ニトリ?エアウィーヴ?敷布団の1.78倍も体圧を分散!「硬めなのにフィット感もある」高反発マットレスを睡眠こだわり派は絶対試してほしい
「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、"1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』。
のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にベストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。
朝起きたときのカラダの痛みや、なんとなく寝心地が気になるなんて人は多いのではないでしょうか。もしかしたらそれ、マットレスが原因かも!? そこで今回は「#カラダにいいもの」をテーマに、高反発マットレス19商品の比較検証で1位になった商品を紹介します。
「朝起きたときにカラダが痛くなりにくいものがほしい」「自分に合ったマットレスを知りたい」という人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年10月16日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
- おすすめスコア:★4.72 (1位/19商品中)
- 仰向けでの体への負担のかかりにくさ:★4.73
- 横向きでの体への負担のかかりにくさ:★4.80
- 仰向けでの寝心地のよさ:★4.78
- 横向きでの寝心地のよさ:★4.82
- 寝返りのしやすさ:★4.44
- 手入れのしやすさ:★4.38
「カラダが痛くなりにくいマットレスがほしい」「自分に合ったマットレスを見つけたい」。そんな願いをもつ人は多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめしたいのが、Koala Sleep Japanの「オリジナルコアラマットレス」(販売価格:69,900円)。カラダをしっかり支える硬めの寝心地が特徴のアイテムです。
硬いマットレスと聞くと「カラダが痛くなりそう……」と不安になる人もいるかもしれませんが、そこはご安心を。この商品は、「体への負担のかかりにくさ」が高評価。体圧分布センサー(体圧測定器)で検証した結果、仰向けでも横向きでも体圧をしっかり分散していることがわかっています。さらに体型を問わず負担を軽減できました。
多層構造で上層の硬さが120N(※)未満なのもポイント。上層がやわらかくカラダにフィットし、中〜下層が硬めで適度にサポートするため、「ちょうどよい硬さで、腰や背中にフィットして寝心地がよかった」とモニターから高評価でした。
N(ニュートン)。やわらかさを表す単位。数字が小さいほどやわらかいとされています。
厚さ21cmとしっかりあるので底つき感もゼロ。硬いマットレスが好みの人はもちろん、苦手な人にも試してほしい一品です。
さらに、120日間のトライアル期間もあるので、万が一自分に合わないと感じたときにも安心です。
Koala Sleep Japan「オリジナルコアラマットレス」が19商品中1位だった理由
マイベストでは「寝心地がよく仰向けや横向きでの体への負担がかかりにくいうえ、扱いやすさにも優れている商品」をベストな高反発マットレスと定義し、19商品を徹底比較。
使いやすさの重要な要素となる6つのポイント「仰向けでの体への負担のかかりにくさ」「横向きでの体への負担のかかりにくさ」「仰向けでの寝心地のよさ」「横向きでの寝心地のよさ」「寝返りのしやすさ」「手入れのしやすさ」を検証しました。
ではここからは、Koalaの「オリジナルコアラマットレス」がNo.1になったポイントを見ていきましょう。
- ポイント①: 実は「寝心地のよさ」と「体圧分散」を両立した商品って少ないんです
- ポイント②: 持ち運びはしにくいけど、カバーが全面開きで洗濯機OKだからメンテがラク!
ちなみに、詳しい検証方法やほかの商品の評価が気になる方は、以下の検証コンテンツも要チェックです。
ポイント①:実は「寝心地のよさ」と「体圧分散」を両立した商品って少ないんです
高反発マットレスを選ぶとき、多くの人が気にするのが「体への負担」です。
ところが、マイベストの検証で分かったのは、体圧をしっかり分散できて、さらに寝心地もよい商品は少ないということ。
そんななか特に優秀な結果を残したのが、多層構造かつ上層が120N未満のマットレスです。上層がやわらかくカラダにフィットして寝心地がよく、中〜下層が硬めで適度にサポートするため、敷布団に比べて平均で約1.7倍も体圧を分散できました。
一方、単層構造のものは150N以上の硬めが多く、「カラダが浮いている感じがした」「肩や骨盤に圧迫感を覚えた」という意見が続出。硬いだけでは快適な寝心地にはつながらないんです。
そして多層構造&上層120Nのマットレスで一番高評価だったのが「オリジナルコアラマットレス」。
仰向けでも横向きでも、どんな体型でも体圧を分散でき、さらにモニターからは「ちょうどよい硬さで、腰や背中にフィットして寝心地がよかった」と声があがるなど、寝心地のよさについても高評価でした。
また、検証では厚さが15cm以上になると底つき感がなく快適だということも明らかに。10cm以下の商品では仰向けでお尻、横向きで肩・お尻の横が床につく感覚がありました。しかし、コアラマットレスは厚さが21cm。底つき感は皆無で体格がよい人でも安心して使えます。
ポイント②:持ち運びはしにくいけど、カバーが全面開きで洗濯機OKだからメンテがラク!
毎日使うマットレスは、お手入れのしやすさも重要なポイントになります。
検証の結果、お手入れが簡単な商品の特徴はカバーのファスナーが全面開きまたはU字型であることでした。L字型は中材を出し入れしにくく、ストレスになります。
「オリジナルコアラマットレス」は全面開きなので着脱が簡単! さらに洗濯機で洗えるため、汗や皮脂で汚れても手軽にお手入れできます。
ただし、マットレス本体は約15.8kgと重いので、定期的に動かすのは大変。すのこベッドや除湿シートで湿気対策をしておくとよいでしょう。
また、この商品には120日間のトライアル期間があります。実際に寝て試さなければ、自分に合うかわからないのがマットレス。約4カ月実際に使用して寝心地を確かめられるので、ネット購入でも安心です。
三つ折りで収納しやすいのが、アイリスオーヤマの「アイリスプラザ 三つ折りマットレス」(販売価格:6,540円)。
厚さ10cm・1層構造で硬さが129Nですが、体圧分散の検証では、細め体型の人で敷布団の約2倍、普通・ふくよか体型でも1.7倍以上の負担を軽減できました。
高反発マットレスのなかでは珍しく、本体が丸洗い可能なのも魅力。
ただし、やわらかめで沈み込みやすく底つき感があるため、収納性や清潔さ重視の小柄な人なら候補になるでしょう。
まとめ「多層構造&上層やわらかめ」が快適な寝心地への近道です
「高反発=硬い=カラダが痛くなりそう」という先入観を持っている人もいるかもしれません。しかし、今回の検証でわかったのは、適切な構造のマットレスを選べば、硬くてもカラダへの負担を軽減しながら快適な寝心地が得られるということでした。
特に今回紹介したKoala Sleep Japan「オリジナルコアラマットレス」は19商品中で総合評価No.1。効果的に体圧を分散し、厚さ21cmで底つき感もなく、120日間のトライアル期間まであります。
ちなみに、タイトルの「敷布団の1.89倍も体圧を分散」というのは、「オリジナルコアラマットレス」とアイリスオーヤマ「 三つ折りマットレス」の、「仰向けでの体への負担のかかりにくさ」「横向きでの体への負担のかかりにくさ」を平均した数値です。
「寝起きのカラダの不快感をどうにしかしたい」「自分に合うマットレスがなかなか見つからない」という人は、この数値を実際に体感してみては。
「折りたたみタイプも気になる」「他の商品の評価も知りたい」という人は、19商品を比較した検証コンテンツも要チェックですよ。