ進めていくと、パンの中心部はもっちりしていました。具材の玉ねぎにもしっかり火が通り、中までアツアツのホットサンドを楽しめます。
直火式のため、サクッとした食感にしたい人は、長めに焼くなど自分好みに調節するとよいでしょう。
続いて、焼きあがりのクオリティの検証です。
実際に作ったホットサンドの見た目をチェックし、焼きムラはないか・切った際に具材がはみ出ないかの2点を確認しました。
1分半焼くとやや白い部分は残ったものの、大部分は薄いきつね色に焼きあがりました。LOGOSの焼き目もくっきり出ています。
こんがりと焼くには時間がかかりますが、焼きムラの少なさは好印象です。
また仕切り部分は、具材のウインナーがあるため完全には圧着されませんでした。しかしカットしても耳部分から具材は漏れず、パン同士がしっかりくっついています。
焼き色も含め見た目のクオリティは、まずまずです。
続いて、ホットサンドの熱ムラの検証です。
各商品で作ったチーズサンドとカレーサンドの表面・中身の温度を、実際に計測します。外側と中央部分の温度差を確認し、熱ムラの有無をチェックしました。
なお具材は、チーズサンドはチーズ20g・ウィンナー3本・玉ねぎ20g、カレーサンドはキーマカレー60gを入れています。
実際に測った温度は、チーズサンドの表面で中央部が95℃・外側は最も差があった部分で84℃を記録。さらにカレーサンドの中身の温度は中央部で67℃・外側で78℃でした。
20℃以上差がでた商品もあったことをふまえると、どちらのホットサンドも温度差は11℃と小さめです。調理するうえで、熱ムラはそれほど気にならないでしょう。
最後は、使い勝手のよさの検証です。
各商品の使用感をチェックし、プレートは着脱可能か・予熱は必要か・ほったらかし調理はできるかの3点を調査しました。
上下のプレートに加えて、取手の取り外しも可能です。くるくると回せば本体とわけられるため、楽に洗えます。
直火式のためタイマー機能はありませんが、コンパクトなサイズで持ち運びやすい点は高評価です。キャンプなどのアウトドアでも活躍します。
最後に、魅力的なほかの商品をご紹介します。
アイリスオーヤマのマルチサンドメーカーダブルサイズは、予熱なしで調理できるのが特徴です。タイマー機能も付いており、具材をセットすれば4〜5分ほどでできあがります。さらに全体がこんがりとしたきつね色に焼きあがり、外側はカリッとしていました。ほったらかし調理ができるので、朝食にも向いていますよ。
BRUNOのホットサンドメーカー シングルは、サクサク・ふわふわの食感が楽しめます。具材の玉ねぎはしんなりとし、モニター全員から「おいしい」と好評でした。さらに熱ムラはほぼなく、格子状のきれいな焼き目が付くのもおしゃれ。味・見た目ともに、クオリティの高いサンドイッチに仕上がります。
熱源 | 電気 |
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圧着タイプ | |
プレートの取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 25.6cm |
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奥行 | 24.5cm |
高さ | 9.7cm |
重量 | 2.3kg |
消費電力 | 900W |
プレート加工 | フッ素樹脂加工 |
推奨するパンの厚み | 8枚切り |
焼ける枚数 | 2枚 |
仕切り | |
付属プレート | ワッフルプレート、ホットサンドプレート |
パン耳の切り落とし | 切り落とし不要 |
焼き目の柄 | 花柄 |
コード長 | 1.8m |
ロックの段階 | 3段階 |
特徴 |
アイリスオーヤマ マルチサンドメーカーダブルサイズ IMS-902をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量 | 1.3kg |
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熱源 | 電気 |
消費電力 | 550W |
プレート加工 | フッ素樹脂加工 |
圧着タイプ | |
材質 | 本体:フェノール樹脂/スチール、プレート:アルミニウム合金(内面フッ素樹脂塗装) |
推奨するパンの厚み | 8枚切り、10枚切り、12枚切り |
焼ける枚数 | 1枚 |
仕切り | |
付属プレート | 不明 |
パン耳の切り落とし | 切り落とし不要 |
焼き目の柄 | 格子柄 |
コード長 | 1.1m |
上下プレートの分離 | 不明 |
プレートの取り外し可能 | |
食感 | しっとり、サクサク |
特徴 | おしゃれ |
BRUNO ホット サンド メーカー シングル BOE043をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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