【おでん×ブルーベリーが旨い!?】この冬食べたいコンビニおでんの最強「ちょい足し」探しました!【15種比較】
寒さが本格化してきて、いよいよおでんの季節。コンビニのレジ横からおいしそうなおでんの香りが漂ってくると、買う予定はなかったのについつい2~3品買ってしまう……という人もいるかもしれませんね。
しかも、付属しているからしや柚子胡椒をプラスしただけで、また一味違ったおいしさ!こうなってくると「もっとおでんがおいしくなるちょい足しを知りたい!」というおでん熱が高まってきませんか?
そこで、今回はマイベマガジン編集部がネット上でみつけたコンビニおでんのちょい足しレシピから気になるものをピックアップ!名物おでん探究家と一緒に食べ比べた結果をレビューします!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年12月27日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
本コンテンツでは公開時点(2024年12月27日)で関東エリアで発売されている商品を紹介しています。それ以外のエリアの人は買えなかったらごめんなさい!

「TVチャンピオン」(テレビ東京系)第4代・第5代「B級グルメ王」。安くてうまいものをこよなく愛し、日々、それらを探究。特にB級グルメ、名物グルメ、おでん、コンビニグルメなどを得意とするグルメコメンテーター、ライターなどとして活躍中。最近では全国各地のおでんを食べ歩き、名物おでん探究家としても精力的に活動中。「石巻おでん大使」も務め、石巻おでんのプロデュースも行なっている。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
冬本番、もっとおでんを楽しみたい!最強のちょい足しレシピを探してみた!
いよいよ冬本番、アツアツで味の染みたおでんが食べたくなる時期がやってきました。そんななか、テレビを見ていたら「おでんにブルーチーズを足したらおいしい!」という内容を発見。
……え!おでんってからしか柚子胡椒以外に足すものあるの!?
実はここ最近おでんの食べ方がどんどん進化しているらしく、変わったメニューを出すお店が増えているんだとか。
気になってさらに調べてみると、お家でも試せそうなちょい足しアレンジレシピがいくつか出てきました。これはおいしいもの好きの血が騒ぎます。おでんをもっとおいしく食べたい!!!
ということで、今回はコンビニ・スーパーで買える食材で、一番手軽でおいしい「おでんちょい足し最強アレンジ」を探していきたいと思います!
今回は、名物おでん探究家の柳生九兵衛さんにもご協力いただきました!九兵衛さん的コンビニおでんNO.1はセブン-イレブンとのことで、この検証ではセブン-イレブンのレジ横で売っているおでんを使用しています。
名物おでん探究家がアレンジ15種類を食べ比べてランキング化!
ということで、今回は名物おでん探究家の柳生九兵衛さんに15種類のコンビニおでんちょい足しアレンジを食べ比べてもらい、どのちょい足しが一番おいしいのかをランキング化しました!
今回は以下の4項目に注目して食べ比べています。
- おいしさ
- 手軽さ
- 意外性
- おすすめ度
さらに、各項目を星1〜5、総合スコアをS〜Cの満足度で表し評価を行いました。以下を指標として商品のおすすめスコアをつけているので、スコアを見る際は参考にしてください!
- S:とても満足!絶対食べてほしい
- A:満足!迷ったら食べて
- B:普通。好きな食べ物であれば試して!
- C:微妙。気になったら試してみて……
満足度のラダー:星5:とても満足・星4:満足・星3:普通・星2:不満・星1:とても不満
【早速ランキング発表!】1位は「たまごバター」!でも「はんぺんブルーベリー」というダークホースも
今回、15種のアレンジを食べ比べたなかで一番おいしかったのは「たまごバター」。
これは、おでんのたまごが大好きで「あれ以上おいしくなるの?」という人はもちろん「黄身のパサパサ感がちょっと苦手なんだよね……」という人にもぜひ食べてほしいアレンジでした!
ではここからは、各メニューの作り方&ぶっちゃけの評価をどんどん紹介していきます!
【1位】たまごバター:乗せるだけで出汁まで超リッチ!バターすごすぎ
- 総合スコア:S(とても満足!絶対食べてほしい)
- おいしさ:★★★★★
- 手軽さ:★★★★★
- 意外性:★★★★☆
- おすすめ度:★★★★★
ひとくち食べてみると、「これは絶対食べるべき」と言いたくなるほど美味しい!バターで黄身はしっとり&白身は食感がよくて、このハーモニーはどハマりの予感……!
おでんのたまごは白身に味が染みるまで煮るので、どうしても黄身がパサつきがち。それをしっとりさせつつ、うまみもプラスするなんてバターすごすぎる!
さらに、たまごだけでなく出汁の利いたおでんつゆにも、バターの濃厚なうまみが溶け出して一層おいしくなっていました。

