富士ホーロー バターケースは、モノが詰まった冷蔵庫でもニオイ移りさせたくない人におすすめ。密閉力の高いフタを使用しているとの謳い文句どおり、5日間キムチと一緒に冷蔵庫で保管しても、まったくニオイ移りしませんでした。比較した商品にはバターにキムチのニオイがつくものもあったなか、密封力はトップレベルです。保冷性に優れるホーロー素材で、200gのバターがぴったりと収まるサイズ。「バターが取り出しにくい」という口コミとは裏腹に、中で切って楽に取り出せました。比較した商品には、中が広いためにバターが動くものがあったなか、ほどよい大きさです。バルブを緩めるとフタが取れる構造のため、誤って開く心配はありません。「フタがずれにくく、持ち出しやすい」との口コミどおり、食卓へ持っていく場合にも便利ですよ。ホーロー製で生活感が出にくい点もメリットです。一方、手入れのしやすさは伸び悩む結果に。油分はお湯だけで落ち、角の汚れもスポンジでサッと落とせましたが、パッキンに入り込んだ汚れを洗うのに手間がかかります。手入れをできるだけ簡単に済ませたい人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
今回検証した野田琺瑯のバターケースは、自分好みにバターをカットできる使いやすさが魅力です。木製のフタはまな板として使えるため、余分な洗い物を出さずにバターを切れました。さらにそのままひっくり返せば、ケースに戻せるのも好印象です。またフタとケースの間はしっかり塞がれており、密封性にも優れています。実際に冷蔵庫でキムチと一緒に保管しても、においは移りませんでした。さらに溝のないシンプルなつくりで、手入れも簡単です。ケース四隅に付着させたバターはお湯だけで油分まで落ちており、軽くスポンジで擦るだけで洗えました。公式サイトでの販売価格は、税込3,080円です(執筆時点)。天然木のフタとホーロー製のケースによる、おしゃれな見た目もうれしいポイント。実用性・デザイン性どちらにもこだわりたい人は、ぜひお試しください。
曙産業 カットできちゃうバターケースは、軽くてしっかり密封できるものを探している人におすすめ。実際に5日間キムチと一緒に冷蔵庫へ保管しても、バターへニオイが移りませんでした。比較した商品には、バターからキムチ臭がするものもあったなか、ニオイをしっかり遮断。「フタに密封力がない」との口コミを払拭しました。樹脂製で152gと軽いため、使用後の手入れも楽ちん。ケースの角が丸みをおびており、すみずみまでしっかり洗えました。比較した同じ樹脂製のものには、ぬめりが残るものがあったのに対し、簡単に油を落とせる点も高評価です。しかし、バターの切り分けには少々コツがいります。カッターは強度に欠けるため、最後まで押し切る力が必要です。取り出すのは問題ないものの、バターが切れやすい温度を見極めるのが難しいと感じました。5gずつにカットできるのは便利ですが、扱い慣れるのに少し時間がかかるので、「思ったよりうまく切れない」との口コミにも頷けます。バターの切りわけやすさを重視する人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
曙産業 プレミアムカットできちゃうバターケースは、迷ったらまず選んでほしい商品です。比較したなかには包丁を使ってカットする必要がある商品が多くありましたが、バターカッター付きで簡単に切り出しができました。「切りにくい」という口コミとは異なり、切れ味も良好です。一切れ5gのサイズにカットできますよ。先端に切れ込みの入ったアルミナイフが付属するのも魅力。比較した商品には付属のナイフを使っても取り出しにくいものもあったなか、ナイフの切れ込みがバターを引っかけ、口コミどおりスムーズに取り出せました。ナイフはケース内に収まるので、収納場所に困りません。密封性が高いため、バターの新鮮さも保てます。口コミでは「密封性が弱い」とありましたが、冷蔵庫でキムチと一緒に5日間保存しても、キムチのにおいはまったくつきませんでした。手入れもしやすく、バターをケース内に塗って10分後に洗ったところ、お湯でサッと流すだけで油汚れを落とせました。比較したなかには、四隅が角ばっていて汚れが落ちにくいものもあったのに対し、角に丸みがあるのでスムーズに洗えます。使いやすく手入れも簡単なので、ぜひ購入してみてくださいね。
曙産業 すぐ切れるバターカットケース ST-3008は、硬いバターも待たずに切りたい人におすすめ。比較した商品には常温のバターしか切れないものもありましたが、冷蔵庫から出した直後のバターを付属のワイヤープレートで切ると、謳い文句どおりスッと刃が入りました。「思ったより力がいる」という口コミに反し、力はほとんどいりません。容器とフタはピタッと閉まり、密封性の高さも優秀。5日間キムチの近くで冷蔵保管しても、まったくバターにニオイが移りませんでした。容器内は90mm程度と深さがあり、なかのバターを取り出すのも簡単です。容器の形は、115×115mmの正方形。長方形のバターがそのまま入る幅140mm以上の商品に比べるとコンパクトです。冷蔵庫で幅を取らないのは魅力ですが、あらかじめ付属のミニスケッパーでバターを2等分する必要があります。人によっては、口コミどおり「半分に切るのが手間」と感じるでしょう。樹脂素材で作られているため、手入れも楽ちん。バターを塗った容器を実際に洗うと、軽くこすり洗いするだけでぬめりがスッキリ落ちました。四隅に丸みがあり、汚れも溜まりにくいですよ。総合的に見て大きな欠点がなく、口コミどおり、バターを切る手間を減らせる商品です。常温に戻す時間がわずらわしい人や、バターをコンパクトに保管したい人はぜひ試してみてください。
キントーのバターケースは、密閉性にこだわる人におすすめです。キムチと一緒に冷蔵庫に5日間保管したあとも、バターへのにおい移りはありませんでした。フタの裏にはパッキンがついていて周りの影響を受けにくく、ほかの食材を気にせず保管できますよ。また、200gのバターがぴったり収まるサイズ感で、ケース内でカットしやすいのも美点。冷蔵庫から出したあとも溶けにくく、バター同士も簡単にはがせました。お手入れについては、手洗いすると隅にぬめりが残りぎみです。家に食洗機がある人は、うまく活用するのがよいでしょう。白を基調とした清潔感あるデザインも大きな魅力。磁器製ではありますが、パッキン付きで開け閉めの音も気になりません。シンプルさ・おしゃれさを兼ね備えたものをお探しなら、ぜひ検討してみてくださいね。