味の素AGF ちょっと贅沢な珈琲店 スペシャル・ブレンドは、ミルクを入れて楽しみたい人・さっぱりタイプが好みの人には候補となる商品です。コーヒーとミルクを1:1の割合でカフェオレを作ると、試飲したモニターからはミルクの甘さとまろやかな口あたりが好評。比較したほかの商品には、苦味や酸味がミルクと合わないものがあったなか、飲みやすいと良好な評価を得ました。ミルクの甘さに負けないコーヒーのコクが楽しめた「スターバックス プレミアム ソリュブル ブロンド ロースト」には及ばないものの、「まろやかな味になる」「ミルクの甘みとも相性がよくおいしい」との声もあがっています。クリーミィなカフェオレとして楽しみたい人には向いているでしょう。比較したほとんどの商品と同様に、溶けやすさも優秀です。お湯を注ぐだけでほぼ溶け、小さな粒も一度かき混ぜれば溶けきりました。「うまく溶けない」との口コミがありましたが、お湯を使えば問題なく作れますよ。しかしコーヒー自体の味わいはいま一歩。苦味・甘味・香りが弱く、物足りなさを感じました。比較した商品内には、苦味が控えめでまろやかなものが多めでしたが、本品はさらに薄いのが気がかりです。ただ「マイルドで毎日でも飽きない」との口コミ同様の声もあったので、すっきりしたものが好きなら検討してもよいでしょう。フルーティな酸味が心地よいと感じるモニターもいました。とはいえ、苦味のある濃厚なコーヒーが好きな人はほかの商品をチェックしてください。
ウェスティンカフェ ウエスティンカフェ マイルドブレンド
今回検証したウエスティンカフェのマイルドブレンドは、試しやすい手頃な価格が魅力です。1瓶で約100杯のコーヒーを抽出でき、一杯当たりの価格は6円となりました。全商品の平均と比べても、価格の安さはトップクラスです。また実際にコーヒーを作るとお湯にもしっかり溶け、粉っぽさも気になりません。さらに開けたての粉で淹れたコーヒーは、黒糖のような甘い香りとほどよい苦みがあります。すっきりとした後味も好印象でした。しかし2週間寝かせた粉で淹れたコーヒーでは酸味や苦みが強く残り、全体的にシャープな味わいに仕上がります。大容量ではありますが、開封後は早めに飲むのがおすすめです。とはいえ、1杯当たり6円という価格の安さは魅力的なので、節約中の方はぜひチェックしてみてくださいね。
今回検証したSONNENTOR(ゾネントア)のカモミールティーは、はじめてのカモミールティーとしておすすめです。実際に淹れてみると、カモミールの花の香りがほのかに広がります。味わいはすっきりしており、ミントのようなさっぱりとした口当たりです。酸味・渋みも少なく、モニターの多くが「飲みやすい」と回答しました。ほんのりと甘さも感じられるため、カモミールティーを飲み慣れていない人にも親しみやすいといえます。気分をリフレッシュさせたいときにぴったりですよ。また茶葉はティーバックに入っており、1つずつ個包装されています。手軽に淹れられるので、職場など外出先で飲みたいと考えている人もぜひ試してみてください。
今回検証したUCCのザ・ブレンド117は、ビターチョコのようなほろ苦さがとくに評価されました。開けたての粉では酸味と苦みのバランスが整っており、雑味が少なくすっきりと飲めます。しかし2週間寝かせるとやや酸味が強まってしまうので、開封したらできるだけ早く飲むのがおすすめです。また溶けやすさの検証では、カップの底に粉は残らず、粉っぽさも感じませんでした。さらに一杯当たり7円と全商品のなかでも安く、気軽に試せる価格です。コスト面の手頃さやほろ苦さのある味わいが魅力なので、ぜひ一度試してみてくださいね。
今回検証したハマヤのブルーマウンテンブレンドNo.1は、コーヒーらしい苦みとローストした香りが魅力です。マイルドなコクも感じられ、レギュラーコーヒーに近い味わいが楽しめます。一方で2週間経過後の粉では香りにこそ変化はなかったものの、後味にすっぱさが残りました。酸化するスピードが少し早いので、風味のよさを重視する人は早めに飲み切るのがおすすめです。一杯当たりの価格は56円と高く、全商品の平均価格と比べるとコスト面は気になりますが、お湯にサッと溶けるのも魅力的です。カップの底にも目立った溶け残りはみられませんでした。気になった人はぜひチェックしてみてくださいね。