カシオ 英語モデル 2020年モデル XD-SX9800は、ハイレベルな英語が学べる電子辞書を少しでも安くほしい人におすすめです。型落ちモデルのため、比較した2023年モデルのXD-SX9810よりも手頃な価格で購入できます。コンテンツや辞書の版は更新されているものの、性能に大きな差はなく新モデルにこだわらない人にはぴったりです。搭載している辞書数は2023年モデルと同じ53冊で、比較したなかでもトップクラスの豊富さ。「英語の辞書が充実している」という口コミのとおり、英語辞書が20冊と充実していました。英英活用辞典や例文辞典なども収録しているため、英作文が多い学科でも活躍するでしょう。学習機能もかなり充実しており、TOEIC・TOEFL対策の問題集を搭載。リスニング教材の種類も多く、スコアアップを目指す人にもおすすめです。SPI対策問題集やビジネス用語の辞書・ビジネスマナーのハンドブックが入っているので、就活でも役立つでしょう。「検索しにくい」という口コミに反して、手書き入力や複数辞書検索を使って効率的に検索できたのもよいところ。とくに付属のタッチペンの書き心地がよく、スラスラと書けました。キーボードは凹凸があり押しやすく、軽い力でタイピング可能。「キーボードが使いづらい」という口コミに反し、押し心地は良好でした。辞書一覧画面がビジュアル表示でわかりやすいのも便利な点です。イラストが表示されるため、迷うことなく直感的に操作できます。唯一気になったのは、291gという本体の重さ。とはいえ、比較した商品では軽量なものでも250gを超えており、持ち運ぶのに負担になるほどではありません。型落ちながら搭載辞書数が多く、ハイレベルな英語を学習できる商品です。値段は2023年モデルが5~6万円台なのに対し、こちらはECサイトによっては3万円台で購入できます。英語特化モデルをお手頃価格で手に入れたいなら、ぜひチェックしてみてください。
カシオ 小学生モデル 2021年モデル XD-SX2800は、小学校6年間で不自由なく使える辞書がほしい人におすすめです。収録されている辞書の数は全40冊と豊富。上位商品の小・中学生モデルの51冊には及びませんが、比較した小学生モデルのなかでは非常に充実していました。小学校での学習をサポートするには十分な内容です。検索方法の豊富さも上々。手書き入力に対応し、まだ習っていない漢字の読み方を調べられるのが利点です。キーボードは仮名入力ができるので、ローマ字に慣れていなくても1人で調べものができますよ。辞書は国語辞書16冊・英語辞書9冊を収録。各辞典にはふり仮名がついているので、低学年でもスラスラ読めます。加えて、百科事典・ビジュアル事典など、子どもの興味を広げるコンテンツも豊富でした。漢字の書き順も学べ、「漢字辞書機能が充実している」との口コミどおりの結果です。英検対策は、3級・4級に対応。比較した英検2級に対応している商品と並ぶと、リスニング教材などはレベルが少し低く設定されています。とはいえ、英語の基礎力を伸ばすのにはちょうどよい難易度でしょう。子どもが飽きにくい動画コンテンツもあり、「英語を楽しく学べる」との謳い文句どおりです。キーボードは凹凸があって打ちやすく、比較したほかのモデルと同様に使い心地も申し分なし。重量も291gと、ほか商品と大差ありません。追加コンテンツのダウンロードができるので、子どもの興味が広がった分野の辞書を充実させられますよ。小学校の学習内容に特化した辞書がほしいなら、ぜひ検討してみてください。
カシオ 小学生モデル 2015年モデル XD-SK2800は、価格を抑えつつ、教材が充実した商品がほしい人におすすめ。実際に使うと、口コミどおりコンテンツ数は100種類と豊富でした。「子どもの探求心・好奇心を引き出す」と謳うとおり、画像やイラストが載ったビジュアル事典や英語アニメなど、比較したなかでは少数派だったコンテンツも利用できます。収録辞書数は、英語・国語を中心に34冊。「収録語数が少ない」との口コミどおり、比較した2021年発売の同モデルよりは6冊少ないものの、小学生向けとしては十分な量でしょう。ただし、2015年モデルのため現行の学習指導要領には対応しておらず、英語のリスニングコンテンツも少なめだった点には注意が必要です。本体は275gと比較したなかでも軽く、持ち運びの負担が少ないのもうれしいポイント。塾や図書館などに持っていきやすいですよ。キーボードやボタンも操作しやすく、発音スピード・明るさ・文字サイズなどの調整機能も備わっています。口コミで不評だった乾電池式ですが、約130時間持つので交換はそこまで頻繁ではありません。検索方法としては、特筆すべき便利な機能はありませんでした。キーボードでのローマ字入力のほか、タッチパネルによる50音検索に対応。ただし、漢字の手書き検索は漢字辞典でしか使えません。手書き文字の判別も10回中5回正しく認識できるレベル。上位商品は複数辞書検索でも漢字の識別ができ、検索の手間が省けました。公式サイトによると、価格は執筆時点で税込28,600円。比較した最新型は公式サイトの価格で5万円近くするので、手頃さは大きな魅力です。ただしコンテンツ追加機能がないため、発売年が古いぶん、情報の鮮度や不足が気になる可能性はあります。せっかくなら最新の情報を収録した長く使える商品がよいという人は、ほかもチェックしてみてくださいね。
