最短即日での引き取りが可能な廃車買取、日本廃車センター。しかし、口コミが少なく、高く買い取ってくれるのか・サポートが充実しているのか気になり、利用すべきか迷っている人も多いのでは?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえてレビューします。
さらに、廃車本舗や事故車買取のタウとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説します。キャンセル料も調査したので、廃車買取選びに迷っている人はぜひ参考にしてくださいね。
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すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
日本廃車センターは、早急に処分したい車がある人におすすめです。廃車需要が集中する3月の繁忙期に検証を行ったところ、多くの業者が「年度内の対応は難しい」と答えるなか、日本廃車センターは「〇日までに引き取りできれば年度内に間に合います」と迅速で前向きな対応を見せてくれました。
引き取り手数料・手続き代行費用は一切かからず、必要書類が揃っていれば、車両の引き取り時にその場で現金を受け取り可能。振込を待つ必要がなく、すぐにお金がほしいときに重宝するでしょう。
名義変更や永久抹消登録といった手続きも、無料で代行してくれます。マイベストが行った電話調査では、名義変更はおおよそ約1週間程度で完了するとのことでした。このスピードなら、自分の名義のまま車が放置されてトラブルにつながるリスクも避けられます。
普通車の概算買取金額は、他社より高水準でした。同条件で査定を依頼したアルファード・キューブのいずれも、検証の中央値を上回る結果に。一方で、軽自動車に関しては相場並み。軽自動車をできるだけ高く売りた場合は、廃車本舗なども検討する価値があります。
永久抹消登録の代行や名義変更の手続きなど、基本的な廃車サポートには対応している一方で、所有権解除や、残債整理に関するサポートは提供されていません。車の名義が信販会社やディーラー名義になっている場合は、自分で手続きを進める必要があります。ローン残債のある車を売るなら、事故車買取のタウがおすすめですよ。
日本廃車センターは、手続きのスピード感と概算買取金額の高さから、普通車を今すぐ・できるだけ高く売りたい人にぴったり。すぐ駐車場を空けたい、まとまったお金が必要という人はぜひ連絡してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
日本廃車センターは、全国対応の廃車・事故車買取専門業者。累計買取台数24,000台以上(2025年4月末時点)もの実績を誇る廃車買取サービスです。一部地域を除いた全国から、廃車・事故車・不動車・水没車など、あらゆる状態の車を積極的に買取しています。
車の状態に関わらず「0円査定」になりがちな事故車や不動車であっても、部品や資源としての価値を見出して評価し、現金での買取を実現。査定は完全無料で、WEB・電話・LINEから気軽に申し込みできます。
買取査定価格補償制度があり、一度提示された査定額が後から下がらない点も魅力。年中無休で柔軟にスケジュールを調整してくれるのも大きな強みです。
今回は日本廃車センターを含む廃車買取を実際に調査して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各廃車買取を比較検証したところ、日本廃車センターには3つのよい点がありました。利用を検討している人はぜひチェックしてみてください。
なお、概算買取金額は2024年3月11~12日に実際した電話査定をもとに算出しています。車種ごとの検証条件は、以下のとおりです。
車両の引き取りに最短即日対応というスピード感が大きな魅力。検証では、即日対応ができると回答した業者はごくわずか。最短で翌日、または1~2週間後といった回答が大半でした。
ちなみに今回の検証は、廃車業者が最も混み合う繁忙期の3月11〜12日に実施。多くの業者が「今からでは年度内の対応が難しい」とやや後ろ向きな姿勢を見せるなか、日本廃車センターからは「3月15日までに引き取らせてくれれば、年度内に対応できますよ」と迅速かつ前向きな回答が得られました。
自動車税の起算日である、4月1日までに車を手放したい利用者が殺到するタイミングであったのにも関わらず、素早い対応が期待でき好印象です。
対応地域は全国(一部地域を除く)で、土日祝の引き取りにもできる限り対応可能。比較した多くの業者と同様に、引き取り手数料も無料でした。
車両の引き取り時に買取金を、即日受け取ることが可能。現金払いに対応しているため、書類がすべて揃っていれば車の引き取り時に現金が手に入ります。
