final イヤホン用イヤーピースTYPE Eは、フィット感があり、音をバランスよく聴ける商品がほしい人におすすめです。「つけ心地がよい」との口コミどおり、柔らかいシリコン製で安定した装着感。実際に使ったモニターからは「装着してすぐにフィットした」など満足の声が寄せられました。圧迫感があった下位商品とは違い、長時間でも快適に使えるでしょう。ただ「ほかのメーカーよりもサイズが小さい」との口コミがあったように、一部普段使っているサイズでは合わないと感じる人も。とはいえ、SS~LLの5サイズが入ったセット商品なので、自分の耳に合ったサイズが見つかりやすいですよ。なお、同じサイズが6個入ったセットも販売されています。音の聴こえ方も高評価を獲得。高音・中音・低音のどれかに偏らず、各音域をまんべんなく楽しめました。特に高音域は美しい音色で、比較したキーンと響くような音の商品と並ぶと、違和感のないサウンドです。低音は強すぎず、音が自然に広がり臨場感も味わえました。価格は5サイズ入りで税込980円と比較した商品内では手頃で(※執筆時点・公式サイト参照)、はじめてイヤーピースを試す人にもぴったりです。価格・音質・つけ心地のどれも重視するなら、ぜひ購入を検討してみてください。
AZLA SednaEarfit MAXは、装着時の安定感が高い商品がほしい人におすすめです。実際に装着したモニターからは、「安定感がある」と好評。比較したなかには頭を振るだけで落ちた商品もあったなか、「歩いたりジャンプしたりしてもまったく落ちない」というプラスの声が上がりました。激しい運動をするときに使用したい人も、満足できるでしょう。シリコンの反発が強くやや圧迫感はありますが、痛みを感じるほどではありません。しかし、「密着する」との口コミに反して密着感は薄めです。比較した同じシリコンタイプのfinalのイヤホン用イヤーピース TYPE Eは長時間でも快適につけられそうな装着感だったのに対し、評価はいまひとつ。「究極の低刺激フィット」との謳い文句とは異なります。イヤーピースを使用した際の音質は、「純正のものと変わらない」という口コミどおりの結果に。やや高音域が強調され、再生機器の種類により中低音の解像度が少し上がった程度です。比較した一部の商品のように音がこもって聴こえることはないものの、音質がよりクリアになったNUARLのイヤーピースのような音質の向上は感じられませんでした。販売価格は、3サイズ1ペアで税込3,980円・1サイズ2ペアで税込2,980円(※公式サイト参照・執筆時点)。比較した商品の約半数が2,000円を切るなか高価格帯ですが、医療用メディカルシリコンを100%採用し素材にこだわっている商品です。とはいえ、圧迫感が苦手な人や音質改善目的でイヤーピースを変更したい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
NUARL Magic Ear+ 抗菌フォームイヤーピース
NUARL Magic Ear+ 抗菌フォームイヤーピースは、イヤーピースを探しているすべての人におすすめです。実際に試着した5人のモニターのうち、4人から「ぴったり装着できる」と絶賛する声が挙がりました。比較したなかには耳が痛くなる商品もあったのに対し、やわらかいウレタン素材が耳穴にフィットし、やさしいつけ心地を実感できますよ。安定感にも優れており、ずれる心配はありません。比較した商品には落ちそうになるものもありましたが、モニターからは「全然外れなさそう」「動いたときもズレない」という声が複数聞かれました。ランニングやトレーニングなどの際にもストレスなく使用できそうです。音の聴こえ方も優秀で、高音域まで伸びやかでクリアな音が楽しめました。使用した2種類のイヤホンどちらも付属のイヤーピースより音のバランスが整っており、「音質が向上した」との口コミどおりの結果に。低音域も迫力を保ったまま解像度がアップしたので、引き締まった低音を求める人でも満足できるでしょう。値段は執筆時点で2,000円以下とそこそこ高めですが、つけ心地・音質ともにイヤホンに最初から付属しているイヤーピースと明確な違いを感じられるアイテムです。イヤーピース選びに迷ったときは、ぜひこちらの商品を検討してみてくださいね。
