自然な眉が描けると評判の「エスプリーク Wアイブロウ」。機能性に対する評価が高い一方、描きづらさやムラといった購入を躊躇ってしまうような悪い口コミも見受けられます。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、エスプリーク Wアイブロウを実際に使って、仕上がり・落ちにくさ・使用感を検証レビューしました!どんな商品か詳しく知りたい人や購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
汗や擦れに弱いことがマイナスですが、仕上がりの良さは満点。透明感があるため、自眉の毛流れを活かせるのは嬉しいポイントです。
筆の使い心地は評価が分かれたものの、慣れればナチュラルな眉が作れるはず。また1本3役になっているため、これまでリキッド・パウダー・ブラシをそれぞれ別々に使用していた人なら荷物を減らせて便利です。
仕上がり重視でこまめなメイク直しが許容できるのであれば、かなりコスパの良い商品。パウダーの発色や肌馴染みも自然で適度に色がのるので、眉の仕上がりにこだわりのある人は1度試してみてください。
1本のスティックに、リキッド・パウダー・ブラシが内蔵されています。それぞれのキャップを外せば使えるので、持ち手の長さもしっかりあります。
まずはブラシで眉の流れを整え、リキッドを使用して毛を描き足してラインを形成。最後にパウダーでふんわり仕上げます。リキッドは薄付きなので、失敗しにくいのも嬉しいところです。
パウダー用のチップはやわらかく先端が細いため、眉尻などの細かな部分にものせやすい設計。持ち手の長さと合わせて、使いやすさが考えられています。
粒子の細かい色素が薄い膜となり絶妙な透け感を演出するため、ベタ塗り感がありません。地肌がほどよく見え、自然な仕上がりが叶います。眉頭や肌と眉ラインの境目をパウダーでぼかせば、より自然です。
カラー展開は3種類。やや明るめのブラウンのBR301・自然なブラウンのBR300・自然なグレーのGY002から選べます。
「筆が細くやわらかすぎて描きにくい」という口コミがありました。このやわらかさを支持する声もあるのですが、ペンシルなどの硬めの描き心地に慣れていると違和感があるようです。個人的な感覚の差なのか、慣れが必要なレベルなのか検証によって確かめましょう。
「筆がやわらかすぎる」「パウダーが濃い」といった不満の声も上がっていましたが、実際のところは使ってみないことにはわかりません。使い方や個人的な感覚の違いなのか、商品特性によるものなのか検証によって明らかにしていきましょう。
今回は、エスプリーク WアイブロウのBR300を実際に使用して、以下の3項目を検証しました。
検証①:仕上がり
検証②:落ちにくさ
検証③:使用感
仕上がりの検証は、実際にメイクを施して確認します。商品を使ってモデルの眉を描くにあたり、ヘアメイクアップアーティスト・藤原李果さんにご協力いただきました。そのため、全38商品の検証結果にメイクの腕前による差は生まれません。
仕上がりをチェックする際に重視したポイントは、ナチュラルさと色味です。肌馴染みの良さ・立体感・太さに加え、マットまたはラメの自然さをチェック。色味は発色が良く肌馴染みが良いかも確認し、総合評価を5点満点で採点しました。
なお今回はパウダーアイブロウの検証ですが、本商品についてはリキッド部分についても評価しています。
太くもなく細くもなく、毛の流れも自然なラインが作れます。発色・肌馴染みともに良く満点を獲得。ふんわりとナチュラルな眉に仕上がります。
リキッドは細く描け、インクの出方も適量で使い心地は良好です。パウダーはややマットな質感になっており、リキッドとパウダーを重ねるとアッシュ系の色味に。口コミにあったようなムラもなく、色をしっかり重ねられます。
ただ今回使用した自然なブラウン・BR300は、パウダーがやや黄み寄りの色であるためイエベ向きかもしれません。
落ちにくさの検証では、実際の肌だとコンディションの違いで結果が異なってしまうため、人工皮革を使用しました。
人工皮革に眉を描き、馬油とぬるま湯を混ぜた疑似汗を1滴垂らしてから擦ります。擦るときも全38商品の検証条件を統一するため、ティッシュに分銅を載せて引くことで擦る圧力に差が出ないようにしました。
擦った結果、描いた眉に全く変化がなければ5点、以降落ち具合が増すごとに小数点単位で細かく採点します。
商品情報では「夜まで落ちない」ということでしたが、検証の結果は1.2点という芳しくない結果に。目を凝らせば描いた跡が見えるものの、ほとんどの色味もアウトラインも落ちてしまいました。
擦っても落ちない化粧膜を形成するリキッドに期待したものの、色味が濃く出るパウダーが落ちてしまえば写真のような見た目になってしまいます。夜までと言わず、こまめな化粧直しが必要になるでしょう。
最後の検証では、モニター5人が商品を手の甲や眉に塗って使用感を確認しました。注視するのは機能面です。この商品については、リキッドの筆・パウダーのチップの持ちやすさや使いやすさを見ています。
1人ずつ5点満点で採点し平均点を算出しました。仕上がりについては既に検証していますが、総合的な使用感の評価であるため、気になることがあれば評価に加えています。
平均点は2.7点ですが、評価は個人によってバラつきがあります。低評価の1点と2.5点が1人ずつ、中間となる3点が2人、高得点の4点が1人でした。
評価が大きく分かれたのは、口コミにもあったリキッドの筆のやわらかさ。しなやかで描きやすいという声が上がった一方で、やわらかすぎて筆先が暴れるという声も聞かれました。色が薄付きであるため失敗しにくいものの、筆の使い心地は好みが分かれるようです。
パウダーのチップの三角カットは、細くも太くものせやすく使いやすいとおおむね好評。極細ではないため細眉向きではありませんが、太眉にはぴったりです。全体としての持ちやすさは、重心が均一でないことが気になるという声があったものの、高評価が大半となりました。
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