「グミは硬いほどうまい」ので、人気グミを全部冷やしてTier化してみた【冷凍編】
グミ。ドイツ発祥で、その名をドイツ語でゴムを意味する「Gummi」に由来するお菓子。おいしいですよね。
グミって硬ければ硬いほどおいしいんです。咀嚼が楽しいし、歯がリスクにさらされているというハラハラ感もいいですよね。
硬さを求めるがゆえにたどり着いたのが「グミを冷やす」という行為。そしてふと気になったのは、どのグミを冷やすとおいしいのか。もっというと、どのグミを凍らせるとおいしいのか。
マイベストのオーディオ担当の原が、今度はあらゆるグミをかき集めて冷凍!果たしてどのグミが冷凍に向いているのか!?お楽しみに!

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
こんにちは
みなさんこんにちは。原です。ガストから失礼します。食後のコーヒーおいしいね。
商品比較サービス「マイベスト」でオーディオ関連のコンテンツを担当しています。もともとはオーディオ専門店で働いていて、イヤホンやヘッドホンの販売に携わっていました。
最近はレコード収集にめちゃくちゃハマっていて、気づいたら出先でレコードを買っています。もうどうしたらいいかわかりません。僕の前にレコードを見せないでください。
グミを冷やしたい!!!!!!!
オーディオと本当にまったく関係ないのですが、僕はグミが好きです。はじめてグミを食べたのは小学生のころ。なんの気なしに食べたグミの食感や果汁感にはまり、それ以来学生時代から社会人に至るまで、ほぼ毎日食べています。とくにデスクワークになってからは、グミの食べ過ぎで10kg太るはめに。悲しいときもうれしいときも僕のそばにはグミがいました。
…という長ったらしい経緯があるのですが、前に書いた「グミは硬いほどうまい」ので、人気グミを全部冷やしてTier化してみた【冷蔵編】に経緯の詳細が載っているので省略します。そっち読んでください。すみません。
ちなみに後ろにいるのは僕が所属している部署の部長です。ヘラヘラしててごめんなさい。
おかえりなさいませ
あっおかえりなさい。
前回のコンテンツを読んでいただきありがとうございました。経緯はだいたいわかりましたでしょうか。まだ読んでない人はこちらから。
ざっくり説明すると、「硬いグミが好きな筆者が冷やしたらおいしいグミを決めてTier表を作る」という感じです。今回は、タイトルにもあるとおりその冷凍編です。
前回と集めたグミは同じです。一応紹介しておきます。
- meiji|ポイフル
- meiji|果汁グミ ぶどう
- Kanro|マロッシュ グレープソーダ味
- Kanro|ピュレグミ グレープ味
- Kanro|カンデミーナ スーパーベスト
- UHA味覚糖|コロロ 巨峰
- UHA味覚糖|忍者めし 巨峰
- UHA味覚糖|シゲキックス グレープ
- ブルボン|フェットチーネグミ イタリアングレープ味
- ブルボン|しゃりもにグミ グレープ味
- NOBEL|ペタグーグミ グレープ味
- NOBEL|シンサワーズ グレープ味
- NOBLE|キラふわグミ グレープ味
- Kabaya|TOUGH GUMMY グレーピーパンチ
- Kasugai|つぶグミPREMIUM 濃厚ぶどう
- HARIBO|ゴールドベア
全部で16種類。冷蔵・冷凍用に2袋ずつ買ったので、合計でグミを32袋買ったということです。大人買いっていいですね。
冷やして食べていこう
例の如くグミを冷やしていきましょう。今回は冷凍庫で5時間ほど冷やしていきます。
冷えた!!!!!!!!
冷えました。今回は冷凍なのでかなり冷たくなっています。
冷凍したところで見た目にそんなに変化は出ませんでした。若干霜が降りているぐらい。
冷蔵しようが冷凍しようがグミの見た目は変わらないことがわかりました。
食べます!!!!!!
