「グミは硬いほどうまい」ので、人気グミを全部冷やしてTier化してみた【冷蔵編】

Tier（ティア）とは、ビデオゲーム文化から生まれた文化（らしい）で、ゲーム内のキャラや要素を有用性に基づいて主観的にランクづけしたものです。そう、ガチガチに主観の好みリストということですね。

あらゆるソシャゲ、カードゲームで作られていたり、調べてみると食べ物やブランド、航空会社のティアリストなんかもありました。すげえ。

作った人の専門性や性格が垣間見えてよいですよね。個人的はとてもよい文化だと思っています。全然異論は認めていくスタイルでやってるので、何かあったらXでもなんでもいいので連絡ください。待ってます。

1. 評価：Tier 4
1. 硬さ：1点（とても不満）
2. 弾力：2点（不満）
3. 果汁感：3点（普通）
4. 合計：6点

meijiの代表的なアソートグミ、ポイフル。長方形のパッケージに色とりどりのグミがたくさん入っていて非常にかわいらしいグミです。

冷やす前と比べて若干弾力が増した印象でした。噛みごたえはありますが、そこまで硬さは変わりません。噛めば噛むほど甘酸っぱい果汁がじわじわと広がる感じがおいしい。

もともと柔らかいのもありますが、そこまで硬くならず少し残念。弾力はそれなりに増すので、気になる人は試してもいいかもしれません。

個人的な思い出ですが、高校の頃は毎日ポイフルを食べていました。ポケットに入れておくとカラカラと音がするのが懐かしいですね。

人にあげるときについつい量が出がちですよね。でも返してとも言えないのでちょっと悲しくなります。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：3点（普通）
2. 弾力：2点（不満）
3. 果汁感：3点（普通）
4. 合計：8点

お次はKanroのマロッシュ。ホイップクリームのようなしずく型の形状をしたグミです。

元々もっちりとした柔らかめの食感ですが、冷やすことで硬さが増して食べごたえが増しました。冷やす前の食感よりもハードグミっぽくなり、甘みも増しています。

炭酸のようなシュワっとした味がおいしいグミです。炭酸のような爽やかさも増すので気が向いたら冷やしてみましょう。

パッケージの裏にはゆるいイラストとあるあるネタが書いてあります。気づけば完食しているのはめちゃくちゃわかる。怖い。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：2点（不満）
2. 弾力：2点（不満）
3. 果汁感：4点（満足）
4. 合計：8点

ブルボンのもちもちとした食感が特徴的なしゃりもにグミ。1つあたりのサイズが大きめで、しっかり咀嚼しないと飲み込めません。

もともと酸味が若干前に出てくるような味わいですが、冷やすことで果実らしい甘さが増した印象でした。冷やしてもそこまで硬くならず、弾力も若干落ちました。

噛めば噛むほど果実感が味わえます。常温に飽きたらぜひ冷やしてみましょう。

ポイフルと比べるとこんな感じ。ポイフルの5倍くらいはあります。しゃりもにグミの大きさはポイフルの5倍と覚えておきましょう。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：3点（普通）
2. 弾力：3点（普通）
3. 果汁感：3点（普通）
4. 合計：9点

コンビニ、スーパー、100均などなど、さまざまなお店で見かける果汁グミ。誰しも一度は食べたことがあるのではないでしょうか。

硬さ、弾力、果汁感のバランスがしっかり取れていました。冷やす前よりもハードさが増して、グニグニとした弾力も楽しめます。

冷やす前にあった口の中に果汁感がじわっと溢れる感じは少し失われますが、味にまとまりが出る印象に。いつもの果汁グミに弾力がほしい人におすすめです。

個人的な思い出ですが、はじめて食べたグミが果汁グミでした。チューイングキャンディやガムとは違う食感と溢れ出る果汁の感じに衝撃を受けたのを覚えています。

果汁グミは着色料を使わず、果汁が豊富に入っているグミ。やっぱ果汁グミだよな。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：5点（とても満足）
2. 弾力：2点（不満）
3. 果汁感：2点（不満）
4. 合計：9点

薄くて硬い食感が特徴的なペタグーグミ。コンビニでよく見かけるグミのひとつです。

もともと硬い食感が、冷やすことで異常に硬くなりました。噛んでいくとグニグニとした食感が楽しめます。一方で反発するような弾力はなく、ずっと硬い食感が続くような印象。噛んでいくと徐々に甘酸っぱさが広がる感じで、果汁感はそこまでありません。

異常に硬くなるので、歯が弱い人は本当にやめましょう。きっと後悔します。

宇宙人のような形をしているのが特徴的なペタグーグミ。味ごとに役割があるみたいで、グレープ味はリーダー格らしいです。あと3万光年先まで見える異常なまでの視力をもっています。怖すぎ。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：4点（満足）
2. 弾力：3点（普通）
3. 果汁感：2点（不満）
4. 合計：9点

