コンパクトサイズで持ち運びや収納に便利と話題の電動ミシン、ジャガー 電動ミシン MP-130。「糸通しが簡単」と評判です。しかし、「生地によっては返し縫いがしにくい」「厚いものは縫いにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ジャガー 電動ミシン MP-130を含む電動ミシン全11商品を実際に使って、準備のしやすさ・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
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ジャガー 電動ミシン MP-130は、限られたスペースでミシンを使いたい人におすすめです。幅36.3×奥行き19.1×高さ28.0cm、重さ5.5kgと軽量かつコンパクトサイズで、持ち運びや収納に便利です。比較したほとんどの商品にフットコントローラーが付属しているなか、こちらは手元のスイッチで操作するタイプ。ちょっとしたスペースがあれば、気軽に小物作りを楽しめますよ。
口コミの評判どおり便利な自動糸通し器つきで、釜も下糸のセットがしやすい全回転水平釜を採用。ただし、説明書がややわかりにくく、実際に準備したモニターのなかには少し手間取った人もいました。本体にも手順がイラストで記載されていますが、わかりにくい場合は取扱説明DVDを見てみましょう。
実際に裁縫してみると、きれいに仕上がるものの、布送りがスムーズにいかないことも。口コミのとおり、薄地や柔らかい生地での返し縫いが斜めになってしまい、厚い部分でのガタつきも気になりました。一方、模様縫いのバリエーションは豊富。比較した商品の半数以上が対応していなかった、縫い目の長さ調節機能にも対応しています。
フットコントローラーが付属していないタイプで、机の上に置きやすいコンパクトサイズ。使用した専門家からは「フットがないとやりにくい」との指摘もあり、手元のスイッチの操作が慣れない人は最初は戸惑うかもしれません。とはいえ縫い目はきれいに仕上がるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
そもそも電動ミシンとは、内蔵のモーターが動くことで縫えるシンプルな構造のミシンのこと。厚物を縫うには不向きなど、ほかのミシンに比べると機能が制限されます。それだけに安価な商品も多いので、価格を重視したい人や必要最低限の機能で十分な人におすすめです。
国産の家庭用ジグザグミシンをはじめて開発したことでも知られる、ジャガーインターナショナルコーポレーション。大阪府守口市に本社を置き、家庭用ミシンの開発・製造・販売・輸出入を行う国際的なミシンメーカーです。
ご紹介するジャガー 電動ミシン MP-130は、フットコントローラーは付属していないものの便利な機能が充実。針穴への糸通しが楽になる自動糸通し器・縫い目の長さ調節機能・LED採用の手元ライトなどが搭載されています。
本体サイズは幅36.3×奥行き19.1×高さ28.0cm、重さは5.5kg。持ち運びや収納がしやすいコンパクトサイズです。
本体には、しっかりと布送りできるよう、7枚の送り歯を採用。下糸をセットしやすく、糸がらみも少ない全回転水平釜も搭載しています。また、取扱説明DVDも付属しており、初心者にもわかりやすいよう配慮されています。
<付属品>
針(#14×3本)・ボビン×3・ボタンホール押え・糸ごま押え・糸立て棒・糸ごまクッション×2・ブラシつきシームリッパー・針板用ネジ回し・ネジ回し・ソフトカバー・取扱説明書・取扱説明DVD・保証書・電源コード
今回はジャガー 電動ミシン MP-130を含む、電動ミシン全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、準備のしやすさの検証です。
ソーイング教室講師の小野美月さんとmybestの3人のモニターが、実際に説明書を確認しながら電動ミシンを準備。下糸のセット・上糸の糸かけ・針穴への糸通しのしやすさから評価しました。
ただし、準備したモニターからは「説明書がわかりづらくて使いづらかった」とのコメントもあり、仕組みを理解するのに時間がかかりました。比較した半数以上の商品についていなかった自動糸通し器が搭載していたものの、モニターによっては使いこなせない場面も。「糸通しが簡単」との口コミどおりにはいきませんでした。
便利な機能を使いこなすためにも、使いはじめる前に付属の取扱説明DVDを見ておくとよいでしょう。
<準備のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、使いやすさの検証です。
実際に電動ミシンでマスクとエコバッグを裁縫し、縫いやすさや仕上がりのきれいさをチェックします。ソーイング教室講師の小野美月さんが、異なる布地・針の号数・糸の番手での使用感や、直線縫い・返し縫い・ジグザグ縫い・ボタンホール縫いのしやすさから評価しました。
<詳しい検証内容>
実際にマスクを縫ってみたところ、手元スイッチでの操作に戸惑いました。専門家から「フットがないとやりにくい」と指摘があり、両手で生地を押さえることができないのはネック。比較したほとんどの商品に対応しているフットコントローラーが付属していないのは気になる点です。
また、生地の薄いマスクの中心付近を縫うときに、手元スイッチでの速度調節に難しさも感じます。返し縫いも少し斜めにずれてしまい、「生地によっては返し縫いがしにくい」との口コミの指摘どおりとなりました。
やや厚い生地を使用したエコバッグでは、「厚いものは縫いにくい」との口コミどおり厚みのある部分でややガタつきましたが、何もなければまっすぐに安定して縫えます。消費電力も比較した商品のなかには一桁台の商品もあるなか、30Wあることでパワーや針の貫通力もまずまずです。
また、返し縫いはレバーの操作で手元が見にくくなるものの、生地がしっかりしていれば問題なく縫えました。片手での操作が必要な場面では、生地がずれないように待ち針を使いましょう。
比較した商品のなかでは半数以上が非対応だった縫い目の長さ調節機能があり、仕上がりはきれいです。さらにジグザク縫いのバリエーションも豊富。ボタンホール縫いも生地によって縫い目を微調整できる点が高評価につながりました。
サイズ | コンパクトサイズ |
---|---|
フットコントローラー | 不明 |
消費電力 | 30W |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ジャガー 電動ミシン MP-130は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。
ジャガーの公式オンラインショップは2022年8月に閉店していますが、公式サイトでは引き続き修理・故障の相談などのアフターサポートを利用できます。
最後に、フットコントローラーつきで、仕上がりもきれいだった商品をご紹介します。
使いやすさにこだわる人は、シンガーのAmity SN20Aがおすすめです。フットコントローラーつきで、両手を自由に使えて便利。マスク・エコバッグともに、生地の種類や厚みに関わらずきれいに縫えます。自動糸通しはないものの、わかりやすい説明書つきなので初心者も使いやすいでしょう。
シンガーの電動ミシン SN1851は、準備のしやすさも良好です。本体の糸かけの案内表示がわかりやすく、下糸を引き出す必要のない下糸らくスルー機能を搭載。生地の厚みや種類に関係なく、布送りもスムーズです。レギュラーサイズミシンのため、洋服作りにもおすすめです。
サイズ | コンパクトサイズ |
---|---|
フットコントローラー | ◯ |
消費電力 | 70W |
シンガー Amity SN20Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | レギュラーサイズ |
---|---|
フットコントローラー | ◯ |
消費電力 | 60W |
シンガー SN1851をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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