雑草を生えにくくする防草効果が期待できる、PYKES PEAK 人工芝。「天然の芝のような触り心地」と評判ですが、一方で「ゴザのような薄さ」「芝に見えない」など気になる口コミもあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の東レ・アムテックスや白崎コーポレーションなどの人工芝とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、人工芝選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
PYKES PEAKの人工芝は、防草できるリアルな人工芝がほしい人におすすめです。濃い緑のパイルに枯れ草色の芝がムラなく混ぜられており、商品を確認したモニターから見た目の自然さが好評でした。比較した単色パイルの商品は見た目が不自然になる傾向がありましたが、本商品は「本物か人工か見分けがつかない」との声が聞かれています。
「マットな質感で自然に見える」と、質感のナチュラルさも高評価です。比較したなかにはプラスチックならではのツヤ感が気になる商品があったのに対し、テカテカ感はかなり控えめ。口コミに反し人工感がないため、天然芝に近い商品がほしい人にぴったりでしょう。芝がぎっしり詰まっていて密度が高いため、芝が倒れる防ぎやすいですよ。
機能面が充実しており、紫外線からの劣化を防ぐUV加工や水を通す透水穴がついているのもうれしいポイント。また、比較したなかでは少なかった防草機能が備わっていて、防草シートなしで設置できるのも強みです。
パイルはやわらかく尖りのないC型で、気になるチクチク感もありません。モニターからは、「なでていたくなる」「天然芝に近い触り心地」との声が寄せられました。一方パイルの長さは38mmと十分ながら、口コミどおり薄さが気になりボリューム感は物足りず。クッション性はあと一歩でした。
とはいえ、自然な見た目と違和感のない手触りで、機能性も十分。手軽に庭に敷けるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そもそも人工芝とは、庭やベランダに敷くだけでおしゃれな空間を演出できるアイテム。水やりや芝刈りなど面倒な手入れは不要なうえ、1年中枯れずにきれいな見た目を維持できるのが魅力です。
今回は、アウトドアやスポーツ・フィットネス用品を中心に幅広い日用品を取り扱うPYKES PEAKから、人工芝をご紹介します。防草機能が一体となった商品で、別途防草シートがいらないため1回の施工で済むのが特徴。底面には無数の排水穴があり、雨が降っても水たまりができにくい仕様です。
表面の芝は天然芝に近づけるため、芝丈を1mm単位でばらつかせています。ストレートとウエーブの形を組み合わせることで、光が自然に反射すると謳われていますよ。
UV加工も施されており、色褪せにくいのも魅力のひとつ。引火しづらく、もしものときにも燃え広がりにくい素材を採用しています。
さらにFIFA公認工場で製造されており、以下の有害物質は未検出です。
広い場所への施工に向いているロールタイプで、置きたい場所に合わせてカットが可能です。ベランダや庭・室内など、場所を問わず設置できます。
今回の検証で使用したサイズは、芝丈 38mm・1×10m。重さは約19.89kgでした。なお、そのほかのサイズ展開と付属のU字ピンの本数は、以下のとおりです。
<芝丈 18mm>
<芝丈 38mm>
同シリーズには防草機能のないスタンダードタイプも販売されているので、ベランダなど雑草のない場所に敷きたい人はこちらもチェックしてみてください。
今回は、PYKES PEAKの人工芝を含む人工芝20商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、見た目のリアルさの検証です。
男女10人のモニターに色合い・質感・密度の自然さをチェックしてもらい、天然芝に近い商品かを調べました。
芝生の色合いの自然さはかなり優秀。10人のモニター全員からも好評で、「かなり本物の芝に近く、見た目だけでは本物か人工か見分けがつかない」「遠目で見ても近くで見ても自然」との声が多数あがりました。
濃い緑色のパイルだけでなく、枯れ草色の芝もムラなく混ぜられているのがポイントです。比較した単色パイルの商品は不自然な見た目になる傾向がありましたが、本商品は複数の色味を使用しているためナチュラルな仕上がりでした。
悪目立ちすることなく、庭に敷いても自然になじむでしょう。
<色合いの自然さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
質感も非常によく、こちらも10人のモニター全員から高評価。「マットな質感でビニールっぽさがない」との声が多く聞かれました。
比較したなかにはプラスチック独特のツヤが強い商品があったのに対し、テカテカ感がかなり抑えられているのも特徴的。口コミに反し人工感は控えめなので、天然芝に近い商品がほしい人にぴったりでしょう。
また、「芝が細くぎっしり詰まっている」「枯れ草色が混ざっているためか密度が高く見える」と、密度がありつつも自然な仕上がりが好評でした。
<質感の自然さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、触り心地のよさの検証です。
引き続き男女10人のモニター協力のもと、触ったり座ったりしたときの満足感をチェック。手触りやクッション性などを確認しました。
触り心地も、10人のモニター全員から好評です。パイルが細く柔らかく、「天然芝に近い手触り」と好意的な意見が多数寄せられました。
比較の結果、葉先がV型やI型のように尖っている商品はチクチク感が気になる傾向がありましたが、本商品は葉先が丸みを帯びたC型。実際に触ったモニターにチクチク感を覚えた人はいませんでした。
「汗をかいているとビニールっぽい感覚がある」との声も一部聞かれましたが、気になるほどではなく、刺激が苦手な人にも使いやすいでしょう。
