YADEAの「特定小型原付 電動キックボード YDX3-JP」は、できるだけ出費を抑えて性能が良いものがほしいという人におすすめです。上位商品より5万円近くコストを抑えられるうえ(2025年2月時点)、走行のしやすさ以外はほとんど上位商品と変わりません。特例特定小型原付自転車なので、歩行走行モードを使えば歩道を走行できる点も魅力です。傾斜20%の坂を上る際のパワーは435Wと優秀。通常の坂道なら速度を落とさず上れるでしょう。走行のしやすさも良好で、エアタイヤで凸凹に強く、タイヤ径は実測で約9インチ(225mm)を記録。比較的走りやすい印象です。ただし、急旋回・急ハンドルの際にハンドルが大きく切れ込んでしまい、転倒しそうになる傾向があったため、運転時に注意しましょう。1回の充電で約30km走行できる設計で、1日に5km程度の走行であれば週に1回の充電で済むため、充電の手間を減らしたい人におすすめです。収納時のサイズは119×57.5×54cmで、電動キックボードとしては一般的な大きさ。ただし、重量は18.8kgとやや重いため、コンセントまでの道のりに段差がある場合には注意が必要です。パワフルで坂が上りやすく、必要十分な性能を備えているコスパのよい電動キックボードといえます。走行性能には多少の妥協が必要ですが、予算重視の人にはぴったりですよ。
FUGU INNOVATIONS JAPANの「Meister.F MF-EKRSA01RW-SB」は、平坦な道が多いエリアで乗るなら候補になる特例特定小型原付自転車。傾斜20%の坂を上る際のパワーは330Wで、坂道を上るパワーは不足気味でした。とはいえそれ以外の性能は良好で、坂道が少ない場所ならよいでしょう。タイヤ径が実測で約9インチ(225mm)と標準的な大きさで、ハンドリングもしやすい設計なので、比較的走行はしやすい印象。ただし、エアレスタイヤであるため凸凹道や段差が気になりやすく、疲れやすい点には注意が必要です。1充電あたりの走行距離が30kmと長く、通勤にも使いやすいのはメリット。たとえば平日に1日5km走行する場合、1週間に1回で済みます。重量は16.0kg、三辺合計の長さは222cmです。折りたためますが、コンパクトではなく、持ち運びや収納場所には配慮が必要です。また、検証とは別に使用してみるとほかの商品と比べて組み立てがやや面倒な点や、ウインカーを押しにくい点が気になりました。とはいえ、走行性能と1充電あたりの走行距離の長さは魅力なので、平坦な道を走るなら検討してもよいでしょう。
長谷川工業の「特定小型原付 電動キックボード KS6 PRO」は、電動キックボードがほしいすべての人におすすめです。特例特定小型原付自転車なので免許不要で乗れるうえ、歩道走行モードを使用すれば一部の歩道も走行可能。坂を上りやすいのが特徴で、検証では傾斜20%の坂を上る際のパワーは475Wを記録し、シェアリングサービスのLuupの電動キックボードよりパワフルでした。坂でもスイスイ進むでしょう。走行しやすいのもメリットです。エアタイヤであるため衝撃を吸収しやすく、凸凹道や小さな段差もスムーズに走れるのが魅力。タイヤ径も実測で約10インチ(250mm)と十分に大きく、デッキの幅も16cmと広いので安定した走りが期待できます。1充電あたりの走行距離もおすすめの目安である30kmを優に超し、60kmと長い点もメリット。日々の通勤から週末のお出かけまで、1回の充電でしっかりカバーできるでしょう。収納時のサイズは121×56×55cmと電動キックボードとしては一般的な大きさですが、重量が22.4kgと重い点には注意が必要です。充電時に家の中へ持ち運んだり、収納したりするには少し手間取る可能性があります。収納しやすいとはいえない重さですが、免許不要でパワフルに走れる電動キックボードで使用感もよいベストバイ。電動キックボード選びに迷ったらぜひ最初に検討してみてください。
Fkstyleの「電動キックボード」は、原動機付自転車のタイプ。ブレーキレバーが1つしかないため保安基準を満たしていない可能性があり、公道走行を考えている人には不向きです。また、型式認定を取得していることを示す型式認定シールが本体に貼られておらず、型式認定も取得していない可能性があります。坂を上りにくいのもネック。検証では傾斜20%の坂を上る際のパワーが260Wしかなく、坂では明確に速度の低下を感じるでしょう。エアレスタイヤかつタイヤ径が実測で約8インチ(200mm)と小さめなので、走行時の安定感にも欠ける印象です。1充電あたりの走行距離は25km。短距離移動であればよいものの、長い距離を遊びたい場合は物足りない可能性があります。唯一収納がしやすいのはメリットで、収納時の三辺合計は203cmとコンパクト。重量も13.2kgと軽く、コンセントの近くまで段差がある場合でも持ち運びもしやすいでしょう。とはいえ、公道走行を想定しているユーザーには向いていません。パワー不足や走行性能の低さも目立つため、ほかの商品も検討してみてください。