忙しいあなたに代わって、洗濯後の衣類を乾燥してくれる衣類乾燥機。ドラム式洗濯機が置けない人への救世主として縦型洗濯機と組み合わせて使え、パナソニック・日立・東芝といった大手メーカーから販売されています。さらに、ここ数年で1.5~3kg容量の衣類乾燥機も登場。選択肢が増えたからこそ、どれを買えばよいのか迷っているのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の衣類乾燥機14商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともにおすすめの衣類乾燥機をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな衣類乾燥機は「短い時間で衣類をカラリと乾かせる静かで電気代の安い商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
有限会社白洋社(白洋社クリーニング) 部長 株式会社クラスタス CTO 実家の老舗クリーニング店では現在部長を務め、IT会社のCTO(最高技術責任者)の顔も持つ。宅配クリーニングサービス「Nexcy(ネクシー)」を開発し、全国から集配可能なクリーニング店の運営も行う。 「洗濯ハカセ」として雑誌やFacebook・ twitter・instagram等のSNSなどで家庭向けの洗濯のアドバイスを行い、勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。
家電王。2002年に「TVチャンピオン」のスーパー家電通選手権で優勝。東京電力エナジーパートナー株式会社に勤務しており、銀座にて体験型ショールーム「くらしのラボ」の開設と運営に従事。現在は「家電王」として動画マガジン「くらしのラボ」をYouTubeとFacebookで毎週配信しているほか、テレビや雑誌、新聞などのさまざまなメディアで暮らしに役立つ情報を発信している。無類のネコ好き。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
マイベストでは「薄手の衣類はもちろん、地厚な衣類も全体的に乾いている」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を水分量が3%と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「ほかの家事をしている間に完了する」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を稼動開始から稼動終了までにかかった時間が150分以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「1日1回使っても年間の電気代が1.9万円以下」なものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を稼動1回あたりの電気代が50円以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「マンションやアパートのような集合住宅で近所迷惑にならないほど静かである」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「自分でお手入れする箇所が少ないうえに、お手入れが簡単にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「スタンドの上に簡単に置けて、圧迫感が小さい」ものをユーザーが満足できる商品とし、幅55cm、奥行き50cm、高さ60cm以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
ドラム式洗濯機や縦型洗濯乾燥機にはない衣類乾燥機の最大の魅力は、洗濯機を回しながら乾燥機を稼動できること。洗濯物の量が多く洗濯を2回以上回す人や、汚れものだけを別で洗いたいという人には、効率よく洗濯・乾燥ができる点が便利です。
一方で、洗濯機と乾燥機が別れているために洗濯物を移し替える手間がかかります。洗濯にかける手間を減らしたい時短志向の人にはやや不向き。乾燥機は乾燥の時間は短くなりますが、洗濯の手間といった時間を減らすのは、ボタン一つですべての工程を一気通貫でできるドラム式洗濯機のほうが時短には適しているといえます。
なお、衣類乾燥機は設置さえできれば、ドラム式洗濯機や縦型洗濯乾燥機と組み合わせることも可能です。すでに乾燥機能つきの洗濯機を使っている人も、人数が多くて洗濯・乾燥を何度も回している人も衣類乾燥機の購入を検討してみてください。
衣類を傷めずに乾燥させたい人はヒートポンプ式の衣類乾燥機がおすすめですよ。ヒートポンプ式はヒーター式と比較して乾燥時の温度が低いので衣類が傷みにくいのが特徴です。さらに、電気代もヒートポンプ式の方が安くなる傾向があります。
これまでの衣類乾燥機は、洗濯機の上に設置する容量4~6kgの大型乾燥機が主流。こうした商品のほとんどが排水を必要とするため、水を流せる場所でないと設置が難しい傾向があります。そのため、洗濯機置き場が狭くてほかの場所に設置したくても排水する場所の確保ができないケースがありました。
しかし、ここ数年で排水が不要な小型の乾燥機が登場。サイズは大型の乾燥機と比べると10~20cmほど小さいため設置場所を選びません。数枚だけのTシャツやタオルのような少量の衣類を乾かしたい人や、一人暮らしの人に適した商品といえます。
衣類乾燥機を調べるときに一度は目にするであろう「乾太くん」は、リンナイが販売するガス式の衣類乾燥機。ガス式の衣類乾燥機としては高い人気を誇ります。パナソニックや日立のような電機メーカーが販売している電気式と異なり、槽内を加熱するときにガスを使用する点が特徴です。
ガス式は電気式の商品よりも乾燥時間が短い点がメリット。一般的な電気式衣類乾燥機が2.5~3.5時間かかるところを、40分前後と4分の1程度の時間で乾燥できます。