今回も冷えたので、食べていきます。前回と同じですが、レギュレーションのおさらいです。
最高の商品を「硬いうえに弾力があり、噛めば噛むほど果汁感が溢れるおいしい商品」として以下の3項目に注目をして食べ比べを行いました。
硬さ:どれだけ硬いか。硬ければ硬いほどよい。
弾力:噛みごたえのある、グミらしいしっかりとした食感が楽しめるか。
果汁感:噛めば噛むほど果汁らしい味わいが楽しめるか。
各項目を1〜5点の満足度でスコア化し、合計15点で満足度の評価を行ったうえで、総合的な満足度を下記のTierに沿って評価しました。
- Tier 1:凍らせたほうがいい。凍らせられるなら。
- Tier 2:凍らすかどうか迷うなら凍らせたほうがいいかも。
- Tier 3:気が向いたら凍らせてもいいけど、あんまり凍らさなくてもいい。
- Tier 4:凍らせないほうがいいかも
それでは食べていきます!!!!!!ウス!!!!!!!
※評価は相変わらず完全なる原の好みです。ただのグミ好きの意見として参考にしてください。
念の為ため、Tierとは
改めての説明ですが、Tier(ティア)とは、ビデオゲーム文化から生まれた文化(らしい)で、ゲーム内のキャラや要素を有用性に基づいて主観的にランクづけしたものです。そう、ガチガチに主観の好みリストということですね。
この世にはありとあらゆるTier表があり、カードゲームやスポーツチーム、ドラえもんの映画のTier表なんかもありました。平和ですね。
Tier 4:凍らせないほうがいいかも
あんまりおすすめしません。
UHA味覚糖「シゲキックス グレープ」:カッチカチになる。果汁感が消えた酸っぱすぎるグミ
- 評価:Tier 4
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:1点(とても不満)
- 合計:8点
UHA味覚糖といえばこのグミを思い浮かべる人もいるであろうグミ、「シゲキックス」。独特の酸っぱい味わいで人気ですよね。
冷凍するとかなり硬くなるのと弾力と果汁感がほぼほぼ消えます。いや、もともと果汁感は少ないけど、味が酸味に支配され果汁のことを思い浮かべる隙はありません。怖い。
今までの思い出が硬さと酸味に支配されそうになるくらいにはなんともいえない味わいでした。やるにしても冷蔵に留めておきましょう。
シゲキックスのキャラクターといえばこれ。マジで誰なんだ、と思い調べてみるとちゃんと名前があるそうです。シゲモンかシゲーダっぽいのですが、そもそも色が違うのでよくわかりませんでした。詳しい方がいたら教えてください。
HARIBO「ゴールドベア」:凍らすとカッチカチのハードなクマに。最初の一口、味がしない
- 評価:Tier 4
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:1点(とても不満)
- 合計:8点
カラフルなクマの形をしたグミでお馴染み、HARIBO。味はスタンダードなゴールドベアをチョイスしています。
食べてみるとかなり硬く、ハードグミライクな食感。このグミ、冷凍すると噛んだと同時に一瞬味がしませんでした。急にすべての味蕾が弾け飛んだのかと錯覚しましたが、噛んでいくとじわじわと味がします。それでも薄い。
冷凍することで弾力も減り、硬さに全ツッパな食感に。これも冷蔵に留めておきましょう。
日本で流通しているHARIBOですが、製造国がドイツとハンガリーの2カ国だそうです。ドイツ産の方が硬いらしい。今回購入したHARIBOはハンガリー産でした。悔しい。
Tier 3:気が向いたら凍らせてもいいけど、あんまり凍らさなくてもいい。
気が向いたら、ね。
Kanro「マロッシュ グレープソーダ味」:元々の食感が消えかなりハードに。果汁と弾力は何処へ
- 評価:Tier 3
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:2点(不満)
- 合計:9点
Kanroのしずく型のグミ、マロッシュ。グレープではなく「グレープソーダ味」で、しゅわしゅわとした味が特徴的です。
冷凍することでかなり硬くなります。本当に硬い。それと引き換えに弾力と果汁感は減りました。噛んでいくうちに徐々に味はしますが、冷凍前にあったジュワッとした果汁感はそこまで感じませんでした。
硬さはしっかりハードグミに。元々の食感や味が好みの人にはそんなにおすすめできません。申し訳ございません。
公式サイトに、「マロハート」なるものの作り方が載っていました。冷凍すると硬くなりすぎるのでマロハートは作れません。申し訳ございません。
meiji「果汁グミ ぶどう」:果汁グミfeat.ハードグミ。売りの果汁感が控えめに
- 評価:Tier 3
- 硬さ:4点(満足)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:2点(不満)
- 合計:10点
お次は定番中の定番、果汁グミのぶどう味。っぱぶどう味よな。
冷凍することにより、しっかりハードな食感になりました。もともと柔らかめなので、結構ちょうどいい硬さになりました。弾力はグニグニとしています。
ただ、冷凍することで果汁グミらしい味わいが損なわれ、果汁感は控えめに。硬さを手に入れた代わりに、アイデンティティを少し失いました。悲しいね。
