EX-word 電子辞書 高校生 英語・国語強化モデル
カシオ エクスワード XD-SX4910は電子辞書を探しているなら、まず候補にしてほしいアイテムです。収録辞書が充実しており、広辞苑や明鏡国語辞典・ジーニアス英和辞典など、必須の辞書を含む37冊を収録。比較した同社のスタンダードモデルには未収録のリーダーズ英和辞典も入っており、派生語の検索も可能です。追加購入できる辞書も41冊と豊富なので、必要に応じてカスタマイズできますよ。手書きパッドの反応がよく、検索しやすい点も魅力です。実際に自動筆記マシーンを使って試すと、誤認しやすい漢字もしっかり判別できました。使用頻度の高い18種類の辞書のショートカットがあり、アクセスもしやすい設計です。複数辞書の同時検索や、検索結果の言葉をさらに追加で検索できるジャンプサーチや連鎖検索など、便利な機能も搭載。スペルミスにも対応でき、スムーズな検索が可能です。学習機能も十分で、しっかりと反復学習が行えます。比較した2023年発売の同モデル「XD-SX4920」より2種類少ないものの、6種類の英検対策コンテンツを収録。シート学習は非対応ながら、一問一答や音声読み上げ機能・カスタム単語帳など基本的な学習機能がそろっていました。自分にあった方法で勉強を進められるでしょう。使い勝手も良好で、文字サイズと画面の輝度は5段階で調整できます。「画面が小さい」との口コミもありましたが、実測で5.13インチと十分な大きさがありました。しかし、比較した一部商品が対応していた縦型機能はありません。スマホのように片手で操作したい人には不向きです。「予習・復習から受験まで活用できる」と謳うだけあり、型落ちモデルながら1台ですべての学習を網羅できます。2023年発売の同モデルに劣らない性能で、学術的な専門用語まで調べられるレベルの充実度でした。高校生向け電子辞書選びに迷ったら、ぜひ購入を検討してくださいね。<おすすめの人>よいものを安く手に入れたい人収録辞書の多さで選びたい人検索のしやすさを重視したい人<おすすめできない人>縦型で使えるものを探している人
キングジム テプラ PRO SR-MK1は、凝ったデザインのラベルを作りたい人におすすめです。使用できる記号&文字は1025種類、書体は100種類、飾り枠&テンプレートは140種類と豊富。対応テープは布用・透明・マスキングテープなど21種類で、幅も4〜24mmまで6種類と、比較した商品内でもかなり充実していました。オリジナリティあふれるラベルを作れるでしょう。仕上がりも非常にきれいで、文字のカーブもなめらかに印刷されました。文字はラベルの真ん中にまっすぐ配置され、ガタつきや崩れもありません。比較したほかの商品には漢字が潰れて読みにくいものが見られたのに対し、「カタカナ・ひらがな・漢字、どれも鮮明」など12人のモニター全員から好評でした。文字の位置調節やフォントのサイズ変更などを、アプリ上で楽に行えるのも便利。「操作がわかりにくい」という口コミがありましたが、普段からスマホを使っている人ならスムーズに扱えるでしょう。なかには手順が多く説明書がないと操作できない商品があったのに対し、本品は多くの人から「直感的に操作できる」などプラスの意見が寄せられました。ラベル1枚(9文字)の印刷時間は13.62秒。比較した全商品の平均8.8秒(※2024年11月時点)と比べると長めですが、体感的にはそこまで遅くありません。1枚ごとに印刷ボタンを押さずに済む連続印刷機能や、印刷後にテープが自動で切れるオートカット機能も搭載していました。一方、シールを土台から剥がしにくいのはネック。一部商品に施されていた、切り目を入れるなどの工夫は見当たりません。価格も1万円超えと比較した商品内では高価です。とはいえ仕上がりのきれいさや、アプリで手軽に操作できる点は大きな魅力。デザインの高いラベルを作りたいなら、ぜひ検討してみてください。<おすすめの人>凝ったデザインのラベルを作りたい人アプリで手軽に操作できるものがほしい人仕上がりのきれいさを重視する人<おすすめできない人>短時間で印刷できるものがほしい人コストをあまりかけたくない人
Brain カラー電子辞書《大学生・ビジネス向け》2022年モデル
シャープ Brain カラー電子辞書《大学生・ビジネス向け》2022年モデル PW-B2は、英語学習がメインで、効率的に検索できるものがほしい人におすすめです。実際に使ったところ、複数辞書検索や手書き検索などアプローチ方法が多様。比較した商品のなかでは珍しく、複数辞書検索でもスペルミスチェックができた点で評価を上げました。収録内容も、大学生向けとしては十分です。「社会人まで頼れる1台」と謳うわりにビジネス系の辞書は少ないものの、「リーダーズ英和辞典」や「ジーニアス大辞典」など英語分野は大学生向け電子辞書のポイントをおさえたラインナップ。専門用語に特化した辞書も搭載しており、授業で英語を読み解くには困らないでしょう。聞く・話す・読む・書くの英語4技能を鍛えられると謳っているだけあって、学習コンテンツも充実していました。