高級ベッドのおすすめ人気ランキング【2025年】

1人で寝る場合は、約97cm×195cmのシングルサイズが一般的。大きすぎないので狭い部屋にも置きやすいのがメリットです。一方、体格がよい人や少しゆとりを持たせたい人は、約97cm×195cmと幅に余裕があるセミダブルサイズのほうがよいでしょう。

2人で寝るなら、約160cm×195cmのクイーンサイズ以上がおすすめです。ダブルサイズも2人用ですが、幅が約140cmしかなく、横で眠るパートナーの動きが気になる可能性があります。広い部屋を確保できるなら、高級ベッドらしくのびのびと寝転がれる大きなサイズに注目してみましょう。

2人用としては、シングルベッドを2台並べるツインスタイルもアリです。それぞれのマットレスが独立しているため、寝返りや振動が伝わりにくいのが大きなメリット。ただし、クイーンサイズを購入するより費用がかさみがちなので、予算と相談して決めてくださいね。

部屋に開放感がほしいなら、マットレスを載せたときに全体の高さが30cm前後になるロータイプのベッドが向いています。天井までの距離があることで、部屋が広く見えるのがメリット。狭めの寝室に置きたい人や圧迫感を出したくない人にぴったりです。

一方、立ち座りのしやすさを最優先させたいなら、マットレス込みで40cm以上の高さになるベッドを検討しましょう。椅子に腰かけるような感覚で使えるので、腰や膝への負担が少ないのが特徴です。高齢の人や足腰に不安がある人でも使いやすいといえます。

なお、高さの基準はベッドとマットレスの合計なので注意してください。マットレスの厚みが20cmある場合、ベッドフレーム自体は10〜20cm程度のものを選ぶことになります。購入前にマットレスの高さをチェックして、理想の高さになるようフレームの仕様を確認しましょう。

ラグジュアリーな雰囲気を演出したい人には、レザー素材のベッドフレームがぴったりです。光沢感や重厚な見た目が特徴で、ホテルライクな寝室に仕上がります。高級感のあるインテリアと相性がよいので、ほかの家具と合わせて選ぶのも楽しいでしょう。

なかでも扱いやすさを優先するなら、合皮製がおすすめ。水や汚れに強いことから、多くのレザーベッドで採用される素材です。合皮は経年劣化によるひび割れや剥がれが懸念点ですが、高級ベッドには傷や劣化に強いAPUレザーが使われるケースも多く、扱いやすさと長寿命を両立しています。

一方、素材の質感や経年変化を楽しみたい人は本革製に注目してください。天然素材ならではの独特の風合いや肌触りに加え、使い込むほどに深みのある色へと変化するのが魅力。ただし、きれいに維持するには定期的なお手入れが必要なので、手間をかけられる人向きです。

あたたかみのある空間には、木材を使ったフレームがよくなじみます。ナチュラルテイストのインテリアや、観葉植物などと組み合わせても違和感がなく、やさしく落ち着いた雰囲気を演出できるでしょう。

なかでも風合いを重視する人には、無垢材を使ったフレームがぴったりです。木の質感や香りが楽しめ、経年変化による色味の深まりも魅力。ただし、反りや割れの懸念もあるため、心配なら天然木ながら形状の安定性がある突板に注目してください。風合いは劣るものの、より扱いやすい素材です。

同じくやわらかな印象を与える素材としては、布地を使ったファブリック製も候補になります。布張りのフレームはやさしい雰囲気で、肌触りも快適。ただし、レザーや木材に比べて汚れがつきやすく、シミやホコリの付着には注意が必要です。子どもやペットがいる家庭にはあまり向きません。

高級感のある寝室で贅沢なひとときを味わいたいなら、クッション式のヘッドボードがおすすめ。背もたれのようにふっくらとしたデザインで、読書や映画鑑賞のときに心地よく寄りかかれます。リクライニング機能がついたモデルもあるので、よりリラックスしたい人は検討してみましょう。

一方、スマホや目覚まし時計、間接照明などを枕元に置くことを優先させるなら、棚付きタイプをチェック。手の届く場所に必要なものをまとめて置けるので、就寝前のルーティンも快適になるはずです。ベッド周りをすっきりさせたいなら、ライトやコンセントがついたタイプにも注目してくださいね。

より見た目をすっきりさせたいなら、装飾の少ないフラットタイプや、ヘッドボードがないヘッドレスタイプも選択肢に入ります。フラットタイプは圧迫感が少なく、ヘッドレスタイプは壁にぴったりつけられて省スペースなのがメリットです。部屋の広さや使い方に合わせて選んでくださいね。

高級ベッドを選ぶなら、床板は寝心地と通気性に優れたウッドスプリングやマルチポイントタイプをチェック。なかでも豊富な選択肢がほしいならウッドスプリングを検討しましょう。湾曲した木製の板バネが並んだ構造で、多くの高級ベッドに採用されています。通気性が高いうえにしなやかに沈み込み、快適に眠りやすいでしょう。

一方のマルチポイントタイプは、選択肢が限られるものの、より高い体圧分散性や寝返りのしやすさを求める人に向いています。ウッドスプリングの進化版といえるタイプで、多彩なサスペンションによってさらに柔軟に体の動きに追従してサポートできるのが強みです。

また、クッション性重視ならコイルスプリングが内蔵されたダブルクッションも候補になります。選択肢は限られるものの、ホテルで採用されるほどの包まれるような寝心地です。さらに、通気性が高いすのこ床板も候補になりますが、床からの冷気が伝わりやすいため、ほかの寝具で寒さ対策をする必要があります。