食べる時に、必ず割って黄身にバターを直乗せしてください!丸ごとたまごにバターを乗せて食べただけでは、このおいしさはわかりません。
ちなみに、バターを乗せたら、たぶん普通のゆで卵でもある程度おいしくはなると思います。でも、この爆発的なおいしさを体験するなら、やはり味が染みたたまごですね!
作り方
[材料]
- 味しみたまご:140円
- 雪印 切れてる北海道バター:325円
この2つを準備したら、あとは「たまごを半分に割って黄身にバターを乗せる」だけ。でも、ここがポイントです!絶対に、黄身にバターを直乗せしてくださいね!
【2位】おでんコロッケ:これはコロッケそばの感じ!そのままinするだけのお手軽レシピ
- 総合スコア:S(とても満足!絶対食べてほしい)
- おいしさ:★★★★★
- 手軽さ:★★★★★
- 意外性:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★★
せっかくのサクサクコロッケに、つゆかけちゃうの?大丈夫?と思いながら食べましたが「何だこれ⁉めちゃくちゃおいしい!」と、食べ比べをしていたメンバー全員が驚愕。おでん汁とコロッケの脂、そして芋の食感の調和がすごい!これはコロッケそばに似ています。
たしかにザクザク感はなくなりますが、衣の脂がつゆに合わさることで優しい出汁感に包まれて、ふんわりほのかな脂がとてもイイ。
一般的には「コロッケにソース」ですが、そうするとソース味がメインになってしまうんですよね。コロッケ自体の味わいを楽しみたいなら、かけるべきはおでんつゆだな!と確信しました!

人気おでん店が考案してネット上でも話題になっている「おでんコロッケ」。実は皆さんも気軽にコンビニで買えるものだけで真似できて、おいしいのがポイントですね。
ちなみに、セブン-イレブンのコロッケはダイス状のゴロゴロした芋がそのまま入っているんですが、これがおでんつゆと合う。コロッケは中身がマッシュポテト状のものも多いけれど、このおいしさは芋のゴロゴロがあってこそですね。
濃い口しょうゆを使った昔ながらのおでんつゆよりも、セブン-イレブンのように鰹昆布ベースのさっぱりタイプが合うメニューだと思います。
作り方
[材料]
- おでんつゆ:0円
- 北海道産じゃがいもの牛肉コロッケ:100円
作り方というのもはばかられるほど簡単で、コロッケをおでんつゆに投入するだけ!
ちなみに、おでんつゆには価格がないので0円としていますが、原則としてセブン-イレブンのおでんつゆは「おでんを購入した人に限り無償で提供する」という扱いだそうです。何かしらのおでんを買ってほかのチョイ足しも試しつつ、つゆをゲットして下さいね。
【3位(同率)】たまごチーズ: 洋風かと思いきや後からくる和風だしが利いてWウマい!
- 総合スコア:S(とても満足!絶対食べてほしい)
- おいしさ:★★★★★
- 手軽さ:★★★★★
- 意外性:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★☆
始めは洋風なチーズが来て、徐々に和風の後味に変わっていく不思議な感覚!手軽さが最強で、しかもわかりやすくおいしいのがいいですね。画像のように、黒胡椒を振るとおいしさがさらにアップしますよ!
あまりのおいしさにガツガツと食べてしまいましたが、考えてみるとチーズとおでんのたまごって「和と洋」っていうだけでなく食感も真逆なんです。
ほくほくした黄身とプリッと固めな白身。そして、とろっとしたチーズ。この3つの食感が、どれも浮くことなくマッチした結果の3位入賞ですね!チーズが苦手な人以外は絶対好きなので、ぜひ試してください!

