独自の形状でクリアな音を楽しめるように開発された、AZLA SednaEarfit XELASTEC。装着時のフィット感がよいと評判ですが、口コミのなかには「長時間つけると耳が痛くなった」という声もあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、AZLA SednaEarfit XELASTECを含むイヤーピース全22商品を実際に試してみて、フィット感・音の聴こえ方を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
AZLA SednaEarfit XELASTECは、迫力のある音を楽しみたい人におすすめです。音の聴こえ方の検証では、どの音域も端切れよくしっかり鳴らすイメージ。比較した商品のなかでもとくに音のインパクトを強く感じられました。高音は鮮やかに、低音は深みのある音が出るので、ライブ感を味わうのにぴったりな商品といえるでしょう。
加えて、つけ心地も「長時間つけると耳がいたくなった」という口コミと同様の声がモニターから聞かれる結果に。比較した商品のなかでもグリップが効いている点は好印象ですが、「密着力が強すぎる」「飛行機に乗ったときのような圧迫感」といった意見が多く寄せられました。動いても外れる心配はなさそうですが、フィット感がよいとの評判どおりとはいえないでしょう。
公式通販ショップでの販売価格は、税込2,981円。比較した商品のなかでも高価格帯のイヤーピースです。ライブ感・迫力を重視する人には試してほしい商品ですが、つけ心地を重視する人・自然な音を楽しみたい人は、そのほかの商品もチェックしてみてくださいね。
2017年に創立したイヤホンメーカーのAZLA。「いまだ地球上に存在していない新次元のサウンドの提供」を理念に、独自のエアフロー技術・ドライバー技術を取り入れたイヤホンを開発・販売しています。「HORIZON」「AZLA MK2」などのイヤホンシリーズが代表的な商品です。
今回ご紹介するAZLA SednaEarfit XELASTECは、「吸いつくような極上のフィット感」をテーマに開発したシリコンタイプのイヤーピース。独自のストレート形状で音がまっすぐに伝わり、自然でクリアなサウンドを届けると謳っています。
心地よいフィット感を実現するため、素材にはドイツ製の高品質なエラストマー素材を採用。熱によって柔らかくなる性質を活かし、装着時の体温によって耳の形にじんわりフィットすると謳っています。
本商品のサイズは、SS・S・MS・M・ML・Lの全6種類。それぞれの直径は以下のとおりです。内径はすべて3.6mm~7mmなので、購入前にお手持ちのイヤホンが入るかどうかきちんと確認しておきましょう。
今回は、AZLA SednaEarfit XELASTECを含むイヤーピース全22商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。
まずは、イヤーピースを快適に装着するうえで重要なフィット感の検証です。
mybest5人がそれぞれ、自分の耳にあったサイズのイヤーピースを10分間装着し、実際のつけ心地・安定感をチェックしました。
実際に装着してみたところ、フィット感がよいとの評判に反し、圧迫感のあるつけ心地が気になりました。ゴムのような滑りにくい質感をしているため、比較したほかの商品にはないグリップ力は好印象。しかし、モニターから「密着力が強すぎる」との声が複数あがりました。
加えて、体温で少しずつ変形するという素材の性質上、「フィットするのに時間がかかる」との意見も。比較した商品のなかには耳に入れた瞬間に密着を感じたものもあったため、耳へのなじみやすさを重視する人はほかの商品もチェックしてみましょう。
サイズの確認では、モニター全員が普段装着している1つ下のサイズでフィット。「長時間つけると耳が痛くなった」との口コミどおり長時間使用には不向きですが、少しでも耳への負担を抑えるべく、サイズ選びは慎重に行ってくださいね。
<フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、イヤホンの性能を左右するポイントといえる、音の聴こえ方の検証です。
音の専門家である折原一也さんに協力してもらい、各イヤーピースをセットしたイヤホンを装着。J-POP・クラシック・ジャズという異なるジャンルの楽曲を視聴し、低音域・中音域・高音域の3つに分けて、音の解像度・迫力・自然さをチェックしました。
今回の検証で使用したイヤホンは、Panasonic ステレオインサイドホン RP-HDE10・JVC インナーイヤーヘッドホン HA-FW7の2つを使用。再生ツールはAmazon Musicを採用しています。
実際に楽曲を視聴してみると、端切れこそよいものの、全体的に音の粗さが気になりました。比較した商品のなかにはボーカルの息づかいまで繊細に表現できていたものもありましたが、個々の音を際立たせすぎるあまり、音の出し方が不自然な印象です。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
4,348円
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販売価格:4,348円
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最後に、つけ心地がよくて自然な音が楽しめるイヤーピースをご紹介します。
つけ心地のよさで選びたいなら、Magic Ear+ 抗菌フォームイヤーピースがおすすめ。弾性のあるウレタンタイプの商品で、耳の形にあわせてやさしく密着します。複数サイズが試せるセットなので、自分にぴったりのものを見つけられるでしょう。バランスのとれたクリアな音質も楽しめますよ。
自然で美しい音質を味わいたいなら、イヤホン用イヤーピースTYPE Eもおすすめ。やわらかい装着感が魅力のシリコンタイプで、音の聴こえ方の検証ではすべての音域のバランスがよく出ていました。高音域の音の出方も柔らかいので、キーンと響くようなキツい音が苦手な人にも使いやすいでしょう。
素材 | ウレタン |
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カラー展開 | ブラック |
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数量 | 9個(S/M/L各1ペアセット、Sサイズ×3ペアセット、Mサイズ×3ペアセット、Lサイズ×3ペアセット) |
NUARL Magic Ear+ 抗菌フォームイヤーピースをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
素材 | シリコン |
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カラー展開 | ブラック、ホワイト、クリア、ブラウン、バイオレット、ブルーグレー |
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数量 | 各サイズ1ペア |
final イヤホン用イヤーピースTYPE Eをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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