シマノ サーフベスト VF-025Uをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、動きやすさの検証です。

実際に5名のモニターが着用し、体を動かしやすいか・ロッドを降りやすいかを確認しました。

次は、浮きやすさの検証です。体重65kgの成人男性が仰向けの脱力状態でプールに浮き、体をどのくらい浮かせられるか・浮力によるずれがないかをチェックしました。

結果、65kgの成人男性の体をしっかり浮かせられ、トップレベルの高評価を獲得。比較したなかには、浮力によってベストがずれたものがあったのに対し、腰ベルトと股ひもによりしっかり固定されていました。

浮力の規格は、5.85kgの重りをつけた状態で24時間耐えられるかの試験をクリアした「L3」。サーフや河口域・淡水での岸釣りにうってつけです（参照：日本小型船舶検査機構「レジャー用ライフジャケット（固定式）」使用環境ガイドライン）。

次は、収納力の検証です。

実際にメイホー「VS3010NDM（205×145×40mm）」のルアーケースを、フロントポケットと背面ポケットに収納し、合計何個入ったかをチェックしました。

次は、メインポケットの使いやすさを検証しました。実際に5名のモニターが着用した状態でルアーケースを出し入れし、スムーズかをチェックしています。

その結果、前側に設置されたメインポケットは生地がしっかりしていて変形しづらく、なめらかに開閉できました。モニターからは「指1本でも開閉できる」との声があがるほどで、使いやすさは比較したなかでもトップクラスです。

間口が広く、ルアーケースが引っかかりにくい点も魅力。比較した結果、間口が広いものほど高評価を得る傾向があり、本品も例外ではありません。モニター5名全員が「メインポケットが使いやすい」と回答しており、素早くルアー交換ができるでしょう。

＜メインポケットの使いやすさについてのモニターコメント＞

1. 「引っかかりなどは見られないうえ、引っかけやすいファスナータブと前面に配置された入れ口で快適」
2. 「指一本でも開閉がスムーズにできてよい。間口も広く出し入れしやすい」
3. 「コの字型のチャックだが軽く、取り出しやすい」
4. 「ファスナーはなめらかでポケットの出しやすさは非常によかった」

コメントは一部抜粋

最後は、機能性の検証です。

便利な機能が備わっているかを確認したところ、ベルクロタイプのプライヤーケースや小物入れ・腰ベルトが付属され、評価を伸ばしました。ドリンクホルダーは備わっていませんが、背面ポケットは着用した状態で開閉できるため、飲み物など大きめの荷物を入れられます。

メーカーが謳うとおり、着脱可能な腰ベルトつきで肩と腰へ重さが分散されるのもメリットです。ただ「D管が少ない」との口コミどおり、D管の数は7個と少なめ。比較した10個以上ある商品と並ぶと、身につけおく小物は選定する必要があるでしょう。詳細は以下のとおりです。

1. プライヤーケース｜〇（ベルクロタイプ）
2. ポーチ｜×
3. 小物入れ｜〇
4. D管の数｜7個
5. ドリンクホルダー｜×
6. 腰ベルト｜〇
7. 着用して背面ポケットを開閉できる｜〇
8. ロッドベルト｜〇 
9. 撥水加工や耐磨耗加工｜×
10. 反射板｜×
11. ルアーキーパー｜×
12. 笛｜〇