かたゆで卵の黄身って、「ほくほく」だとおいしいけれど「パサパサ」になってしまうとおいしくないですよね。
このちょい足しは、たまごを単独で食べている時より黄身のほくほく感が際立っておいしいですね。チーズが加わることでミルキーな感じになって、パサパサ感がなくなるからでしょうか。
一緒に食べることで、お互いが「ただのおでんの卵」「ただのチーズ」ではなくなる、いい組み合わせでした。チーズが溶けて旨み成分がまじったおでんつゆも美味しいですね!
作り方
[材料]
- 味しみたまご:140円
- とろけるスライスチーズ:203円
スライスチーズをたまごに乗せて、とろけさせるだけ。しっかりととろけたほうが絶対おいしいので、チーズを乗せたら電子レンジで10秒ほど加熱しましょう!
【3位(同率)】大根チーズ:味しみ大根がとろけるチーズでジューシー感超アップ!
- 総合スコア:S(とても満足!絶対食べてほしい)
- おいしさ:★★★★★
- 手軽さ:★★★★★
- 意外性:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★☆
だしのうまみたっぷりの大根!冬はもうこれだけでおいしいですが、そこにチーズのジューシーさと塩気が加わってウマい!
大根はたまごよりも汁をたくさん含んでいて、ちょい足し食材に対しておでん感が上回りがちなので、黒胡椒も遠慮せずガッツリと振るのがおすすめです。
たまごチーズでも感じましたが、おでんつゆ&チーズ&黒胡椒。この組み合わせが、びっくりするくらい合いますね!

円柱の大根にチーズがかぶさるビジュアルも良い!そして、あらためて……うまいなこれ。
たまごチーズでは水分が少ないからこそ「チーズのとろーり感が生きてるな!」と思いましたが、こちらは大根にうまみたっぷりのおでんつゆがしみていてこそのおいしさ。
幅広い具材に合いそうだし、セブン-イレブンのとろけるスライスチーズは7枚入りなので、大根やたまごなどいろいろ買ってきてチーズを乗せたくなりますね。
作り方
[材料]
- 味しみ大根:120円
- とろけるスライスチーズ:203円
- ブラックペッパー:139円
こちらも、たまごと同じく大根にとろけるスライスチーズを乗せます。チーズが大根と一体化するくらいとろけているのがベストなので、熱々の場合以外はレンジで少し温めてくださいね。
チーズだけでもめちゃくちゃおいしいですが、黒胡椒やバジルを足すとアクセントになるのでおすすめです!
【5位(同率)】はんぺんブルーベリー:「スイカに塩」的に、ブルーベリーがはんぺんを引き立てる!
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★★☆
- 手軽さ:★★★★☆
- 意外性:★★★★★
- おすすめ度:★★★☆☆
どんな味なんだ⁉と勇気を出して食べてみると、意外や意外。はんぺんのふわっとした食感に、ブルーベリージャムの甘みとほのかな酸味が合う!
おでんのなかでは味の主張が少ないはんぺんですが、ブルーベリージャムに負けて謎のスイーツになることなく、むしろジャムをかけることではんぺん自体の旨みと食感が際立つ結果になりました。
意外といけるので是非試してみてください!

白いはんぺんの上にブルーベリージャムが乗ると、見た目はスイーツ。大福を彷彿とさせますね。
そして味ですが「調和する」というより、スイカと塩みたいな感じで味や香りが対照的なジャムをかけることで、はんぺんの風味をより感じられる組み合わせでした。
作り方
[材料]
- ふんわりはんぺん:130円
- ブルーベリージャム:376円
はんぺんに、スプーンでブルーベリージャムを乗せる。それだけなんですが、みなさん「本当にこれ大丈夫?」という感じで少量ずつ行こうとしていませんか?
ブルーベリージャムが少量だとはんぺんの味が勝ってしまい「なんかどことなくフルーティーなはんぺん」になってしまうので、大さじで大胆に乗せるのがポイントですよ!
【5位(同率)】たまごブルーベリー:酸味と甘みが利いて意外にウマかった!
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★★☆
- 手軽さ:★★★★☆
- 意外性:★★★★★
- おすすめ度:★★★☆☆
ブルーベリージャム×たまごは、初見のインパクトがとにかくすごい!でも、味は意外とおいしいというところがポイント高いですね。むしろ、ブルーベリーアレンジのなかでは味しみたまごが一番違和感なく食べられるかも……?
ブルーベリーシリーズは一人で「おいしいなぁ」と楽しむというより、数人でおでんを食べる機会に「意外といけるらしいよ?」とやってみて盛り上がるのがよさそうですね!

