知多、余市からアードベッグまで。ご褒美にぴったりな最強の家飲みウイスキー4つ選びました【5,000円〜10,000円】
このところのハイボール派の急増にともない、ウイスキーへの注目度が高まっています。
今回は「5,000円〜10,000円」という価格帯から、家飲み用として、あるいは贈り物としてもピッタリな“ご褒美”ウイスキー4本をご紹介します。
ジャパニーズウイスキーからスコッチまで、クセ強系中心のラインナップが揃いましたので、ぜひお楽しみください!
ちなみに、「5,000円以下のウイスキー」「10,000以上のウイスキー」コンテンツも公開していますので、あわせてご覧いただけますと幸いです!
本コンテンツの情報は公開時点(2025年6月18日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
お酒、飲酒は20歳を過ぎてから。
未成年にアルコールテイスト飲料の飲用はおすすめしません。

吉祥寺のVision Whisky Barのマネージャーを14年勤める。ウイスキー文化研究所認定のウイスキーセミナー講師とウイスキープロフェッショナルの資格を持つ。資格を活かし、ウイスキーセミナーを多数開催。

唎酒師・焼酎唎酒師・アクアソムリエの資格保持者。マイベストでは、酒・水担当として日本酒・ビール・ウイスキーなど200種類以上のお酒を比較検証している。プライベートでも週に4回以上お酒を嗜み、トレンドや消費者の嗜好を日々アップデートしている酒愛好家。普段あまりお酒を飲まない初心者から、あらゆる品種を飲み比べてきた酒愛好家まで幅広く楽しめるような価値あるコンテンツの提供を目指し、酒商材の魅力を最大限に引き出すコンテンツ作り・情報発信に励んでいる。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
Barで飲む、スタンダードなウイスキー登場!贈り物用でも自分用でも“ご褒美”感あります!
普段、お店でハイボールやストレートでウイスキーを楽しんでいる人でも、「自分用として、あるいは贈り物として1本選ぶ」となると、どれを選べばいいのか、ちょっと迷ったりしませんでしょうか。
その場合「5,000円以下」「5,000円〜10,000円」「10,000円以上」と、ざっくり価格帯を設定してみるのがひとつの手段です。
今回は、「5,000円〜10,000円」をテーマに、マイベストで比較検証した58本のウイスキーの中から、特別な4本をご紹介しています。
価格帯のほかに「香り」と「味わい」にも注目!
今回は、なるべく広い嗜好にお応えするため、初心者向けから、クセ強めのリッチスモーキー系まで幅広くリスト化しています。
商品紹介の欄に【ウイスキーの分類/味わい・香り】も明記してますので、上記のグラフを参考にしつつご活用ください。

前回の「5,000円以下ウイスキー」コンテンツでは、毎日自宅でがぶ飲みしたい銘柄が多くありましたが、そこから10,000円まであがると“家飲みではなかなか買いにくい、Barで飲むときに選ぶ良いお酒”が増えてきます。
普段、ウイスキーを外で飲んでいる人だったら、大喜びで受け取ってくれる銘柄もたくさんあります。
この値段帯になってくると、ハイボールもいいですがストレートで飲んでほしい銘柄が増えてきます。

ウイスキーが好きな人なら誰もが知るメーカーが多い一方で、新商品や個性派もたくさん出ている価格帯です。
ただ、マイベストの最新の検証だと、新商品や個性派は万人受けしづらい結果になりました。
そのため、今回のリストはベーシックな銘柄がメインです。
「アードベッグ 10年」は、初心者でも飲みやすい万人向けとは言えませんが、ウイスキーの材料であるピート由来のクセがあり、度数も46%とやや高いので、飲みごたえのある1本です。
しっかりとスモーキーフレーバーで、スモークからくる苦味と、バニラのような甘さもあり。
燻製やジャーキーと合わせたら、たまらないですよ!

贈る相手が「スモーキーなウイスキーを好む」ということを知ったうえでアードベッグを渡すと、心に響くはずです。
度数もやや高く、スモーク感も強いため飲みごたえが強い1本です。
スモーキーフレーバーが好きな人や、変わった味を求めている人におすすめです。

強烈なスモーキーさで知られるアイラ島のウイスキーです。
スモーキー好きの人にぴったり!
強めのピートを感じられますが、甘味とのバランスがよくて、スモーキー系のなかでも飲みやすい銘柄です。
肉料理やバーベキューに合わせたい!

アードベッグと同じように、贈り物として用意する場合は渡す相手が「スモーキーなウイスキーが好み」であることを把握してから用意したい1本です。
味わいは過去と比べると、やや酸味と苦みが強くなったような印象も。
料理といっしょに、あるいは料理を作りながら。そういう状況で、より楽しめるウイスキーですよ。

ニッカウヰスキーの代表的シングルモルトで、しっかりしたスモーキー感と力強い味わいが特徴です。
少し前までは入手が難しかったのですが、最近は市場流通が戻ってきました。
ウイスキー好きなお父さんに贈ったら間違いなく喜ばれますよ!
サントリーの「シングルグレーンウイスキー 知多」は、軽やかさとほのかな甘い香りがあると謳ったウイスキー。アルコール度数は43%。
濃厚すぎず、クセがなくて飲みやすいのが特徴です。
意外と(?)炭水化物系とよく合うんですよ!

すっきりした味わいで、バーボン感とシェリー樽のスコッチ感の両方があります。
ライトだけど、甘さがあるので飲みごたえもあり。
比較的、万人向けだと言えます。

すっきり軽めの風味が特徴的なジャパニーズグレーンウイスキーです。
相手の好みが分からなくても、これなら失敗なしの1本です!
アサヒビールの「ニッカウヰスキー 竹鶴ピュアモルト」は、ウイスキー初心者から上級者まで幅広く楽しめるウイスキーです。
スモーキーさとフルーティな甘味のバランスが絶妙で、飲みやすさと深みを両立しているのが魅力的!
しゃぶしゃぶなどのお肉系と合わせて楽しんでいただきたい1本です!

香りとフィニッシュに、気にならないくらいの、ほどよいスモークのフレーバーを感じます。
味わいは、バニラ、シトラス、柑橘系のフレーバーが出ています。
しっかりとした飲みごたえを求める人や、食後酒を楽しむ人、スコッチ好きにもおすすめです。
【5,000円以下】【10,000円以上】の価格帯のウイスキーコンテンツもぜひご覧ください!
今回は「5,000円〜10,000円」がテーマでしたが、「5,000円以下」「10,000円以上」の価格帯コンテンツも公開中!
ぜひあわせてご覧ください!
(執筆/マイべマガジン編集部・青山卓弥)