年々日傘をさす男性を見かける機会が増えてきましたが、「日傘男子は気持ち悪い」という声もあります。厳しい夏を乗り切るために日傘を使いたいとは思っても、気持ち悪いと思われるのは…と気になって購入せずにいる人も多いでしょう。
そこで今回は、男性が日傘を使うのは気持ち悪いという意見は多いのか、男性が日傘を使うメリットは何かについて解説します。購入の一歩を踏み出せない人は、ぜひチェックしてくださいね。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
メンズ日傘おすすめTOP5
男性が日傘を使うことに対して、気持ち悪いと感じる人は少数派です。昔は男性が日傘をさすことに対して抵抗を感じる人が多かったのは事実ですが、今では日傘を使うことへの理解が広がっています。
ロイヤリティ マーケティングと日経クロストレンドが共同で行ったアンケート調査では、日傘男子に対して気にならないと答えた割合は、女性が89.4%・男性が74.8%でした(参照:日経クロストレンド)。日傘をさす男性は増加傾向にあり、社会的に受け入れられつつあるといえます。
「気持ち悪い」と思われる理由の1つは、日傘が女性のアイテムというイメージがあること。2025年のクロス・マーケティングの調査によると、日傘を使用している人の割合は47.4%でした。そのうちの69.6%が女性、25.1%が男性だったので、日傘を持つ男性はまだ女性ほど多くありません(参照:クロス・マーケティング)。
とはいえ、日傘を使うことは女性はもちろん、男性にもたくさんメリットがあります。年々平均気温が上がる厳しい夏を快適に乗り越えるために、ぜひ日傘を使いましょう。
日傘は紫外線から肌や頭皮を守るための有効な手段です。紫外線は肌にダメージを与え、シミやシワなどの肌トラブルにつながる可能性があります。
長時間紫外線を浴びると薄毛や白髪の進行の原因になることもあるので、日傘での紫外線対策は大切です。健康的な肌・髪を維持するための強力なアイテムですよ。
日傘は暑さ対策ができるので、熱中症の予防にも役立ちます。直射日光を避ることで体温の上昇を抑えられ、体感温度が下がるところがメリット。とくい屋外での活動が多い日は、日傘が暑さをしのぐために役立つでしょう。
環境省のデータによると、上着を着用しないクールビズと日傘の併用で熱ストレスを合計約20%低減できるとされています(参照:環境省)。街路樹や建物などの日陰がない場所でも快適に過ごすには、日傘がかかせないといえるでしょう。
日傘を使えば、汗やニオイ対策も可能です。直射日光を避けることで体感温度が下がり、汗をかきにくくなるため、汗によるニオイの発生リスクも抑えられます。
環境省が人工気象室を使って行った検証では、日傘をささず帽子をかぶった場合と比べ、日傘を使った場合は汗の量が約17%減る結果に(参照:環境省)。汗による不快感やニオイを軽減しやすいので、暑い日でも清潔感を保ちながら外出を楽しめるでしょう。
晴雨兼用の日傘を選べば、急な雨にも対応できます。雨に濡れてヘアスタイルが崩れる心配もありません。
晴れの日も雨の日も1本の傘で対応できるので、荷物を減らしたい人にも便利ですよ。
日傘は男性・女性問わず、紫外線や暑さ対策に有効な便利なアイテムです。男性が日傘をさすことに対する否定的な意見は減ってきているので、気軽に取り入れて暑い夏を乗り切りましょう。
日傘は男性向けのデザインも多く販売されています。女性向けのアイテムというイメージを払拭したいなら、ブラックやネイビーなどの落ち着いた色を選ぶとよいでしょう。折りたたみ式を選べば、サッとカバンに収納できて移動が多いビジネスシーンでも使いやすいですよ。
日傘を選ぶ際はサイズにも注目してください。男性であれば親骨が60㎝以上あるものを選んだほうが、しっかりと日陰を作れますよ。
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