Power Stand 10000をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
スマホだけでなく、パソコンの充電にも役立つと評判のPower Stand 10000。付属のスタンドにより端末をタテヨコどちらの向きにも置けて使いやすいと高く評価される一方で、「厚みがあって持ちにくい」「重い」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、Power Stand 10000を含むワイヤレスモバイルバッテリー全21商品を実際に使ってみて、容量の実測値・充電スピード・Qi充電可能距離・持ち運びやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】持ち運びにくさはあるものの、充電性能には優れる。ケースを付けたままの充電も可能
Power Stand 10000は、持ち運びにくさが気がかりなアイテムです。
スマホと同じサイズ感ではあるものの、重さ・厚みが気になり、持ちやすいとはいえない結果に。ポケットにも入りませんでした。
一方、容量の実測値に関しては高評価です。記載に対して約70%の数値を記録し、iPhone12であれば約2回フル充電できるほどの実容量を備えています。充電スピードも全商品の平均より3分ほど速く、好印象でした。Qi充電可能距離は8mmで、ケースを付けたままでの充電にも支障はありません。
充電性能に問題はないものの、外出先での使用をメインで考えている人はほかの商品も検討してみてくださいね。
Power Stand 10000とは
今回ご紹介するPower Stand 10000は、USB-A・Type-Cの2つのポートとワイヤレスに対応しており、最大3台の端末を同時に充電できるのが特徴です。
Power Delivery・Quick Chargeといった急速充電規格にも対応している点もポイント。バッテリー本体を充電しながら、 同時にQi対応スマートフォンのワイヤレス充電もできます。
最大30Wでの出力ができるため、スマホやタブレットのほか、MacBookの充電ができるのも魅力的です。
通常出力は5Wですが、iPhoneでは7.5W・Androidは10Wの最大出力を発揮します。接続した端末に適したパワーを、3つの出力モードから自動で識別してくれますよ。
加えてワイヤレス充電エリアには、3つのコイルを配置しています。充電範囲が広く設計されているため、端末を縦・横どちらの向きにも置けるほか、多少位置がズレてしまっても充電が止まる心配はありません。
背面には取り出せるパネルがついており、スタンドとして使えるのも便利ですね。
実際に使ってみてわかったPower Stand 10000の本当の実力！
今回は、Power Stand 10000を含むワイヤレスモバイルバッテリー全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①：容量の実測値
検証②：充電スピード
検証③：Qi充電可能距離
検証④：持ち運びやすさ
検証① 容量の実測値
まずは、容量の実測値の検証です。
フル充電状態にした各商品に電子負荷装置を接続し、バッテリーが空になるまでに電流を流し続けます。流れた電流量を実用量チェッカーで計測して、記載容量にどれほど近い数値となったかを評価しました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
- 30%
- 40%
- 50%
- 60%
- 70%
記載容量の約70%の実測値を記録。iPhone12を約2回フル充電できる
十分な実容量を備え、4.5点と素晴らしい結果に。
検証での実測値は6,985mAhと、記載容量10,000mAhに対して約70%となりました。iPhone12であれば、約2回のフル充電が行えます。実測値が50%にも届かない商品もあったなかで、変換ロスが少なく、数値はトップクラスです。
検証② 充電スピード
次は、充電スピードの検証です。
電池残量0%のiPhoneSE（第二世代）を各商品で充電。20%になるまでの充電時間から、スピードを評価しました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
- 20%まで35分以上
- 20%まで30~35分
- 20%まで25~30分
- 20%まで20~25分
- 20%まで~20分
充電にかかった時間は約23分。充電スピードは平均を上回る
充電スピードの検証では、4.0点と好成績を獲得。
充電開始から約23分で20%まで到達し、全商品の平均時間よりも3分ほど速く充電が済みました。30分以上かかってしまったアイテムがあったことを踏まえると、短い時間でもそれなりに充電できます。
検証③ Qi充電可能距離
続いて、Qi充電可能距離の検証です。
実際にワイヤレス充電を行い、バッテリーとスマホの間に厚さ1mmのプラスチック板を挟みます。何枚まで挟めるかで距離を評価しました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
- 0mm~2mm未満
- 2mm~4mm未満
- 4mm~6mm未満
- 6mm~8mm未満
- 8mm以上
Qi充電可能距離は8mm。ケースを付けたまま充電できる
8枚の板を挟んでも充電し続けられ、5.0点と満点評価になりました。
スマホとバッテリーの間に8mmの距離があっても通電するため、ほとんどのケースは付けたままでも充電が可能です。
検証④ 持ち運びやすさ
最後は、持ち運びやすさの検証です。
各商品の重さと厚みを計測したうえで、スマホと一緒に持てるか・カバンに入れられるかを実際に使用して確認しました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
- とても持ち運びにくい
- 持ち運びにくい
- 持ち運びにくくはない
- 持ち運びやすい
- とても持ち運びやすい
厚み・重さにより持ちづらく、ポケットにも入らない
サイズはスマホと同じくらいですが、やや幅があるのに加え、20.6mmと厚みも気になります。片手でギリギリ持てるものの、重量は約304gとサイズの割りに重く、持ちやすいとはいえません。
加えてポケットにも入らず、モニターからは「角に丸みがあるため、収納しづらい」という声もあがりました。
しかし、滑りにくい質感は好印象。角の丸みも、持ちやすさとしては好評です。
Power Stand 10000の価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
- 1
4,565円
(最安)
販売価格：4,565円
ポイント：0円相当
送料無料
持ち運びやすさ・充電スピードにこだわる人には、こちらもおすすめ
Power Stand 10000は、持ち運びやすさにおいて惜しい結果となりました。そこで、最後にほかの魅力的な商品をご紹介したいと思います。
バランスのよい性能で選ぶなら、CHOETECHのB650にご注目を。10,000mAhの記載容量に対して、実測値は約66%と十分な容量を備えています。さらに、すばやく充電でき、Qi充電可能距離も8mmと使用に問題ありません。スリムな形状とラバー加工により、手にもフィットしますよ。
より充電スピードにこだわる人は、藤本電業のワイヤレスモバイルバッテリーをチェックしてみてください。20%まで到達するのにかかった時間は約18分と非常に速く、1分あたり1%以上充電できます。サイズはやや大きめですが、198gと軽量です。小さなカバンでも持ち運びしやすいですよ。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。