引き渡し後の名義変更もスピーディ。電話では「1週間で名義変更が完了する」と案内されました。公式サイトには最短4日で名義変更可能とありますが、実際には5日以上かかるケースも。利用時は、1週間程度見ておくとよいでしょう。
迅速な名義変更は、売却後のトラブルを防ぐうえでも大きなメリット。名義変更が遅れると、売却したはずの車に対して自動車税の請求や駐車違反通知が来たり、事故時の所有者責任が自分にかかるなどのリスクが発生します。
名義変更を放置する業者も存在するようですが、日本廃車センターなら安心して任せられるでしょう。
普通車の買取価格が、高い水準にあることも魅力です。検証当時、同条件で査定を依頼したアルファード・キューブのいずれも、提示された概算買取額は高額。比較した各社の見積額の中央値を上回る金額でした。
<普通車の概算買取金額>
公式サイトには買取実績として、車種・買取額・買取時の状態などが、詳しく掲載されています。廃車を考えている人が、事前に相場を把握する際に便利ですよ。自分の車はいくらぐらいで売れるのか、まずは公式サイトの買取事例ページをチェックしましょう。
各廃車買取を比較検証したところ、日本廃車センターには2つの気になる点がありました。利用を考えている人は、しっかり確認しておきましょう。
軽自動車の買取額は特筆して高いとはいえない結果となりました。検証では、2台の軽自動車を対象に概算見積もりを取得。いずれも中央値(14,000円)と同程度の価格でした。
<軽自動車の概算買取金額>
決して低すぎるわけではないものの、他社と比べて大きくリードするほどでもありません。軽自動車をできるだけ高く売るなら、廃車本舗がおすすめですよ。
永久抹消登録の代行や名義変更の手続きなど、基本的なサポートには対応。LINEでの査定にも対応しており、スマホひとつで手軽に見積もりを依頼できます。一方で、所有権解除や、ローン残債の整理に関するサポートは提供されていません。
<廃車手続きの簡単さ>
所有権がローン会社やディーラーにある場合、所有者本人側が所有権解除を進める必要があります。ローンが残っている車を処分するには、まずローンを完済し、所有権を自分に移す必要があるため、すぐに廃車ができない場合もあるでしょう。
なお、永久抹消登録とは、車を完全に使用不能にするために運輸支局で行う登録のこと。登録が完了すると車は二度と公道で走れなくなり、自動車税の課税対象からも除外されます。
しかし、この手続きも車の所有者が誰かによって進め方が変わります。所有権がローン会社などにあると、会社の書類と同意がなければ手続きはできません。まだローンを支払っている最中の人や、所有権が自分以外にある場合は、事前の確認と準備が必須です。
買取可能な自動車 | 事故車、水没車、不動車、過走行車・多走行車、改造車、低年式車、不要車 |
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引き取りまでの日数 | 最短当日 |
出張料 | 無料 |
良い
気になる
入金までの期間 | 車両引き渡し時(書類がそろっている場合) |
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海外販路 | |
軽自動車の買取に必要な書類 | 自動車検査証(車検証)、リサイクル券 A・B券、申請依頼書、ナンバープレート2枚(前後)、自賠責保険証 |
普通自動車の買取に必要な書類 | 自動車検査証(車検証)、印鑑証明書、委任状、譲渡証明書、リサイクル券 A・B券、ナンバープレート2枚(前後)、自賠責保険証 |
事前査定可能 | |
査定額の提示方法 | 税金込の価格 |
抹消手続き代行あり | |
連絡手段 | 電話、LINE、メールフォーム、Web |
スズキワゴンRの概算買取金額(検証時) | 15,000円〜 |
日産キューブの概算買取金額(検証時) | 35,000円〜 |
定休日 | 年中無休(年末年始を除く) |
入金方法 | 銀行振込、現金 |
コールセンターの受付時間 | 10:00〜18:00 |
深夜対応可能 |
ここでは、日本廃車センターの手続きの流れをご紹介します。
<廃車買取の大まかな流れ>
1.車の無料査定(電話・Web・LINEで対応)
2.必要書類の準備(最短即日対応可能)
3.車両の引き取り・買取金の支払い(原則、引き取り当日に現金で支払い)
日本廃車センターに普通車の廃車手続きを依頼する際には、以下の6つの書類が基本的に必要です。
<日本廃車センターに依頼する場合の必要書類(普通車)>
自動車検査証(車検証)
印鑑証明書(市区町村役場で取得可能)
委任状(所有者の実印の押印が必要)
譲渡証明書(所有者の実印の押印が必要)
リサイクル券(紛失時も調査可能)
ナンバープレート2枚(前後)
このほか、必要に応じて以下の書類が求められる場合もあります。
自賠責保険証明書(車検有効期間が残っている場合)
