ベンチレーターと呼ばれる特殊なパーツで高い通気性を謳うボンネルコイルマットレス、ムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2。国際規格であるISO9001を取得した工場で製造しているとあって、品質の高さも魅力です。「腰に負担がかかりにくい」と評判ですが、「横向き寝だと肩が痛くなる」「硬すぎて体が痛い」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のニトリやLOWYAなどのボンネルコイルマットレスとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ボンネルコイルマットレス選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
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目次
ムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2は、寝姿勢に気を使いたい人におすすめです。45±5kg・60±5kg・80±5kgと体型の異なるモニターで寝姿勢を比較したところ、体重に関係なくきれいな寝姿勢をキープ。比較した全商品と比べてもトップクラスの高評価を獲得しました。
仰向け寝・横向き寝のどちらでも高いフィット性で、80kg以上のモニターからも「横向きでも力が入っていなくて理想的な寝姿勢に近い」と好評。クッション性がしっかりあり、適度な硬さもあるので、タンスのゲン ボンネルコイルマットレスのように腰が沈んでしまうこともありませんでした。
寝心地も非常によく、キルティング加工された表面生地の肌触りも好印象。モニターからも「硬すぎず柔らかすぎず、全体的にフィットしてくれていて寝心地がよい」と前向きなコメントが目立ちました。さらに、掛布団をかけた状態で10分寝ても表面温度は30.5℃にとどまり、比較の平均である30.25℃とそれほど差がありませんでした。熱がこもりにくく、暑がりの人でも使いやすいでしょう。
一方で体圧分散力には欠け、45±5・60±5・80±5kg各3人のモニターに仰向けに寝てもらったときの数値は4.77・3.6・4.3と、いずれも平均約4.9・3.9・4.5を下回る結果に。部分的な負荷がかかりやすいので、腰痛や肩こりがある人には向かないかもしれません。
また、クッション性の高さが裏目に出てしまい、反発力があと一歩で寝返りには力が必要。寝返りをしたモニターからも「自分の力で転がる必要があり肩に負担がかかる感じ」と、いまひとつな評価。寝返りのしやすさ重視なら、ニトリ シングル ボンネルコイルマットレスGCのように適度な跳ね返りで寝返りをサポートしてくれる商品がおすすめです。
そもそもボンネルコイルマットレスとは、マットレスの基盤となるコイル同士が連結したマットレスをいいます。コイルが1つずつ独立しているポケットコイルマットレスに比べて硬めの寝心地が特徴です。
ムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2は、ムスタリング社というドイツのブランドが製造するボンネルコイルマットレス。先進的なデザインと優れた品質が魅力で、雑誌「anan」でも「カラダに良いもの認定」というカテゴリで取りあげられているほどです。
大きな特徴は、ベンチレーターという通気性の高い構造を採用していること。熱を効率よく逃がすことにより、夜中の蒸れを防ぐ工夫が施されています。ムスタリング社の製品は、国際的な規格ISO9001を取得した工場で生産されているので、品質もお墨つきです。
今回はムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2を含む、ボンネルコイルマットレス全8商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ほかの商品と比較検証した結果、ムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2には3つのメリットがあることがわかりました。
仰向け寝と横向き寝で大きな違いはなく、どちらも高いフィット感が高評価。80±5kgのモニターも「横向きでも力が入っていなくて理想的な寝姿勢に近い」と高い満足感を示していました。
バネは硬いですが、表面生地にしっかりと詰め物が入っているのでクッション性がしっかりあり、枕があればよりきれいな寝姿勢になりそうです。体への負担を軽減して、落ち着いた寝姿勢を保ちたい人にぜひ検討してほしい商品といえます。
コメントは一部抜粋
「硬すぎず柔らかすぎず、全体的にフィットしてくれていて寝心地がよい」というモニターコメントも。全体的にフィットする程度の柔らかさと体が沈み込まない硬さを両立し、体をしっかりと支えます。
コメントは一部抜粋
寝姿勢保持のしやすさや寝心地のよさに対して、2つのデメリットも。ここでは、ムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2のデメリットについてご紹介します。
また、80±5kgのモニターが寝ても5.3の体圧分散力を発揮したニトリのボンネルコイルマットレスやLOWYAのボンネルコイルマットレスに比べると、腰痛や肩こりを持つ人には不向きでしょう。
重さ45±5kg、60±5kg、80±5kgの3つの異なる体重グループのモニターが寝返りを試みた結果、コイルが硬く反発性が弱いので寝返りに力が必要でした。「硬いコイルなので、自分の力で転がる必要があり、肩に負担がかかる感じ」という声もあり、寝返りが多い人には向かないかもしれません。
コメントは一部抜粋
寝返りのしやすさなどが欠点のムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2。デメリットが気になる人は、以下の商品も検討してみてくださいね。
比較したLOWYA ボンネルコイルマットレスも体圧分散力が同程度だったので、ぜひこちらも候補に入れてみてくださいね。
ムスタリング ボンネルスプリング マットレス MR318A2は楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
シングル・セミダブル・ダブルからサイズ選べますが、それぞれ価格が異なるので注意してくださいね。
ボンネルコイルマットレスの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ボンネルスプリング マットレス以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
厚さ | 22cm |
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コイルの太さ | 2.5mm |
奥行 | 195cm |
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マットレスの硬さ | 不明 |
コイルの数 | 225個 |
詰め物素材 | 防ダニ抗菌防臭わた、ウレタンフォーム、不織布、フェルト |
ニトリ シングル ボンネルコイルマットレスGCの口コミ・評判は??実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
厚さ | 17cm |
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コイルの太さ | 2.1mm |
奥行 | 200cm |
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マットレスの硬さ | 硬め |
コイルの数 | 1平方メートルあたり166個 |
詰め物素材 | 中素材:ポリエステル/コンフォートフィリング:ポリウレタンフォーム |
IKEA ボンネルコイルマットレスの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
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