尾上製作所 ONOE イクシードBBQコンロ EX-650-HLは、火力のコントロールが簡単にできるバーベキューコンロを探す人におすすめです。比較したなかでも珍しい、5段階もの焼き網の高さ調節が可能。食材や炭の状態に合わせて火床との距離を変えられるので、食材を焦がしにくいでしょう。通気口つきで燃焼効率も悪くなく、火床が引き出せるため炭の補充も簡単ですよ。灰の捨てやすさも高評価。比較した多くの商品と同様に火床は取り外しができ、両側に取っ手もついています。本体ごと持ち運びが必要な商品と比べて、灰捨て場までの移動も苦労しにくいでしょう。ネジ要らずで組み立てられるのもメリット。折りたたみ式や置くだけ式ほど手軽とはいえないものの、ネジを締める必要がないため比較的スムーズに設営できます。脚の高さを3段階で調整できるので、好みや人数に合わせてハイ・ロースタイルどちらでも活躍するでしょう。一方で、ラック棚やごとく、串差し穴などの機能は非搭載。なくても問題なく使用できますが、必要があれば外付けのものを別で購入しなければなりません。収納ケースも付属していないため、パーツ類をまとめて仕舞えるケースを用意しておくと持ち運びの際に服や車内が汚れにくいですよ。とはいえ、比較したほとんどの商品で上記のような付加機能は備わっていなかったため、本品に限ったデメリットではありません。火を扱いやすく、灰の片づけや本体の組み立ても容易なので、初心者でも簡単にバーベキューを楽しめる1台といえます。ぜひ購入を検討してみてください。
LOGOS eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリート
ロゴス eco-logosave モダンクッキンググリル L・コンプリートは、アウトドアでさまざまな料理に挑戦したい人におすすめです。比較したほとんどの商品になかったごとくや串差し穴・串が付属しており、串焼き料理はもちろんダッチオーブンや土鍋、スキレットを使った料理も楽しめます。火床を上下させることで近火・遠火の切り替えもできるので、火力調節もしやすいでしょう。実際に使用してみると、火床が両側に引き出せるため炭の補充がスムーズに行えました。比較した半数近い商品が網を持ち上げて炭を追加する必要があったなか、直接網を触ってやけどをしたり手が汚れたりする心配もありません。通気口やロストルから多くの空気を取り込み、高い燃焼効率も期待できますよ。なお、近火にした際は火床が引き出せない点には留意してくださいね。火床は完全に取り外せるので、灰の片づけも簡単です。取っ手つきで、灰捨て場までの移動もスムーズ。付属の「BBQお掃除楽ちんカバー」を使えば、残炭ごと丸めて捨てられます。お手入れの手間をなるべく減らしたい人はカバーを数枚ストックで購入しておくとよいでしょう。収納ケースもついており、持ち運びの負担も少なめです。組み立ての手間もそれほどかかりません。折りたたみ式ほどサクッと設置はできないものの、本体に脚を差し込めばネジいらずで組み立てが完了します。脚部のアジャスターを地面の凹凸に合わせて引き出せるため、グラつかず安定した使い心地を得られるでしょう。脚の長さはハイ・ロースタイルに2段階で変更でき、好みやシーンを問わず活躍する1台です。総合的に見て、幅広い料理を楽しみやすく火の管理もしやすいアイテム。設置や片づけにもさほど時間はかからないので、初心者や小さな子どもがいるファミリーキャンプでも使いやすいでしょう。とはいえ上位には独自のファン機能で着火が速やかにできた商品や、焼き網の高さを細かく変えられた商品も。本品にない独自機能が気になる人はそちらもチェックしてみてくださいね。
カインズ バーベキューコンロ L BKL-8432BRは、ネジ不要で組み立てやすいのは魅力ですが、スムーズに調理したい人には物足りない商品です。脚の高さを2段階で調節でき好みのスタイルで楽しめるのはよいものの、それ以外に便利な機能はありません。比較したなかにはラック棚・トング置き場・串差し穴などを備えたものもありましたが、こちらは効率的に調理しやすいとはいえないでしょう。火の扱いやすさの評価も伸び悩みました。本体には風通しをよくする工夫が施されており、着火しやすいのはメリット。しかし、上位商品のように火床を引き出したり、焼き網の高さを調節したりできないため、炭の補充や火加減のコントロールがしにくいでしょう。「火力の調整がしづらい」との口コミにも頷けます。「後片づけしやすい」という口コミに反して、灰を片づけにくいのもネックです。比較した商品の約8割は火床だけを取り外して楽に処理できましたが、こちらは火床を取り外せないため本体ごと灰捨て場まで運ぶ必要があります。本体に取っ手がついているとはいえ、サイズが大きく6.0kgの重さがあり、持ち運びにくいと感じる人もいるでしょう。一方、組み立てやすいのは魅力。ネジが不要で脚を本体に差し込むだけと簡単です。比較した商品内には20個以上の部品を使用するものもあったなか、本品はパーツ数も15個と多くはありません。「簡単に組み立てられる」と謳うとおり、初心者でも直感的にセットできるでしょう。執筆時点の値段は税込4,480円(※公式サイト参照)。比較したなかではリーズナブルな価格帯ですが、調理中の火の管理から調理後の灰の片づけまでをスムーズに行えるとはいえず、バーベキュー初心者にはあまり向きません。より手軽に失敗なく楽しみたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
