ナイキのレボリューション5は、屋外用のランニングシューズとして使うには向いていません。アッパーがやわらかいため形崩れしやすく、硬い路面上では関節に負担がかかりがちです。ミッドソールが1枚のみで構成されており、走りをあと押しするような感覚もありません。足の甲周辺のサポート力も弱く、残念ながらこれといったメリットが感じられませんでした。とはいえ、実際に走ってみると安定感はまずまず。スポーツジムなど、足への衝撃が少ない室内トレーニングで使用するにはよいでしょう。ナイキのなかでは価格を抑えたモデルなので、初めての一足として試しやすいですよ。とはいえ、ランニングシューズはほかにもたくさんあります。路面を快適に走りたい人は、レビューを参考に他商品もあわせて検討してみてください。
クラウドスウィフトは、満足度の高いランニングシューズをお探しの人にぴったりの商品です。斬新な形をしたソールの、ポンポン跳ねるような反発力が特徴。着地の瞬間、地面を跳ね返しながら衝撃を吸収してくれるので、硬いアスファルトでも快適に走ることができます。加えて、安定性の高さも魅力のひとつ。検証では、アッパー・ヒールカップ・ソールの剛性すべてにおいて満点の評価を獲得しました。体のバランスを保ち、安定した走りに導いてくれるでしょう。実際に使用したモニターからは、反発性に優れていて疲れにくいと好評でした。ランニング経験者はもちろん、初心者にもおすすめですよ。値段はやや高いものの、耐久性も期待できるので十分にその価値がある商品といえます。ソールがやや硬いため、やわらかい履き心地が好みの人は事前に試し履きなどで確認する必要がありますが、全体的に非常に満足度の高い商品です。ぜひチェックしてみてくださいね。
ナイキのレボリューション 5は、走りやすさを重視する人には物足りない商品かも。実際に試したモニターからは、推進力やクッション性に、とくに秀でた部分を感じないとの声があがりました。プロのチェックでもクッション・反発性は標準的との評価に。また、カップインソールや甲周りのサポート力がなく、剛性もいまひとつといった印象です。さらに、ミッドソールにも大きな特徴が見られませんでした。ただし、インソール下の中敷きがフェルト生地で硬く、クッション性を活かしきれていない点はネックです。一方、安定性のある普段使い用のシューズをお探しの人にはおすすめできます。目立った美点がないものの、普段履きには十分な安定感がありますよ。しかし、ランニング用としての性能を重視する人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
FRESH FOAM 1080 W M10は、やわらかすぎるクッションがいまひとつ。実際にモニターが走ってみたところ、クッション性が高すぎて足が沈み、弾みが悪く感じました。着地したあと、次の一歩をプッシュしてくれません。しかしその分、優れた衝撃吸収性は評価されました。膝の負担が気になる人は試してみる価値があるでしょう。また、圧迫感が苦手な人におすすめです。あたりがやわらかく、フィット感も良好。やさしい履き心地が靴下のようだと好評でした。それでいてねじれすぎず、足の甲をしっかり守れます。安定性は高いといえるでしょう。ストレスのない履き心地がお好みの人は、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
この商品は、ランニング用として使うには向いていません。フィット感が得られず、衝撃を吸収したり安定感を高めたりする機能も備わっていませんでした。着地時にクッション性は感じるものの、靴の中で足が動いてしまうため注意が必要です。一方、ニット素材によるやわらかな履き心地は評価できます。日常生活で普段履きとして使用するぶんには快適でしょう。ランニングシューズはほかにたくさん販売されているので、頻繁に走る人は他商品も含めて検討してみてください。