ブルーベリージャムシリーズの中では一番おいしいんじゃないかな。ただ、たまごがベースになっているメニューのなかでは、チーズやバターのほうが「うまい!」というインパクトは大きいですね。
ちなみに、今回使ったのはアヲハタのブルーベリージャム。このジャムは、ブルーベリーの実が入っているのもよかったです。
今回のちょい足し食材のなかで唯一酸味のある材料ですが、個人的には、このほのかな酸味と甘みが溶けたおでんつゆも意外とイケますね。
作り方
[材料]
- 味しみたまご:140円
- ブルーベリージャム:376円
こちらも、ブルーベリージャムをたまごに乗せるだけ。そのまま乗せると、たまごがツルッと回ったりした拍子にジャムがつゆのほうに落ちてしまいそうなので、たまごは割ってからジャムを乗せるのがおすすめです。
【5位(同率)】さつま揚げバター:甘くておいしい!けど、さつま揚げ本来のおいしさが勝つ?
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★★☆
- 手軽さ:★★★★★
- 意外性:★★★★☆
- おすすめ度:★★★☆☆
乗せるだけ系は、とにかく楽!そしてさつま揚げにバターは、普通においしい。ただし、おでんのさつま揚げからは想像できない「何これ!おいしい!」という驚きには欠けるアレンジでした。
基本的にバターをちょい足しするとおいしくなる理由は塩み・油分・コクの追加。しかし、さつま揚げはもともと味もしっかりしており油分や甘味によるコクもあるため、バター効果が出にくいのかもしれません。
とはいえ想像通りおいしいので、練りもの系をいくつか買ったタイミングで「ちょい足しも少しやってみようかな」と思ったら、ぜひさつま揚げバターも選択肢に入れてみてくださいね。

バターとの調和で生まれるおいしさというより、さつま揚げというネタ自体がうまいという印象でした。だから、そのおいしい具材にバターを乗せても当然おいしいに決まってるんですよね。
なので「組み合わせの意外性」「見た目のインパクト」「想像を超えるおいしさ」どれを取っても意外性という面では点数は低いですが、おいしさで言ったらおいしい。そんなメニューでした。
作り方
[材料]
- 5種野菜のさつま揚げ:130円
- 雪印 切れてる北海道バター:325円
さつま揚げにバターを一切れ乗せるだけ!とろけるスライスチーズのように完全に溶けなくてもおいしく食べられるので、バターの溶け具合はお好みで。必要に応じて少しレンジで温めても◎。
【5位(同率)】おでん出汁茶漬け:魚介の旨みが利いてウマい!呑んだあとのシメにピッタリ
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★★★
- 手軽さ:★★★☆☆
- 意外性:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★★
だしの利いたおでんつゆに白米。そして海苔。これは絶対おいしいやつ!しかも、お茶漬けにすることで単独で食べるよりもつみれのおいしさが際立ちました。今回、鮭のおにぎりを選んでいることもあり魚介系の旨みがある具が合いますね。
ただし、レシピは「ちょい足し」というより「料理」。正直、めんどくさいと感じる人も多そうです。なので、この一品を食べるためにつみれとおにぎりを買ってくるというよりは、おでんのほかの具材を食べつつ、シメのようなテンションで作ってみるのがいいかもしれません。

