無理なく手軽に続けられるシステムが整った家計簿アプリ、Zaim。「シンプルで使いやすい」と評判はよいものの、本当に口コミどおりなのかと気になって、利用を迷っている人も多いのでは?
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
Zaimはしっかりと家計を管理できる無料アプリを探している人におすすめ。課金しなくても銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどあらゆる金融サービスを上限なしで連携でき、複数の口座をまとめて管理できます。マネーフォワード MEの連携数は4社までと限りがあったのに対し、何を登録するか厳選する必要がありません。
ほとんどの銀行・クレジットカードのほか、電子マネーやQRコード決済に幅広く対応。比較したなかでは対応しているアプリが少なかった、d払いやLINE Payとも連携できます。PayPayも直接連携はできないものの、チャージする口座やPayPayカードと連携すれば、実質的に取引の管理が可能です。
カテゴリのカスタマイズ・全期間の口座残高をグラフ化するといった一部機能は有料ですが、無料版で使える機能も多数。レシート読み取りやカテゴリ分け機能、カテゴリごとの出費や月ごとの推移がひと目でわかるグラフも搭載し、データダウンロード機能でアプリの終了や機種変更にも備えられます。
安全性にも徹底的に配慮。厳格な審査を通過した企業しか使えない暗号方式を採用し、ユーザー情報はアクセスに必要になる内容のみを、暗号化したうえで保存する仕組みです。「危険」との口コミもありますが、関東財務局へ電子決済等代行業者として登録し、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得しており、セキュリティはしっかりとしています。
無料機能・連携できる金融サービスの多さを思うと使い勝手がよく、「シンプルで使いやすい」との口コミどおりです。キャッシュレス決済が中心・普段使いの口座数が多いなど、さまざまなライフスタイルにフィットするので、家計簿アプリに興味がある人はぜひチェックしてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
Zaimは1,000万ダウンロードを誇る人気の家計簿アプリです。株式会社くふうAIスタジオが運営しており、無料版のほか、プレミアム版とWeb版も提供しています。
銀行・クレジットカードとの連携やレシート読取をはじめ、家計分析・バランス診断・固定費の見直し・家計の黒字化など、さまざまなサポート機能を搭載しているのが特徴です。
普段の支出管理から将来の資産形成まで、幅広くサポート。お金の管理が苦手な人や、海外旅行・マイホーム購入といった具体的な目標がある人は利用するとよいでしょう。
今回はZaimを含む人気の家計簿アプリを実際に利用して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
Zaimについて調べた結果、5つものメリットがあるとわかりました。1つずつ解説するので、利用を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね。
無料プランの使い勝手は非常に良好。銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの金融サービスを上限なく連携できます。
比較した各家計簿アプリと見比べると、マネーフォワード MEの連携数は4社まで、その他のほとんどのアプリも連携数に上限が。Zaimなら連携サービスを選ぶ必要がなく、口座数が多い人はとくに重宝します。
また、家計分析や予算・固定費を設定する機能も装備。収支に関するカテゴリのカスタマイズは有料ですが、もともとカテゴリが多いので無料版でも不自由はしないでしょう。
収支がグラフで見やすく表示され、お金の動きを直感的に把握できるのも魅力。現金で支払った場合は、レシート読み取り機能を使えば手入力で記録する手間を省けます。
<無料でできること>
無料でも金融サービスを上限なく連携できたのはZaimだけでした。多様なグラフ機能を用いながら家計分析ができたり、予算や固定費を設定できたりする機能もあるので、課金なしの無料プランで十分使いやすいといえます。
実際に撮影した結果、読み取り精度も高いとわかりました。レシートを4回撮影したところ、金額と品目名を正確に記録できた確立は平均76%。折り目やしわがあるレシートも、約81%の確率で読み取りに成功しました。
比較したなかには商品がカテゴリ分けされないアプリもあったなか、カテゴリごとの合計額が記録される点も便利。現金派の人も、食費・日用品にいくら使ったか簡単にメモできますよ。
さらに、長いレシートの読み取りや画像からレシートを読み取る機能も搭載。写真さえ撮っておけば、その場で捨ててしまっても問題ありません。読み取り機能の詳細な使い方は以下のとおりです。
<レシート入力機能の使い方>
なお、うまく読み取れない場合は、高画質で撮影することがポイント。設定方法は、下記を参考にしてくださいね。
収支管理に役立つ機能も豊富。何にいくら使ったかがわかるカテゴリ分け機能や、カテゴリごとの出費や月ごとの推移がひと目でわかるグラフ機能、アプリの終了や機種変更にも備えられるデータダウンロード機能などを搭載しています。
なお、クレジットカードの明細の自動カテゴライズ機能では、63項目中19項目が未分類に。しかし、ひとたび手動でカテゴリを設定すれば、2回目からは自動で振り分けられます。何回か利用することで手作業の手間を少なくできるでしょう。