Brain カラー電子辞書《大学生・ビジネス向け》2022年モデル
シャープ Brain カラー電子辞書《大学生・ビジネス向け》2022年モデル PW-B2は、英語学習がメインで、効率的に検索できるものがほしい人におすすめです。実際に使ったところ、複数辞書検索や手書き検索などアプローチ方法が多様。比較した商品のなかでは珍しく、複数辞書検索でもスペルミスチェックができた点で評価を上げました。収録内容も、大学生向けとしては十分です。「社会人まで頼れる1台」と謳うわりにビジネス系の辞書は少ないものの、「リーダーズ英和辞典」や「ジーニアス大辞典」など英語分野は大学生向け電子辞書のポイントをおさえたラインナップ。専門用語に特化した辞書も搭載しており、授業で英語を読み解くには困らないでしょう。聞く・話す・読む・書くの英語4技能を鍛えられると謳っているだけあって、学習コンテンツも充実していました。リスニング・スピーチをはじめ、TOEIC・TOEFL対策も用意されています。持ち運びやすいのもポイントです。実際に重さを測ると255gと、比較した全商品の平均279g(※執筆時点)よりも20g以上軽量でした。キーボードを折り返して縦型で使えるのも大きな魅力。スマホのように片手で持てるので、通勤・通学中の学習に役立つでしょう。充電式で、連続使用時間は約140時間と比較したなかでも10時間ほど長めでした。使い心地も総じて良好です。比較したほかの商品と同様に、画面の動きがスムーズで音割れもなし。明るさや文字サイズなどの各種調整も可能です。付属のタッチペンもスイスイ書けるので、手書き検索やメモ帳機能も使いやすいでしょう。なお、キーボードはフラットです。比較した凹凸があるタイプよりもやや打ちにくいものの、気になるほどではありません。ECサイトでの価格は、執筆時点で37,000円ほど。画面が反射しやすいのは気になりますが、英語を中心に大学生向けの辞書・学習用コンテンツが充実した一台です。大学4年間使えればよいという人にとっては、価格と内容のバランスが取れています。大学で使う電子辞書をお探しなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
EX-word 電子辞書 高校生 英語・国語強化モデル
カシオ エクスワード XD-SX4910は電子辞書を探しているなら、まず候補にしてほしいアイテムです。収録辞書が充実しており、広辞苑や明鏡国語辞典・ジーニアス英和辞典など、必須の辞書を含む37冊を収録。比較した同社のスタンダードモデルには未収録のリーダーズ英和辞典も入っており、派生語の検索も可能です。追加購入できる辞書も41冊と豊富なので、必要に応じてカスタマイズできますよ。手書きパッドの反応がよく、検索しやすい点も魅力です。実際に自動筆記マシーンを使って試すと、誤認しやすい漢字もしっかり判別できました。使用頻度の高い18種類の辞書のショートカットがあり、アクセスもしやすい設計です。複数辞書の同時検索や、検索結果の言葉をさらに追加で検索できるジャンプサーチや連鎖検索など、便利な機能も搭載。スペルミスにも対応でき、スムーズな検索が可能です。学習機能も十分で、しっかりと反復学習が行えます。比較した2023年発売の同モデル「XD-SX4920」より2種類少ないものの、6種類の英検対策コンテンツを収録。シート学習は非対応ながら、一問一答や音声読み上げ機能・カスタム単語帳など基本的な学習機能がそろっていました。自分にあった方法で勉強を進められるでしょう。使い勝手も良好で、文字サイズと画面の輝度は5段階で調整できます。「画面が小さい」との口コミもありましたが、実測で5.13インチと十分な大きさがありました。しかし、比較した一部商品が対応していた縦型機能はありません。スマホのように片手で操作したい人には不向きです。「予習・復習から受験まで活用できる」と謳うだけあり、型落ちモデルながら1台ですべての学習を網羅できます。2023年発売の同モデルに劣らない性能で、学術的な専門用語まで調べられるレベルの充実度でした。高校生向け電子辞書選びに迷ったら、ぜひ購入を検討してくださいね。<おすすめの人>よいものを安く手に入れたい人収録辞書の多さで選びたい人検索のしやすさを重視したい人<おすすめできない人>縦型で使えるものを探している人