しかし、ガス式は設置条件が厳しく、工事が必要な場合があります。まず、排湿口が必要であること。窓に枠をはめて排湿口をセットする方法もありますが、窓がない洗面所は壁に穴を開ける必要があります。さらに、ガス栓が必要な点もネック。とくに、賃貸に住んでいる人にはガス式の設置は難しいでしょう。
ガス式は外気と庫内の熱を上手に交換し、電気式の衣類乾燥機よりも速く乾かせる点が魅力です。2007年にパナソニックがガス式衣類乾燥機から手を引いて以降、家庭用のガス式商品は乾太くん一強とすらいえる状態になりました。「ガス式といえば乾太くん」といっても過言ではないでしょう。
ガス式の衣類乾燥機は気密性の高い住宅では注意が必要です。家の気密性が高いと冷暖房効果を最大限に引き出し、エネルギーの節約につながりますが、気密性を担保するためには家にとにかく隙間を作らないことが重要。
しかし、ガス式の衣類乾燥機を使用すると排湿口が必要になるので、外部との隙間が生まれます。家の気密性を重視したい人はガス式の衣類乾燥機の設置は要注意といえます。
衣類乾燥機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
電気式の衣類乾燥機は今まで主流であった容量4~6kgの商品に加えて、1.5~3kgの商品が増えたため、容量選びが難しくなったといえます。選ぶときのポイントは家族の構成人数。
3人以上なら5~6kgを、2人以下なら3kg前後がおすすめです。乾燥機は槽の中に衣類を入れれば入れるほど、衣類同士の間に隙間がなくなり、温風が届きにくくなります。そのため、槽の半分程度に衣類が収まる容量を選ぶ必要があります。
3人分の衣類は1日に約3kgほどあるため、3人以上なら5~6kgは必要でしょう。実際に乾燥機に入れると6kg容量の乾燥機の半分ほどに収まりました。同様に2人以下の衣類は1日で1.5kg前後あったため、3kg容量がちょうどよいといえます。家族の構成人数をふまえて、余裕のある容量を選びましょう。
衣類乾燥機は乾いてこそ商品価値があるといえます。どれだけ速く終了しても乾いていないと困りますよね。
検証の結果、乾きがよかった商品はパーカーのような厚手の衣類がしっかり乾いていました。ポケットの中のような乾きにくい箇所は多少の湿り気があったものの、目に見える乾きムラや触ってわかるほど濡れている箇所はなく、十分な乾き具合といえます。
今回検証した商品のなかで、とくに乾きがよかったのは大型の乾燥機のなかでは日立・東芝・ハイアール、小型の乾燥機ではSun Ruckの4商品。検証で使用したワイシャツ・チノパン・パーカーをしっかり乾かせていました。容量をふまえると、3人以上の家庭は日立・東芝・ハイアールを、2人以下の家庭はSun Ruckがちょうどよいでしょう。
衣類乾燥機はヒーターを使う商品。電気代が気になる人もいることでしょう。安い電気代でしっかり乾かせるのが最も理想的ですが、実際のところ衣類乾燥機の電気代は総じて高い傾向があるとわかりました。
洗濯から乾燥まで稼動させたドラム式洗濯機の電気代が約40~80円であるのに対し、乾燥のみの衣類乾燥機は約37~120円と1.5倍近い電気代が。毎日稼動させたい人には、年間で約13,000~43,800円と手痛い出費となる恐れがあります。
1kWhあたり31円で計算したとき
衣類乾燥機のなかでも、電気代が安い商品は衣類の乾きがいまひとつでした。比較的電気代が安かったシー・シー・ピーやイルコ電子の小型衣類乾燥機は衣類の一部が濡れていたり、目に見える乾きムラがあったりと乾燥力に欠ける結果に。しっかり乾かせる商品を選ぶなら、電気代の高さには多少目を瞑る必要があるでしょう。
洗剤の除菌性能がよくなっていることもあり、衣類乾燥機である程度乾燥させた衣類を部屋干しすることで、部屋干し特有の生乾き臭を防げますよ。
朝の短い時間やお出かけ前に手早く乾かしたい人には、速乾モードのある商品が便利です。こうした商品は10分単位や15分単位などで稼動時間を選べますが、洗濯直後の濡れ具合の衣類を乾かす場合、1枚でも30分は必要。10分や20分では綿100%のTシャツを完全には乾かせませんでした。
加えて、30分で稼動させても乾ききらない商品も。洗濯・脱水直後のTシャツが30分の速乾モードでしっかり乾いたのは、Sun Ruckの衣類乾燥機だけでした。
なお、大型の商品にも速く乾燥させる設定はありますが、そのほとんどが15分のモード。さらに、アイロンに適した湿り気に仕上げたり、着る前の衣類を温めたりと乾燥させることを目的としていません。すぐに乾かして、すぐに着たいと考える人のためのコースではないといえます。
衣類乾燥機のフィルターの大半は、2回に1回のペースでお手入れをする必要があります。お手入れを怠るとフィルターが目詰まりし、乾きが鈍くなったり、エラー表示を出して稼動しなかったりすることも。
そこで便利なのが使い捨てフィルターです。一般的な不織布フィルターはホコリが取れにくく、掃除機でしっかり吸う必要がありますが、使い捨てフィルターに変えればホコリっぽくなったフィルターを捨てるだけ。お手入れの頻度・手間を大幅に減らせるでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
乾きやすさ | 乾燥時間の短さ | 電気代の安さ | 静かさ | お手入れのしやすさ | 設置のしやすさ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 乾燥容量 | 乾燥タイプ | 運転音 | 速乾コース | ヒーター切り替えモードあり | 毛布コースあり | シワ取りコースあり | セーター乾燥コースあり | 除菌コースあり | 予約タイマー機能 | 稼動1回あたりの電気代(実測値) | |||||||
1 | 東芝ライフスタイル TOSHIBA|衣類乾燥機|ED-60A4 | ![]() | 4.48 | 6位 | 静かで乾燥力も高い!設置スペースがある人におすすめ | 4.72 | 4.37 | 4.03 | 5.00 | 3.88 | 4.23 | 65.0cm | 52.5cm | 65.0cm | 24.0kg | 6kg | ヒーター乾燥 | 58.9dB | 15分 | 97.03円 | |||||||
