岩谷産業の「カセットフー タフまるXG」は、持ち運び用の専用ケース付きで屋外での使用を想定したモデルです。シリーズのなかでも風や重量に強い設計が魅力で、アウトドアシーン向けの定番製品として知られています。圧力感知安全装置や容器誤装着防止機構など安全機能を豊富に搭載しており、屋外での調理中に不測の事態が起きた場合にも配慮された設計が特徴。つまみはスムーズに動かせて火加減や点火がしやすく、ボンベの着脱がワンタッチで行えるマグネット式であることもポイントです。一方、五徳にがたつきがあるうえ、高さが12.8cmと高めなので、自宅で鍋をする際には使いにくい印象。連続燃焼時間も1時間12分と長くはないので、長時間の調理には向かない可能性があります。また、五徳の取り外しに手間がかかり、汁受けの形状も山型ではないので手入れしにくさもネックです。耐荷重20kgでダッチオーブンなどの重たい鍋でも使用できます。屋外で使用しやすい風に強いタイプのカセットコンロを求めているなら候補に入る商品です。
岩谷産業の「カセットガスホットプレート 焼き上手さんβ CB-GHP」は、カセットガス式。直火の上に専用のプレートを置いて使用します。火力の強さで高評価を獲得。約1分半でプレートが200℃に温まりました。火力が強いものの煙がほとんど発生しない点も魅力です。手入れのしやすさも高評価に。プレートは水洗いが可能で裏面に細かな溝がないので、洗う手間がかからないのもメリットです。油はねもほとんどなく机の上の片づけが簡単に行えます。また、温度調節のしやすさでも高い評価を得ました。ダイヤルで温度を自由に調節できるので、好みの温度で調理ができます。弱火にすれば保温も可能なので、話しながら食事を楽しめるでしょう。評価を下げたことは熱ムラが激しい点。火がプレートに当たる部分は急激に温度があがるものの、外側は130℃前後までしかあがらず肉を焼くのに時間がかかります。
東邦金属工業の「ハンディガスレンジ」は、火力の強さや燃費のよさが魅力です。水温20℃の水1Lを火にかけたところ、沸騰するまでの時間はわずか4分40秒。強火での連続燃焼時間も1本のボンベで1時間32分と長時間持続しました。高火力なわりに燃費もよい商品がほしい人に向いています。汁受けは山型で本体に吹きこぼれた煮汁が入りにくく、手入れも簡単。ただ、五徳は1辺だけ形状が違い、そこに合わせて取りつけを行うので少し手間がかかります。圧力感知安全装置・容器装着安全機構といった基本の安全装置はすべて搭載されています。五徳の高さが合っておらず、鍋を置くとぐらつきを感じた点はネック。本体は10.1cmと高めなので、卓上調理の際は腰を上げて食材を取る必要があるかもしれません。火加減の目盛りは視覚的にわかりやすいタイプかつ、ボンベはマグネット式なので着脱が簡単です。安定感に欠けているため卓上調理には使いにくい印象ですが、高火力かつ高燃費。ぐらつきに注意しながら使いましょう。
Aladdin センゴクアラジン ポータブル ガス カセットコンロ kama-do(シングル)
Aladdin(アラジン)でおなじみの日本エー・アイ・シーの「ポータブル ガス カセットコンロ kama-do(シングル)」はコンパクトで、持ち運んで使用したい人にぴったり。おしゃれな見た目とポップなカラー展開も魅力で、デザイン重視の人にもおすすめです。汁受けは吹きこぼれた煮汁が入りにくい山型なので、お手入れも楽にできます。強火での連続燃焼時間は1時間18分と長く、1本のボンベで長く使える点も便利。一方、20℃の水1Lが沸騰するまでに6分22秒かかり、短時間で料理を仕上げたい人には火力が物足りないといえます。高さが15cmあり、テーブルで鍋をすると具材が取りにくい印象。また、容器装着安全機構や容器誤装着防止機構などの安全機能はついていないので、使用時は十分注意しましょう。卓上調理はしにくいものの、風よけのトップカバーや耐風性に優れたトルネードバーナーを採用しているため、風が吹いても火が消えにくいのは魅力。別売りで「極厚プレート」が販売されているため、アウトドアシーンでの焼肉や調理にも活躍するでしょう。