つみれは、単独で食べると印象に残りにくい具材ですが、お茶漬けにすることで存在感が増しました。予算的な意味だけでなく、味としても安いしゃけおにぎりは良かったですね。
おにぎりは選択肢が多いので、梅干・野沢菜・明太子とかもいいんじゃないでしょうか。ただ、マヨネーズ系は脂が浮いてしまっておいしくないと思います。
あとは、おでんつゆは甘味が強めなので柚子胡椒を足してみると味が引き締まってよさそうですね。おでんコーナーで無料でもらえるので、好みに合わせて試してみてください。
作り方
[材料]
- 味しみつみれ:120円
- 手巻おにぎり しゃけ:138円
おにぎりは、手巻きおにぎり(開封の過程で海苔を手巻きするもの)を選びましょう。これは、開封後にごはんと海苔を分離させるため。
まず、ごはんだけを器に入れてほぐします。冷たいままだとほぐれにくいので、一度電子レンジで温めるのがおすすめです。ほぐしたごはんにおでんつゆをかけたら、ツミレを乗せる。
これだけでもお茶漬けっぽいですが、せっかくおにぎりに海苔が付いていたので、ちぎって最後に入れるとさらにおいしくなります!
【9位(同率)】こんにゃくブルーベリー:これは和風こんにゃくゼリー。意外と悪くないかも
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★☆☆
- 手軽さ:★★★★☆
- 意外性:★★★★★
- おすすめ度:★★★☆☆
率直にいうと「後味がおでん風なブルーベリー味のこんにゃくゼリー」でした。味そのものはブルーベリーこんにゃくゼリーなので、意外と嫌な味ではないかも……。あとは、温かいことと和風な後味が気になるかどうかが問題ですね。
ブルーベリーが好きな人には刺さる可能性があるので、こんにゃく・はんぺん・たまごを買って、ぜひブルーベリーシリーズの一つとして試してみてくださいね!

完全に味がブルーベリーになってしまったかというと、そんなことはありませんでした。はんぺんと同様にジャムをつけることでこんにゃくの味や出汁を感じやすくなりますね。
ただし、食感も含めてこんにゃくゼリーなので、おでんのこんにゃくを食べている気分で食べると不思議な気持ちにはなるかも。ブルーベリー好きな人は絶対おすすめです。
作り方
[材料]
- 味しみこんにゃく:120円
- ブルーベリージャム:376円
こちらも「乗せるだけ」系ですね。こんにゃくに、遠慮せずガバッとブルーベリージャムを乗せちゃってください!
【9位(同率)】はんぺんメープル:甘じょっぱいケーキみたい!けど味は普通だった
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★☆☆
- 手軽さ:★★★★☆
- 意外性:★★★★★
- おすすめ度:★★★☆☆
本来しょっぱいメニューに甘味をちょい足しという、ある意味ではちょい足しの王道ではありますが……思ったよりも味のインパクトは薄めでした。
驚きはないものの、それだけ違和感なく食べられた、とも言えますね!実際、おでんつゆとメープルシロップの相性は想像より良好。ブルーベリーと同様に、甘味を加えることではんぺん本来のうまみが引き立つ味でした。
はんぺんがふわふわなので、スイーツ感覚で食べられますよ!

メープルシロップをかけることではんぺん自体の味が際立つのは、ブルーベリージャムと同じ原理ですね。ただ、ブルーベリーと違って酸味がないので、尖った特徴がない。
「意外なものを組み合わせるとうまい!」という文脈では弱いけれど、ブルーベリージャムよりも合わせたときの味はマイルドなので、無難なちょい足しをやってみたいという人は試してもいいかもしれません。
作り方
[材料]
- ふんわりはんぺん:130円
- メープルシロップ:862円
はんぺんに、メープルシロップをかけるだけ。これもブルーベリージャムと同様に結構ドバっとかけても大丈夫です。
【9位(同率)】はんぺんバター:驚きはないけど、コクが出て安定的においしい
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★☆☆
- 手軽さ:★★★★★
- 意外性:★★★★☆
- おすすめ度:★★★☆☆
甘めのおでんつゆを吸った、フワフワのはんぺん。そこに、バターの香り・油分・塩みが合わさると……当たり前のようにおいしいですね!
たまごのときも思いましたが、バターの溶けたおでんの汁はやみつきになりそうなおいしさがあります……!ほっこりした味が食べたいときに、たまごバターと一緒にぜひ試してみてくださいね。