リスニング・スピーチをはじめ、TOEIC・TOEFL対策も用意されています。持ち運びやすいのもポイントです。実際に重さを測ると255gと、比較した全商品の平均279g(※執筆時点)よりも20g以上軽量でした。キーボードを折り返して縦型で使えるのも大きな魅力。スマホのように片手で持てるので、通勤・通学中の学習に役立つでしょう。充電式で、連続使用時間は約140時間と比較したなかでも10時間ほど長めでした。使い心地も総じて良好です。比較したほかの商品と同様に、画面の動きがスムーズで音割れもなし。明るさや文字サイズなどの各種調整も可能です。付属のタッチペンもスイスイ書けるので、手書き検索やメモ帳機能も使いやすいでしょう。なお、キーボードはフラットです。比較した凹凸があるタイプよりもやや打ちにくいものの、気になるほどではありません。ECサイトでの価格は、執筆時点で37,000円ほど。画面が反射しやすいのは気になりますが、英語を中心に大学生向けの辞書・学習用コンテンツが充実した一台です。大学4年間使えればよいという人にとっては、価格と内容のバランスが取れています。大学で使う電子辞書をお探しなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
シャープのカラー電子辞書《中学生向け》 PW-J2は、楽しみながら勉強する習慣を身につけたい人におすすめです。比較したカシオ製品は搭載している辞書が多い点が魅力でしたが、本商品は謳い文句どおり楽しく勉強できる機能が豊富な点が強み。ゲーム感覚で学べる学習アプリや自ら考えて学ぶ探求学習機能を搭載しています。学習機能も豊富で、各学年の振り返りや教科ごとの入試対策が可能。理科・社会のビジュアル事典や古典ミニ図鑑、英語のアニメなど視覚的に学べるコンテンツも充実しています。シャープ製品特有の赤シート機能では、覚えたいことを隠したり表示したりできるので暗記に役立つでしょう。比較したシャープ製品のなかでも、最新(※執筆時点)の高校入試向けリスニング教材を採用しているのも大きなメリットです。中学生向けのリスニング教材はあまり出回っていないので、自宅で学習したい人は要チェックですよ。搭載辞書数は22冊と、比較したカシオ製品の半分程度にとどまっています。とはいえ素早く検索できる機能は豊富で、手書き入力の優れた判別能力も高評価を獲得。英単語のスペルチェックや複数辞書検索機能も搭載し、わからないものをそのままにさせない工夫が随所に散りばめられていました。使い心地も好評で、動作の遅延や音割れなど学習の妨げになるようなトラブルはなし。キーボードの使用感も問題ありません。充電式のため、比較した乾電池式の商品より充電コストを抑えられるのも利点。満充電で140時間使用でき、本体重量は258gと軽く持ち運びにも便利です。2019年・2021年モデルとは違い、国語の反対語便覧を搭載していない点は惜しいポイントですが、中学校の勉強はしっかりカバー可能。学習指導要領の改訂に合わせてマイナーチェンジされた商品を、この機会にぜひチェックしてみてください。
EX-word 電子辞書 小・中学生モデル 2020年モデル
カシオ 小・中学生モデル 2020年モデル XD-SX3800は、小学1年生から中学3年生まで長く使えて、価格も抑えられるものをお探しの人におすすめです。同シリーズの2023年モデルと比較すると、手書き文字の認識精度はやや低め。ただそのほかの機能や性能は大差なく、型落ちのため販売サイトによってはかなり安く手に入れられるのがメリットです。「辞書の種類が豊富」との口コミどおり、辞書数は比較したなかでもトップレベルの51冊。小学生向けの仮名つきの辞書から、中学生以降も使える辞典まで搭載しています。小学校の6年間はもちろん、中学受験・高校受験まで幅広く活躍しますよ。豊富なコンテンツがありながらもビジュアル表示でき、低学年でも使う辞書の見分けがつきやすいのも魅力的。検索方法も充実しており、50音検索だけでなく手書き入力・複数辞書検索も可能です。漢字の読み方やどの辞書を使えばよいかがわからなくても、サクサク調べられるでしょう。ただ、手書き入力の判別能力はまずまずでした。比較したほかの商品には10回中8回認識できたものがあったなか、判別できたのは10回中4回。スムーズには検索しにくいかもしれません。一方、発音スピードや明るさ・文字サイズの調節などが可能で、より快適な状態で使えるのはうれしいポイントです。学習機能も優秀です。比較した商品には検定対策がないものもありましたが、漢検・英検の両方に対応。さらに「英語のコンテンツが大人でも十分使えるレベル」という口コミのとおり、英語のリスニングや発音トレーニングの機能も充実していました。単語集や学年ごとの復習機能もあり、毎日の学習をしっかりサポートできるでしょう。重量も291gと軽量なため外出時でも持ち運びやすいといえます。小学校の英語学習から高校受験対策まで幅広く使えるので、ぜひ検討してみてくださいね。