1 | ハイアールジャパンセールス ハイアール|衣類ケア乾燥機|JZ-K90A | ![]() | 4.48 | 7位 | 乾燥力の高さで選びたい人に!電気代を抑えつつ乾かせる | 4.90 | 4.14 | 4.46 | 5.00 | 3.88 | 3.67 | 59.5cm | 67.3cm | 84.5cm | 51.0kg | 9kg | ヒートポンプ除湿式 | 53.0dB | 30分 | 54.25円 | |||||||
3 | イー・エム・エー Sun Ruck|衣類乾燥機|SR-ASMN205 | ![]() | 4.46 | 小型の乾燥機がほしい人におすすめ。厚手の衣類も十分乾いた | 4.65 | 4.17 | 4.39 | 4.00 | 3.88 | 4.85 | 48.0cm | 40.0cm | 56.0cm | 15.4kg | 3kg | ヒーター乾燥 | 55.5dB | 20分,30分,40分 | 61.38円 | ||||||||
3 | イー・エム・エー Sun Ruck|衣類乾燥機|SR-ASMN206 | ![]() | 4.46 | 4位 | 短時間で乾かせる小型乾燥機。電気代の負担も少ない | 4.42 | 4.43 | 4.50 | 5.00 | 3.88 | 4.84 | 48.0cm | 40.0cm | 56.0cm | 15.4kg | 3kg | ヒーター乾燥 | 54.4dB | 20分、30分、40分 | 50.22円 | |||||||
5 | ダイアモンドヘッド ROOMMATE|コンパクト衣類乾燥機 KARATTO|RM-212S | ![]() | 4.45 | コンパクトさが魅力。厚手のパーカー以外はしっかり乾かせた | 4.56 | 4.30 | 4.40 | 4.17 | 3.88 | 4.85 | 48.0cm | 40.5cm | 56.0cm | 15.0kg | 3kg | ヒーター乾燥、風乾燥 | 66.9dB | 20分 | 59.83円 | ||||||||
6 | 日立グローバルライフソリューションズ HITACHI|衣類乾燥機|DE-N60HV | ![]() | 4.44 | 1位 | 厚手の衣類がカラリと乾く!大型の衣類乾燥機を買うならこれ | 4.83 | 4.11 | 3.90 | 4.50 | 4.07 | 4.24 | 63.0cm | 51.6cm | 67.0cm | 26.0kg | 6kg | ヒーター乾燥、風乾燥 | 54.7dB | 112.69円 | ||||||||
7 | ポスティッチ株式会社 Yoquna|moondry 6kg pro|GDZ60-618E | ![]() | 4.41 | 2位 | お手入れのしやすい点が魅力。価格もリーズナブル | 4.43 | 4.44 | 4.14 | 4.50 | 5.00 | 4.28 | 59.0cm | 50.5cm | 69.8cm | 27kg | 6kg | ヒーター乾燥 | 58.8dB | 30分、1時間、1.5時間 | 85.87円 | |||||||
8 | シー・シー・ピー レイアウトフリー衣類乾燥機|ZJ-CD43 | ![]() | 4.35 | 8位 | 丸いフォルムがおしゃれ。厚手の衣類を乾かすのがやや苦手 | 4.00 | 4.80 | 5.00 | 4.75 | 4.41 | 4.70 | 50.5cm | 49.5cm | 53.2cm | 12.2kg | 2.5kg | ヒーター乾燥 | 54.3dB | 30分 | 37.51円 | |||||||
9 | パナソニック Panasonic|電気衣類乾燥機|NH-D603 | ![]() | 4.34 | 3位 | お手入れのしやすさが最大の魅力。乾燥性能もおおむね良好 | 4.37 | 4.31 | 3.91 | 4.75 | 5.00 | 4.27 | 63.0cm | 50.5cm | 67.7cm | 約24.0kg | 6.0kg | ヒーター乾燥 | 54.0dB | 20分、40分、60分 | 111.60円 | |||||||
10 | ニトリ 3kg衣類乾燥機|NH30DE1 | ![]() | 4.33 | コンパクトで設置しやすい。薄手の衣類がカラッと乾く | 4.33 | 4.28 | 4.38 | 4.50 | 3.88 | 4.56 | 48.0cm | 46.0cm | 67.5cm | 15.0kg | 3kg | ヒーター乾燥 | 57.3dB | 20分、30分、40分 | 62.00円 |
乾燥容量 | 6kg |
---|---|
運転音 | 58.9dB |
速乾コース | 15分 |
良い
気になる
静音性も高く、稼動音は平均58.9dBでした。振動はわずかに感じるものの、ガタガタと揺れるほどではありません。モーター音も気にならなかったので、集合住宅にお住まいでも、近所迷惑になりにくいでしょう。
乾燥時間は、平均176.5分と平均的な長さ。電気代は1回の稼動あたり97.03円で、1日1回の稼動で年間3万5千円を超える計算に。とはいえ、Yシャツやチノパンがカラッと乾くほどの乾燥力があることをふまえると、許容範囲といえます。
お手入れの手間がかかるのは気になるところですが、高い乾燥力と静音性を兼ね備えた優秀な商品です。設置できるスペースがあるなら、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
幅 | 65.0cm |
---|---|
奥行 | 52.5cm |
高さ | 65.0cm |
重量 | 24.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 97.03円 |
東芝ライフスタイル ED-60A4の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