アイリスオーヤマの「カセットコンロ」は、インテリアになじみやすいスタイリッシュなものがほしい人におすすめです。デザインにこだわったマットカラーが特徴で、生活感を隠してインテリアになじむでしょう。最大出力は3.5kWで、火力も申し分ありません。20℃の水1Lを最大火力で加熱すると、わずか4分27秒で沸騰。高火力ながら燃費もよく、強火での連続燃焼時間は1時間12分と十分な長さでした。非常時でガス切れが怖いときでも使いやすいでしょう。本体の高さは7.3cmと低く、座ったまま鍋の調理がしやすいのもメリット。五徳は安定していてつまみはスムーズに回しやすいものの、レバーを点火位置に合わせると一気に炎が出て最初は驚く可能性も。また、火加減の目盛りには消火と点火しか記載がないので、目視で火加減を調節する必要があります。本体に煮汁が入りにくい山型の汁受けで、お手入れは簡単です。ただし、五徳をボンベのカバーの下に入れ込む必要があり、取りつけにくさを感じる点は惜しいところ。とはいえ五徳の扱いにくさが気にならないなら、十分便利に使えるおしゃれなカセットコンロといえます。
ニチネンの「マイコンロ・至」は、パワフルな火力が魅力です。20℃の水1Lを最大火力で加熱すると、沸騰まで4分54秒とスピーディ。強火での連続燃焼時間は1時間9分と火力があるわりには長く使えて、火力・連続燃焼時間は上位商品と大差ありませんでした。圧力感知安全装置をはじめとした重要な安全装置も備わっています。汁受けは山型で、吹きこぼれた煮汁が本体に入りにくいのが利点。一方、五徳がやや複雑な形状で、隙間に指が入りにくく拭き取りにくいのが気になりました。調理もしやすいとはいえません。つまみが固く動かしにくいので、点火時はカセットコンロが動いてしまう恐れがあります。本体が9.5cmと高めのつくりで、座ったままでは卓上で調理した食材が取りづらいのも難点。ボンベのセットにも力がいり、きちんとはまっているかが分かりづらい点も気になるところ。使用途中に交換するときは、本体が熱くなっているのでやけどに注意しましょう。火力は強い印象ですが、使いにくさが目立った本商品。ほかの商品を検討するのが無難といえます。
BRUNOの「カセットコンロミニ」は、災害時の灯りとして使うなら検討してもよいでしょう。強火での連続燃焼時間が1時間56分とトップクラスで、長時間使えるのがメリット。しかし、火力の強さの検証では沸騰するまで7分41秒とかなり時間がかかったので、火力重視の人には向きません。本体も11cmと高いつくりで、座ったままでは鍋料理の具材を取りにくいのがデメリット。五徳の安定性に欠け、鍋がぐらつきやすい点も気になります。また、点火しにくく一発でつかないこともありました。五徳が複雑な形状で隙間に手を入れにくく、手入れもしにくい印象。とはいえ、汁受けが山型で本体に煮汁が入りにくいのは利点です。火力の強さや使い勝手には不満が残るため、自宅で頻繁に卓上調理をする人には不向き。白色でかわいらしいデザインや収納に便利なコンパクトサイズは魅力なので、非常用として備えておくなら候補になるでしょう。
カインズ アイコンロ スリムは、短時間で調理できて長く楽しめる1台を探す人におすすめです。最大出力3.5kWの高火力で、検証では1Lの水を4分40秒で沸かせました。ハイパワーながら燃焼効率もよく、強火での連続燃焼時間は1時間14分と十分な長さ。比較した商品の多くは火力と燃焼効率が両立しませんでしたが、本商品はどちらのバランスもとれています。使い勝手も優秀です。メモリが視覚的にわかりやすく、火加減の調整も簡単。比較した一部商品のように五徳がぐらつくこともなく、つまみの動きもスムーズでした。ボンベは着脱しやすいマグネット式で、ボンベのつけ外しに手間取ることもありません。五徳はシンプルな形状で拭きやすく、取り外す際もスッと持ち上げるだけ。汁受けは山型なので、鍋から煮汁が吹き出てもバーナー部分に流れ込む心配がありません。比較したほかの商品と同様、圧力感知安全装置・容器装着安全機構・汁受け反転安全機構・容器後装着安全機構といった重要な安全装置も備えています。高さ9.5cmとやや高さがあるので、卓上で調理するときに腰を浮かせる必要がありそうなのはネック。とはいえ、火力・燃焼効率・手入れのしやすさは申し分ありません。おうちで鍋パーティーを楽しみたい人、非常用として備えておきたい人、どちらにもおすすめできる1台です。ぜひ検討してくださいね。<おすすめな人>火力が強くて燃費もよいカセットコンロを求める人火加減が調節しやすく、スムーズに点火できるものがよい人手入れしやすいものがよい人<おすすめできない人>とくになし
