NUARL Magic Ear+ 抗菌フォームイヤーピース
NUARL Magic Ear+ 抗菌フォームイヤーピースは、イヤーピースを探しているすべての人におすすめです。実際に試着した5人のモニターのうち、4人から「ぴったり装着できる」と絶賛する声が挙がりました。比較したなかには耳が痛くなる商品もあったのに対し、やわらかいウレタン素材が耳穴にフィットし、やさしいつけ心地を実感できますよ。安定感にも優れており、ずれる心配はありません。比較した商品には落ちそうになるものもありましたが、モニターからは「全然外れなさそう」「動いたときもズレない」という声が複数聞かれました。ランニングやトレーニングなどの際にもストレスなく使用できそうです。音の聴こえ方も優秀で、高音域まで伸びやかでクリアな音が楽しめました。使用した2種類のイヤホンどちらも付属のイヤーピースより音のバランスが整っており、「音質が向上した」との口コミどおりの結果に。低音域も迫力を保ったまま解像度がアップしたので、引き締まった低音を求める人でも満足できるでしょう。値段は執筆時点で2,000円以下とそこそこ高めですが、つけ心地・音質ともにイヤホンに最初から付属しているイヤーピースと明確な違いを感じられるアイテムです。イヤーピース選びに迷ったときは、ぜひこちらの商品を検討してみてくださいね。
AZLA SednaEarfit MAXは、装着時の安定感が高い商品がほしい人におすすめです。実際に装着したモニターからは、「安定感がある」と好評。比較したなかには頭を振るだけで落ちた商品もあったなか、「歩いたりジャンプしたりしてもまったく落ちない」というプラスの声が上がりました。激しい運動をするときに使用したい人も、満足できるでしょう。シリコンの反発が強くやや圧迫感はありますが、痛みを感じるほどではありません。しかし、「密着する」との口コミに反して密着感は薄めです。比較した同じシリコンタイプのfinalのイヤホン用イヤーピース TYPE Eは長時間でも快適につけられそうな装着感だったのに対し、評価はいまひとつ。「究極の低刺激フィット」との謳い文句とは異なります。イヤーピースを使用した際の音質は、「純正のものと変わらない」という口コミどおりの結果に。やや高音域が強調され、再生機器の種類により中低音の解像度が少し上がった程度です。比較した一部の商品のように音がこもって聴こえることはないものの、音質がよりクリアになったNUARLのイヤーピースのような音質の向上は感じられませんでした。販売価格は、3サイズ1ペアで税込3,980円・1サイズ2ペアで税込2,980円(※公式サイト参照・執筆時点)。比較した商品の約半数が2,000円を切るなか高価格帯ですが、医療用メディカルシリコンを100%採用し素材にこだわっている商品です。とはいえ、圧迫感が苦手な人や音質改善目的でイヤーピースを変更したい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
audio-technica ファインフィットスペアイヤピース ER-CKM55は、バランスのよい統一感のある聴こえ方を求める人におすすめです。比較した商品には一部の音域に違和感のあるものもあるなか、「聴こえ方全体の統一感がとれている」と音の専門家から好評でした。音の解像度も全帯域で聴こえ方に違いがなく、「再現性が極めて優秀」とのコメントも。フィット感は好みのわかれるところです。本商品を使用したモニターからは「フィット感がある」と「サイズは合っているのにフィット感を感じない」の相反する2つの意見がでました。耳との相性でフィット感に違いがでるようです。長時間の装着で耳が痛くなるという気になる口コミがありますが、モニターから耳の痛みを指摘する声はありませんでした。しかし、「疲れそう」との意見もあるので、耳に負担を感じる場合があるかもしれません。硬さを指摘する口コミもありますが、実際に使ったモニターは「柔らかすぎず、硬すぎない」とコメントしており、気になるほどの硬さではないといえます。値段は税込660円(執筆時点・公式サイト参照)です。ほかの商品に比べてリーズナブルなので、挑戦しやすいでしょう。しかし、フィット感は耳との相性により違いがありますので、よりつけ心地がよいイヤーピースを探している人は、ほかの商品も探してみてください。