乾燥容量 | 9kg |
---|---|
運転音 | 53.0dB |
速乾コース | 30分 |
良い
気になる
ハイアール「衣類ケア乾燥機 JZ-K90A」は、とにかく乾燥力を重視したい人におすすめです。比較した商品のなかで最も乾燥力が高く、厚手のパーカーでもポケットの中以外はしっかり乾くほどでした。洗濯物を干す余裕がないときもちゃんと乾かせ、家事の時短につながりますよ。しかし、サイズが大きく、スタンドには置けない可能性がある点には注意しましょう。
ワイシャツやチノパンも完全に乾き、水分は残っていませんでした。モーター音や稼動時の揺れは感じますが、稼動音も気になるほどではありません。集合住宅に住んでいても、近隣への迷惑となりにくいですよ。
1回の運転は3時間42分と長いものの、電気代は54.25円と比較的抑えられています。1日1回運転するとして年間2万円程度なので、光熱費の負担は少なめです。年間3万円を超える商品もあったことをふまえると、衣類乾燥機を使う頻度が多い人にもぴったりでしょう。
幅 | 59.5cm |
---|---|
奥行 | 67.3cm |
高さ | 84.5cm |
重量 | 51.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 54.25円 |
ハイアール 9.0kg 衣類ケア乾燥機 jz-k90aの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
乾燥容量 | 3kg |
---|---|
運転音 | 55.5dB |
速乾コース | 20分,30分,40分 |
良い
気になる
イー・エム・エーの家電ブランドSun Ruckの衣類乾燥機「SR-ASMN205」は小型の乾燥機がほしい人におすすめ。乾燥容量が3kgある小型の商品ながら、UV除菌モードを始めウールモード・ダウンモードなど多様なコースを搭載している点が魅力です。
この商品は3kg以下の小型の衣類乾燥機のなかでは、衣類をしっかり乾かせたのがよかった点。ワイシャツやチノパンがカラリと乾きました。パーカーはポケットに多少の水分があったものの、フードの裏や中などの乾きにくい箇所には水分はなかったため、厚手の衣類でも十分に乾かせるでしょう。
しかし、乾燥時間は3時間37分と長め。また、残り時間が1分を切ったあとに、再計算をして60分に戻るという表示を繰り返す点が気になりました。
運転中はほかの商品よりやや大きく振動していましたが、壁からしっかりと離して設置すれば揺れは気にならない程度。槽の回転音は55.5dBと揺れが大きい割には静かでした。とはいえ、リビングのような人がいる空間で稼動させるには、少し気になるでしょう。
電気代は1回61.38円と、毎日使用すると年間で2万円を超える電気代がかかり、安いとはいえない程度。しかし、しっかりと乾かせることをふまえるとコスパがよいといえます。一人暮らしで毎日は乾燥しないという人にはちょうどよいでしょう。
幅 | 48.0cm |
---|---|
奥行 | 40.0cm |
高さ | 56.0cm |
重量 | 15.4kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 61.38円 |
イー・エム・エー 衣類乾燥機 SR-ASMN205を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
乾燥容量 | 3kg |
---|---|
運転音 | 54.4dB |
速乾コース | 20分、30分、40分 |
良い
気になる
イー・エム・エーの「Sun Ruck 衣類乾燥機 SR-ASMN206」は、乾きやすさと乾燥時間のバランスを求める人におすすめです。綿麻モードで3時間稼動させると、パーカーはポケットの中や裏地の水分が残っていたものの、全体的にはかなり乾いていた印象。ワイシャツ・チノパンは完全に乾き、小型の乾燥機のなかでは乾燥力が良好でした。
1.8kgの容量を入れた際の乾燥時間は、2時間45分と短め。ほかの家事をしている間に乾燥を終わらせられるでしょう。電気代は1回の稼動あたり50.22円で、1日1回の稼動で年間18,000円ほど。光熱費の負担は少ないといえます。
稼動音は54.4dBと小さめ。同じ部屋にいたら気になるレベルではありますが、振動は少なく、集合住宅でも使いやすいでしょう。サイズは幅48cm・奥行40cmとコンパクトなので、圧迫感なく設置できるのも魅力です。
一方、お手入れサインがないため、掃除のタイミングがわかりにくい点には注意が必要。使い捨てフィルターが使えないため定期的な掃除が必要で、排気口フィルター・サクションフィルターと手入れする箇所が多いのもネックです。
十分な乾燥力を発揮し、電気代も抑えやすい商品。手入れに手間がかかるものの、小型の衣類乾燥機がほしい人は検討してみてください。
幅 | 48.0cm |
---|---|
奥行 | 40.0cm |
高さ | 56.0cm |
重量 | 15.4kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 50.22円 |
サンルック 衣類乾燥機 SR-ASMN206の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
乾燥容量 | 3kg |
---|---|
運転音 | 66.9dB |
速乾コース | 20分 |
良い
気になる
ダイアモンドヘッドの衣類乾燥機は、コンパクトさが魅力です。幅48cm・奥行き約40.5cmと座布団約1枚分のスペースがあれば設置できます。一人暮らしで置き場所に大きなスペースをとれない人や、省スペースを有効活用したい人におすすめです。
乾きやすさの検証では高評価。Yシャツとチノパンを標準コースでしっかりと乾燥できました。しかし、厚手のパーカーは乾き切らない結果に。パーカーやセーターなどの素材が厚い衣類は別途外干しするとよいでしょう。
