JBL Quantum 50をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
どの方向から音がしているか、はっきり聞き取れると評判のJBL Quantum 50。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「タッチノイズが気になる」「マイクの声がこもって聞こえる」などの気になる意見もあり、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか？
そこで今回は、JBL Quantum 50を含むゲーミングイヤホン15商品を実際に使ってみて、音の定位感・フィット感・マイクの音質・感度・音質を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】フィット感があり快適なつけ心地。ナチュラルな音質も好印象
JBLのQuantum 50は、フィット感を重視する人におすすめです。耳を覆うような形状とシリコン製のイヤーチップにより、安定して装着できました。頭を振っても動かないため、「耳との一体感がある」とモニターから好評です。
ノイズキャンセリングの精度はまずまずですが、会話に支障ない程度にはノイズを除去できました。会話しながらのプレイでも、しっかりとゲームに没入できるでしょう。音質も過剰な演出がなく、ナチュラルに聞こえると専門家から高評価を獲得。中域はクリアで低音は沈み込むような音質です。
ただし、FPSゲームで前後の距離感を掴むのは困難でした。移動する音はなめらかで、左右の動きは把握できるものの、少しぼやけて聞こえます。ゲームだけでなく、音楽や映画鑑賞にも使えるモデルがほしい人向けの商品です。
販売価格は執筆時点で税込3,168円（公式サイト参照）。検証した全商品と比較しても安価な商品なので、安さ重視で選びたい人はチェックしてみてください。
JBL Quantum 50とは
JBLは、世界中にシェアを広げる音響機器メーカーです。JBL Quantumシリーズとして、ゲーミング用のヘッドセットも多数ラインナップしています。
今回紹介するQuantum 50も、シリーズ共通のJBL QuantumSOUNDシグネチャを搭載。かすかな足音や爆発の轟音などを忠実に再現できるよう、JBLで独自にチューニングされています。
接続方法は、汎用性の高い3.5mmオーディオ接続です。パソコン・ゲーム機・スマホなど、さまざまなデバイスとつないで使用できます。
特許を取得したツイストロック機能と、3サイズのイヤーチップで装着時のズレも軽減。遮音性も向上させ、プレイに集中できる設計にしています。
イヤホンだけで操作ができるのも魅力です。音量調整・マイクミュート・電話受信・音声再生などは、手元のコントローラーで操作できます。
さらに、マイクはコントローラーより口元に近い位置に配置。スムーズにコミュニケ―ションがとれるように、集音しやすい位置にマイクを備えています。
実際に使ってみてわかったJBL Quantum 50の本当の実力！
今回は、JBL Quantum 50を含むゲーミングイヤホン全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：音の定位感
検証②：フィット感
検証③：マイクの音質・感度
検証④：音質
検証① 音の定位感
まずは、音の定位感の検証です。
mybestコンテンツ制作チームのメンバー3名が実際に「Apex Legends」をプレイして、前後・上下・左右からの銃声と、歩き回る足音を視聴。距離感が正確につかめるかどうかを確認しました。
前後の距離感は掴みにくいが、移動していく足音はなめらかに聞こえる
音の定位感の検証では、距離感が掴みにくいと厳しい意見が出ました。
モニターからは、「細かな位置までは聞き取れない」「前後の違いがわかりにくい」などのコメントが。左で鳴っているはずの音の一部が右側から聞こえることもあり、方向や位置ははっきりしませんでした。
ただし、音自体はクリアに聞こえます。モニターからは、「音が粒立って聞こえる」「メリハリが効いている」などの回答が出ました。移動する様子もなめらかに聞こえるため、臨場感を重視するなら満足できるでしょう。
検証② フィット感
次は、フィット感の検証です。
mybestの男女3人が商品を装着し、違和感なく付けていられるかを確認しました。
耳との一体感があり、快適なつけ心地
フィット感は、モニター全員が高く評価しました。イヤモニのように耳全体を覆うようなデザインなので、顔を振るような動作をしても安定感を損ないません。「耳との一体感がある」「頭を動かしても違和感がない」と絶賛でした。
ケーブル皮膜になめらかなナイロン糸を使用していて、引っかかりにくいのも利点です。有線タイプですが、ストレスなく装着できますよ。
検証③ マイクの音質・感度
続いて、マイクの音質・感度の検証です。