Comply TrueGrip TG-200は、音質にこだわりたい人におすすめです。実際に商品を使用して音楽を聴いた専門家は、「高音域から低音域までクリアに聴こえる」とコメント。比較した商品には解像度が低く音がこもって聴こえたものもあったのに対し、ボーカルの息遣いや弦楽器の繊細な音まで出せていました。高音域はやや強めで、中~低音域は深みを感じます。それでいて響きすぎず、包囲されているような臨場感がありました。ズンと沈み込む感覚もあり、低音重視の人も満足できるでしょう。専門家は「全体的にナチュラルな鳴り方」ともコメント。口コミで指摘されていたような音質の劣化は感じませんでした。一方で、装着時に圧迫感があるのは気になる点。実際に装着したモニターからは、「装着感が強め」との声が聞かれました。長時間つけていると、口コミのとおり痛みを感じそうです。比較したなかで本商品と同じウレタン素材のものは、シリコン素材よりも密閉感の強さゆえに痛みを感じやすい傾向がありました。「フィットさせるのに時間がかかる」という意見も出ており、慣れるまでは使いにくさを感じるでしょう。なお、試したモニター5人は、全員が普段使っているイヤーピースと同じサイズでフィットしました。3サイズ展開しているので、お手持ちのイヤーピースのサイズを確認しておいてくださいね。謳い文句どおりイヤホンを買い替えずとも音質の向上が期待できるのは魅力的ですが、つけ心地のよさで選びたい人はほかの商品もチェックしてはいかがでしょうか。
Spiral Dot EARPIECE EP-FX9
JVC Spiral Dot EARPIECE EP-FX9は、クリアで伸びやかな音を楽しみたい人におすすめの商品です。「音がこもって聴こえる」という口コミに反して、検証ではどの音域も粒立ちのよいはっきりとした聴こえを実現。比較した商品のなかにはエコーがかかったように聴こえたものもありましたが、専門家からは「純度重視の自然なサウンド」と賞されました。また、ピアノやクラシック音楽の繊細な高音も得意な印象。比較したほかの商品のように高音域がきつすぎることもなく、自然に聴こえました。低音も輪郭がはっきりと引き締まって聴こえ、音の解像度がしっかり保たれています。しかし、つけ心地は、比較したほかのシリコンタイプのイヤーピースより硬くて耳にフィットしにくい印象。外れそうになる感覚はありませんが、圧迫感が気になりました。モニターからも「長時間つけるのは難しい」「何時間後かには耳が痛くなるかも」という意見があがっています。公式サイトでの販売価格は、執筆時点で税込1,507円。比較した商品のなかでは低価格とはいえないもの比較的手が出しやすい中価格帯です。音の解像度・自然さを重視する人にはぜひ試してほしい商品ですが、装着時のつけ心地が気になる人は、そのほかの商品もチェックしてみてくださいね。
センスアビリティ New Bee イヤーピースは、重低音を好む人・ライブ感を味わいたい人におすすめです。音の聴こえ方の検証では、比較したほかの商品にはない沈み込むような重低音が高評価。かなりの迫力で響くため、専門家からも「音に包み込まれる臨場感・ライブ感が抜群」と好評でした。中・高音も細かい音まで再現できており、クリアな聴こえを発揮。「音がこもる」との口コミとは反対に、どの音も聴き取りやすい印象です。しかし、出る音をすべて拾うため、専門家からは「ややごちゃごちゃした音」との指摘も。騒がしさが気になり、比較した上位商品には一歩及ばない結果でした。つけ心地の検証では、やわらかいウレタン素材が耳にやさしく密着。先端が細い形状も相まって、比較したほかのウレタンタイプの商品より圧迫を感じにくい印象です。「耳への圧迫感がある」との口コミに対し、モニターからは「自然につけていられる」と絶賛する声が多く聞かれました。執筆時点での価格は税込1,000円前後と、比較した商品のなかでもお手頃。総合的にみて、音域全体のバランスに欠ける点は惜しいものの、ライブ感のある音を味わいたい人にとっては選択肢のひとつになるでしょう。どの音域もバランスのとれた美しい聴こえを重視する場合は、そのほかの商品もチェックしてみてくださいね。