コンパクトでほかの衣類乾燥機より圧迫感が少ないのはよい点。しかし、運転時間が衣類の材質、枚数によって変わり、表示されている残り時間も正確ではない点は注意が必要です。
お手入れがしにくい点は惜しいところ。フィルターのお手入れサインがないため、フィルターが汚れていないかを定期的に確認する必要があります。
予約機能があり、帰宅時に合わせて乾燥を完了させられるのは魅力な点。一人暮らしで設置場所が限られており、Sun Ruckの「SR-ASMN205」よりも安くてコンパクトな衣類乾燥機がほしい人におすすめです。
幅 | 48.0cm |
---|---|
奥行 | 40.5cm |
高さ | 56.0cm |
重量 | 15.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 59.83円 |
乾燥容量 | 6kg |
---|---|
運転音 | 54.7dB |
速乾コース |
良い
気になる
日立の衣類乾燥機「DE-N60HV」は大型の衣類乾燥機がほしい人にぴったり。カラッと乾燥させたいときはヒーター乾燥、熱に弱いデリケートな衣類の乾燥には風乾燥と衣類にあわせて変更できるため、おしゃれ着をよく着る人に便利といえます。
薄手の衣類から厚手の衣類までしっかり乾かせたのが本商品一番の魅力。パーカーはポケットの中に少々湿り気がありましたが、前身頃やフードといった外側の水分は0%。ワイシャツやチノパンからは水分が一切検出されなかったため、総合的にはしっかりと衣類を乾かせていました。厚手の衣類が増える冬場にも活躍できるでしょう。
しっかりと乾かせる反面、乾燥時間は3時間48分と長め。1日に3回以上回したい人は効率が悪いと感じるかもしれません。とはいえ、しっかり乾かせるためスタートさせてそのまま出掛けたり、ほかの家事に集中したりできるでしょう。
フィルターは取り外せるブラックフィルター・内フィルター・取り外せないバックフィルターの3枚。使い捨てフィルターは使えませんが、お手入れのサインが点灯するため、お手入れ時期はわかりやすいでしょう。
乾燥時間の長さや電気代の高さなど弱点はあるものの、その分しっかりと衣類を乾かせていました。衣類乾燥機に求められる乾燥力に優れたベストバイ衣類乾燥機。家族の人数が多く大型の衣類乾燥機がほしい人におすすめです。
幅 | 63.0cm |
---|---|
奥行 | 51.6cm |
高さ | 67.0cm |
重量 | 26.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 112.69円 |
日立 衣類乾燥機 DE-N60HVを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
乾燥容量 | 6kg |
---|---|
運転音 | 58.8dB |
速乾コース | 30分、1時間、1.5時間 |
良い
気になる
Yoqunaは大阪に拠点を置くポスティッチ株式会社の家電ブランドで、「機能性×デザイン×リーズナブル」を目指した商品を展開。衣類乾燥機「moondry 6kg pro」は4万円台で買えるリーズナブルな点が特徴で、UVでの除菌・消臭やタッチパネルなど、お手入れや操作性などにも意識が向けられた商品として販売されています。
使い捨てフィルターを採用しており、お手入れするために掃除機を出す手間は少ないでしょう。乾きやすさの検証では、パーカーが多少湿っていたものの、ワイシャツとチノパンはともにカラリとした仕上がり。静音性の評価は平均的ですが、うるさいという印象はありませんでした。
一方で、乾燥時間は約2時間40分と長め。また、電気代が85.87円と高めでした。電気代が気になる人は、本商品よりも電気代が安い商品を一度チェックしてもよいでしょう。本体サイズは幅59.0cm・奥行50.5cmとやや大きい印象。設置場所に制約がある場合には事前確認をしておいたほうがよさそうです。
とはいえ乾燥性能やお手入れの手軽さを重視する人にとって、扱いやすいバランスモデル。本体価格も同じ6kgのモデルのなかで比べるとリーズナブルなので、コスパを重視する人にもおすすめできます。
幅 | 59.0cm |
---|---|
奥行 | 50.5cm |
高さ | 69.8cm |
重量 | 27kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 85.87円 |
乾燥容量 | 2.5kg |
---|---|
運転音 | 54.3dB |
速乾コース | 30分 |
良い
気になる
乾燥力はそこまで高くない結果で、ワイシャツのような薄い衣類はカラリと乾かせたものの、チノパンはポケットの中に水分が残っていました。また、パーカーも全体的に乾きムラが強く、乾いたとはいえない仕上がり。乾燥させる量を減らすか、厚手の衣類は乾燥後に軽く干しておくといった対策をする必要がありそうです。
乾き具合には難ありですが、電気代が安い点は魅力。1回の使用で37.51円と、年間でも1.5万円かからない程度です。洗濯の頻度が低い一人暮らしの人であれば、電気代もさほどかからず、手軽に乾燥機を使えるでしょう。
振動が少なく、運転音が静かな点もよいところの1つ。4つ足でしっかりと本体を支えられており、近くにいてもほとんど気になりませんでした。リビングのような人が多い場所での使用も、ほとんど問題ないといえるでしょう。
乾燥にかかる時間は約2時間。衣類乾燥機としてはかなり短い時間で完了していました。ただし、厚手の衣類は乾きが甘いため、放置すると生乾き臭が発生する恐れがあります。長時間出かける前に開始させたい場合は、厚手の衣類は入れないのがおすすめです。
お手入れは投入口手前にあるケース型のダストフィルターと、本体背面のスポンジフィルターの2種類。槽の奥はホコリが溜まってきたら掃除機で軽くお手入れする必要がありますが、ほかの商品よりはフィルターについたホコリが取り除きやすい印象です。
幅 | 50.5cm |
---|---|
奥行 | 49.5cm |
高さ | 53.2cm |
