アイライナーが人気の1DAY TATOOシリーズの商品「Kパレット ラスティングツーウェイアイブロウ リキッド」。リキッドとペンシルが両方ついていて、描き足しにも役立つ利便性が評判です。その一方で発色や耐久性に関する購入を躊躇ってしまうような口コミもあり、なかなか手に取れないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、Kパレット ラスティングツーウェイアイブロウ リキッドを実際に使って、仕上がり・落ちにくさ・使用感を検証レビューしました!購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
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Kパレットのラスティングツーウェイアイブロウ リキッドは、プロの評価とモニター5人の評価に大きな差が出たことから、使いこなせるかどうかで印象が全く異なる商品といえます。リキッドで丁寧に眉を描いてからパウダーの量に気を付けてふんわりぼかせば、綺麗に仕上げることができるでしょう。
ただ、自眉がしっかりしている人には適していません。パウダーを使用すると全体的に濃いめになってしまうため、眉が薄めの人や部分的に埋めたい人に向いています。
落ちやすいため化粧直しは必須。しかしお手頃価格の商品の中では仕上がりの満足度が高いので、1度試してみる価値はありますよ。
プチプラコスメの定番・1DAT TATOOシリーズの「Kパレット ラスティングツーウェイアイブロウ リキッド」。アイライナーは落ちにくいことで評判ですが、アイブロウにはどのような特徴があるのでしょうか。
ラスティングツーウェイアイブロウ リキッドは、リキッドとパウダーのデュアルタイプ。リキッドは眉毛を1本ずつ描くことができる細めの平筆の薄付き、パウダーはふんわりしながら密着度が高いものを採用しています。
リキッドとパウダーを併用することで立体的な眉が完成!丁寧に描けば、眉が薄い人や部分的に抜けがある人でも自眉のように自然な仕上がりにできると評判です。
プチプラコスメとして人気があり、比較的入手しやすいこちら。1度は使ったことがあるという人も多く、以前使ったけど合わなかった…という人もいるかもしれません。
しかし、こちらの商品は2019年1月にリニューアル!キープ剤を配合したことで落ちにくさが大幅にアップし、水・汗・皮脂に強いスーパーウォータープルーフに進化しました。さらに、パウダーのふんわり感や描き心地のなめらかさも向上しています。筆圧調整もしやすくなっているので、以前合わなかったという人も使ってみる価値ありですよ。
リキッド・パウダーともに、発色に関する批判的な口コミがありました。リキッドは失敗しにくいようにあえて薄付きになっているのですが、「薄すぎる」という声が。逆に、パウダーの方は濃すぎて浮いてしまうようです。
発色の濃淡や落ちやすさについて不満の声が上がっていますが、実際のところはどうなのでしょうか。商品情報ではメリットとして挙げられている部分でもあるため、客観的に検証する必要がありそうです。
そこで今回は、Kパレット ラスティングツーウェイアイブロウ リキッドを実際に使用して、以下の3項目で検証を行いました。
検証①:仕上がり
検証②:落ちにくさ
検証③:使用感
口コミで指摘されていた発色については、こちらの項目で検証します。仕上がりはメイクの腕によって差が出てしまうため、それを避けるために現役のヘアメイクアップアーティスト・藤原李果さんにご協力いただきました。
今回はナチュラルさと色味をメインに確認し、5点満点で採点します。ナチュラルさについては肌馴染みの良さはもちろんのこと、毛の流れ・立体感・マットまたはラメといった質感もチェック。色味は発色のよさと肌馴染みを評価します。
パウダーによって全体がふんわり、リキッドで眉尻はキリッとするため、バランスの良い仕上がりです。他の商品と比べるとパウダーの色味は濃いめ。しっかり肌に密着するため、使いやすいでしょう。
概ね高評価にも関わらず0.2点マイナスになってしまった理由は、自眉が生えそろっている人には向かないため。自眉にパウダーを重ねると、濃くなりすぎてしまう可能性があります。薄眉の人ならしっかり発色しながら、ふんわりとした立体感を演出できますよ。
この項目では、汗と擦れによって落ちてしまうかどうかを検証します。口コミにあった落ちやすさがどの程度なのか、確認しておきましょう。
実際の肌だとコンディションで違いが出るため、検証では人工皮革を採用。眉を描き、馬油とぬるま湯をまぜた疑似汗を1滴垂らしてからティッシュを敷きます。一定の圧力がかかるように分銅をのせてスライドさせ、擦れた跡をチェックしました。その結果を5点満点で評価し、小数点単位で細かく採点します。
落ちにくいシリーズとして人気がある1DAY TATOOの商品ですが、なんと1.2点という残念な結果に。
目を凝らせば描いた跡はわかるという程度で、色味もアウトラインもほとんど落ちています。ここまで落ちてしまうと、ウォータープルーフの効果が発揮されているのか疑問です。擦れには確実に弱そうなので、汗を拭いた後はメイク直しをした方が良いでしょう。
使用感は、まさに個人的な感覚でしか確かめようがありません。そこで、客観性を重視すべく5人のモニターがそれぞれ使用して5点満点で採点し、平均値を出すという方法を採用しました。自分でも購入したいレベルなら5点、もらっても不要というレベルなら1点としています。
仕上がりについては既に検証していることもあり、注視してもらったのは機能的な使いやすさです。こちらの商品はデュアルタイプということで、スティックの持ちやすさ・チップや筆の使いやすさがメインとなります。
5人のモニターの評価を平均したところ、2.8点という結果でした。リキッドの筆がやわらかく、筆圧に影響されやすいのが低評価になってしまった理由です。軽い力で描く分には問題ありませんが、少し力が入ると線が乱れ、先端のコントロールが難しくなります。
直線なら比較的描きやすいため、アーチを塗りつぶす使い方ではなく毛を1本1本描いていくのであれば問題ないでしょう。
パウダー用のチップについては粉がつきやすいという意見と、あまりつかなくてイライラしたという相反する意見が挙がりました。感覚の違いともいえますが、パウダーを使うときはムラにならないよう付き具合を確認することをおすすめします。
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