



マルチに使用できると話題の卓上IHクッキングヒーター、COMFEE クッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1。「コンパクトで狭いキッチンでも使いやすい」と評判です。しかし「火力が弱い」など気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の卓上IHクッキングヒーターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、卓上IHクッキングヒーター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
| 定格消費電力 | 1,000W |
|---|---|
| 揚げ物対応 | |
| 調理機能 | 揚げ物機能 |
| 保温機能 |
COMFEE' クッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1は、コンパクトで使い勝手のよい商品を探している人におすすめです。消費電力は1000Wとやや控えめながら火力はパワフル。鍋に入った750mLの水がたった8分39秒で95℃に到達しました。比較した全商品の平均値より1分ほど早い結果です(※2024年9月時点)。比較した14000Wの商品に負けない火力で、「火力が弱い」という口コミを覆しました。
保温機能の温度が40℃・60℃・80℃の3種類から選べるのもメリット。低温から熱々まで好みや料理に合わせて設定できますよ。比較したうち、約3割の商品が保温機能に対応していないことをふまえると、かなり保温機能が充実しているのがわかります。オートメニューは揚げ物のみと少なめ。とはいえ、揚げ物モードは60~200℃の範囲で5段階の温度設定でき、串カツパーティで活躍するでしょう。
安全機能も充実。チェックした、空焚き防止機能・電源スイッチ自動オフ機能・鍋検知機能をすべて搭載していました。うっかりミスや誤操作時に自動で電源がオフになるので、初心者でも安全に使いやすい設計です。実測した稼働音は47.60dBと小さめで、「動作音平均55dB以下」という謳い文句どおり。食事中の会話の邪魔にもなりにくいでしょう。
リーズナブルな価格帯も注目したいポイント。ECサイトによっては5,000円以下で販売していました。比較したうち、5,000以下だったのは約1割と少数派。なかには20,000円近い高額商品もありました(※2024年9月時点)。本商品は火力が強く、保温機能や揚げ物機能もあり使い勝手も十分。それでいて低価格帯なので、はじめの1台としてもサブコンロとしてもぴったりです。ぜひチェックしてみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回ご紹介するクッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1は、「今」この瞬間を楽しむことをコンセプトにした家電ブランドCOMFEE'の商品。最大火力は1000Wで、用途に合わせて使える仕様です。使用中の音にも配慮されており、「動作音平均55dB以下」と謳っています。
トッププレートには、凸凹がないガラストップを採用。汚れてもサッと拭き取れるように工夫されています。効率的に熱を伝える高電熱プレートなので、省エネ効果も期待できるでしょう。操作方法はボタン式です。直感的に火力などを設定できるように、マイナス・プラスボタンが配置されています。
商品には1年間保証も付属。取り扱い説明書に沿った使用状況で故障や不具合があった際、保証規定に従い修理または交換をしてもらえます。
マイベストでは「加熱した食材がすぐに温まるのであっという間に食べ始められる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を8分以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「危険時に自動で電源がオフされるので事故が起きる危険性が低い」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「料理に適した温度設定が可能で、失敗する可能性が少なくなる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「コードが分解でき自立するので収納場所に困らない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「多少の稼動音はするが、会話をしている分には全く気にならない程度の大きさ」のものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を40dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「火加減を見ていなくても焦がす心配なく鍋やすき焼きを楽しめる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
人気の卓上IHクッキングヒーターを比較検証したところ、COMFEE' クッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1には6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
検証したすべての機能を備え、安全機能の豊富さは高評価を獲得。チェックした空焚き防止機能・電源スイッチ自動オフ機能・鍋検知機能をすべて搭載していました。2時間以上使用していると自動で電源がオフになるうえ、IH非対応の鍋を乗せても電源がつきません。空焚きなどの誤操作を防げ、初心者でも安全に使いやすい設計です。
調べた結果、比較したほとんどの商品も同様に3つすべての機能を搭載していました。しかし、一部に空焚き防止機能や鍋検知機能がないものも。やけどや火事のリスクを最小限に抑えたいなら本商品のように3つの安全機能がすべてそろった商品を選びましょう。
