愛車の相場が簡単に調べられる車一括査定サイト、ナビクル。「無料で利用できる」と評判がよい一方で、「登録してすぐに複数の会社から電話&メールのラッシュ」という気になる口コミも存在し、利用を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証しました。
さらに、主要な車一括査定サイトとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。申し込みから売却までの流れもリサーチしましたので、車一括査定サイト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
着物買取・車買取・カーリース・洋服レンタルなどの買取サービス・レンタルサービスを担当。専門家やサービス利用者に取材を重ね、今まで検証したサービスは100を超える。「わかりやすい情報を発信し、一人ひとりにぴったりの選択肢を提供する」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
ナビクルは、高価買取が狙えるものの、電話対応が苦手な人は注意が必要です。複数の業者と個別に交渉して売却先を決める通常形式を採用。比較した買取金額上位業者からのみ連絡が来るサービスとは異なり、複数業者からの連絡が来るシステムです。「登録してすぐに複数の会社から電話&メールのラッシュ」との口コミどおりのため、対応の手間を減らしたい人は他社を検討したほうがよいでしょう。
一方、検証した8社の大手買取業者すべてと提携していた点はメリットです。顧客が多い大手業者は、強気の買取をしてくれる可能性が高め。大手買取業者との提携がないサービスに比べて、高価買取を狙えるでしょう。提携業者数の総数は、執筆時点で65社。そのうち最大10社に同時査定依頼ができます。ほかの通常形式のサービスと同様に、成約手数料もかかりません。
サイトから無料で一括キャンセルできる点も便利です。比較したなかには、業者ごとに個別でキャンセル連絡が必要なサービスも。こちらは連絡の手間を減らせますよ。申し込み後4か月未満なら無料の電話窓口から、4か月以上経過している場合は指定メールアドレスからキャンセルできます。
総合してみると、大手業者との提携が多いことから高価買取を狙いやすく、一括キャンセルもしやすい魅力的なサービスといえます。相場を確認したい場合は、まず公式サイトの買取相場検索を活用するのもよいでしょう。複数業者からの電話ラッシュを避けたい人は、買取金額上位業者のみ連絡可能なシステムを採用しているサービスを検討してみてください。
<おすすめできない人>
<おすすめな人>
実際にナビクルと比較検証を行った各サービスのなかで、総合評価1位を獲得した車一括査定サイトと、各検証でNo.1を獲得したサービスをピックアップしました!
ナビクルの利用を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってベストな車一括査定サイトを見つけてみてくださいね!
CTN
電話対応は少ないが、大手買取業者との提携数は物足りない
ナビクルは、「45秒入力のクイック診断で愛車の相場がわかる」と謳う、中古車買取・車査定サービスです。全国のデータをもとに算出された、相場情報をWeb上でチェックできます。
今回はナビクルを含む、人気の車一括査定サイトを集めて比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ナビクルについて調べた結果、2つのメリットがあるとわかりました。1つずつ解説するので、利用を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね。
提携している大手買取業者の数が充実しています。今回の検証で設定した、8社の大手買取業者すべてと提携。比較した他社のサイトには、大手買取業者との提携がないところもありました。
全国に店舗を展開するガリバーやアップルなど、顧客が多い大手であれば、強気の買取をしてくれる可能性が高くなります。大手と連携していると対応地域が多く、地方でも査定業者が見つかりやすい点もメリットです。ナビクルは、豊富な選択肢から高価買取を狙えるでしょう。
<大手買取業者との提携>
無料で最大10社に同時査定依頼ができます。複数の業者と個別に交渉して売却先を決める通常形式を採用しており、自分で売却先を選ぶことが可能。比較したサービスの最大同時依頼数は、10〜30社と幅がありました。10社に依頼できれば、気になる大手業者の結果は確認できるでしょう。
比較によると、通常形式のほかにオークション形式のサービスもありました。オークション形式とは、査定情報をもとに業者がネットで入札し、最高額の業者のみ売却する権利を得る仕組み。オークション形式の場合は成約手数料が発生する場合があるので注意が必要です。
ナビクルは通常形式なので、成約手数料の懸念はありません。
最大10社の同時査定を謳うナビクルですが、紹介可能な買取事業者はエリアや車の情報により異なります。場合により、紹介される事業者が少ないこともある点に留意しておきましょう。