NOBELから出ている、星型でかわいらしいキラふわグミ。キラキラとしたコーティングがグミ全体についています。

冷蔵した結果、コーティングのザリザリとした食感が増し、甘みが強くなりました。硬さや弾力は若干増しますが、果汁感はそこまで感じませんでした。

砂糖っぽい甘さが強くなるので、甘酸っぱさや果汁感をグミに求める人にはそこまでおすすめできません。

パッケージと比べ、実物のグミはかなり紫色です。思った異常に紫色でびっくりしましたが、味はわりと普通でした。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：5点（とても満足）
2. 弾力：3点（普通）
3. 果汁感：1点（とても不満）
4. 合計：9点

お次は、ドイツが生んだグミの祖、HARIBOです。今回はHARIBOの中でもスタンダードなゴールドベアをチョイスしました。

冷やすことで硬さや弾力は増しますが、味が薄くなりました。噛んでいくとだんだん味が出てくるのですが、それでも冷やす前と比べるとそこまで味がしませんでした。

1個あたりの大きさのわりには硬さと弾力がしっかりとあり、グニグニした食感が好きな人にはおすすめです。ただ、味の薄さだけは覚悟してください。

パッケージには真っ黄色のクマさんが「1922年生まれ」と発言している様子が描かれています。なんと100歳を超えているんですね。すごすぎ。

HARIBOのパッケージを開けたときのふわっと香る甘いにおいが、いかにも外国のお菓子っぽくて少しワクワクします。あと物量で攻めてくる系の雑貨屋ってこういう甘いにおいがしますよね。

1. 評価：Tier 3
1. 硬さ：5点（とても満足）
2. 弾力：2点（不満）
3. 果汁感：2点（不満）
4. 合計：9点

UHA味覚糖が誇る酸っぺえグミ、シゲキックス。なんと1992年発売。僕の先輩でしたか。

冷やすとかなり硬くなります。もともと硬いですが、咀嚼がつらいぐらいには硬くなります。あと酸っぱい。かなり酸っぱい。思わず顔をしかめる酸っぱさです。

果汁感や弾力はそこまでなく、噛み進めていくと周りの酸っぱいパウダーが取れ徐々に果汁がじわっと広がる程度。酸っぱさがこのグミのアイデンティティなので、そこに硬さを追加しなくてもいいかなと思いました。はい。

とはいえこの酸っぱさはクセになります。原は時々気分転換に買っています。

パッケージのデザインは、パリ五輪で追加された「ブレイキン」に出場していたShigekix（シゲキックス）選手が描いたもの。多才だし、同名のパッケージをデザインするなんて夢がありますね。

1. 評価：Tier 2
1. 硬さ：4点（満足）
2. 弾力：2点（不満）
3. 果汁感：4点（満足）
4. 合計：10点

甘酸っぱさが昔から人気のグミ、ピュレグミ。高校生がよく食べているイメージです。異論は認めます。

冷やすとグミに芯が生まれ、しっかりと硬さを楽しめます。冷やす前と同じく弾力はあまりありませんが、果汁感はしっかり感じられました。噛むとじわっと広がる感じがおいしい。

ハードグミライクな硬さとピュレグミらしい甘酸っぱさが非常にマッチしていておいしい仕上がりになりました。おすすめです。

意外と入っているでお馴染みの星形のピュレグミですが、今回は見つかりませんでした。悔しい。

1. 評価：Tier 2
1. 硬さ：5点（とても満足）
2. 弾力：3点（普通）
3. 果汁感：2点（不満）
4. 合計：10点

原が個人的に食べているのでお馴染み、カンデミーナ。今回はコンビニでよく見かけるスーパーベストというアソートを用意しました。

もともと結構硬いのですが、さらに硬くなります。本当に硬い。噛んでいくとグニグニとした弾力のある食感になり、そこからじわじわと広がる果汁感がいい感じです。

グミに硬さを求める人なら一度は冷やしてほしいグミ。本当に硬いので、歯が弱い人はやめておきましょう。

パッケージにはメキシコっぽい衣装を着た男性が描かれており、下部には「噛んでベストを尽くせ！」というメッセージ。情報量が多くて混乱しそうですが、食べるときはベストを尽くせるように頑張りましょう。

1. 評価：Tier 2
1. 硬さ：2点（不満）
2. 弾力：3点（普通）
3. 果汁感：5点（とても満足）
4. 合計：10点

ぶどうの皮とその中身をグミで再現してしまったすごいグミ、コロロ。食感のコントラストがけっこうリアルで、はじめて食べたときは感動しました。

もともと柔らかいので冷やしてもそこまで硬くはなりませんが、噛んだときにプチッと弾けるような弾力が増していて、そこから果汁がブワッと溢れる感じが非常に美味でした。冷やしたほうがおいしくなります。

