今回検証したSONNENTOR(ゾネントア)のカモミールティーは、はじめてのカモミールティーとしておすすめです。実際に淹れてみると、カモミールの花の香りがほのかに広がります。味わいはすっきりしており、ミントのようなさっぱりとした口当たりです。酸味・渋みも少なく、モニターの多くが「飲みやすい」と回答しました。ほんのりと甘さも感じられるため、カモミールティーを飲み慣れていない人にも親しみやすいといえます。気分をリフレッシュさせたいときにぴったりですよ。また茶葉はティーバックに入っており、1つずつ個包装されています。手軽に淹れられるので、職場など外出先で飲みたいと考えている人もぜひ試してみてください。
今回検証したUCCのザ・ブレンド117は、ビターチョコのようなほろ苦さがとくに評価されました。開けたての粉では酸味と苦みのバランスが整っており、雑味が少なくすっきりと飲めます。しかし2週間寝かせるとやや酸味が強まってしまうので、開封したらできるだけ早く飲むのがおすすめです。また溶けやすさの検証では、カップの底に粉は残らず、粉っぽさも感じませんでした。さらに一杯当たり7円と全商品のなかでも安く、気軽に試せる価格です。コスト面の手頃さやほろ苦さのある味わいが魅力なので、ぜひ一度試してみてくださいね。
スペシャルブレンド インスタントコーヒ スペシャルブレンド
キーコーヒーのスペシャルブレンドは、一杯当たり8円と手頃な価格で飲める点が魅力。1日に何杯も飲むという人や、コスト重視の人に好適です。お湯にさっと溶け、粉残りも問題ありません。時間のない朝も手早く飲めるのはうれしいですね。味は、全体のバランスがよく比較的飲みやすいといえます。しかし、本格的なコーヒーの風味を求める人には、やや物足りない印象です。香りと酸味の質が上位商品には及ばず、評価は伸び悩みました。また、開封して2週間経ったものは酸味が目立ちます。香りもコーヒーらしさが低減し、どこか味気なく感じました。開封後は早めに飲み切るのがおすすめですよ。
ブルーボトルコーヒー インスタントはインスタントでもしっかりした苦味・コクを堪能したい人におすすめ。比較では水っぽく薄いものがあったのに対し、試飲したモニターから「味が濃く飲みごたえがある」との声が出ました。口コミに「インスタントだけどとてもおいしい」という声があるのにも頷けます。味わいは苦味の印象が強く、ダークチョコレートのようなコクが感じられます。インスタントながら芳醇な香りが漂い、「飲むのが楽しみになる」と感じた人もいました。同時に比較したカルディの「ザ・マイルド」は雑味が気になったのに対し、ほとんどクセがないのも好印象。「酸味が強い」との口コミに反し、酸味・甘味ともに苦味にバランスよく寄り添っている印象。突出した酸味や甘ったるさはほぼ感じず、とても飲みやすいといえます。ミルクとの相性も良好。コーヒーの苦味を残しつつ、ミルクのマイルドさも堪能できますよ。お湯に入れたあと、一度かき混ぜただけですぐに溶けるのもよい点です。冷水や冷たいミルクで溶けないのは惜しいものの、おいしさ・ミルクとの相性ともに申し分ありません。ビターで飲みごたえのあるコーヒーが好きな人は、ぜひ購入してみてくださいね。
TO_PREMO 01 スペシャルティインスタントコーヒーは、ミルクとの相性のよさを重視する人におすすめです。比較した商品にはかなり苦味が強いものがあったのに対し、本商品の苦味は控えめ。カフェオレを作るとミルクのまろやかさが引き立ち、モニター10人中8人が「ミルクと相性がよい」と回答しました。ミルク感の強いカフェオレが好きな人にぴったりですよ。ブラックで飲んだモニターからも、「苦味は控えめ」との声が。ビターなコクよりもベリー系の華やかな酸味が主体で、口あたりが軽やかでした。とはいえ、後味もしっかり残るので「苦味は薄くても満足感がある」との声が寄せられています。一方で、苦味の少なさをデメリットに感じた人も。ブラックコーヒーやカフェオレを試した一部のモニターからは、「苦味が広がらず物足りない」「カフェオレにするとコーヒーのよさがなく、ホットミルクのようだった」との声が出ました。ほろ苦いカフェオレが好みの人には、スターバックスの「プレミアム ソリュブル ブロンド ロースト」が向いているでしょう。お湯に溶かした際、3回ほど混ぜないと溶けなかったのも惜しい点。しかし、モニターから「食後にゴクゴク飲めそう」との声も出たあっさりした味わいは見逃せません。酸味がメインのコーヒーが好きな人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。