
灰の飛び散りに悩んでいた人へ、3300円の解答があった。|山崎実業 お香スタンド
モノズキ編集者(買い物マニア)が日々買った物の中で、「みんなに買ってほしい!」な、暮らしの新定番を紹介する企画。
今回は、痒いところに手が届く、しかも見た目も価格も良い、な日用品で人気の山崎実業が出すお香たて。3300円で、お香の小さなストレスが全部消えた。灰の飛び散り、火の不安、長いお香が皿からはみ出る問題。山崎実業のお香スタンドが、まとめて解決してくれた。

2012年に雑誌や書籍の出版を行う晋遊舎に入社。2019年にテストするモノ批評誌『MONOQLO』編集長、2020年にホンモノがわかる家電情報誌『家電批評』編集長に就任。 2021年5月よりマイベストに入社。コンテンツ制作部長を経て、新規に創設されたクオリティーコントロール部長に就任。様々なジャンルの企画書作成からコンテンツ編集までを取り仕切る。2025年8月にマイベストを退社。人生サバティカル期間として、商品レビュー、コンテンツ制作・編集からゲームやAIプロダクトの企画まで、なんでも経験中。
山崎実業|お香スタンド 灰飛び防止カバー付き|3300円
お香、いい匂いだけど灰が飛び散るの嫌だなぁ問題
ここ数年、気分転換のためや就寝前の時間などにお香を焚くのがマイブームになっている。
学生時代は若気の至りあるあるでアジアンテイストなお香を焚くこともあった気がするが、今はお香屋さんに行って季節にあったお香を選び、焚いている。秋ならば金木犀、春は桜、夏は柑橘、冬は檜など……意外と楽しい。(お香、おすすめ)

これまではお香屋さんで出会った、玉初堂というメーカーの「お香クリップ」というミニマムの極みである商品を使っていた(そぎ落としの果てにあるミニマムさが最高な商品。しかも880円)。
日用品には2つの方向性がある。880円の玉初堂のように「そぎ落とす」道と、3300円の山崎実業のように「囲って解決する」道。
前者の美しさも捨てがたいが、毎日の生活の中で勝つのは、たぶん後者だ。

お香を焚く時だけでなく、常に僕は空気循環のためにサーキュレーターを回しているのだが、気を許すと灰が飛び散る。地味に毎回ストレス。
また、火を扱うのでなんだかいつも不安で放置もできない。あと、長いお香を使うと皿からはみ出て下に落ちる(ここは皿を変えれば良いだけだが)。
そんな中、雑貨屋さん徘徊で出会ったのが、超便利な日用品の雄、山崎実業のお香たてだった。
灰も火も手入れも心配無用の逸品! スチール&ガラスで質感も最高

山崎実業、やはり強い。
towerシリーズはキッチンやデスク周りで散々お世話になってきたが、まさかお香の領域まで踏み込んでくるとは。

最大の感動はガラスカバーに囲まれているので灰が飛び散らない点。
悩みであったサーキュレーターとの併用でも全く問題なし。

アイアンとガラス製なので、火の心配が少ないのもとても嬉しい。
吊り下げ式なので物理的に他に火種が飛ぶこともほぼ心配ないので気軽にお香を焚けるようになった。

お手入れも簡単で、ガラスカバーは本体に載っているだけなので、それを外して、灰をすて、たまに丸洗いするだけ。ラクすぎる。

サイズは直径7.2×高さ28cmと少し大きめ。ただ、アイアンとガラスパーツでできた本体が思いのほか高級感があり、部屋に置いても邪魔じゃない。
あと、持ち手がしっかりしてるので部屋間の持ち運びが楽なのも良い点。
弱点はひとつ。芯なしのお香は「セットの繊細さ」が要る

竹芯のないお香を使う場合、 上部のスリットに優しくはめ込まないと折れる。 僕も最初の3本は折った。
ただ、これは「お香スタンド全般の問題」というより、「吊り下げ式」という構造のトレードオフ。
灰が散らないことと引き換えに、絶妙にセットの繊細さが要る。 慣れれば1秒で終わる。
3300円でこれなら、お香を焚く人全てにおすすめ。ちなみにホワイトもある

シンプルだけど、日々の悩みをしっかり理解して、解決してくれる山崎実業。
今回のお香たても、そんな「山崎実業み」がふんだんに詰まった、暮らしの新定番だった。
さらにこの質感・デザインで3300円というのも文句なし。
山崎実業のメインカラーであるホワイトもあるので、気になった方はそちらもチェック。
お香は『リフレッシュ道具』というより、家における最小サイズの儀式。3300円のこのスタンドは、お香を焚くという行為のハードルを『道具1つで越えさせる装置』だ。
たまーにお香焚くよって人も、お香ちょっといいかもと思った人も、これ1つで日々の景色が少し変わる。試してみてほしい。
(執筆・撮影/浅沼伊織)
