ザムスト マウスカバーをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

検証の結果、呼吸のしやすさは優秀で、モニター4名中3名が「満足」と回答。「通常のマスクより呼吸がしやすい」という意見が寄せられ、スポーツマスクに必要な通気性を備えているといえます。

さらに「多少のゆとりがあるので、息苦しさがなく快適」との声も。「息苦しさを感じにくい」という口コミにも頷けます。比較した結果、立体型のなかでも本品のように口元に空間ができるつくりの商品は、呼吸しやすい傾向が見られました。

＜通気性がよく、息苦しさを感じないかについてのモニターコメント＞

1. 「多少のゆとりがあるので、息苦しさがなく快適」
2. 「フィット感が少ないが通気性は高いと感じた」
3. 「息が一瞬こもるが、すぐに快適さを感じられて通気性はよいと感じた」
4. 「通常のマスクよりも呼吸がしやすく、通気性はかなりよいほうだと感じた」

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汗による不快感も少なめです。「通気性がよく、蒸れは少なかった」「湿気がこもりにくく快適」など肯定的な意見が集まりました。ずっと汗で湿った感覚があった下位商品と並ぶと、長時間でも着用しやすいといえます。

「汗で蒸れやすい」との口コミに反し、「汗が乾きやすかった」「速乾性は高いと感じた」など吸湿速乾性を称賛する声も。後述する速乾性の検証では評価が低めだったものの、使用感としては汗が残る感覚が少ない結果です。「結露による不快感が少ない」という謳い文句どおり、夏場も快適につけられるでしょう。

＜汗によるマスクの不快感がなく、吸湿速乾性を感じられるかについてのモニターコメント＞

1. 「汗が乾きやすかった」
2. 「汗による不快感はなかった」
3. 「汗による蒸れはほぼなく、速乾性は高いと感じた」
4. 「湿気がこもりにくく快適」
5. 「通気性がよく、蒸れは少なかった」

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ただ、4名中2名のモニターは「やや緩かった」「サイズが大きすぎて、鼻まわりに違和感があった」などと指摘。検証ではふつうサイズを使用しましたが、人によっては大きすぎると感じることも。顔の大きさに応じて、小さめサイズも検討してみてくださいね。

＜鼻・頬・顎部分に隙間なくぴったりとフィットしている感じがあるかについてのモニターコメント＞

1. 「フィット感に問題はなかった」
2. 「着用感はやや緩かった」
3. 「サイズが大きすぎて、鼻まわりに違和感があった。着用した時点でややズレを感じた」
4. 「フィット感は悪くない」

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会話のしやすさも過半数のモニターから好印象です。「会話してもフィット感は問題ない」「軽い会話ならズレを感じず着用できる」など肯定的な意見が寄せられました。

一部「ややズレやすい」との指摘もありましたが、「不満」と回答した人はいません。比較したなかには口を開くたびにズレてしまう商品もあったなか、メンバーへの声掛けが必要な団体競技でも使いやすいでしょう。

＜着用したまま会話してもフィット感に影響はないかについてのモニターコメント＞

1. 「会話してもフィット感は問題ないと思う」
2. 「あまり顔に密着せず会話はしやすかったが、ややズレやすい」
3. 「大きく口を開けるとズレるが、軽い会話ならズレを感じず着用できる」
4. 「普通に会話する程度なら、フィット感に影響はなかった」

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長時間つけた際に、耳への負担を感じにくいのも利点です。「耳に痛みを感じることはなかった」「一般的な布マスクに近い着用感」などの意見が集まっています。

比較したところ、耳にかける部分の生地に伸縮性が少ないものは、長く着用していると負担を感じやすい傾向が。本品は「伸縮性に富んだ素材を採用」と謳っているだけあり、紐の食い込みやきつさを感じず着用できました。

＜長時間使用しても耳に局部的痛さがなく、ずっと着用していられるかについてのモニターコメント＞

1. 「耳に痛みを感じることはなかった」
2. 「特に痛みはなく、一般的な布マスクに近い着用感だった」
3. 「耳への負担は感じなかった」
4. 「耳が痛くなることなく使用できた」

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一方、肌あたりは快適とはいえない結果です。素材の硬さを指摘した人が多く、「素材の硬さやメッシュの粗さが気になった」「素材が硬めで擦れる感覚がある」などの意見が寄せられました。

「不快になるほどではない」との声もあるものの、肌が敏感な人はつけ心地に満足できない可能性が高いでしょう。比較したなかでも柔らかい布地の商品は、肌あたりがよい傾向が。なめらかなつけ心地を重視する人は硬さにも着目してくださいね。

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耐久性は非常に優秀です。20回以上手洗いしても、見た目や繊維の劣化は見られませんでした。なお、比較したほとんどの商品が耐久性で高評価を獲得。激しい運動や洗濯の繰り返しを想定し、丈夫に設計されたスポーツマスクが多いことがわかりました。

比較したなかでも、本品のようにメッシュ生地かつ質感が硬めの商品は、洗濯を繰り返してもほつれにくく、耐久性に優れている傾向が。比較した柔らかい布地の商品はやや劣化しやすかったのに対し、使用頻度が高い人も長くよい状態で使えるでしょう。

比較したなかには20分で完全に乾き、蒸発率100％を記録した商品もあったなか、乾きにくいのはネック。頻繁に使用する人は、洗い替え用にもう1つ購入することをおすすめします。

なお、吸湿速乾を謳っている商品と謳っていない商品で、評価に大きな差は見られませんでした。謳い文句はあくまでも目安のひとつとしてチェックするとよいでしょう。

疑似花粉がマスクを通り抜け、鼻周りと頬のすき間部分に多く付着。口からの吸い込み量も多く、口元のティッシュには積もって層になるほど付着しました。花粉シーズンはマスクとは別に対策が必要でしょう。

スポーツマスクはズレにくさや呼吸のしやすさを重視している反面、一般的な布マスクに比べてフィルターとしての機能性は低め。特に本品のようなメッシュ生地の商品の多くは、擬似花粉が大量に通過してしまいました。通気性がよい反面、フィルター機能を重視する人には向かないといえます。