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3,080円で、スリッパの悩みが終わった。|ホンシュ fit it active TTT

3,080円で、スリッパの悩みが終わった。|ホンシュ fit it active TTT

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モノズキ編集者(買い物マニア)が日々買った物の中で、「みんなに買ってほしい!」な、暮らしの新定番を紹介する企画


第一弾は、60年続く老舗スリッパメーカーが2020年に発売した「高機能」なスリッパ。店頭で試し履きして即購入、そこから半年使いつづけて「これしかない」と思えた一足を紹介します。

2026.03.18
浅沼伊織|元マイベストCCO
ガイド

2012年に雑誌や書籍の出版を行う晋遊舎に入社。2019年にテストするモノ批評誌『MONOQLO』編集長、2020年にホンモノがわかる家電情報誌『家電批評』編集長に就任。 2021年5月よりマイベストに入社。コンテンツ制作部長を経て、新規に創設されたクオリティーコントロール部長に就任。様々なジャンルの企画書作成からコンテンツ編集までを取り仕切る。2025年8月にマイベストを退社。人生サバティカル期間として、商品レビュー、コンテンツ制作・編集からゲームやAIプロダクトの企画まで、なんでも経験中。

浅沼伊織|元マイベストCCOのプロフィール
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ホンシュ|fit it active TTT|3080円

ホンシュ|fit it active TTT|3080円

ロフトで出会った、スリッパの完成系

なぜかインテリアとして選ばれすぎている。機能性の話を誰もしない。


スニーカーはもちろん、外履き用のサンダル含めて、履くものは全般的に機能性が高まっていっているのに、なかなかどうして、「価格」「肌触りの好み」「見た目」などで選ばれがちなジャンル


それがスリッパ

出典:webo-kobe.com

高級ホテルなどの「ちょっと良いところ」では、グッドデザイン賞も受賞したROOM’Sが定番であり、僕も一時期は使用していたけれど、見た目には満足しつつもズレやすさや歩き心地には不満があった。


また、リカバリーサンダルを室内履きにも使ってみたが、機能性は高いけれどほぼ外履き用サンダルの厚みでリラックスには程遠く、結局はStandard Productsで見つけた330円のめちゃくちゃ薄いが見た目が良いスリッパを使い捨てることで妥協していた。

そんな中、趣味にしているロフト巡りでたまたま出会ってしまった。それが今回スリッパの新定番としておすすめしたい、ホンシュのfit it active TTT


試し履きして即決で購入、それから半年間履いているが全くくたってもなく、暮らしの新定番になった。

話題になってないのが不思議。毎日履くのが楽しくなるスリッパ

話題になってないのが不思議。毎日履くのが楽しくなるスリッパ

とにかく気に入っているのが、ホールド感


スリッパにとって、脱ぎ履きのしやすさとホールド感はトレードオフ。脱ぎ履きを優先すれば、足を突っ込むだけの形状になり、歩くたびにパタパタと脱げそうになる。フィット感を優先するとルームソックスのように脱ぎ履きが大変になる。

そのパラドクスに対して、60年の歴史を誇る老舗スリッパメーカーであるホンシュが開発したのが、足の甲の内側に設けた伸縮バンド。ただ足を突っ込むだけで、甲表(スリッパの上の面のことをそう呼ぶらしい。初めて知った)とは別に、その裏にあるバンドがしっかりと甲をホールドしてくれる。


これが、驚くレベルの歩きやすさと居心地の良さを実現。歩くたびにパタパタとする煩わしさも消滅。すごく良い。


ちなみに、半年かけて少し伸縮バンドは緩んでしまって、新品時からは弱くなってしまったが、まだ一定のホールド感は維持されている。(けれど今後は少し不安)

ホールド感と同じくらい最高なのが、立体的なインソールによる「姿勢シャキっと感」と「疲れにくさ」


足裏アーチがしっかりと盛り上がり、かつ踵はカップ形状でしっかりとホールド。これが高機能ウォーキングシューズばりのフィット感でとにかく履いていて気持ち良い


良いインソールを使っている人には伝わるはずの、立った時の姿勢が良くなるあの感じ。それがスリッパなのにある。


結果として、料理などの家事仕事でも疲れにくく、個人的には腰の負担もだいぶ楽になるという効果も。スリッパなのにすごい。

また、形状としてつま先が上がっていて、スニーカーのような歩きやすさがある上、アウトソールも適度な柔らかさがありつつも、屋内用スリッパにしてはしっかりとした高反発素材。3080円なのに異様なこだわりがすごい。


屋内用なのに歩きすぎてしまう。それくらい気持ちいい。

唯一の難点は攻めすぎなデザイン? それでもみんなに買ってほしい逸品

ユーザーとしてもう慣れてはしまったが、個人的に唯一惜しいなと思ったのが、スポーティでポップなデザイン。スリッパなのに、カラバリは9色。それもピンクやイエロー、ミントブルーまで。


機能性が高いスリッパとして、今までのものと違うぞ! を主張するためには目を惹きやすいが、あまりに日常生活で主張が強いカラーが多いので、無難なものが良い人はグレーがおすすめ。

出典:amzn.asia

ただ、それを上回る機能性、かつ3080円という値段はもはやバグ。


Amazonのレビューを見てみるとレビュー数31件と全く話題になっていないのがもったいない


ただし評価は高評価。コメントも「これ履いたら他は履けない」「足のしびれがあってスリッパが脱げやすく履きやすい物を探していたのですが、足にぴったりフィットしてとても歩きやすい!」など。本当にその通り。

出典:prtimes.jp

ちなみに、2026年春には新ライン「fit it BASIC」「fit it CLASSIC」が出るらしく、人生で初めてスリッパの新ラインの発表を楽しみにしているくらいハマっている逸品。


なんとなくスリッパを選んでいて、しっくりきていない人は全員買ってほしい


(編集・執筆/浅沼伊織)

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