izxi 手動さく乳器をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

比較した電動タイプには、片手で簡単に操作できるものや、暗闇でも見やすい光る強度表示モニターがあるものも。対してこちらは吸引力の強度は2段階で調節できますが、産後のママが快適に使える機能は少なめです。

比較したなかでも授乳しやすい機能が豊富だったのは、電動式の商品でした。毎日の使いやすさを重視したいなら、電動式を検討するとよいでしょう。

1. 片手で操作できるか｜手動式
2. 搾乳モードの数｜1種類
3. 吸引力の強度調節段階数｜2段階
4. 搾乳カップの滑り止めの範囲｜乳頭まであり
5. 光る強度表示モニターの有無｜✕
6. 保存用哺乳瓶の有無｜◯

搾乳カップの滑り止めの範囲は乳頭まで。カップに胸と乳首がぴったりと吸いつくため、搾乳を続けているうちに痛みや傷がつくリスクが懸念されます。

比較した滑り止めがフチのみの商品は、カップの先端が乳首にあたらず刺激が少ない傾向がありました。対してこちらは刺激を感じる可能性があるので、使用時間を調節しながら使うとよいでしょう。

搾乳モードは1種類のみで、吸引力の強度はハンドルの位置を替えることで2段階調節が可能です。しかし、比較したほかの商品のように母乳分泌モードやより細かな強度調節はできないため、産後すぐのデリケートな胸には向きません。

「パーツが少なくて楽」という口コミに反し、洗浄するパーツは8個と多く、手入れには手間がかかります。比較した商品には洗うパーツが3つ以内と少ないものもあったのに対し、分解・洗浄・消毒・組み立てに時間がかかるのがネックです。

フィットカバーや防塵カバー、ハンドルや吸引力調整弁といったパーツまで洗浄が推奨されており、使うのが億劫に感じる可能性もあるでしょう。

一方で、電子レンジでの消毒が可能なのは利点。作業時間を30秒以内に収められたため素早く手入れしやすく、赤ちゃんが泣き出す前にサッと消毒できますよ。

カスカスという空気圧の音がかすかに聞こえますが、ほぼ無音といってよいほど静か。計測値は36.5dBで、とても満足できる基準である35dBと同等です。

比較したところ、電動式よりも手動式の商品のほうが静かな傾向がありました。電動式の多くは40dBを超えていたのに対し、こちらは寝ている赤ちゃんを見守りながらの搾乳も問題なく行えそうです。