UNIFLAME UNIFLAME ユニセラTG-III ロング
ユニフレーム ユニセラTG-III ロングは、後片づけを簡単に済ませられる、卓上式をお探しの人におすすめです。比較したほかの商品には火床を本体から取り外せないものがあったのに対し、取り外し可能な灰受け皿つきで、使用後は灰をサッと捨てられました。重量は4.7kgと軽めなので、大きな炭が残って外せない場合は本体ごと灰捨て場まで持って行けますよ。組み立てのしやすさも優秀な評価を獲得。比較した多くの商品と同様に組み立てるタイプですが、ネジが不要な点がメリット。パーツ数は6個と比較した卓上モデルのなかでは多いものの、慣れればスムーズに作業できます。収納サイズは幅47×奥行16.5×厚さ8.5cmとコンパクトなので、扱いも楽でしょう。炭をのせる網(ロストル)があることに加えて、本体下部には独自のV字構造を採用し、風通しがよいのも見逃せない点。通気口もあり、効率よく空気を取り込めます。「火つけが簡単」との口コミどおり、楽に着火できるでしょう。焼き網の高さは、表裏を使い分けることで2段階に調節できるのも利点です。ただ、火床を引き出せない点は惜しいところ。炭の追加や移動の際には、都度焼き網を動かす必要があります。比較したほかの商品には、本体両サイドから火床を引き出せ、燃料を楽に追加できるものもありました。機能面も収納ケースが付属するのみと物足りず。脚の調節機能・トング置き場(フック)・串差し穴・ごとく・オーブン仕様などはありません。比較したなかにはごとく・串差し穴などを備え、さまざまな調理方法に対応したものも。卓上タイプで少人数でも使いやすい商品ですが、料理好きの人はほかのモデルにも注目してみてください。
Coleman Coleman クールスパイダープロ/L ファン
コールマン クールスパイダープロ/L ファンは、手軽にバーベキューを楽しみたい人におすすめ。実際に商品を使用したところ、比較したなかでも珍しいファン機能つきで、着火が簡単でした。さらに、焼き網の高さは3段階に変更可能。「火加減の調整がしやすい」との口コミどおり、初心者でも火力調整しやすいといえます。火床を取り外して炭を片づけられる点も魅力。比較した火床が取り外せないものと違って、炭を取り出す作業に手間取りません。また、本体・受け皿の両方に取っ手がついているため、炭捨て場までの移動も楽に行えます。脚を本体に差し込むだけと、組み立てが簡単な点も評価を伸ばしたポイント。「組み立てが簡単」との口コミどおり、直感的に作業できました。ネジを使わないため、工具を用意する必要がないのもうれしいですね。唯一惜しいのは、機能性があまり充実していないところ。脚の高さは2段階に調整できますが、比較したほかの商品で見られた収納ケースやトング置き場などは備わっていません。とはいえ、独自のファン機能をしていることで、メーカーが謳うとおりうちわ不要で火の管理ができるのは本品の強み。バーベキューを手軽に楽しみたい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
カワセ BUNDOK BBQグリル 蓋付 BD-472は、オーブン料理や燻製を楽しみたい人におすすめ。グリルでただ焼くだけでなく、フタを活用すればさまざまな料理に挑戦できます。比較したうち、オーブン調理に対応していた商品は約2割と少数派。ごとくや串差し穴はないとはいえ、クオリティの高い料理がつくれて一層盛り上げるでしょう。タイヤで本体を転がせるため、口コミに反して灰捨て場までの移動もスムーズです。ただし、火床の取り外しは難しく、灰を捨てる際に本体を持ち上げなければなりませんでした。力に自信がない人だと、後片付けに苦労しそうです。火力調節も手間がかかります。網の高さ調節機能がなく、火床も引き出せないため、炭を補充する際は網を持ち上げなければなりませんでした。着火はそこまで難しくなく、火床が広いため炭の移動も楽ちんですが、火加減を調節するために網を持ち上げるときは、やけどに注意が必要です。組み立ては、パーツ数が多い点がネックに。比較した同じ組み立て式の商品には、パーツ数が15程度のものが多かったなか、こちらはネジ締めがあるうえに46パーツとかなり多め。口コミにもあるとおり、組み立て方法も複雑でした。説明書をしっかり読んで作業しなければなりません。一度組み立てれば、そのまま保管できるとはいえ、収納スペースの確保が必要です。執筆時点で税込7,700円(公式サイト参照)と比較した商品のなかではリーズナブルですが、もっと扱いやすいものがほしい人は、ほかの商品を検討してみてください。