<触り心地のよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方、「クッション性がある」と答えたモニターは10人中6人にとどまりました。
パイルの長さは38mmと十分ですが、ラグのようなふかふか感は感じられず。比較したなかではパイルが30mm以上のものはクッション性が高い傾向があったのに対し、口コミどおり薄さが気になりボリューム感はいまひとつでした。
人工芝の上でゆっくりとくつろぎたい人には、物足りないでしょう。
<クッション性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
芝の密度については、モニター10人中8人が「満足」と回答。下地が見えないほどぎっしりと詰まっており、ムラもみられませんでした。比較したなかでも高密度の商品は芝が倒れにく傾向があったため、耐久性を重視したい人にもおすすめです。
また、「パイルの流れとは逆向きに撫でると芝を起こしやすい」「芝の流れが複雑なので、パイルが寝にくい」との声も。芝が倒れてしまっても、起こしやすいでしょう。
<芝の密度についてのモニターコメント>
「触れた時の感触が変化に富んでいて密な感じがする」
「踏んだときも撫でたときも葉が詰まっていた。撫でたときはとくに地面に近いほうまで詰まっていて指がスッと通らないほどだった」
「触ったり踏んだりしても地面を感じず柔らかかったため、密度は高いと思った」
「足踏みをしても芝生の密度が濃くて、地面を感じることがなかった。密度はしっかりあったので貧相な感じはまったくなく、元気な成長を感じる芝生でよかった」
「芝をかき分けて見てもムラなくしっかり詰まっていて、高密度であることがわかる」
「触ったときに密度を感じるような芝のどっしり感が弱く、芝が詰まっている感触は弱い」
コメントは一部抜粋
その結果、水を通す透水穴がついているので、雨が降っても水たまりができにくい点がメリット。カビや汚れの発生も抑えられますよ。
また、比較したなかでも数点しかなかった防草機能つきで、防草シートなしで施工できるのも大きな魅力。雑草の繁殖を防ぎたい場所にもおすすめです。なお、詳細な機能は以下を参考にしてください。
UV加工がされていて、紫外線に強いのもうれしいポイント。日の当たる場所でも劣化しにくいので長く愛用できるでしょう。
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 38mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1m |
---|---|
長さ | 10m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
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PYKES PEAKの人工芝は、公式通販サイトまたはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。執筆時点の価格は、芝丈 38mm・1×10mで税込12,069円(公式サイト参照)でした。検証結果を参考に、検討してみてください。
続いては、人工芝の施工ポイントをご紹介します。
まずは、人工芝を敷いた際の凹凸を防ぐために、設置したい場所の雑草や大きな石を除去し、しっかりと整地します。コンクリートに敷きたい場合は、ほうきや掃除機で掃除しておきましょう。
防草機能がない場合は、雑草の繁殖を抑える防草シートを併用するのがおすすめ。設置場所に合わせてカットし、ピンや両面テープでしっかりと固定しましょう。両面テープで留める場合は、ゴムハンマーでたたいておくと剥がれにくくなりますよ。
人工芝を設置する際は、葉の向きが重要です。葉が流れている方向をそろえることで、より自然に仕上がりますよ。
また、人工芝が倒れてしまった場合は、ブラッシングするのがおすすめ。葉の流れとは逆向きにブラシをかけると、芝を起こすことができます。きれいな見た目を保つためにも定期的にブラッシングするとよいでしょう。
最後にクッション性が高いとモニターから好評だった商品をご紹介します。
東レ・アムテックスのスパックターフは、迷ったらまず検討してほしい一品です。天然芝と見間違えるようなリアルな見た目が特徴。ふんわりやわらかな手触りで、ほどよいクッション性も兼ね備えています。透水穴はもちろん静電気防止・防炎加工が施されているため、室内の使用にもぴったりですよ。
ふわふわターフ エクセレントは、パイルが40mmと長いのが特徴。芝はやわらかく手触りはふんわりしています。チクチク感がないので芝の上でくつろぎたい人にもぴったりです。つやが抑えられたナチュラルな色合いも魅力。UV・抗菌・静電気防止加工が施されており、機能面も充実しています。
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 35mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1.8m |
---|---|
長さ | 1m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
東レ スパックターフ MD-PEをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
設置タイプ | ロールタイプ |
---|---|
パイル長 | 40mm |
透水穴付き |
良い
気になる
幅 | 1m |
---|---|
長さ | 5m |
防草シート付き | |
遮熱加工 | |
防炎加工 | |
防カビ加工 | |
抗菌加工 | |
静電気防止加工 |
ふわふわターフ エクセレントをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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