ブラシの平野 洋服ブラシ 手植え羽子板型は、デリケートな衣類を手早くお手入れしたい人におすすめ。実際にウールに付着したホコリを何回で取れるか確認したところ、わずか4回できれいになりました。比較したほかの商品は9~12回ほどかかったものもあったのに対し、汚れの取りやすさはトップレベルです。やわらかく上質な馬毛をたっぷりと使っており、長めの毛で汚れを撫でるように取り除けます。デリケートなニットやウールに使ったあとに繊維の状態を確認すると、ほぼダメージはなし。生地が傷みにくく、口コミで「セーターにツヤが出る」と愛用している人がいるのにも頷ける結果となりました。ブラシは14cmとやや大きめで、コートやロングスカートといった大型衣類も楽にケアできます。重量は153gと重めですが、持ち手の厚みや幅がちょうどよく、持ちやすく感じました。天然木ならではの温かみがあり、手入れするたびに気分を上げてくれそうです。静電気除去や水洗い可といった機能はないものの、「高品質で、一生ものとして持ちたい」との口コミどおり、ブラッシングの快適さは申し分なし。ブラシ自体もきちんと手入れをすれば、長く愛用できるでしょう。良質なブラシを探している人は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
エス・ケイ・ワイの馬毛ブラシは、手軽にブラッシングしたい方にはおすすめです。本体がとても軽いため、力を入れなくてもブラッシングできるのが魅力。汚れもしっかり取れるので、簡単に洋服をきれいにできるでしょう。また、柄についている紐で収納しやすいのも嬉しいですね。一方、服にやさしいブラシをお探しの方には不向きです。実際に生地をブラッシングしてみると、多少の毛羽立ちや繊維の乱れが見られました。生地を傷つけてしまう可能性があるので、デリケートな服にも使用したいという方は、毛のやわらかいブラシの検討をおすすめします。
ikea BÄSTIS 粘着ローラーは、生地を傷めずホコリが取れて、シートもめくりやすいのが魅力。ウールやギャバジンなど4種類の生地のホコリを取ったところ、とくにニットと綿のホコリがよく取れました。比較したなかでは、起毛した化学繊維のついたブラシタイプがホコリをよく掻き出す傾向がありましたが、粘着タイプながら優れた結果です。毛羽立ちやすいニット生地の上で200回転がしたところ、生地を傷める心配も少ないということがわかりました。大切に着たい洋服のホコリ取りにもおすすめですよ。粘着シートのななめカットも、思わぬ方向に破れることなくめくれてストレスフリー。使いやすいという口コミにも納得でした。筒状の持ち手には指を置く窪みまでデザインされており、手へのフィット感も良好です。ただし、収納ケースは付属しないので、ほしい人は別途購入してくださいね。重さは65gと、据え置きタイプのなかでは比較的軽量です。比較した商品は70gを超えるのものが多かったなか、長時間使っても疲れにくいでしょう。税込99円(執筆時点・公式サイト参照)とお手頃な価格も魅力的。家で使うには便利な商品ですよ。外出時にも持ち歩きたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
ショージワークス 四角い馬毛の洋服ブラシ HQ−1は、衣類のダメージに配慮しながら汚れをできるだけ手早く取り除きたい人におすすめです。本体サイズは全長18.5cmと大きめで、一度に広範囲のブラシがけが可能。実際に使うと、ウール生地につけた0.2gの綿毛をわずか3回のブラッシングで取り除けました。比較した商品のなかでも、汚れの取りやすさに特に優れています。馬毛のなかでもキメ細かくて柔らかい白馬毛を使用し、ブラッシング後の生地にほぼダメージが見られなかったのも利点。比較した結果、豚毛よりも馬毛を使用した商品が高評価となる傾向があり、本品はそのなかでも生地にやさしいといえます。ウール・ニット問わず繊維が乱れなかったので、繊細な素材の衣服にも使いやすいでしょう。慣れれば取り回しやすく、使い勝手も高評価です。持ち方は、背面の取っ手を指ではさむようにすればOK。本体を包み込むように持つため、168gある重量も感じさせません。「ぴったり手に馴染む」という口コミは、この特徴的な持ち方によるものでしょう。毛が4cmと長く山形になっていることで、掃いている感覚が強い点も好評でした。静電気除去機能がなく、ブラシに汚れがつきやすいのはネック。持ち手の紐もないため、収納方法には工夫が必要です。とはいえ、生地にダメージをほとんど与えずに汚れをしっかり除去できるのは魅力。お気に入りの衣服を長く着続けたい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
無印良品 ブナ材洋服ブラシ 豚毛は、1,000円以下で購入できるリーズナブルな価格が魅力です。比較では5,000円以上のブラシが多く並ぶなか、本商品は執筆時点で税込790円(公式サイト参照)と非常に手頃。お試ししやすい価格帯のため、洋服ブラシ初心者にもよいでしょう。一方、「やさしく撫でるだけでお手入れできる」との謳い文句と異なり、ホコリの取れ具合はいまひとつ。実際にウールに疑似ホコリを付着させて5回ブラッシングすると、半分ほどしか取れませんでした。比較したなかには5回できれいにできた商品もあり、「毛玉がまったく取れない」との口コミにも頷けます。生地へのやさしさも低めの評価です。ウール生地とニット生地をブラッシングしてマイクロスコープで生地の状態を確認したところ、どちらにもダメージが見られました。ニットよりも丈夫なウールにも繊維の乱れが出たため、使用する素材を選ぶ必要がありそうです。使い勝手のよさもふるわず、コシのある豚毛が生地にひっかかり、なめらかなかけ心地とはいえない結果に。角ばった持ち手も握りにくく、うまく力を込められませんでした。重量が146gと比較したなかでは重ためだったうえ、静電気除去機能や水洗いに非対応だったのも気になるところです。先端に穴が空いており、手持ちの紐をつけて玄関やクローゼットの壁にかけて収納できるのは利点。価格も安く、サブのブラシを探している人によいでしょう。とはいえ使用感や仕上がりに妥協したくない人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
日本シール エチケットブラシ ポケット型 P37は、外出先で気になった洋服のホコリを取りたい人におすすめ。縦9.5×横6.8×厚み0.2cm・重さ11gと、軽量コンパクトなのが魅力です。比較した商品のなかでは、本品と同じ携帯タイプでも重量20gを超えるものがほとんどでした。ポーチやスーツのポケットにも入れられるくらい形状も薄く、スマートに持ち歩けますよ。Tシャツ・コート・セーター・スーツの4種類に使用したところ、口コミに反しどの生地でもきれいにホコリを取り除けました。とくにスーツのホコリがよく取れたので、ビジネスシーンにぴったりです。生地へのやさしさもまずまずで、ダメージを受けやすいセーターでも少し毛羽立つ程度でした。手のひらサイズですが、ブラシの面積が大きく、気になったホコリをサッと除去できます。持ち手がなくても、人差し指と中指を差し込んで使える仕様なので気軽に使えますよ。ただし、指を入れるスペースが狭いため、口コミにあるように手が大きい人は使いにくいかもしれません。携帯用としては優秀な商品ですが、ミラーや靴べら・ダストボックスなどの機能はありませんでした。携帯用・家用と使い分けたい人は、ほかの商品モチェックしてみてください。