ゲームプレイ中にボイスチャットを使用し、話し手の近くではノイズを流したうえで、声がクリアに聞こえるかを調査しました。
クリアではないが、会話に影響がない程度にノイズが減る
ノイズがある程度除去できており、問題なく会話ができました。プツプツと切断される音は聞こえましたが、会話に支障はありません。クリアな音声とまではいえないまでも、ストレスなく話せる使用感です。
検証④ 音質
最後に、音質の検証です。
オーディオビジュアル機器の専門家・折原一也さんにゲーム映像や音楽を聴取していただき、音楽鑑賞にも使えるかを評価してもらいました。
原音に近い状態で聞こえる。低音の響きも心地よい
音質の検証では、ナチュラルな音質が高く評価されました。専門家の折原さんからは、「驚くほどいい音。複雑な音の解像度も非常に高い」とのコメントをいただいています。
低音はしっかり沈み込み、中音域はクリアに聞こえました。ボーカルの声やピアノの音、日本語の音声も自然に聞こえます。音は横方向の広がりしか感じられませんが、ゲームに限らず音楽鑑賞も楽しめるイヤホンです。
正確に距離感が掴める、こちらのイヤホンもチェック
最後に、音の定位感に優れた商品をご紹介します。
RazerのHammerhead Duo Consoleは、近づいてくる敵との距離感を掴みやすいのが魅力です。動く足音もなめらかに聞こえ、低音は強くて迫力がありました。イヤホンが耳に沿う形状になっているので、装着時の違和感もありません。FPS・TPSゲームでの使用がメインの人におすすめです。
ASUSのROG Cetra II Coreは、音が移動するのがわかりやすいと高評価を獲得。モニター調査では、「真下から突き上げられるような銃声だった」との意見も出ました。楽曲再生でも高音域がクリアに聞こえたので、用途を問わず高音質で楽しめますよ。
| タイプ | カナル型 |
|---|---|
| 連続再生時間 （イヤホンのみ） | 不明 |
| 接続方式 | 有線 |
| 連続再生時間 （充電ケース込み） | 不明 |
| プラグ形状 | 3.5mmジャック |
| 連続再生時間（ノイズキャンセリングなし） | 不明 |
| 連続再生時間（ノイズキャンセリングあり） | 不明 |
| タイプ | イヤホン |
| 着脱式マイク | 不明 |
| 接続タイプ | 有線 |
| リモコン | |
| 最大入力 | 不明 |
| イヤホン形状 | カナル型 |
| 付け替え用イヤーピースあり | |
| Bluetoothバージョン | 不明 |
| ノイズキャンセリング | 不明 |
| リケーブル | 不明 |
| ケーブル長 | 1.25m |
| Bluetoothクラス | 不明 |
| 重量 | 18g |
| 対応コーデック | 不明 |
| ドライバー直径 | 9.4mm |
| Bluetoothのプロファイル | 不明 |
| インピーダンス | 32Ω |
| ドライバー構成 | 不明 |
| 連続使用時間 | 不明 |
| ドライバーサイズ | 9.4mm |
| プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
| インピーダンス | 32Ω |
| 再生周波数帯域 | 20Hz～40KHz |
| 音圧感度 | 不明 |
| 連続再生時間 | 不明 |
| 充電時間 | 不明 |
| 充電端子 | 不明 |
| 防塵防水性能 | 不明 |
| 操作方法 | 不明 |
| ケーブルの長さ | 1.25m |
| 重量 | 18g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| 特徴 | 不明 |
| 電車の騒音のカット率 | 不明 |
| MFi認証モデル | 不明 |
| マイク付き | |
| リモコン付き | |
| ノイズキャンセリング機能 | |
| 空間オーディオ機能 | 不明 |
| 外音取り込み機能 | |
| 自動パーソナライズ機能 | 不明 |
| 選択式パーソナライズ機能 | 不明 |
| 選択式イコライザー機能 | 不明 |
| 自由調整式イコライザー機能 | 不明 |
| 着脱検知機能 | 不明 |
| 内蔵メモリ | |
| 急速充電 | |
| 接続安定性機能 | |
| 急速充電対応 | |
| 自動電源ON機能 | |
| 自動電源OFF機能 | |
| マルチペアリング対応 | |
| マルチポイント対応 | |
| AIアシスタント | |
| 紛失防止機能 | |
| リケーブル対応 | |
| ハイレゾ対応 | |
| ハンズフリー通話対応 | 不明 |
| 再生/停止操作可能 | 不明 |
| 音量調整操作可能 | 不明 |
| 曲のスキップ操作可能 | 不明 |
| 製造国 | 不明 |
| 電車の走行音の低減dB数 | 不明 |
| 立ち上がりの速いノイズの低減dB数 | 不明 |
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