硬さとは別ベクトルのよさですが、これはこれで非常によい体験でした。絶対に冷やしましょう。

パッケージの写真と比べると、若干しわしわというか小ぢんまりとしているコロロ。でもいいんです。おいしいので。

1. 評価：Tier 2
1. 硬さ：3点（普通）
2. 弾力：4点（満足）
3. 果汁感：3点（普通）
4. 合計：10点

細長いグミといえば！なやつ、フェットチーネグミ。ほかのぶどう味と異なり、イタリアングレープ味を謳っています。

もともと柔らかめのグミですが、冷やすことで芯がでてしっかりとした食べごたえが生まれました。もにもにとした弾力もあり、咀嚼が楽しいグミです。

このグミは冷やすことで味が濃くなった印象です。じわっと広がる感じからまっすぐぶどうが飛んでくるような感じ。おいしいです。ぜひ、冷やしてみてください。

パッケージに書いてある「アルデンテ」とは、パスタにおいて「歯ごたえが残る茹で上がり状態」の目安とされている表現のこと。言い得て妙な食感でした。

1. 評価：Tier 2
1. 硬さ：3点（普通）
2. 弾力：4点（満足）
3. 果汁感：3点（普通）
4. 合計：10点

アソートパックで有名なつぶグミですが、今回はぶどうに絞ったしかもプレミアムな商品。3種類のぶどう味が楽しめます。

ポイフルと似たような仕上がりかと思いきや、冷やすことでそれなりに硬くなるのと弾力が生まれました。果汁感はそこまで変わらないですが、小さなサイズのわりにはしっかりとした味わいがあります。

コーティングを噛んだあとのもにもにとしたグミらしい食感とじわっと広がるぶどう味がおいしい。夏場にこれが冷蔵庫で冷えてたらうれしいなあ。

パッケージ裏にはそれぞれの味の説明がわかりやすく載っています。個人的には「カベルネ・ソーヴィニヨン」が好きです。貴族の名前っぽくてかっこいい。

1. 評価：Tier 2
1. 硬さ：3点（普通）
2. 弾力：5点（とても満足）
3. 果汁感：3点（普通）
4. 合計：11点

むちむちの四角いグミでお馴染みのTOUGH GUMMY。1個あたりの質量が大きく、1袋たべるとそれなりにお腹にたまります。

もともと弾力はしっかりあるのですが、冷やすことでさらに弾力が増して硬さも出てきます。噛んでいくとじわじわと甘酸っぱいぶどう味が広がるのもおいしい。サワーパウダーと果汁がマッチしています。

そこまでガチガチに硬くはなりにくいので、冷やしても食べやすいのがうれしいポイント。硬さと弾力がしっかり共存しています。ぜひ冷やしてください。

TOUGH GUMMY グレーピーパンチには「グレープα」と「グレープβ」の2つの味が入っています。甘さと酸味どちらも味わえてお得。グレープ好きなら一度は食べていただきたいグミでした。

1. 評価：Tier 1
1. 硬さ：5点（とても満足）
2. 弾力：4点（満足）
3. 果汁感：4点（満足）
4. 合計：13点

カチカチの糖衣が特徴的な忍者めし。忍者の格好と刀を持ったビジネスパーソンが特徴的です。

めっっっっちゃ硬くなります。本当に。硬い糖衣を乗り越えた先ににはぐにぐにとした食感のグミとブワッと広がる酸っぱ甘いぶどうのフレーバーが。味にまとまりが出て味が濃くなった印象です。

もともとの硬さだと物足りない人や、歯を鍛えたい人にはうってつけ。かなりおいしくなるのでおすすめです。ただ、歯の弱い人は本当にやめておきましょう。歯医者さんに怒られるかも。

パッケージのビジネスパーソンは一体どんな会社に勤めているのでしょうか。この時代に刀を持っていて怒られないのでしょうか。謎は深まるばかりです。

1. 評価：Tier 1
1. 硬さ：5点（とても満足）
2. 弾力：4点（満足）
3. 果汁感：4点（満足）
4. 合計：13点

人気のハードグミであるサワーズグミのリニューアル商品であるシンサワーズ。庵野秀明監督は関係ありません。

しっかり硬くなり、弾力も増して、ジューシーな果汁も楽しめるという理想の冷やしグミでした。硬い層を噛んでいくと現れる酸っぱ甘いグミ。噛んだ瞬間に広がる果汁感。かなりおいしいです。

リニューアル前と比べると弾力やハードさが増してて、めちゃくちゃよいです。常温でもおいしいですが、冷やすともっとおいしい。ぜひ。

酸っぱめのパウダーの下には酸っぱうまいグミが入っていて、これがじわっとした果汁感を演出してくれます。これが本当においしい。開発者の方、ありがとう。