見やすさを左右するグラフ表示は、月毎・年毎に収支を可視化でき、無駄な支出を見つけやすい印象。1年以上前のデータをダウンロードできる点もうれしいポイントです。
<収支管理のしやすさ>
厳格な審査を通過した企業のみが利用できる最高水準の暗号方式を利用し、アクセスに必要なログインID・パスワードといった情報のみ保存。銀行やクレジットカードにまつわる情報は暗号化され、通常のデータとは異なる場所で保管されていますよ。
関東財務局へ電子決済等代行業者として登録し、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得しているのもポイント。厳格な管理体制で、情報漏洩を防ぐ取り組みが充実しているといってよいでしょう。
住んでいる地域や世帯構成、家計簿の記録から、もらえる可能性がある給付金や手当・控除を割り出すわたしの給付金もプレミアムプランならではの機能です。
無料版でも基本機能は充実していますが、有料版にも興味があるなら無料お試しへ申し込みましょう。アプリ版は7日間・Web版なら30日間、プレミアムプランを体験できます。
レシートの読み取り機能 | |
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予算設定可能 | |
カテゴリのカスタマイズ可能 |
良い
気になる
PCでの利用 | |
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連携可能な主な金融機関 | 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行、イオン銀行 |
連携可能な主なクレジットカード | 楽天カード、JCBカード、イオンカード、セゾンカード、エポスカード、オリコカード、dカード、PayPayカード、JALカード、三井住友カード、ビューカード、NICOSカード、au PAYクレジットカード、ANAカード、アメリカン・エキスプレス・カード |
連携可能な主な電子マネー | nanaco、Suica(モバイル)、WAON、楽天Edy、PASMO、ICOCA、majica |
連携可能な主なQRコード決済 | LINE Pay、au PAY、d払い |
連携可能な主なポイント | Vポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンク、JRE POINT |
連携可能な主な証券口座 | SBI証券、野村證券、楽天証券、大和証券、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 |
主な有料機能 | 広告非表示、自動更新の頻度アップ、カテゴリ追加・編集 |
集計期間の切替可能 | |
デザイン変更可能 | |
手動入力機能 | |
銀行との連携方法 | API方式 |
2段階認証 | |
不正利用アラート機能 | |
パスコードロック機能 | |
自動連携できる決済方法 | クレジットカード、銀行、電子マネー、QRコード決済、ポイントカード |
各アプリをリサーチした結果、Zaimのほかにも魅力のあるサービスを見つけたのでご紹介します。
マネーフォワード MEは、カテゴリのカスタマイズが無料でできるほか、折り目やシワのあるレシートの読み取り精度の高さも際立っていました。
夫婦やカップルの家計管理に便利なアプリなら、OsidOriがおすすめ。1つのアプリで個人の家計簿と共有用の家計簿を作れるのが大きな特徴です。割り勘機能や支払った人を登録できる便利な機能も備わっているので、お金のやりとりがスムーズに行えます。
固定費や予算設定など、基本的な機能は課金せずとも多く備わっているので、気軽に試してみることができるでしょう。
さらに、カード連携した際の自動カテゴライズ機能は、未分類の数が非常に少なく、整合性も高め。面倒なカテゴリ分けの手間が省けるので、家計管理が楽になります。
Zaimの利用にあたって、よくある質問をご紹介します。
2024年9月29日をもって弥生(YAYOI SMART CONNECT)との連携を終了しましたが、Zaim自体が終了となったわけではありません。弥生との連携終了後も、 Zaimのアカウントは残り、引き続き利用可能です。
プレミアムの申し込みには、Web経由とApp Store・Google Play経由の2つの方法が。料金もやや異なりますので、確認してから申し込みましょう。
料金や申し込み方法は下記のとおりです。
なお、学割プランならプレミアム料金が1年間無料。下記の条件をみたしている人が対象です。
メールアドレスの認証もしくは Apple・Google アカウントとの連携で正式登録が済んでいれば、引き継ぎの操作は必要なし。機種変更後の端末にZaimアプリをインストールし、今までどおりログインすればOKです。
ログインできない理由はおもに2つ。Facebookを経由したログイン機能は2021年9月30日に終了しているため、利用していた人はZaim用のパスワードを発行しましょう。
もう1つの理由は、パスワードが間違っているからだと考えられます。以下のページにメールアドレスを入力し、新しいパスワードを発行しましょう。
プレミアムプランの退会方法は、支払い方法によって異なります。クレジットカード払いの場合は、ログイン後にご契約内容 にある「契約をキャンセル」をクリックしてください。
App StoreまたはGoogle Play経由で登録した人は、各ストアのサブスクリプションの解約手順に沿って手続きをしましょう。
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