毛穴撫子 男の子用 重曹泡洗顔をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、洗浄力の検証です。人工皮脂を塗ったスライドガラスを用意。洗顔料を溶かした38℃のお湯に入れて2分間くるくると回しながら洗います。洗浄前後の重さをそれぞれ計測しました。

すると、洗い落とした人工皮脂は平均1.65gと、高評価の基準とした1.6gを上回る好記録を残しました。

比較した商品には0.5g以下しかオフできず人工皮脂がべたっと付着したままだったものもあったなか、理想的な洗浄力を発揮。皮脂分泌が多くベタつきやすい肌をさっぱりさせたい人に向いているでしょう。

続いては、洗い上がりのよさの検証です。乾燥肌・脂性肌の男性モニターに商品を使ってもらい、洗い上がりにぬめり感やつっぱり感がないかチェックしました。

実際に男性モニターが使うと、泡切れがよく洗顔後のぬめり感は気にならなかった様子。しかし、肌の質感については「つっぱり感がなく、さっぱりした洗い上がり」という好意的な声もあれば、「肌を引っ張られるようなつっぱり感がある」「入浴後すぐに保湿ケアしたくなる」などの指摘も寄せられました。

比較した結果、メントール入りの商品は肌質によってつっぱり感が気になりやすい傾向があり、本品も同様でした。口コミでも「洗顔後の乾燥感が気になる」という指摘があったことから、乾燥肌より皮脂分泌量の多い脂性肌や混合肌向きといえそうです。

＜洗い上がりのよさについてのモニターコメント＞

1. 「洗顔後の肌はベタつきがなくさっぱり感があった。つっぱり感もない」
2. 「ぬめり感はなく、すっきりとした洗い上がり」
3. 「洗顔後にぬめり感がないのはよかったが、肌を引っ張られるようなつっぱり感があった」
4. 「洗い流しがスムーズでぬるぬる感もない。お湯で流したあとに肌を触ると、つっぱる感じがした」
5. 「洗い流し中からつっぱり感がある。入浴後は早く保湿ケアをしたくなった」

コメントは一部抜粋

次は、泡の濃密さの検証です。泡立てネットで泡立てた洗顔料の上に10円玉を乗せ、沈まずに水平の状態を保てた時間を計測。60秒を上限に、長くキープできたものほど泡が濃密と評価しました。

3回同じ工程を繰り返した結果、泡の上で10円玉をキープできたのは平均50秒。高評価の基準値50秒と同等の記録を示しました。

比較したところ、チューブ入りのフォームタイプの商品は濃密な泡を保ちやすい傾向があり、本品にも当てはまりました。密度の高いモコモコな泡が作れたため、肌への摩擦感を抑えつつ洗い上げられるでしょう。

最後は、成分の検証です。理系美容家のかおりさんに協力を依頼。成分表をもとに、敏感肌への刺激になるうる成分や肌荒れ防止成分の有無を調べていただきました。

洗浄成分のメインは石けん系。そこに、酵素のパパインも洗浄成分として配合しています。成分表を見た理系美容家は清涼感を与えるメントールも含むことから、肌が敏感な人には使いにくい成分構成と評価しました。

比較したほかの商品には、肌荒れ防止成分やクレイ成分入りなど敏感肌に配慮したつくりのものも。肌がデリケートな人はそういった成分入りの商品をチェックしてみてくださいね。