初心者でも使いやすいと好評の電動ミシン、ジャガー 電動ミシン MM-222I-FC。「厚い生地も縫える」と評判です。しかし、「準備に手間取る」「返し縫いがきれいにできない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ジャガー 電動ミシン MM-222I-FCを含む電動ミシン全11商品を実際に使って、準備のしやすさ・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ジャガー電動ミシン MM-222I-FCは、厚い生地も縫えるミシンをお探しの人におすすめです。比較したなかには消費電力が一桁台の商品もあったのに対し、40Wとパワーや針の貫通力も十分。口コミどおり厚みのある部分でも針の貫通力が落ちることなく、ある程度のスピードを保ったまま作業ができました。
実際に使用してみると、口コミで懸念されていた返し縫いも攻略。薄い生地では少し詰まってしまったものの、厚い生地では問題なくできました。比較した商品の半数以上が非対応だった縫い目の長さ調節機能つきで、製作したマスク・エコバッグともに仕上がりはきれいです。
ミシンを使ったことがある人なら、準備もほぼ問題なく可能。モニターからは、ミシン本体に手順がイラストで記載されていた点が好評でした。比較したなかでは搭載機種の少なかった自動糸通しもついており、糸通しもスムーズです。
しかし、一部のモニターは準備に苦戦。チェックした専門家も「針の交換の仕方がやりにくい」とコメントするなど、とくに初心者は口コミのように準備に手間取ることもありそうです。付属の取扱説明書や取扱DVDもあわせてチェックしてみてください。
5種類の縫い模様に加え、ボタンホール縫いにも対応。フットコントローラーがついたコンパクトサイズの本商品は、小物作りにも使いやすいでしょう。ぜひチェックしてみてくださいね。
そもそも電動ミシンとは、内蔵のモーターの力で縫うシンプルな構造のミシンのことをいいます。ほかのミシンに比べると機能は少ないものの、お手頃価格の商品が多いのも特徴。厚い生地を縫うには慣れも必要なため、必要最低限の機能で十分な裁縫経験者におすすめです。
今回ご紹介するジャガー 電動ミシン MM-222I-FCは、ミシンの販売専門店である美心工房とのコラボモデル。大きめの縫い模様ダイヤルや、長時間の使用でも熱くならないLEDの手元ライトなど、使いやすさにこだわっています。
販売元は、1952年に家庭用ジグザグミシンの国産化を果たしたジャガーインターナショナルコーポレーション。その技術力を活かし、電動ミシンはもちろん、コンピュータミシンやロックミシンまで幅広く手がけています。
本体サイズは幅36.3×奥行き19.1×高さ28cm、重さは5.5kg。軽量かつコンパクトなサイズ感です。さらに、背面取っ手つきで、持ち運びや収納しやすい工夫が施されています。
スムーズに布送りできるよう、送り歯を7枚搭載。フットコントローラーを使用した無段階でのスピード調整も可能です。また、説明書のほかに取扱DVDも付属しています。
<付属品>
ソフトカバー・ボタン穴かがり押え・ねじ回し・ドライバー・ボビン4個・糸立棒・糸立座・リッパー/ブラシ・ミシン針(#14番×3)・糸ゴマキャップ・取扱説明書・取扱DVD・電源コード(フットコントローラーと一体型)
フットコントローラーつきのジャガー 電動ミシン MM-222I-FCのほか、同じ仕様で操作方法のみ異なるMM-222Iも販売中です。MM-222Iは手元のスイッチで操作するタイプで、フットコントローラーは付属していません。
今回はジャガー 電動ミシン MM-222I-FCを含む、電動ミシン全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、準備のしやすさの検証です。
ソーイング教室講師の小野美月さんにも専門家としてご協力いただき、コンテンツ制作チームの3人のモニターが実際に電動ミシンの準備をします。説明書を確認しながら、下糸のセット・上糸の糸かけ・針穴への糸通しを行い評価しました。
実際に電動ミシンの準備をしたところ、モニター3人中2人が問題なく準備できました。比較した商品の半数以上にはなかった自動糸通しもついており、スムーズに針に糸を通せます。
また、下糸のセットが簡単で糸も絡みにくいという全回転水平釜を採用。上糸のかけ方も一般的な手順どおりで、本体にも手順がイラストで表記されている点も高評価につながりました。
ただし、「準備に手間取る」との口コミどおり、モニターのなかには説明書を読んでもわからないという人もいました。ソーイング教室講師の小野美月さんも「針の交換の仕方がやりにくい」とコメント。初心者はもちろん、ミシンに慣れている人も、付属の取扱説明書や取扱DVDを確認することをおすすめします。
<準備のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、使いやすさの検証です。
ソーイング教室講師の小野美月さんが実際に電動ミシンを使用して、縫いやすさや仕上がりのきれいさをチェック。マスクの裁縫では直線縫い・返し縫いについて、エコバッグの裁縫では加えてジグザグ縫い・ボタンホール縫いも評価しました。
<詳しい検証内容>
実際にマスクを縫ったところ、生地の重なった厚い部分も問題なく縫えました。比較したほとんどの商品にあった、フットコントローラーも付属。速度調節もしやすく、両手を使って縫うことに集中できます。
また、口コミで「返し縫いがきれいにできない」と指摘されたとおり、生地端での返し縫いで詰まってしまいました。端から5mm程度離して縫うときれいに縫えたので、薄地や柔らかい生地の場合は、少しスペースを開けて縫うのがよいでしょう。
厚みのある生地なら、返し縫いも問題なくできました。比較した商品の半数以上が非対応だった、縫い目の長さ調節機能つきということもあり、仕上がりもきれいです。
また、縫い模様も使いやすい5種類に加え、ボタンホール縫いにも対応。ボタンホールはきれいに縫えましたが、ジグザグ縫いの最初と最後で幅が違ってしまった点のみ気になりました。
サイズ | コンパクトサイズ |
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フットコントローラー | ◯ |
消費電力 | 40W |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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販売価格:18,800円
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ジャガー 電動ミシン MM-222I-FCは、ミシンの販売専門店である美心工房とのコラボモデルということもあり、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイト内にある美心工房のショップで購入可能です。美心工房の公式サイトでも販売されています。
ジャガーの公式オンラインショップは2022年8月に閉店していますが、美心工房のショップにて購入の相談・修理依頼などのサポートを利用できますよ。美心工房の公式サイトでの販売価格は、税込17,130円(執筆時点)でした。
最後に、生地の厚み・種類に関わらず、きれいに仕上がる商品をご紹介します。
さまざまなタイプの生地を使うなら、シンガーのAmity SN20Aがおすすめです。薄い生地・厚い生地ともにパワーを落とすことなく縫い進められ、マスクの返し縫いの仕上がりは全商品のなかでもトップクラスでした。説明書の記載もわかりやすいため、ミシンに慣れていない人でも扱いやすいですよ。
シンガーの電動ミシン SN1851は、縫い目の長さを細かく調整できるのが特徴。縫い模様の種類も豊富できれいに仕上がります。布送りがスムーズで針の貫通力もあるため、初心者でも使いやすい点も魅力。自動針穴糸通しや下糸の引き上げが必要ない下糸らくスルー機能もあり、簡単に準備したい人にも向きます。
サイズ | コンパクトサイズ |
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フットコントローラー | ◯ |
消費電力 | 70W |
シンガー Amity SN20Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | レギュラーサイズ |
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フットコントローラー | ◯ |
消費電力 | 60W |
シンガー SN1851をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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