山田化学 ボヌール スクエア3Lは、おしゃれさを重視して選びたい人におすすめです。ホーロー鍋をモチーフにしたデザインが目をひき、ランチタイムを華やかに彩ってくれるでしょう。色水を入れた状態で斜めにするとポタポタ垂れたものの、傾けた状態で激しく動かさなければとくに問題ありません。比較したほかの商品のなかには、傾けるだけでフタが開いてしまうものもあったので、密閉性はまずまずといえます。仕切りがなく大きなおかずは詰めにくく感じますが、単品のおかずや小ぶりなおかずを入れるのであればすっきり仕上がりそうです。カレーの汚れがサッと落ち、色移りも気になりませんでした。四隅にぬめりが残りやすいものの、浅くてつくりがシンプルなため、きちんとこすれば短時間できれいになります。しかし、1回洗いではカレーのにおいが落ちないのは惜しいところ。2回洗うとにおいが消えたので、香りが強い食材を入れるときは繰り返し洗いましょう。パッキンがやや取り外しにくいのも気になりますが、それ以外に大きな欠点はないため、ぜひ検討してみてくださいね。
山田化学 GLIT&BRILLIAシリーズ 2段ランチボックスは、低価格で使い勝手のよい弁当箱を探しの人におすすめです。キャンドゥなどの100円ショップで販売されていて、専用の箸やランチベルトも購入できます。シリーズで揃えると、弁当箱の中に箸も収納できて使いやすいですよ。また、電子レンジで温められるのも魅力です。ほどよい深さと大きさで、モニターからは盛り付けがしやすいと好評でした。パッキンのないタイプですが、密閉性も高く多少の振動では液漏れしません。カレーを入れて長時間放置しても、1回洗うだけ色移りもにおいもスッキリ。シンプルな形状なので、洗い物も楽になるでしょう。ただし、油のぬめりは1回洗うだけだと落ちません。複数回擦り洗いして、ぬめりがなくなったか確認する必要があります。2段を1つにまとめられるのはもちろん、サイズもコンパクトなので、持ち運びにも便利です。
サブヒロモリ わだん わっぱ一段弁当は、汁漏れを気にせず持ち運びたい人におすすめ。実際に水が入った容器にフタをするとシュッと空気が抜ける音がして、振動を与えたり傾けたりしてもまったく漏れませんでした。比較した商品には汁気の多いおかずを入れるのが心配な商品もあったなか、非常に高い密閉性を備えています。使用後のお手入れも簡単。カレーライスが入っていた弁当箱をスポンジでこすり洗いしたところ、ぬめりや汚れはきれいに落ちました。一度洗いでカレーの色・においもほぼ残りません。比較したなかには二度洗いが必要な商品もありましたが、口コミどおりの洗いやすさを実感できました。容量は700mLと大きく、深さは6.1cmあります。盛りつけるときは仕切りでご飯とおかずのスペースが決められ、大きなおかずも難なく入りました。ご飯をたくさんよそっても余裕があるため、口コミのようにのっけ弁当を作るのもよいでしょう。しかし、「深すぎておかずが貧相に見える」という口コミがあるように、小ぶりのおかずを入れると隙間ができます。比較した商品にはさまざまおかずをバランスよく盛りつけられるものもあったのに対し、少々詰め方に迷いそうです。とはいえ、幅広い年代になじみやすい、曲げわっぱ風のデザインも魅力。忙しい朝にサッと詰められる弁当箱がほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
工房アイザワ 角型ランチボックス 中は、色移りを気にせず使いたい人や、ステンレス製にこだわる人におすすめです。容器にカレーをつけて6時間後に洗ったところ、色移りはまったくしませんでした。においも2回洗えばしっかり落とせ、高評価を獲得。比較したプラスチック製の商品よりも色・においが残りにくく、好きなメニューを気兼ねなく入れられます。容器にはほどよい深さがあり、大きめのおかずを悩まず盛りつけられたのもメリットです。耐久性の高いステンレス製で、プラスチック製・木製の容器より壊れにくい点も魅力でしょう。なお、電子レンジは使えないので注意してくださいね。容器にご飯のべたつきが残りやすいものの、軽い力で落とせるうえに食洗機も使用可能。シンプルな形状のため、「洗いやすい」との評判どおりでした。ただし、留め具付近は汚れが溜まる可能性があるので、丁寧に洗うことをおすすめします。一方で、汁漏れしやすい点はネック。パッキンはついていますが、留め具をかけてもフタとの密着度が弱いと感じました。実際に色水を入れて振動マシンに乗せると、水漏れ・液だれが気になる結果に。汁気の多いおかずをよく詰める人は、密閉性の高いほかの商品もチェックしてみてください。
三好漆器 高背小判型弁当箱 漆塗りは、曲げわっぱ弁当箱を探しているすべての人におすすめです。漆塗りなため中性洗剤・スポンジで洗浄可能。比較した商品には白木(無塗装)で洗剤NGのものもあるなか、こちらは樹脂製弁当箱と同じ感覚で使えます。「きれいに洗える」という口コミどおり汚れ落ちも良好。耐久性にも優れ、5日間洗浄を繰り返しても破損・歪みなどは見られませんでした。「側面の板に隙間ができた」との口コミはそこまで気にしなくてよいでしょう。比較したなかには徐々に毛羽立ち・隅のささくれなどが気になる商品もありましたが、こちらはきれいな状態をキープしています。肝心なご飯のおいしさも高評価に。数回使った弁当箱に入れてから5時間後のご飯を食べたモニターは、「噛みごたえのあるもっちり感がよい」とコメント。新品時も変わらず、もちっとしつつ芯の噛みごたえがあると好評です。比較したなかには水分が抜けて固くなりがちな商品もありましたが、こちらは謳い文句どおり杉の木の調湿作用が発揮されていました。使い始めはかすかに香ばしい香りを感じるものの、ごはんの風味を邪魔しない程度。「ご飯へのニオイ移りが気になる」という口コミとは異なる結果といえます。比較したなかには独特な木のニオイが目立つ商品もありましたが、こちらは数回使えば木のニオイが気にならなくなりました。高さのある700mLタイプで、量の調節がしやすいつくりも特徴です。性別や年齢、シーンを選ばず使いやすい商品といえるでしょう。樹脂製弁当箱とほぼ変わらず気軽に手入れできるうえ、毎日の弁当タイムの気分が上がる一品です。冷めてもおいしいご飯が食べたい人は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。