果汁グミといえば、味に合わせた果物の形をしています。ぶどう味はもちろんぶどうの形。工場に、いろいろな果物の形をした金型があると思うとかわいいですね。
ブルボン「フェットチーネグミ イタリアングレープ味」:凍らせても一応アルデンテ!ガッチリモニモニ食感がクセになる
- 評価:Tier 3
- 硬さ:4点(満足)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:2点(不満)
- 合計:9点
「アルデンテ」な食感を謳うグミ、フェットチーネグミ。あっパスタといえばイタリアだから、イタリアングレープってことか。
冷凍することにより、硬さと弾力が増し、ガッチリ、モニモニとした味わいに。食感はちゃんとハードグミです。
もともと味が濃いわけではないですが、もっと淡白な味わいに。冷蔵のしたときは味が濃くなったのに。やりすぎたのでしょうか。
パッケージ裏には「35℃以上になるとグミが溶けることがあります。」との表記が。夏場に車のダッシュボードに置いておくとべっちょべちょになるやつですね。ちなみに冷凍するとグミ同士がくっついて、それはそれでいやでした。
NOBEL「ペタグーグミ グレープ味」:噛むとポキっと折れる宇宙人。味が控えめに
- 評価:Tier 3
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:2点(不満)
- 合計:9点
宇宙人の形をしたグミ、ペタグーグミ。非常にかわいらしいグミです。
冷蔵の際もめちゃくちゃ硬くなりましたが、冷凍してみるとさらに硬くなりました。咀嚼しようとすると、棒つきのキャンディーのようにポキっと折れる自体に。はじめの一口はグミのそれではありません。
あいかわらず弾力はなく、果汁感も冷やす前と比べて減る印象。グミを求めている人が食べるものではないのかも。
噛んだ当時の写真がこれ。真っ二つに割れ、ぱっと見グミだとは思えません。本当にマジで硬いので、歯が弱い人は本当にマジでやめておきましょう。マジです。
NOBEL「キラふわグミ グレープ味」:ガッチガチのギラギラ輝くグミ。コーティングの味が前に出る
- 評価:Tier 3
- 硬さ:5点(満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:2点(不満)
- 合計:9点
色がゆめかわな星形のグミ、きらふわグミ。明るめの紫色で、はじめて見た時はちょっとびっくりしました。
冷凍することで、ガッチガチに硬くなりました。弾力がほぼなくなり、果汁感もそこまでありません。果汁の味というよりは、周りのコーティングの味が中心になります。
結構甘みが前に出るので、ストレートな砂糖の甘さが苦手な人にはおすすめできません。
メーカーのセールスポイントとは裏腹に、冷凍することで「ギラギラとひかるガチガチのグミ」になりました。悲しい。
ブルボン「しゃりもにグミ グレープ味」:凍らすことでハードになる巨大グミ。ほどよい酸味がいい感じ
- 評価:Tier 3
- 硬さ:4点(満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:3点(普通)
- 合計:9点
1つあたりのサイズが大きく食べ応えがしっかり目のしゃりもにグミ。腹持ちもいい感じです。
冷蔵では出なかった硬さが、冷凍することでしっかりと出ました。弾力はそこまでないですが、ハードグミらしい割としっかりとした硬さが楽しめます。
噛めば噛むほど味が広がる感じで、大きさも相まって食べ応えがちゃんとあるのがグッド。ほどよい酸味もいいですね。
パッケージの参考画像と比べると、金魚みたいな形をしています。しゃりもにグミは思ったより金魚の形をしていると覚えておきましょう。
meiji「ポイフル」:それなりにハードに!硬さと果汁感を手に入れたアソート代表
- 評価:Tier 3
- 硬さ:3点(普通)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:4点(満足)
- 合計:9点
おそらく多くの人が食べてきたであろうアソートグミ、ポイフル。ポイフルをポケットに入れてカサカサと音を立てて歩き回ったのはいい思い出です。
冷蔵したときはそこまで硬くなりませんでしたが、冷凍することでしっかりと硬さが出たうえ、味がまとまり果汁感が増しました。すごい。
弾力はそこまでありませんが、ハードグミに近い硬めの食感で好印象。ポイフルは冷凍がおすすめです。
この記事を執筆している時に何の気なしにポイフルを食べていたらハート型のポイフルが。ハートが出たらラッキーらしいです。嬉し〜
Tier 2:凍らすかどうか迷うなら凍らせたほうがいいかも。
迷うくらいならやってみよう。
Kanro「ピュレグミ グレープ味」:噛みごたえのあるハート型のグミ。ハードかつじわっと広がる果汁感
- 評価:Tier 2
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:2点(不満)
- 果汁感:3点(普通)
- 合計:10点
今やグミの定番、ピュレグミ。高校生の頃、原は毎日売店で買っていました。
冷凍することで、かなり硬めのハードグミぐらいの硬さに。噛みごたえはかなりしっかり。弾力はそこまでない印象です。果汁感に関しては、常温のときよりはじわっと味が濃くなりました。ただ、冷蔵のときのほうが味が濃かった。なんで?
