【徹底比較】サーモスのマグカップのおすすめ人気ランキング【2025年】

サーモスの「THERMOS 真空断熱マグカップ JTA-450」は、スタイリッシュなデザインが特徴の保温・保冷マグカップです。ステンレス製魔法びん構造で保温や保冷に対応。広口設計で洗いやすく、食洗機にも対応しています。

保温性・保冷性はおおむね良好です。約70℃のお湯を入れてから3時間後の温度下降は32.9℃、約5℃の冷水を入れてから3時間後の温度上昇は8.2℃でした。外気の影響を受けにくく、温度が変化しにくいため、温かい飲み物も冷たい飲み物も適温で楽しめるでしょう。

一方で、倒したときにこぼれやすい構造はデメリットです。検証では実際に漏れが発生したため、フタの密閉度にはあまり期待できません。デスク上での使用や小さな子どもがいる家庭では、取り扱いに注意が必要です。

特に冷たい飲み物を長時間楽しみたい人におすすめの保温・保冷マグカップ。こぼれにくさを重視する人にはやや不向きですが、家やオフィスで飲み物を飲む機会が多い人は候補になるでしょう。

冷水を入れてから3時間が経過しても水温は7.5℃しかあがりませんでした。暑い季節にも冷たいドリンクを飲みたい人に適しています。保温力は上位商品に1歩およばないものの、不満を感じるほどではありません。

3時間放置したお湯の温度は70.2℃から33.6℃下がっていましたが、ほのかな温かさは残っていました。一方で、フタは上に乗せるだけのタイプで密閉力に欠け、倒すと漏れたため持ち歩きには注意したほうがよさそうです。

フラットなフタやポップなカラーリングなど、シンプルなデザインで保冷力が高い本商品。いつも決まった場所で冷たい飲み物を楽しみたい人は、選択肢に入れるとよいでしょう。

サーモスの「THERMOS 真空断熱マグカップ JDZ-350」は、マドラーが付属した食洗機対応モデルのマグカップ。内側にセラミックコーティングが施されているため、金属臭が少ないといえます。

保冷力はおおむね良好で、冷水を入れてから3時間後の中身の温度は8.4℃しか上昇しませんでした。しかし、フタがついておらず、保温力は期待できません。3時間放置したお湯の温度は42.7℃も下がったので、すぐに飲み物を飲まないとかなりぬるくなるのは難点です。

サーモスの「THERMOS 真空断熱マグカップ JDS-351」は、食洗機対応の保温・保冷マグカップです。ステンレス製の真空断熱構造により温度を長時間保ち、外側が熱くならず結露しにくいと謳っています。同じサイズ同士で重ねられるので、収納にも便利です。カラーは、ベージュピンク・フォレストグリーン・ブラックの3色から選べます。

保冷力はおおむね良好です。約5℃の冷水を入れてから3時間後の水温上昇は約8.6℃と緩やか。外気の影響を受けにくく、夏場のデスクワークやアウトドアでも活躍します。一方で、保温力には期待できません。約70℃のお湯を入れてから3時間後の温度は44.3℃も下がり、温かい飲み物を長時間楽しみたい人には不向きです。

また、フタは別売りなので、倒すとこぼれやすい点には注意しましょう。特にパソコンがあるデスク周りや、子ども・ペットがいる家庭ではマグカップを倒さないように工夫が必要です。

冷たい飲み物を長時間楽しみたい人にはおすすめですが、温かさを重視する人はほかの保温性能に優れた商品も検討しましょう。こぼれやすさが気になる場合は、フタ付きの商品を選んでくださいね。

サーモスの「THERMOS 真空断熱マグカップ JTD-450」は、丸みを帯びたデザインとエンボス加工が特徴の保温・保冷マグカップです。ステンレス製の魔法びん構造により、飲み物の温度を長時間保つと謳っています。容量は約450mLで、食洗機対応なので手入れも簡単です。

保冷力の検証では、約5℃の冷水を入れてから3時間後の水温上昇は約8.8℃にとどまりました。氷がすぐに溶けることなく、夏場でも冷たいドリンクをゆっくり味わえるでしょう。一方で、保温力の検証では約70℃のお湯を入れてから3時間後の温度が45.1℃も下がり、温かい飲み物には不向きといえます。

また、フタは付属しておらず、倒すと中身がこぼれやすい点はネックです。パソコンがあるデスク周りで使う場合や、子どもがいる家庭では、別売りのフタを購入するとよいでしょう。

冷たいドリンクを飲む機会が多い人には選択肢になりますが、温かい飲み物を長時間楽しみたい人には物足りない印象です。オールシーズン使えるマグカップがほしい人は、ほかの商品も検討してください。