全国展開する100円均一ショップ「ダイソー」のお風呂の洗剤。「リーズナブルなのに、お風呂汚れが良く落ちる」「除菌もできてお得」と好評を集めているものの、「安かろう、悪かろう」というイメージを持つ人は多く、ネットでの口コミも少ないので購入を迷ってしまう人も多いですよね。
そこで今回は品質の真偽を確かめるべく、ダイソー お風呂の洗剤を実際に使って、洗浄力・泡の広がり・泡切れを検証レビューしました。あわせて上手な使い方のポイントも解説していますので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
ダイソー お風呂の洗剤を実際に使ってみた結果は、洗浄力が高く泡の広がり方やスプレーボトルの使い勝手も良いと高評価。100均モノでも品質の良い洗剤です。ただし泡切れの悪さが大きな減点ポイントとなりました。
すすぎに手間がかかる上に水を大量に必要とするため、家事の時短や節水向きではありません。コスパの良さを生かして、価格重視の家庭や毎日欠かさずお風呂掃除をしたい人、ひどい汚れをピンポイントで落としたいときに使うのがおすすめです。
本体価格が安い上にお風呂の小物にまで使えるので、引っ越し前や年度末の大掃除などたくさん洗剤を使いたいときにも最適。身近な100円ショップに置いてある気軽さで、うっかり洗剤を切らしてしまったときなどにもぜひどうぞ。
しかもこの商品、汚れを落としながら除菌もできる優れもの。気になるところにスプレーして5分放置するだけでOKです。汚れをエサに繁殖する雑菌は、困ったヌルヌルや嫌な悪臭のモト。洗浄しながら除菌をすれば、いつもお風呂場を気持ちよく使えます。
また、価格は安いものの日本製のしっかりした商品。100均商品とはいえ、あなどれませんよ。
いくら汚れ落ちが良くても、高額な洗剤を毎日大量に消費すると家計に支障が出てしまいます。その点、ダイソーなら300ml入りの泡スプレーボトルが約100円で手に入るので、たっぷり使っても負担がかかりません。頑固な汚れを落としたいときに遠慮なく使えて、家計に響かないのは嬉しいですね。
使用量の目安は1㎡あたり9回スプレー。大量に使っても費用負担が少ないので、たっぷりスプレーしましょう。また、泡で汚れを包んで落とすタイプなので、しっかり泡を吹き付けることでこびりついた汚れも落としやすくなりますよ。
「リーズナブルでも汚れ落ちが確か」「お値段以上の使い心地」と好評を得ているものの、ネットでの口コミが少ないのが困りもの。価格が安くても手を出しにくいと感じる人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にダイソー お風呂の洗剤を使って以下の3項目について検証してみました。
検証①:洗浄力
検証②:泡の広がり
検証③:泡切れ
まずは、洗浄力からチェックしていきましょう。汚れ落ちの良さは洗剤選びで最も重要な要素。洗浄力が強い商品のほうがお掃除がスムーズに進みます。この商品も実際の洗浄力が気になりますよね。
検証ではラードやシャンプー、硬水などを使ってお風呂場汚れを再現。疑似汚れをこびり付けたステンレスプレートに、商品を10回スプレーしてから10分間放置します。その後、水でサッと流し残った汚れを目視で確認しました。
100均ショップの洗剤は価格が安いぶん品質が劣るといったイメージがありましたが、プレートにこびり付いた疑似汚れはスプレーでかなり除去できました。
全体的に粉っぽさは残るものの、ステンレス本来のツルっとした質感や色味も一部確認。やや不鮮明ながらもステンレスの映り込みもあり、イメージを覆す確かな洗浄力が感じられました。
続いて、泡の広がりを検証していきましょう。お風呂は面積が広いため、1度のスプレーで広範囲に広がる商品のほうが作業がスムーズに進みます。理想的なのは横への広がりが良いものですが、ダイソーの商品はどうでしょうか?
泡が目立つように黒色のビニールに1回だけスプレーして、飛び散った範囲をメジャーで計測。おおよその泡の面積を算出して、泡の広がり方を評価しました。
スプレーしてみたところ、泡の広がる面積は217㎠で評点は3.1。横ではなく縦方向に広がっているのは残念ですが、細かい泡が広範囲に飛び散っています。
横にスライドするように動かせば、比較的少ない回数で浴槽全体に洗剤をスプレーできるでしょう。ボトルは液だれしにくく、トリガーはほど良い固さ。連続してスプレーしやすいので、手に感じる負担も少ないですよ。
検証の締めくくりは、泡切れの検証です。家事の時短や節水を考えると泡切れの良さは重要なので、しっかりチェックしておきましょう。
泡切れの検証では、30回プッシュして浴槽に洗剤を満遍なく行き渡らせてからそのまま5分間放置。その後シャワーを10周回しがけて排水し、最終的にどれぐらいの量の泡が残るかを目視で確認して評価をしました。
シャワーを流し終えたあとを確認してみると、排水口が見えないほど泡が溜まっていました。範囲もそれなりに広いので、もっとしっかり流さなければ掃除は終わりそうにありません。使う水の量が増えるため、節水派には向かない洗剤です。
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