日本廃車センターに軽自動車の廃車手続きを依頼する場合、以下の4点が基本的な必要書類となります。
< 日本廃車センターに依頼する場合の必要書類(軽自動車)>
自動車検査証(車検証)
申請依頼書( 所有者の認印が必要)
リサイクル券(紛失時も調査可能)
ナンバープレート2枚(前後)
このほか、必要に応じて以下の書類が求められる場合もあります。
自賠責保険証明書(車検有効期間が残っている場合)
車の引取・持込日から起算して、30日前から以下のキャンセル料が発生します。
<キャンセル料金>
廃車の引き取りにはレッカー手配や車両運搬費など、業者側に実費が発生することも。そのため、多くの業者がキャンセル料を設定しています。
ただし、なかにはキャンセル料が高額すぎると問題になったケースも。万が一トラブルに巻き込まれた場合でも、「自分がキャンセルしたのだから仕方ない…」と諦めてしまう前に、JPUC車売却消費者相談室や消費者庁への相談を検討してください。
最後に、軽自動車の概算買取額が高かった業者をご紹介します。
廃車本舗は、軽自動車の廃車におすすめです。引き取りまでに2~3日かかるものの、検証では軽自動車の概算買取金額が高額に。ダイハツのムーブ・スズキのワゴンRが各24,000円と、検証した各社の中央値を10,000円も上回りました。今すぐ駐車場を空けたい等の事情がなければ、検討してみてください。
ローンが残っている軽自動車を売るなら、事故車買取のタウをチェック。比較したなかでは珍しく、ローンが残っている車の廃車に必要な残債整理・所有権解除をサポートしてくれるサービスです。軽自動車の概算買取金額は中央値より6,000円高く、少しでも高く売りたい人にもおすすめできます。
買取可能な自動車 | 事故車、不動車、高年式、ボロボロの車 |
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引き取りまでの日数 | 2~3日以内(契約書のFAX返信が必要) |
出張料 | 無料 |
良い
気になる
入金までの期間 | 2~3営業日後 |
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海外販路 | |
軽自動車の買取に必要な書類 | 自動車検査証(車検証)、リサイクル券 A・B券、免許証等の身分証明書、自賠責保険証明書、自賠責承認請求書、申請依頼書、認印 |
普通自動車の買取に必要な書類 | 自動車検査証(車検証)、印鑑証明書、委任状、譲渡証明書、リサイクル券 A・B券、免許証等の身分証明書、実印、自賠責保険証明書、自賠責承認請求書 |
事前査定可能 | |
査定額の提示方法 | 税金込の価格 |
抹消手続き代行あり | |
連絡手段 | 電話、LINE、メール、FAX |
スズキワゴンRの概算買取金額(検証時) | 24,000円〜 |
日産キューブの概算買取金額(検証時) | 47,000円〜 |
定休日 | 日曜日 |
入金方法 | 銀行振込 |
コールセンターの受付時間 | 9:00~20:00(土日祝休み) |
深夜対応可能 |
廃車本舗の評判は?実際の買取金額やスムーズに手続き・引き取りができるかを徹底レビュー!
買取可能な自動車 | 事故車、水害車、不動車 |
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引き取りまでの日数 | 最短翌日 |
出張料 | 無料(一部離島を除く) |
良い
気になる
入金までの期間 | 約1週間後 |
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海外販路 | |
軽自動車の買取に必要な書類 | 自動車検査証(車検証)、リサイクル券 A・B券、免許証等の身分証明書、実印、自賠責保険証、ナンバープレート、申請依頼書、理由書(車検証もしくはナンバープレートを紛失・棄損している場合) |
普通自動車の買取に必要な書類 | 自動車検査証(車検証)、印鑑証明書、委任状、譲渡証明書、リサイクル券 A・B券、免許証等の身分証明書、実印、住民票、戸籍附票、戸籍謄本(戸籍全部事項証明)、自賠責保険証、ナンバープレート、顛末書(車検証もしくはナンバープレートを紛失・棄損している場合) |
事前査定可能 | |
査定額の提示方法 | 車体価格のみ |
抹消手続き代行あり | |
連絡手段 | 電話、LINE、Web |
スズキワゴンRの概算買取金額(検証時) | 20,000円〜 |
日産キューブの概算買取金額(検証時) | 40,000円〜 |
定休日 | 年中無休 |
入金方法 | 銀行振込 |
コールセンターの受付時間 | 24時間 |
深夜対応可能 |
事故車買取のタウの口コミ・評判は?実際の査定額や、メリット・デメリットを徹底調査
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