もともとおいしいピュレグミがしっかりハードになってくれてうれしい。常温の場合、時間が経つとすぐ柔らかくなるので、冷凍は結構おすすめです。
いまのピュレグミって、味は同じでもパッケージの色が微妙に違うんですね。カラフルでかわいい。
UHA味覚糖「コロロ 巨峰」:弾力と果汁感あふれる冷やしコロロ。非常に美味です
- 評価:Tier 2
- 硬さ:2点(不満)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:5点(とても満足)
- 合計:10点
ぶどうの果実感をそのままグミにしてしまったすごいグミ、コロロ。もともとソフトグミなのでそこまで食べたことはありませんでした。
冷凍しましたが、冷蔵したときとそこまで変わらずでした。変わったところといえばひんやり感。冷たくておいしい。噛んだときに皮が割れて中のグミの果汁感がじわっと口に広がる感じと、冷やすことで増した弾力が絶妙で美味です。
冷凍でも冷蔵でもどっちでもいいですが、夏はぜひ冷やしコロロを。これで硬ければパーフェクトなんですけどね。
Kanro「カンデミーナ スーパーベスト」:かっっっっっっってえグミ。歯に注意
- 評価:Tier 2
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:3点(普通)
- 合計:11点
平べったく硬いグミでお馴染み、カンデミーナ。最近のグミかと思いきや2013年発売でした。人間でいうと小学6年生。早いね。
冷凍することで、かっっっっっっったくなります。マジで歯が欠けると思ったくらいには硬いです。噛んだときに「ポキッ」という音を立ててグミが割れるくらい。すごいぜ。
めちゃくちゃ硬いですが、噛み進めていくと弾力が出てきて、そこからじわじわとした果汁感。冷凍することで味が濃くなりました。不思議。マジで本当に硬いので、歯に自信がある人だけ凍らせてください。本当に危ない。
ポキっといったときの断面。ガラスみたいに鋭利で少し怖くなりました。グミとはいえない硬すぎる食感になるので要注意です。
Kabaya「TOUGH GUMMY グレーピーパンチ」:食べ応えしっかり!弾力が消え、真のハードグミへ
- 評価:Tier 2
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:3点(普通)
- 合計:11点
ほかのグミよりも容量が多くてついつい買っちゃうTOUGH GUMMY。食べ応えもあるので、小腹が空いたときにおすすめです。
冷凍することでグニグニとした弾力が消え、ガッチガチの硬いグミへと変貌を遂げました。限界を超えた。頑張って噛んでいくと果汁がじわじわと出てきて甘酸っぱいぶどう味が広がります。
TOUGH GUMMYの弾力感が好きな人はちょっとがっかりするかもしれませんが、硬いグミ好きならちょっとうれしくなるかも。そんな食感でした。
パッケージ裏にはこんな感じの注意書き。冷凍するとさらに凶悪になるので、マジで気をつけましょう。のどだけじゃなくて歯も。
Kasugai「つぶグミPREMIUM 濃厚ぶどう」:サイズからは想像できない食べ応え。味もおいしい
- 評価:Tier 2
- 硬さ:5点(普通)
- 弾力:2点(満足)
- 果汁感:4点(普通)
- 合計:11点
ぶどう味に絞ったプレミアムなつぶグミ。高級感漂うパッケージが特徴的です。
冷凍することで、かなり硬くなります。けっこう硬い。一瞬氷食べてるのかと錯覚するぐらいの硬さです。冷蔵のときに増した弾力は減りますが、かわりに果汁感が増して味が濃くなりました。硬さと濃い味。いいですね。
冷凍することで、サイズからは想像できない食べ応えと味わいが生まれました。結構アリです。おすすめです。
袋からザザッと出してみるとこんな感じ。ぱっと見あずきにしか見えない。これ潰したらおいしいあんこができそう。
Tier 1:凍らせたほうがいい。凍らせられるなら。