重量 | 12.2kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 37.51円 |
乾燥容量 | 6.0kg |
---|---|
運転音 | 54.0dB |
速乾コース | 20分、40分、60分 |
良い
気になる
パナソニックの「NH-D603」は、同社の家庭用衣類乾燥機として展開されています。お手入れがしやすい仕様が特徴で、同社の同じ乾燥容量6kgの衣類乾燥機「NHーD605」と比べると、価格は安めです。
本商品はお手入れのしやすさに優れており、特に紙フィルターを使い捨てにできる点がポイント。また、稼動時も比較的静かで、運転音は54.0dB、振動も小さかったため、夜間や集合住宅でも使いやすいでしょう。乾きやすさにおいては、チノパンの地厚な部分やパーカーのフード周りなどは多少湿っていたものの、薄手の衣類は十分乾いていました。
乾燥時間は3時間強と長めで、スピード重視の人には物足りない印象。くわえて、1回の電気代が111.6円と高めで、電気代の安さを重視する人にもやや不向きです。また、本体幅が63.0cm・奥行50.5cmとやや大きく、スペースに余裕がない家庭には適さない点にも注意が必要です。
設置スペースや稼動時間に余裕があり、掃除機を使ったお手入れが面倒と思う人におすすめできる商品といえるでしょう。
幅 | 63.0cm |
---|---|
奥行 | 50.5cm |
高さ | 67.7cm |
重量 | 約24.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 111.60円 |
パナソニック 衣類乾燥機 NH-D603をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
乾燥容量 | 3kg |
---|---|
運転音 | 57.3dB |
速乾コース | 20分、30分、40分 |
良い
気になる
標準モードで乾燥すると、ワイシャツは完全に乾きました。しかし、チノパンのポケットやパーカーのフードの奥などは湿っており、厚手の衣類は乾き切らない結果に。ワイシャツやTシャツを着る機会が多く、薄手の衣類をメインにしっかり乾かしたい人ならよいでしょう。
静音性も高く、稼動音は平均57.3dBと検証したなかでは静かでした。ガタガタという大きな振動やモーターの駆動音を感じにくいため、集合住宅でも迷惑になりにくいでしょう。
乾燥時間は3時間14分と長め。厚手の衣類を完全に乾かそうとすると、さらに時間がかかる可能性があります。また、電気代は1回62.00円で、1日1回稼動すると年間22,630円と高めに。毎日乾燥機を使う場合は、光熱費の負担が気になりそうです。
お手入れサインがなく、使い捨てフィルターに非対応なのも惜しい点。吸気フィルターは月に一回、排気フィルターは使用ごとにお手入れする必要がありますよ。
乾きムラがあり乾燥に少し時間がかかるものの、薄手の衣類がカラッと乾いたのはうれしいポイント。2人以下の家庭で、ワイシャツなど薄手の洗濯物が多いなら検討してみましょう。
幅 | 48.0cm |
---|---|
奥行 | 46.0cm |
高さ | 67.5cm |
重量 | 15.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 62.00円 |
良い
気になる
衣類はおおむね乾かせていましたが、もっとも地厚なパーカーは明らかに濡れているわけではなかったものの、触るとややしっとりした感触があり、乾ききってはいないと感じました。しかし、薄手のワイシャツやチノパンは問題なく乾かせていたため、タオルやTシャツだけ乾かすなら問題なく使えるでしょう。
乾燥時間は3時間28分と長めですが、ほかの家事をしている間に終わる程度といえます。また、ほとんどの衣類を十分に乾かせていたため、稼動終了後に多少そのままで放置していてもさほどの問題はないでしょう。
しかし、電気代は112.53円と高め。干すのが嫌で毎日乾燥させたいという人には電気代が大幅に上がるためやや不向きな印象です。洗濯の頻度が低い一人暮らしの人や、雨の日だけ使いたい人であれば、あまり気にならないでしょう。
稼動中の振動は小さく、ガタガタと大きく揺れることはありませんでした。一方で、運転音は62.2dBと少し大きめ。設置場所がリビング・寝室・仕事部屋に近い人には、稼動音が気になるかもしれません。
お手入れするフィルターは糸くずフィルター・花粉フィルター・槽内に固定のバックフィルターの3種類。乾燥するたびにホコリが溜まるので、こまめに掃除機でホコリを吸い取る必要があります。お手入れランプが点灯するため、お手入れ時期の目安はわかりやすいでしょう。
幅 | 65.0cm |
---|---|
奥行 | 52.5cm |
高さ | 65.0cm |
重量 | 24.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 112.53円 |
東芝 衣類乾燥機 ED-608-Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
乾燥容量 | 6kg |
---|---|
運転音 | 55.7dB |
速乾コース | 15分 |
良い
気になる
使い捨てフィルターを使える点が最大の特徴であり魅力。一般的な不織布フィルターのように掃除機を使わずとも、ホコリが気になってきたらそのまま外してゴミ箱に捨てるだけと手軽です。消耗品費はかかりますが、お手入れが面倒という人には使い捨てフィルターが便利でしょう。
乾きやすさはまずまずの結果。薄手のワイシャツは乾かせたものの、チノパンやパーカーは明らかな乾きムラがあり、場所によっては手で触ったときにじとっとした湿り気を感じました。パーカーは裾のようなとくに地厚な箇所ほど乾きが甘かったのが気になった点です。
乾きがいまひとつな割に乾燥時間は長めで、3時間半ほど時間がかかりました。完全に乾かそうとするとさらに時間がかかる恐れが。長時間の稼動が待てないという人ほど、不向きな商品といえます。
