最大20社に一括で査定を依頼できる、MOTA車買取。一社ずつ申し込む手間を省けるため、車を売却する際に便利なサイトです。ネット上では「電話がわずらわしくなかった」などのよい口コミや評判を見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証しました。
さらに、主要な車一括査定サイトとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。提携業者数や査定の手数料なども調査しているので、車一括査定サイト選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
着物買取・車買取・カーリース・洋服レンタルなどの買取サービス・レンタルサービスを担当。専門家やサービス利用者に取材を重ね、今まで検証したサービスは100を超える。「わかりやすい情報を発信し、一人ひとりにぴったりの選択肢を提供する」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
おすすめスコア
大手提携業者数の多さ
電話対応の手間の少なさ
利用費用のかからなさ
提携業者数 | 1,169社 |
---|---|
最大同時依頼数 | 20社 |
オークション形式の一括査定あり |
良い
気になる
MOTA車買取は、電話対応の手間を抑えつつ高値買取を狙いたい人におすすめ。査定員とのやり取りのみで済むオークション形式ではありませんが、買取金額上位の最大3社からしか連絡が来ないシステムです。比較した多くの通常形式のサイトとは違い、複数業者とのやり取りの手間を軽減できます。「電話がわずわしくなかった」との口コミどおりといえるでしょう。
大手買取業者との提携数が多い点も魅力です。大手は顧客数が多いぶん、強気な買取価格が期待できます。比較した約半数のサイトは提携していなかったガリバーのほか、検証したほとんどの大手中古車買取業者と提携していました。
提携業者数は1,169社(※2024年9月時点)と、比較したなかでトップレベル。また、査定は最大20社まで同時に依頼できます。選択肢が多いため、買取業者の多い都市部はもちろん、買取業者の少ない地域でもマッチングしやすいでしょう。
比較したほかのサービス同様、利用料は完全無料。一部の買取店で導入されているMOTA決済を使う場合も手数料はかかりません。MOTA決済とは、ユーザーと買取店間の車両代金の支払いをMOTAが仲介する決済方法です。よく知らない業者と取引する際も入金トラブルを防ぎやすいでしょう。
唯一、申し込みの一括キャンセルができないところは気になるポイント。キャンセルする場合は買取額上位の3社に連絡する必要があります。しかし、やり取りする業者を最小限に絞れるのは大きなメリットです。高価買取が見込める熱意のある業者とのみ交渉したいなら、ぜひ利用を検討してください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
MOTA車買取は、株式会社MOTAが運営している車一括査定サイトです。最短3時間で最大20社の査定結果を確認できるのが特徴で「最大20社が競うから高く売れる!」と謳っています。
やり取りするのは、査定金額上位の最大3社のみ。多くの業者からの電話が入る心配がなく、【一括査定=電話ラッシュがすごい】という従来のイメージを払拭できるサービスです。
今回はMOTA車買取を含む車一括査定サイトを実際に調査して、比較検証を行いました。具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の車一括査定サイトを比較検証したところ、MOTA車買取には3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、利用を検討している人はぜひチェックしてみてください。
MOTA車買取は、通常形式の査定方法ながら電話対応を最小限にできる点が魅力です。そもそも査定方法には、オークション形式と通常形式があります。オークション形式では、車一括査定サイトの査定員とのやり取りのみで済み、買取業者からの連絡は来ません。
対して、通常形式は複数の買取業者から電話が来る点がネック。しかし、MOTA車買取は買取金額上位の最大3社からしか連絡が来ないシステムです。比較した多くの同形式のサイトとは違い、電話対応やその後の交渉の手間を軽減できますよ。「電話がわずわしくなかった」との口コミどおりといえるでしょう。
また、交渉権を得るのは高値をつけている業者だけなので、買取への高い熱意も期待できるといえます。
<大手提携業者>
必ずしも大手のほうが高値で買取るわけではありません。しかし、実際にトヨタ シエンタの概算見積もりを依頼したところ、最高値はガリバーの148万円・次いでアップルの130万円と、どちらも大手買取業者でした。
提携業者数は1,169社(※2024年9月時点)と比較したなかでトップレベルで多く、最大20社まで同時に査定依頼可能。選択肢が多いため、買取業者の多い都市部はもちろん地方もカバーしやすいでしょう。競争が生まれるぶん高価買取も期待できます。
比較したほかのサービス同様、利用料は完全無料。査定の申し込み料も成約手数料もかからず、費用を気にせず利用できます。2025年6月9日より一部の買取店で開始されたMOTA決済を使う場合も、手数料はかかりません。
MOTA決済とは、ユーザーと買取店間の車両代金の支払いをMOTAが仲介する決済方法。「車を引き渡しても代金が振り込まれない」といった入金トラブルを防ぐ目的で導入されました。よく知らない業者と取引する際も安心感を得られるでしょう。
MOTA車買取にはたくさんのよい点がある反面、気になった点がありました。利用を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
MOTA車買取では、申し込みの一括キャンセルはできません。比較した約半数のサイトではまとめてキャンセルできたのに対し、自分で買取金額上位3社に連絡する必要があります。公式サイトやマイページ上、カスタマーサポートでもキャンセル依頼はできないので注意しましょう。
提携業者数 | 1,169社 |
---|---|
最大同時依頼数 | 20社 |
オークション形式の一括査定あり |
良い
気になる
主な提携業者 | ガリバー、アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、ユーポスなど |
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JADRI加盟 | |
JPUC加盟 | |
査定業者の選択可能 | |
事前査定可能 | |
コールセンターの受付時間 |
MOTA車買取の査定依頼の流れは、以下のとおりです。
<車の買取査定の流れ>
売るつもりがあるのであれば、査定だけの依頼も可能です。すぐに売却しなくても、車の現在の価格を確認できます。ただし、高額査定の上位3社から営業電話が来た際は、今すぐには売却しない旨をきちんと伝ましょう。
また、相場は変動するので、売却時期が近くなってから改めて査定を依頼するのがおすすめです。公式サイトでは車種ごとのおおよその査定額をチェックできるので、そちらも参考にしましょう。
最後に、業者からの電話ラッシュを回避したい人におすすめのサービスをご紹介します。
カーセンサーならオークション形式を選択可能。オークション形式は一括査定サイトの査定員とだけやり取りすればよく、複数の買取業者からの電話連絡がありません。通常形式も選べ、どちらの形式でも手数料は無料です。提携している大手買取業者も多く選択の幅が広いので、高価買取を狙えますよ。
提携業者数 | 約700社 |
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最大同時依頼数 | 30社 |
オークション形式の一括査定あり |
良い
気になる
主な提携業者 | 通常形式:ガリバー、アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、オートバックスカーズ、ユーポスなど/オークション形式:アップル、カーセブン、カーチス、ラビット、ネクステージ、ユーポスなど |
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JADRI加盟 | |
JPUC加盟 | |
査定業者の選択可能 | |
事前査定可能 | |
コールセンターの受付時間 | 11:00~13:00、14:00~17:00 |
カーセンサーの口コミ・評判は?デメリットはある?比較検証をもとによい点・気になる点を徹底調査
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