凍らすと何かが変わるはず。
UHA味覚糖「忍者めし 巨峰」:グミ史上最恐の硬さに。濃い〜ぶどう味がクセになる
- 評価:Tier 1
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:4点(満足)
- 合計:12点
カチカチの糖衣とジュワッとひろがる果汁感がおいしいグミ、忍者めし。独特の食感がクセになります。
冷蔵するとめっっっっちゃ硬くなりましたが、冷凍すると、めっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ硬くなりました。今回冷凍した中だと一番硬いです。マジ。
噛んだ瞬間にグミ自体が割れます。バキって。いやでもね、噛んでいくと糖衣に包まれた先にあるグニグニのグミと濃い〜ぶどう味がおいしいんですよ。歯が弱い人どころか、歯が丈夫な人もちょっと危ういですので、凍らせた時は慎重に。気をつけてね、マジで。
パッケージ裏には忍者からのメッセージ。ぶどうエキスが従来品の2倍らしいです。どおりでおいしいわけでござるね。
NOBEL「シンサワーズ グレープ味」:うますぎ!硬さと果汁感を兼ね備えたおいしい冷やしグミ
- 評価:Tier 1
- 硬さ:5点(とても満足)
- 弾力:3点(普通)
- 果汁感:4点(満足)
- 合計:12点
リニューアルされたサワーズグミ、その名もシンサワーズ。味全体を底上げし、数段おいしくなったらしいです。すご。
冷凍することで、さらに硬くなります。ただ、ハードグミのなかではそこまで硬くない部類なので、硬くなりすぎません。弾力は少し落ちますが、噛めば噛むほど広がる果汁感が非常においしい。凍らす前と比べると若干甘さが増したような気もしました。
硬さとうまさが共存したグミ。冷蔵でも冷凍でもおいしい納得の冷やしグミでした。
ぶどうが咀嚼しているパッケージのシンサワーズ。共食いってことですかね?ぶどうが見たら怖がるのかな。
まとめ:グミは凍らせると弾力が減る!Tier上位は歯に注意(マジ)
ということで、冷凍したらおいしいグミのTier表ができました。冷蔵のときと比べるとTier2〜4のなかで変動がありました。Tier1は変わらず。すごい。
冷凍してみてわかったのは、グミならではの弾力が減ってしまうこと。食感が結構変わってくるので、そもそも冷凍自体がグミに向いていないのかもしれません。一方で、コロロやポイフルといったソフトグミはほどよい硬さになるのでおすすめです。Tier2より上は基本ガチガチです。忍者めしはかなりヤバいです。
凍らせてみておいしかったのは、まずTier2のコロロ。これ、マジで発明かもしれません。やってる人絶対いるだろうけど。冷やしコロロ、硬くはないけど弾力と果汁感がサイコーです。あとは何といってもTier1のシンサワーズ。冷蔵編でもTier1でしたが、ガチっとした硬さと噛めば噛むほど出てくる酸っぱくて甘い果汁感がおいしい。マジでおすすめです。
圧倒的な硬さを試してみたい、硬いグミ過激派の人は試してみてください。僕も硬いグミ過激派として応援しています。ただ、歯だけは大事にしてください。
冷蔵したグミを16種類食べたあとに冷凍したグミを16種類食べたので、口の中が甘ったるくなってちょっと嫌になりました。嫌になったのでおだしの効いたうどんを食べました。おいしかったです。
さっきも見てもらったと思いますが、まだ見ていない人は冷やしグミの冷蔵編をぜひ。冷凍よりはまだライトでおすすめです。ほかにも料理研究家のさわけんさんが、63種類のグミを食べ比べるという狂気に満ちたコンテンツもあります。16種類は甘えでした。
ちなみに、普段の原はマイベストで音響系のコンテンツを制作しています。原が関わったコンテンツは以下のリンクから。ライブ用耳栓を検証したり、でかいサウンドバーを試したりしています。
それではまた。良き冷やしグミライフを。
(執筆/マイべマガジン編集部・原豪士)