業界トップクラスの探知性能を謳う、ユピテル SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 PREMIUM LINE A1100。しかし口コミが少なく評判がわからないことから、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のセルスターやコムテックなどのレーダー探知機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、レーダー探知機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ユピテル SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 PREMIUM LINE A1100は、レーダー探知機をお探しのすべての人におすすめです。設置場所が決まっている固定式のオービス(速度取り締まり機)はもちろん、頻繁に位置が変わる可搬式も探知。比較したほかの商品には最新(執筆時点)の可搬式オービスMSSSに非対応のものが多いなか、本商品は検知可能でした。
みちびき・グロナスなどの5種類の衛星の情報を受信できるのも利点。電波の障害が多い環境でも安定して情報を取得できます。センサーも、車の加速度に反応するGセンサーや気圧・車の方向の変化に反応するジャイロに対応。一般道の上に並行した高速道路でも、自車位置を正確に捉えられました。
取り締まり位置を地図上に表示する、フルマップ機能も搭載。慣れない道でもオービスとの距離がわかりやすく、警告の内容ごとに色が変わるLEDフラッシュで重要度の高い警報を逃さずチェックできます。スマホと同じ感覚で操作できるタッチパネル式なのも魅力です。
誤報を招く自動ドアや自販機のレーダーの位置を学習し、2回目以降は反応しないよう自動登録される機能も便利。比較したほとんどの商品が手動で登録するタイプだったのに対し、わざわざ登録したり、誤反応を気にしたりする必要がありません。通勤などで同じ道を通る人にうってつけでしょう。
GPSのデータ更新が、無線LAN経由で行える点も大きなメリット。更新に費用はかかってしまいますが、気がかりなのはその1点のみでした。業界トップクラスの探知性能という謳い文句に違わない一品を、ぜひ検討してみてくださいね。
そもそもレーダー探知機とは、公道に設置されたオービス(速度取り締まり機)の存在を事前に知らせてくれるアイテムです。
最近ではアプリも出ていますが、頻繁に設置場所が変わる可搬式オービスには非対応のため、スピードが出やすい場所を網羅するには情報が不十分。その点、レーダー探知機なら固定式・可搬式オービスのどちらも検知できるので、より安全運転を心がけられます。
そんなレーダー探知機やドライブレコーダーなどのカー用品を幅広く取り扱う、ユピテル。今回ご紹介する SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 PREMIUM LINE A1100は、2023年4月にWEB限定で発売されたフルスペックモデルです。
大きなアピールポイントは、探知性能の高さです。微弱なレーザー光も探知するエスフェリックレンズと専用高利得アンプICを搭載し、水平約60度の広範囲探知を実現。他社製品の14倍もの探知範囲を誇ると謳っています。
モニターには取り締まり情報以外にも、生活情報や天気予報なども表示可能。最新の地図データも登録されており、高い警報精度が期待できます。
時速30kmでの走行が義務づけられている、ゾーン30規制区域も警報でお知らせ。信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト」も告知されるので、事故防止ツールとしても活躍します。
逆走注意警告で、逆走しやすいポイントを知らせる機能も便利です。全国の地図データを収録したマップは4段階に縮尺可能。見やすい大きさに調整でき、運転に慣れていない人でも確認しやすいでしょう。
待ち受け背景やベースカラーは、自分好みにカスタマイズOK。背景には好きな画像を設定でき、10段階で明るさを選べますよ。オイルやタイヤ交換など、車に関するイベントを登録できるリマインダー機能も搭載されています。
別途料金はかかりますが、先行車との接近や発進遅れを知らせる衝突警報システムや、わき見・居眠り運転警報器といったオプション機器とも接続可能です。
本体サイズは幅106×奥行17×高さ60mmで、重量は約120gです。付属品としてついてくるダッシュボード取りつけ用ブラケットは、特許取得済みのボールジョイントブラケット。モニターを見やすいよう、角度調節ができます。
ブラケットを使ってダッシュボードへの設置も可能ですが、直づけもにも対応。宙吊り取りつけステーもついているので、フロントガラスにもセットできます。
付属品は以下のとおりです。WEB限定品のため取扱説明書は同梱されていないので、公式サイトからダウンロードしてくださいね。
<付属品>
なお、同じWEB限定モデルとしてA1000aがありますが、基本的なスペックは同じで違いはほぼありません。また、2023年4月発売のLS1100とも、機能・性能は同等レベルと謳われています。WEB限定モデルはパッケージが簡易的かつ説明書がないため、少し安く購入できることがありますよ。
今回は、ユピテル SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 PREMIUM LINE A1100を含む、レーダー探知機全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、検知のしやすさの検証です。
各商品を使って実際に道路を走行。GPSを検知できるか・レーザーを受信できるかなどを基準に評価しました。
最新のオービス周波数である新Kバンドも感知するので、狭い場所にも設置OKな新型可搬オービス「MSSS」の位置も検知可能。比較したほかの商品を見るとMSSSには非対応のものが多く、業界トップレベルの検知性能との謳い文句にも頷けます。
オービスには設置場所がわからない固定式と、設置場所が変わる可搬式があります。固定式ならGPSだけでも見つけられますが、可搬式はGPSの情報だけでは見つけられません。
さらに可搬式にはレーダー式とレーザー式があります。両方を探知できる本商品であれば、比較したGPSしか対応していないほかの商品と違って、ほとんどのオービスを検知・対策できるでしょう。
カーロケーター(パトカーなどの現在地をリアルタイムで把握できる機能)や、取締用連絡無線(警察が飛ばす連絡用の無線を探知する機能)も搭載しています。