意外性はないし、味も想像できるけれど、はんぺんにバターのうまみを足したらうまいに決まってる!そういう、安定感のあるレシピだとは思います。
なので、完成した味はおいしいけれど「意外なおいしさ」という意味では弱いですね。しかも、同じくバターのちょい足しの「たまごバター」がおいしすぎた。そういう意味でも、少し存在感がかすむ感じがしました。
作り方
[材料]
- ふんわりはんぺん:130円
- 雪印 切れてる北海道バター:325円
はんぺんにバターを乗せたら完成。バターはしっかり溶けているほうがおいしいので、必要に応じてレンジで温めてくださいね。
【12位】おでんスープカレー:懐かしい手作りカレーうどんのような味で普通にウマい!
- 総合スコア:A(満足!迷ったら食べて)
- おいしさ:★★★★☆
- 手軽さ:★★★☆☆
- 意外性:★★★★☆
- おすすめ度:★★★☆☆
一口食べて「どこかで食べたことある味だな……」と考えていましたが、これは手作りカレーうどんの味かもしれません!おそらく、これは和風だしが利いたおでんつゆのパワー。
なので、うどんを入れるとおいしいかもしれませんが、炭水化物がなくても行けますね。おでんつゆは、結構多めに入れてもよさそうです。
「おでんおいしいけど、後半ちょっとガッツリした味を食べたくなってきたな」というときに途中からカレーを入れるのもアリですね!

なんとなく「単なるおでんの具が入ったレトルトカレー」になるのでは?という気持ちもありましたが、食べてみるとカレーのレトルト感が薄まって手作り感が出ていました。
おでんつゆと合わせると結構甘味が出るので、つゆを多めに入れるならカレーは辛口でも良いかもしれませんね。あとは、どのおでんのタネを入れるかによってだいぶ印象が変わりそうです。
作り方
[材料]
- 味しみたまご:140円
- 味しみ大根:120円
- ハウス レトルト バーモントカレー 中辛:335円
おでんの具はお好みですが、今回はたまご・大根を選んでいます。もう少しうまみをプラスしたいなら、牛すじやつくねを入れるのもおすすめ。
具は大きめがいいですが、丸のままだとおでん感が出すぎるので、大根なら4分の1くらいに切るとよくなじみます。そこにレトルトカレーをかければ完成!
【13位(同率)】おでんグラタン:満足感があっておいしいけど、手間がかかるのがネック……
- 総合スコア:B(普通。好きな食べ物であれば試して!)
- おいしさ:★★★★☆
- 手軽さ:★★☆☆☆
- 意外性:★★★★☆
- おすすめ度:★★★☆☆
おでんって、主食ではないから単独で食事にはなれない感じありますよね。ですが、今回は材料にちくわぶを選んだので満足感がある!
これは、ちょっと手間がかかるものの、小腹が空いたときに良いかもしれません。選んだタネや好みで、ちくわぶのように大きなタネだったら少し切った方が食べやすくなりそうですね。
もはやこうなってくると「調理が必要なシリーズ」という感じですが……アレンジを加えるなら汁多めでスープグラタン。で、パンつけて食べる!みたいのも行けそうですね。散らしたパン粉の香ばしさとカリカリがおいしいポイントでした。

ここまで試したメニューが、手間がかかっても使うのは電子レンジ程度だったことを考えると「そもそも自宅にトースターがない人は?」というのもあり調理の手間は気になりますね。
あとは、意外性はない。結論として、おいしいんですけどね。レシピとしてはチーズを乗せて焼くだけですが、今回チーズの上に、パン粉を散らしてみたのがすごく効いている。これは、手間はかかるけど作るならパン粉もあったほうがいいですね。
作り方
[材料]
- もっちりちくわぶ:130円
- 味しみ大根:120円
- とろけるスライスチーズ:203円
手順としては、お茶漬けよりはシンプル。おでんのタネにスライスチーズをのせてオーブントースターにかけるだけです!
「オーブン⁉急に難しそう……」と離脱しかけた人もいるかもしれませんが、すでにタネには火が通っているのでチーズに焦げ目がついたらトースターを止めてOK!
今回は見栄えの関係でパン粉を散らしてみましたが、チーズだけでも十分おいしいですよ!
【13位(同率)】おでん白滝ラーメン:鶏ガラでコクが利いたヘルシーラーメンに!でも、コストが高くつく
- 総合スコア:B(普通。好きな食べ物であれば試して!)
- おいしさ:★★★☆☆
- 手軽さ:★★★☆☆
- 意外性:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★☆
鶏ガラスープの素を加えると、確かにラーメン感がアップ!ベースがおいしいおでんなので、もちろんおいしいです!ただし、チーズ・バター系のような「まぜ合わせたら謎においしくなる」驚きには欠けますね……。
ちなみに、白滝以外のタネはツミレや肉系がおすすめ。ですが「せっかくならローカロリーに攻めたい」という人は大根や昆布でもアリです。