稼動中はわずかな振動はあったものの、ガタガタと極端な揺れはなし。運転音は55.7dBと大きくはないものの、槽が金属でできているためか、衣類との音が高く響く印象です。常時うるさいわけではありませんが、時折音が気になる場面もありました。
幅 | 60.0cm |
---|---|
奥行 | 54.4cm |
高さ | 69.7cm |
重量 | 31.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 111.91円 |
パナソニック 衣類乾燥機 NH-D605を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
乾燥容量 | 7kg |
---|---|
運転音 | 53.4dB |
速乾コース |
良い
気になる
SENTERNの「衣類乾燥機 7kg」は、静かで大容量な乾燥機を求める人におすすめ。容量は7kgで、オゾン・UV・高温によるトリプル殺菌をコンセプトとしています。
実際に使ってみるととにかく静音。稼動音は53.4dBと音は感じられるものの、別の部屋にいれば気にならない程度の静かさです。モーターの駆動音が気になることもありませんでした。振動も少ないため、マンションでも気兼ねなく使えるでしょう。
乾燥時間は短めで、2時間40分で乾燥が完了しました。一方、電気代は1回で65.72円とやや高く、1日1回稼動で年間約24,000円かかる計算です。
肝心の乾きやすさもいまひとつ。薄手のワイシャツは脇下やポケットの中までしっかりと乾きましたが、厚手のパーカーは乾きムラがあり、全体的に湿り気を感じる仕上がりでした。左脇は乾いていましたが、右脇部分は脱水に掛けたばかりのような濡れ方です。チノパンも乾きムラがあり、全体的にしっとりしていました。厚みのある衣類の乾燥には時間がかかるでしょう。
使い捨てフィルターは使えないため、都度掃除が必要なのもネック。お手入れサインがなく、タイミングがわからないのも気になりました。
総合的に、乾きやすさやランニングコストより静かさと大容量を重視する人に適した衣類乾燥機といえるでしょう。傷みを気にしてニットやパーカーに乾燥機を使う予定がないなら、十分候補に入るでしょう。
幅 | 60.0cm |
---|---|
奥行 | 41.6cm |
高さ | 67.0cm |
重量 | 20.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 65.72円 |
乾燥容量 | 3kg |
---|---|
運転音 | 58.6dB |
速乾コース | 20分 |
良い
気になる
本商品は、衣類の乾きが甘かった点が乾燥機として大きな弱点。ほかの商品が乾かせていたワイシャツですら乾き残しがあり、目で見て明らかなほど色の違いがありました。パーカーのような厚手の衣類も乾きムラが強く、乾いていない箇所の水分は20%以上と、触ったときにじっとりとした感触を感じるほどの数値でした。
乾燥時間が2時間24分と比較的短め。しかし、衣類がしっかりと乾いていなかったことを考えると、むしろ短すぎるといえます。最後まで乾かすならさらに長く乾燥する必要がありますが、その分衣類が長時間熱に当たることになり、傷みや縮みの原因になることに注意が必要でしょう。
電気代の安さは高評価。1回で47.12円と1日1回稼動した場合でも年間で2万円を越えない程度。衣類乾燥機の電気代が総じて高いため、本商品はそのなかでも経済的な選択肢といえます。
お手入れするフィルターは槽内にあるリントフィルター・排気フィルター・投入口手前にある吸気フィルターの3枚。本商品はお手入れランプがなく、いつ頃お手入れをすべきかの目安となるサインがありません。乾燥するたびにお手入れをするよう心掛けることがおすすめです。
稼動中は振動がやや大きいものの、ガタガタとひどく揺れるほどではありませんでした。しかし、運転音は58.6dBと大きめ。リビングのような生活の中心でまわすときは、運転音が少々気になるかもしれません。
幅 | 49.0cm |
---|---|
奥行 | 41.8cm |
高さ | 63.1cm |
重量 | 17.0kg |
ヒーター切り替えモードあり | |
毛布コースあり | |
シワ取りコースあり | |
セーター乾燥コースあり | |
除菌コースあり | |
予約タイマー機能 | |
稼動1回あたりの電気代(実測値) | 47.12円 |
マイベストではベストな衣類乾燥機を「短い時間で衣類をカラリと乾かせる静かで電気代の安い商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の衣類乾燥機14商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:乾きやすさ
検証②:乾燥時間の短さ
検証③:電気代の安さ
検証④:静かさ
検証⑤:お手入れのしやすさ
検証⑥:設置のしやすさ
今回検証した商品
マイベストでは「薄手の衣類はもちろん、地厚な衣類も全体的に乾いている」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を水分量が3%と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.商品の定格乾燥容量の6割にあたる衣類を洗濯・脱水
2.各商品の標準モードで乾燥
3.乾燥後のワイシャツ・チノパン・パーカーの各箇所を水分計で計測
水分量が0%を最高スコアとし、すべての衣類がカラリと乾いているものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ほかの家事をしている間に完了する」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を稼動開始から稼動終了までにかかった時間が150分以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.商品の定格乾燥容量の6割にあたる衣類を洗濯・脱水