みちびき・グロナス・ガリレオなどの5種類の衛星に対応しているので、電波の障害が多い環境でも安定した位置情報が受け取れますよ。
Gセンサー(車の加速度に反応)・気圧・ジャイロ(車の方向転換に反応)の3種類のセンサーが備わっているのも魅力。高架下・トンネル・一般道と高速道路が並行している箇所など、衛星が届きにくい場所でも正確な位置情報を取得可能です。
次に、使いやすさの検証です。
各商品がボタンやタッチパネルで操作できるか・モニターが見やすい一体型もしくはセパレート型かなどを基準に評価しました。
オービスを探知したときに、オービスの種類や距離・道の種類の情報が別々に表示されるため、見やすいのも高ポイントです。
探知したオービスがCG画像で表示されるうえ、色枠で囲まれるので目が行きやすく、警報にすぐ気づけます。警告の内容ごとに色が変わるLEDフラッシュも採用。重要度の高い警報を判断しやすいですよ。
ソケット式は配線の手間がないぶんモニターが見にくい、ミラー型は車内がすっきりするが配線が大変など、一長一短でした。対して一体型は全体のバランスがよいのが魅力。とくにこだわりがないなら一体型がおすすめです。
続いて、カスタマイズのしやすさの検証です。
各商品のハイウェイモード/シティーモードに自動切り替えできるかや、詳しい車両情報が得られるOBDⅡ接続に対応しているかなどを基準に評価しました。
なお、比較したほとんどの商品は誤報を手動で登録する必要があり、かなり手間に感じました。本商品を含むユピテルの製品なら自動で登録できるので、通勤や送り迎えなどで同じ道を何度も通る人にぴったりです。
位置情報からオービスの位置を知らせるGPS警報や、取締中の警察の無線を探知する無線警報はそれぞれオンオフ切り替えが可能。
ハイウェイ(高速道路)モードとシティー(一般道路)モードが自動的に切り替えられるので、各道路ごとに正確な情報を入手できます。
比較したなかでも、ドライブレコーダーに接続できる商品は珍しかったので、必要な情報を瞬時に理解できるわかりやすさを求める人におすすめです。
最後に、GPS更新のしやすさの検証です。各商品がGPS更新が無料でできるか・GPS更新が無線LAN経由でできるかなどを基準に評価しました。
リサーチしたところ、GPS更新に費用がかかる点がマイナスとなり、評価は伸び悩みむ結果に。比較したなかには無料で更新できるものがあったことを思うと、コストをかけたくない人には不向きでしょう。
ただし、GPSのデータが無線LANで更新できるのはよい点。自宅のWi-Fiにつながるように設定しておけば、エンジンを入れるだけで最新のデータを取得できます。更新用のSDカードも付属しているので、新たに買う手間が省けますよ。
受信可能なもの | GPS、レーダー、レーザー |
---|---|
受信バンドの種類 | Xバンド、新Kバンド |
受信衛星数 | 5種類 |
センサー数 | 4種類 |
良い
気になる
幅 | 106mm |
---|---|
奥行 | 17mm |
高さ | 60mm |
操作方法 | タッチパネル |
ドラレコとの相互通信可能 | |
OBDⅡ対応 | |
GPS搭載 | |
Gセンサー | |
ジャイロセンサー | |
速度警戒ポイント対応 | |
ゾーン30対応 | |
フルオート機能搭載 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
ユピテル SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 PREMIUM LINE A1100は、公式サイトでの購入が可能なWeb限定モデルです。
予期せぬ事故やトラブルに備えるなら、ユピテル marumie Y-3000もおすすめ。フロント用に1台、リア用に2台のカメラがセットになった商品です。自車の前後左右・車内の映像を記録できるので、あわせて検討してみてはいかがでしょう。
<税込価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、本商品に並ぶ高いスペックを備えたほかの商品をご紹介します。
ユピテル SUPER CAT GS303は、ECサイトで2万円以下で購入できるリーズナブルさが強み。GPS・レーダー・レーザーはもちろん、MSSSも検知しやすい新Kバンドにも対応するスペックの高さを備えています。2021年モデルですが、価格を抑えたい人にとっては魅力的でしょう。
セルスター工業 レーザー光対応&GPSレーダー探知機 AR-555は、GPSデータの更新が無料。無線LANで更新可能で、車のエンジンをOFFにすると自動的に更新されます。5種類の衛星・3種類のセンサーに対応するスペックの高さも魅力。手軽さも性能も譲れないなら、候補に入れてみてくださいね。
受信可能なもの | GPS、レーダー、レーザー |
---|---|
受信バンドの種類 | Xバンド、新Kバンド |
受信衛星数 | 5種類 |
センサー数 | 3種類 |
良い
気になる
幅 | 106mm |
---|---|
奥行 | 17mm |
高さ | 60mm |
操作方法 | タッチパネル |
ドラレコとの相互通信可能 | |
OBDⅡ対応 | |
GPS搭載 | |
Gセンサー | |
ジャイロセンサー | |
速度警戒ポイント対応 | |
ゾーン30対応 | |
フルオート機能搭載 |
ユピテル SUPER CAT レーザー&レーダー探知機 GS303をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
受信可能なもの | GPS、レーダー、レーザー |
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受信バンドの種類 | Xバンド、新Kバンド |
受信衛星数 | 5種類 |
センサー数 | 3種類 |
良い
気になる
幅 | 272mm |
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奥行 | 19mm |
高さ | 80mm |
操作方法 | リモコン |
ドラレコとの相互通信可能 | |
OBDⅡ対応 | |
GPS搭載 | |
Gセンサー | |
ジャイロセンサー | |
速度警戒ポイント対応 | |
ゾーン30対応 | |
フルオート機能搭載 |
セルスター レーザー光対応&GPSレーダー探知機 AR-555をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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