チーズとかバターみたいな「組み合わせによるうまみ」とはちょっとベクトルが違う仕上がりです。そういう油とコクみたいなうまみで麺が食べたいなら、言ってしまえばチルドコーナーのラーメンを買うのが一番手軽なはず。
だから、これはローカロリーでヘルシーとか、そっちの方向性で押したほうが強いアレンジになりそうですね。
作り方
[材料]
- 味しみ白滝:120円
- 味しみつみれ:120円
- 牛すじ串:195円
- なんこつ入り鶏つくね串:180円
- 鶏ガラスープの素:323円
- ブラックペッパー:139円
最終的には、白滝を麺に見立てたラーメンを作る感じです。まずは、白滝をまとめている「こんにゃくリング」を外す。すると白滝がばらけて麺状になります。そして、究極的にはそのままシンプルにおでんつゆ、タネを具として啜ってもOKなのですが……。
せっかくならラーメン感を楽しみたいので、お好みで鶏ガラスープを入れるのがおすすめ!その場合はお湯を入れて味を調整してくださいね。
今回、おいしさ重視でタネはタンパク質系を揃えましたが、こちらはお好みで選んでみましょう!
ちなみに……
今回のレシピ、実はセブン-イレブンの味しみ白滝だからこそ簡単にできるんです。
上の画像を見ていただくとわかるのですが、セブン-イレブンの白滝は「結んである」のではなく、束ねた白滝の中央をこんにゃくリングで「まとめてある」って知ってましたか?
結んである白滝はなかなかほどけないし、かといって結び目を切ったら短くなってしまう。でも、セブン-イレブンの白滝ならリングを外すだけなので楽々!これはもう、白滝ラーメンやってみるしかないですね!
【15位】さけるチーズもち巾着:さけるチーズが固くてパッとしない味だった……
- 総合スコア:C(微妙。気になったら試してみて……)
- おいしさ:★★☆☆☆
- 手軽さ:★★★☆☆
- 意外性:★★★☆☆
- おすすめ度:★★☆☆☆
うーん……なんだかイマイチ。なぜなら、さけるチーズが固まっていて食感も餅巾着となじんでいないし、風味も感じにくいから。食べ比べたメンバーのなかからは「組み合わせる意味が見出せない」との厳しい意見まで出てしまいました。
実はSNSでバズっていた本メニュー。今回はできあがっているもち巾着の上に乗せるスタイルを試してみましたが、これは元ネタ通り作る段階で油揚げのなかにさけるチーズを入れ、餅と一体化するほど煮れば違う結果になったかもしれません。

今回のなかで、もっともパッとしなかったですね。結局「ちょい足し」って味や食感がそれぞれ影響し合わないと意味がないのに、これは餅巾着は餅巾着のまま。さけるチーズはさけるチーズのままなんですよね。
さけるチーズらしさを生かしたアレンジでないなら、むしろ今回好成績だったとろけるチーズを使ったほうが化けそうかな?と思いました。
作り方
[材料]
- お餅の巾着:180円
- さけるチーズ スモーク味:135円
お餅の巾着のうえに、裂いた「さけるチーズ」をのせてレンジで温める!これだけで完成です。チーズの溶け具合を見ながら温めてみてくださいね。
今回は、スモーク味がおいしいかな?と思ってチョイスしましたが、お好みでプレーンのさけるチーズでもOKです!
ちなみに先ほども記述しましたが、元ネタは「巾着のなかにさけるチーズを入れて煮る」というものでした。しかし、今回はそこまでやるとちょい足しと言えるのか……などの事情もあり上に乗せるスタイルになっています。
まとめ
(執筆/マイべマガジン編集部・都丸 晴菜)
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