COMFEE' CFM-BX181をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

全体的に加熱ムラが気になる結果となり、あたため性能の評価は3.3点と低めです。

幕の内弁当に関しては、から揚げの中心温度が77.3℃とかなりの高温に。中心温度が56.6℃と適温だった商品と差が開きました。また、ご飯は水分が蒸発して硬くなっており、きんぴらごぼうも干からびています。一方、ハンバーグはほどよく加熱できました。

冷凍チャーハンは右上に加熱できていない部分があり、17.1℃と低温でした。反対に、温度の高いところは92.8℃と場所によってかなり差が出てしまっています。

ほぼムラなく全体をあたためることができた上位商品には及ばず、評価を落としてしまいました。

冷凍の豚薄切り肉も加熱ムラがみられます。箸で剥がせる状態に解凍できたものの、焼けてしまった部分が大きい点が。

一方、牛乳は56.8℃と、適温の55〜60℃の範囲内であたためることができました。コップに注いだ液体の分量に合わせて、最適な加熱時間を自動計算する機能は魅力的です。

3名のモニターが実際に使用してみると、使い勝手は3.4点とまずまずの評価に。

お手入れしやすいとの声が多く挙がっています。側面の網に汚れが入ってしまうと掃除が大変そうとの意見もありましたが、ツルッとした平面的なデザインのため拭き掃除がしやすいです。

操作性については、必要な機能だけに絞ったシンプルなボタン設計で、操作に迷わないと好評でした。ご飯や飲み物をあたためる際は、食材のg単位を指定して加熱できる点が好印象です。

また、あたため・解凍モードの切り替えがスムーズなのも便利。ただし、一部の地域では出力が500Wまでなのは残念との声があがりました。