2.各商品の標準モードで乾燥
3.稼動開始から稼動終了までにかかった時間を計測
稼動開始から稼動終了までにかかった時間が100分以下は最高スコアとし、短い時間で乾燥が完了するものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「1日1回使っても年間の電気代が1.9万円以下」なものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を稼動1回あたりの電気代が50円以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.ワットモニターを接続し、標準モードで乾燥開始から完了までに使用した電力量を算出
稼動一回あたりの電気代が40円以下は最高スコアとし、電気代が安かったものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「マンションやアパートのような集合住宅で近所迷惑にならないほど静かである」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1.乾燥機から1mの距離に騒音計を、乾燥機の真横に振動ロガーを設置
2.標準モードで乾燥機を稼動
日本騒音調査が公開している基準と目安を参照したうえで、運転音は40dB、振動は1.20g以下を最高スコアとし、静かで揺れが少ないものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「自分でお手入れする箇所が少ないうえに、お手入れが簡単にできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「スタンドの上に簡単に置けて、圧迫感が小さい」ものをユーザーが満足できる商品とし、幅55cm、奥行き50cm、高さ60cm以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
1.衣類乾燥機本体の幅・奥行き・高さを計測
幅45cm、奥行き40cm、高さ50cm以下を最高スコアとし、それぞれの長さが短いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
乾燥機を使ったことがある人には、乾燥後の衣類のシワが気になる人もいるのではないでしょうか。シワがつくかどうかやシワの濃さは槽に入れる衣類の量に左右されます。
多く入れれば入れるほど衣類同士が密着して、丸まったまま乾燥されてしまうため、乾燥後のシワが強く残りがち。実際に同じ乾燥機を使い、綿100%のTシャツを枚数を変えて乾燥させたところ、5枚入れたときと比べて15枚入れたときのほうが、目に見えて濃いシワがついていました。
シワがつくのを極力避けたいのであれば、入れる衣類を槽の半分程度に留めるとよいでしょう。また、衣類の素材によってもシワのつき具合は異なります。シワがつくと困る衣類は乾燥させないことも検討しましょう。
衣類乾燥機には4kg以上の大型と3kg以下の小型と大きく2種類ありますが、設置する際は置き方や置き場所に注意が必要な場合があります。それぞれ購入する前にチェックしたり、搬入前に場所を作ったりしておくことをおすすめしますよ。
排水が必要な大型の衣類乾燥機は、洗面所や脱衣所など排水できる場所に設置する必要があります。衣類乾燥機とあわせてスタンドの購入を検討している人には、自立式のスタンドがおすすめ。
自立式のスタンドは、洗濯機の両サイドに脚を設置するために3~5cm程度の余裕が必要。しかし、洗濯機のサイズにあわせて幅や高さを変えられるため、スペースさえあれば洗濯機が変わっても、そのまま使用できます。
自立式のほかに使われるスタンドが直づけ式のスタンド。洗濯機に直接取りつけることで狭いスペースでも乾燥機を設置できます。一方で、洗濯機のメーカーや型番によっては取りつけられない点には注意が必要です。
自立式や直づけ式以外にも、壁掛け式や床置き式などから好きなスタンドを選べますが、設置条件の確認や設置時のシミュレーションをしておきましょう。
衣類乾燥機は振動するため、本体とスタンドはネジで固定するのが基本です。自分で置き台を作る人もいますが、正しいネジ穴で固定できる専用スタンドのほうがおすすめですよ。
排水が必要な大型の衣類乾燥機と異なり、小型の衣類乾燥機は設置場所の制約が少ない傾向がありますが、確認すべきポイントがあります。
まず、ほとんどの商品が背面に、排気口を含めて15cm以上のスペースが必要。背面から放熱をするため、熱がこもらないような位置に置きましょう。商品によっては左右にもスペースが必要な商品も。なお、このスペースを空けずに置くと、排熱効率が下がるため長時間稼動する可能性があり、電気代がかさむことになります。
また、小型の衣類乾燥機も大型の商品同様に稼動時に振動するため、不安定な場所に設置をすると落下事故につながる恐れが。安定した状態で使用できるように、設置予定の場所が平坦かどうかを確認しましょう。
衣類乾燥機はコンパクトではありますが、どうしてもスペースが取れない人には衣類乾燥機能つきの除湿機という手があります。
最近はセンサーで湿り気を感知して効率的に除湿できたり、部屋干し臭を抑制できたりと、さまざまなモデルが続々登場。手軽に使いたい人は衣類乾燥機能つきの除湿機もチェックしてみてくださいね。
1位: 東芝ライフスタイル|TOSHIBA|衣類乾燥機|ED-60A4
1位: ハイアールジャパンセールス|ハイアール|衣類ケア乾燥機|JZ-K90A
3位: イー・エム・エー|Sun Ruck|衣類乾燥機|SR-ASMN205
3位: イー・エム・エー|Sun Ruck|衣類乾燥機|SR-ASMN206
5位: ダイアモンドヘッド|ROOMMATE|コンパクト衣類乾燥機 KARATTO|RM-212S
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他