大手の提携業者数が充実しているナビクルですが、気になる点も1つありました。依頼する前に自分の目的に合っているかをしっかり確認しておきましょう。
複数の業者にまとめて査定を申し込むため、電話ラッシュになる可能性があります。
比較したなかには買取金額上位業者からしか連絡が来ないサービスもありましたが、ナビクルはそれぞれの業者から連絡が来るシステム。連絡方法をメールのみに絞ることもできないので、「登録してすぐに複数の会社から電話&メールのラッシュ」との口コミにもうなずけます。電話対応が苦手な人は注意が必要です。
一方で、サイトから一括キャンセルができる点は便利。一括査定をキャンセルしてもキャンセル料はかかりません。申し込み後4か月未満なら、無料の電話窓口からキャンセルが可能。4か月以上経過している場合も、指定メールアドレスから申し込むことで一括キャンセルができます。
<申し込み後4か月未満のキャンセル依頼先>
<申し込み後4か月以上経過した場合のキャンセル依頼先>
提携業者数 | 65社 |
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最大同時依頼数 | 10社 |
オークション形式の一括査定あり |
良い
気になる
主な提携業者 | ガリバー、アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、オートバックスカーズ、ユーポスなど |
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JADRI加盟 | |
JPUC加盟 | |
査定業者の選択可能 | |
事前査定可能 | |
コールセンターの受付時間 | 8:00〜21:00 |
1.公式サイトにて、車情報・個人情報を入力して査定を申し込み、確認メールを受け取る
2.各買取店からの連絡を受ける(電話またはメール)ナビクルの利用にあたって、よくある質問をご紹介します。
ナビクルでは、売却を前提としない査定のみの依頼も可能です。査定額だけを知りたい場合は、依頼時にその旨を伝えれば対応してもらえます。ただし、査定後に売却を迫られるケースもあるため注意が必要です。
査定のみを希望する場合、営業電話なしでの対応はできません。電話対応なしで買取相場を確認したい場合は、公式サイトの買取相場検索を利用するのがおすすめです。個人情報の入力は不要で、営業電話もかかってきません。
最後に、ナビクルのデメリットをカバーできるサービスをご紹介します。
高価買取を手間なく叶えたい人には、カーセンサーがおすすめです。提携業者の数が700社と比較したなかで特に多く、高価買取が期待できます。通常形式とオークション形式を選択可能。オークション形式を選べば電話対応の手間を減らせますよ。形式を問わず、成約手数料がかからない点もメリットです。
電話対応の手間を減らしたいなら、MOTA車買取をチェック。ユーザーに連絡できるのは買取金額の上位3業者のみなので、不要なやり取りをカットできます。最大20社までの同時査定を依頼できる点も魅力。提携している大手買取業者数も多く、高価買取を狙えますよ。
提携業者数 | 約700社 |
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最大同時依頼数 | 30社 |
オークション形式の一括査定あり |
良い
気になる
主な提携業者 | 通常形式:ガリバー、アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、オートバックスカーズ、ユーポスなど/オークション形式:アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、ユーポスなど |
---|---|
JADRI加盟 | |
JPUC加盟 | |
査定業者の選択可能 | |
事前査定可能 | |
コールセンターの受付時間 | 11:00~13:00、14:00~17:00 |
カーセンサーの口コミ・評判は?デメリットはある?比較検証をもとによい点・気になる点を徹底調査
提携業者数 | 1,169社 |
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最大同時依頼数 | 20社 |
オークション形式の一括査定あり |
良い
気になる
主な提携業者 | ガリバー、アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、ユーポスなど |
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JADRI加盟 | |
JPUC加盟 | |
査定業者の選択可能 | |
事前査定可能 | |
コールセンターの受付時間 |
MOTA車買取の口コミ評判は?実際に調査してメリット・デメリットを徹底解説!
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