本商品には、ほかにも小物発熱防止電源オフ機能や鍋なし自動オフ機能がついています。スプーンなど小物がプレートに乗っている場合や、鍋をセットしていないときに電源が入らない仕様です。子どものいたずらやうっかりから起こる事故を防ぐのに役立ちますよ。
<搭載している安全機能>
750mLの水が95℃に到達するまでの時間は8分39秒と早め。比較した全商品の平均値より1分ほど早い結果でした(※2024年9月時点)。なかには、14分以上かかる商品もあったことをふまえても、こちらは食材をすぐに温められるといえます。「火力が弱い」という口コミとは異なり、火力は十分です。
比較した商品のうち、消費電力が1400W以上だと高火力で、素早く加熱できる傾向にありました。本商品はその傾向に反し、1000Wでありながら1400Wの商品に劣らない火力の強さを発揮。消費電力を節約したい人にとっても有力な選択肢といえるでしょう。
サイズは、幅28.5×奥行24.0×高さ5.0cmとコンパクト。横置・縦置き両方で自立するため、棚のすき間に立てかけて収納できます。比較した約7割の商品も立てかけられましたが(※2024年9月時点)、なかには自立できないものも。本商品は、省スペースに収納でき「コンパクトで、狭いキッチンでも使いやすい」という口コミにも頷けます。
簡単にコードが取り外せるのも利点。磁石で接続するマグネットプラグを採用しているため、着脱もスムーズです。比較したほとんどの商品も同様にコードと本体を分解して収納できましたが、こちらもコードが邪魔にならずスッキリと片づけられますよ。
実際に稼働音を2回測定したところ、使用中の音は47.60dBと控えめ。「動作音平均55dB以下」と謳うとおりでした。環境省によると、この数値は美術館の館内程度とされており、食事中に会話しても気にならないレベルです。
加えて、保温温度を40℃・60℃・80℃の3つから選べるのも注目したいところ。低温でゆっくりと温めたりグツグツと熱々にしたりと好みや料理に合わせられます。
オートメニューは揚げ物のみ。上位商品より調理モードが少なめですが、本商品の揚げ物モードでは160~200℃の範囲で5段階の温度設定ができるのがポイントです。煮込み・炊飯などで日常的に使いたいと考えている人はやや物足りなさを感じるものの、鍋・串カツパーティなどで使うなら十分満足できるでしょう。
リーズナブルな価格帯も見逃せません。ECサイトによっては5,000円以下で販売しているところがありました(※2024年9月時点)。比較したうち、5,000円以下だったのは、約1割と少数派。なかには20,000円近くなる高額な商品もあったことをふまえると、コスパが高くサブコンロとして購入したい人にもおすすめです。
COMFEE' クッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1を確認したところ、大きく気になる点はありませんでした。コンパクトサイズでありながら、パワフルな火力で素早く温められるのが魅力。リーズナブルな価格帯なので、コスパを重視している人にもおすすめです。
| 定格消費電力 | 1,000W |
|---|---|
| 揚げ物対応 | |
| 調理機能 | 揚げ物機能 |
| 保温機能 |
良い
気になる
| 幅 | 28.5cm |
|---|---|
| 奥行 | 24.0cm |
| 重量 | 1.7kg |
| 高さ | 5.0cm |
| タイマー機能 | |
| 電源コード長さ | 1.5m |
| 電源コード種類 | マグネットプラグ |
| スイッチの種類 | ボタン |
| チャイルドロックあり | |
| 使用可能な鍋の素材 | 鉄、鉄ほうろう、ステンレス、多層鋼鍋 |
| 使用可能な鍋の直径 | 12〜22cm、揚げ物:12〜18cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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COMFEE' クッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1はコスパに優れた一台ですが、オートメニューが少なめだったのが気がかり。ここでは、より日常使いしやすい商品をご紹介します。
コイズミのKIH-1405/Hは、さまざまな料理を手軽に作りたい人におすすめです。オートメニューが豊富なのが大きな魅力。カレー調理・揚げ物機能・煮込み機能を搭載し、幅広いメニューをほったらかし調理できますよ。比較した半数以上の商品が揚げ物機能のみだったことをふまえると、かなり充実しているといえるでしょう。
1400Wのハイパワーで火力も比較したなかでトップクラスの強さを誇ります。実際に鍋に入れた750mLの水を加熱すると、たった7分49秒で95℃になりました。比較したうち、8秒を切った商品はほかになく、圧倒する早さです(※2024年9月時点)。直火で加熱したときと変わらない火力で、食材をすぐに温められます。
空焚き防止・電源スイッチ自動オフ・鍋検知機能を搭載し、安全機能も充実。万が一のときに自動で電源が切れるため、誤操作による火災のリスクを抑えられます。本体の裏に指が引っかかる取っ手があるのも親切。持ち運びにも配慮された設計です。コードも着脱でき、縦置き収納できるので場所も選びません。
温度調整機能はないものの、自動調理が可能なオート機能が豊富で保温機能も完備。火加減の調整を任せられるのでほかの作業ができ、時短調理したい人にもおすすめです。稼働音も平均40.2dBと小さく、会話をしながらの食事にもぴったりでしょう。使用頻度が高い人は、ぜひチェックしてみてください。
COMFEE' クッキングヒーター IH式 CIC-10GKBLA1は、Amazonや楽天市場など大手ECサイトで購入できます。値段は取り扱い店舗によって異なりますが、執筆時点では4,000円台(※2024年9月時点)で購入できるところがありました。送料無料の店舗もあったので、お得に購入できるところを探してみてくださいね。
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