バルミューダ Table Stove KGS01JP-BKは、ガスの持ちがよいカセットコンロをお探しの人におすすめです。実際に最大火力で使用したところ、1時間38分も連続で燃焼し続けられました。比較した全商品の平均である1時間16分(※2025年1月時点)を大きく上回っており、調理中にガスボンベを交換する手間を減らせます。最大出力は3.1kWとパワフルで、火力の強さも十分です。実際に1Lの水が沸騰するまでの時間は4分37秒と、比較した全商品の平均5分6秒(※2025年1月時点)よりスピーディでした。つまみは動きがスムーズなうえにに強火・弱火の部分に目印が記載されているため、火力の調節も簡単ですよ。本体の高さが7.3cmと低めの設計で、座ったまま鍋から具材を取り出しやすいのも利点です。五徳には安定感があり、ぐらつきも気になりません。直径30cmと大きな鍋まで対応しているため、大人数での鍋パーティーにも重宝します。ボンベの着脱部分はマグネット式なので、交換作業にも手こずりませんでした。手入れにも手間はかかりません。五徳は持ち上げるだけで取り外せるかつシンプルな形状のため、細部まで楽に洗えました。中央部の汁受けは山型をしており、鍋から吹きこぼれた煮汁が本体内部に入り込むのを防げます。清潔を使い続けやすいのはうれしいですね。バルミューダらしいスタイリッシュな見た目も魅力です。デザインにこだわる人にも向いています。ECサイトでの販売価格は20,000円弱と比較した商品のなかでもかなり高価(※2025年1月時点)ですが、高火力で使い勝手がよいので、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめの人>高火力で長く使えるカセットコンロがほしい人デザインにこだわりたい人大きめな鍋を使って調理したい人<おすすめできない人>コストをあまりかけたくない人
ニトリ 薄型カセットコンロ VA-35Mは、卓上調理をゆっくり楽しみたい人におすすめです。最大出力は3.5kWと高火力。実際に水1が沸騰するまでの時間を調べると、比較した全商品の平均は約5分(※2024年9月時点)だったのに対し、4分39秒とスピーディでした。最大火力時の連続燃焼時間も1時間9分と長めなため、ボンベの交換頻度も少なく済みますよ。本体の高さが8cmと低めなつくりなのも魅力です。比較した商品内では高さが10cm近いと鍋の具材を取り出すのに腰を浮かす必要がありましたが、本品は座ったままでも鍋の中を確認できます。五徳には安定感があり、鍋を置いた際にもグラつきませんでした。点火つまみは動きに引っかかりがなく、簡単に火をつけられます。点火つまみの側には火力調整の目盛りがイラストで描かれており、迷わず火加減の調節ができました。ボンベの過度な温度上昇を防ぐ圧力感知装置など重要な安全機能もしっかり搭載されていたため、正しい使い方をすれば事故の心配は少ないでしょう。手入れにも手こずりませんでした。五徳は持ち上げれば取り外せるうえに、シンプルな形状で楽に拭き掃除できます。バーナーまわりの汁受けが山型のため、本体内部に煮汁が入り込みにくく、きれいな状態を保ちやすいのも利点です。五徳には向きがあるため装着時に確認は必要ですが、手間に感じるほどではないですよ。公式サイトでの販売価格が3,490円(※2024年9月時点)とリーズナブルなのも魅力。比較した商品内でも手を出しやすい価格帯といえます。高火力ですばやく調理できるので、卓上調理をよくする人はこの機会に購入を検討してみてください。<おすすめの人>鍋など卓上調理を楽しみたい人ボンベの交換頻度を減らしたい人<おすすめできない人>特になし