audio-technica ファインフィットスペアイヤピース ER-CKM55は、バランスのよい統一感のある聴こえ方を求める人におすすめです。比較した商品には一部の音域に違和感のあるものもあるなか、「聴こえ方全体の統一感がとれている」と音の専門家から好評でした。音の解像度も全帯域で聴こえ方に違いがなく、「再現性が極めて優秀」とのコメントも。フィット感は好みのわかれるところです。本商品を使用したモニターからは「フィット感がある」と「サイズは合っているのにフィット感を感じない」の相反する2つの意見がでました。耳との相性でフィット感に違いがでるようです。長時間の装着で耳が痛くなるという気になる口コミがありますが、モニターから耳の痛みを指摘する声はありませんでした。しかし、「疲れそう」との意見もあるので、耳に負担を感じる場合があるかもしれません。硬さを指摘する口コミもありますが、実際に使ったモニターは「柔らかすぎず、硬すぎない」とコメントしており、気になるほどの硬さではないといえます。値段は税込660円(執筆時点・公式サイト参照)です。ほかの商品に比べてリーズナブルなので、挑戦しやすいでしょう。しかし、フィット感は耳との相性により違いがありますので、よりつけ心地がよいイヤーピースを探している人は、ほかの商品も探してみてください。
ソニー ハイブリッドイヤーピースは、手頃な価格で高音質を味わえるイヤーピースを探している人におすすめです。口コミでは「低音ばかり強調される」とありましたが、実際に音を聞いてみると、力強い高音と低音が味わえました。AV機器の専門家は「解像感も良好」と評価しており、比較した4,000円超えの上位商品に迫るクオリティです。一方、フィット感は惜しい結果に。圧迫感こそないものの、密閉力の弱さが気になりました。口コミでは「サイズが小さいのかはずれてしまう」との声もありましたが、動いても取れなかったのは好印象です。また、やさしいつけ心地であるため、長時間つけていても疲れにくいと感じました。比較したなかには密着度は高いものの圧迫感がある商品もあったため、それらと比べるとフィット感はそこそこよいといえるでしょう。価格は、執筆時点で税込503円(公式サイト参照)と、比較したなかでもかなり安価。装着感はおしい部分がありますが、この価格で音質のよさを体感できるのは大きな魅力です。装着感を重視したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
SONY トリプルコンフォートイヤーピースは、繊細な音まで再現できる、どんなジャンルの曲でも聴きやすい商品です。実際にイヤホンにつけて音の専門家に曲を聴いてもらったところ、「中高音の再現性に優れている」と評されました。比較した商品には解像感が低くこもって聴こえたものもあったなか、音の輪郭・情感まで再現できています。低音は音圧や量感があり、グルーヴ感を楽しめました。「音の響きがいまひとつ」との口コミに反し、空間も感じられるため、臨場感を重視したい人も満足できるでしょう。ナチュラルに聴けて情報量もあり、バランスのよいサウンドですよ。惜しかったのは、イヤホンとの相性を選ぶ点。温かみのあるサウンドが得意なイヤホンに装着したところ、専門家は「高音が強調されすぎている」とコメント。イヤホンの特徴に合うか、相性も含めて考慮するのがよいでしょう。SONYが独自開発したシリコンフォームにより、つけ心地・密封性は良好です。しかし、実際に装着したモニター5人からは、口コミ同様「耳から外れやすい」との声が複数。痛みを感じにくいやさしい装着感は魅力的ですが、上位商品のような高いフィット感は得られませんでした。音の聴こえ方は、プロ向けのオーディオ機器も手掛けるソニー製だけありハイレベル。サウンドにこだわりたい人には有力候補となるでしょう。密着感の高さで選びたい人は、ほかの商品も検討してみてください。