ユピテル ドライブレコーダー Y-240Rdは、前後とも死角の少ない商品を探している人におすすめです。目安となるポールを並べて撮影したところ、フロント・リアカメラともに水平画角は140度以上でした。比較した商品には、水平画角100度以上とかなり狭いものもあったなか、真横に近いところまで見渡せると高評価を得ています。記録解像度はフルHD(1920×1080)。画質はやや粗めとはいえ、フロントカメラは追い越す車のナンバープレートの小さな文字も鮮明に読み取れました。リアカメラも小さな文字がにじんで読み取りづらく感じた程度で、ナンバーはしっかり読み取れています。一方、明るさの補正力はいまひとつ。昼にトンネルを走ると、出口付近で景色の半分以上が白飛びしました。夜道では人の姿は認識できるものの、ナンバープレートの文字がヘッドライトの反射でまったく見えません。より明るい映像が取れるHDRを搭載していますが、逆光や反射に弱い印象です。安全運転支援機能が搭載されていない点も気がかり。後方接近警告などあおり運転対策を備えた商品もあることをふまえると、事故への備えが物足りない印象です。Gセンサーの感度調整やオプション利用での駐車監視といった、基本的な機能は備えていますが、多機能とはいえません。明るさの補正力や機能の充実度はいま一歩だったので、昼夜を問わず鮮明な映像を残したい人・事故を未然に防ぐ機能を重視する人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
コムテック ドライブレコーダー ZDR017は、夜間やトンネルなど悪環境下でもしっかり記録したい人におすすめです。比較した商品には、逆光による白飛びが目立ったものもあったのに対し、昼間のトンネルの出口付近や街頭の少ない夜間の路上もきれいに映りました。HDRが搭載されているため、ヘッドライトの反射も抑えられます。フロント・リアカメラはどちらもフルHD。スペックは十分ですが、実際に撮影するとナンバープレートの地名部分が滲んで解読できないなど、やや繊細さに欠けました。暗闇ではナンバープレートの文字がはっきり映ったので、夜間に運転する機会が多い人には適しているといえそうです。画角の広さはスペックとほぼ変わらず、フロント・リアともに水平画角120度以上が映りました。真横まで見える感覚になる140度以上を映せた商品には及ばないものの、十分広く感じられます。事故の瞬間などを取り逃すことは少ないでしょう。あおり運転対策として備えておきたい、後続車接近録画が搭載されているのも高評価に。安全運転支援機能が充実しているほか、オプションで駐車監視モードも利用できます。Gセンサーの感度調整もでき、基本的な機能はひととおり揃っていました。しかし、上位商品には映像をより鮮明に残せたものも。細かな情報も取り逃したくないという人は、もう少しハイスペックな商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
パイオニア NP1 NP-001は、車内にWi-Fiをつなぎたい人やナビの購入を検討している人におすすめ。LTEデータ通信の契約で車内をオンライン化したり、音声操作型カーナビが利用できたりと、ほかにはない機能が充実。比較した商品の多くが、運転時の警告や駐車時の監視機能のみを備えるなか、ドラレコという枠に収まらないのが好印象でした。画角の広さはフロント・リアともに水平画角140度。前後ともに100度以下と、死角が多かった商品もあったのに対し、かなり広範囲を撮影できました。真横に近い場所まで映せたので、斜めからの衝突事故でも大まかな状況が確認できるでしょう。一方で、「画質はそこまでよくない」との口コミのとおり、ナンパープレートの認識精度はいまひとつ。時速約40kgで走行しながら撮影すると、追い越してきた車のナンバープレートの数字を読み取るのがやっとでした。地名や分類番号といった小さな文字や、遠くの標識はにじんでいます。明るさ補正力も物足りません。街頭の少ない夜道や昼間のトンネルを走行すると、ヘッドライトやトンネル出口付近の逆行を抑えられず、映像が白飛びしました。明暗差のある場所での撮影が得意とはいえず、「夜間の映像は不鮮明」との口コミがあるのにも頷けます。データ通信やクラウド機能などを駆使し、記録した映像をスマホで確認できるのは魅力。新しい機能が今後も追加され、わくわくできる製品といえます。しかし、万が一に備えてより鮮明な映像を残しておきたいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
コムテックのドライブレコーダー HDR361GWは、車の全方位の映像を記録したい人におすすめです。フロントカメラは360度撮影ができるうえ、リアカメラには136度の垂直画角が備わっています。死角が少なく、後部座席の横・車の後方まで撮影が可能です。またGセンサーの感度調整など、機能もある程度搭載されていました。オプションの駐車監視機能もエンジンの始動に連動しており、撮り忘れを防げるのも便利ですね。一方でナンバーの認識精度は、いまひとつな結果に。実際に撮れた映像では、走行中の車の地名・分類番号といった細かい文字は読み取れませんでした。とくに昼間では映像が白飛びしやすく、逆光下での撮影は苦手な印象です。車のナンバーを確認する際は、フロント・リアカメラ両方の映像を調べるようにしましょう。公式サイトでの販売価格は、税込52,580円です(執筆時点)。映像の解像度の低さは惜しいものの、広範囲を録画できるのは魅力。突然発生する車のトラブルにしっかり対処したい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
VANTRUE N4 3カメラドライブレコーダーは、鮮明な映像を記録して、証拠としての有用性を高めたい人におすすめです。「画質が粗い」という口コミもありますが、実際に撮影すると映像のきれいさは比較したなかでもトップクラス。比較した約半数の商品はナンバープレートの地域名や分類番号などを読み取れなかったなか、本商品はフロント・リアいずれのカメラでも細かい文字までくっきり映せました。暗闇や逆光などの悪条件下でも映像は鮮明です。とくに後方のリアカメラは暗所でも非常に明るく、人や木々が明確に認識できました。フロント・車内カメラはやや暗かったものの、まったく見えないわけではありません。逆光にも強く、フロント・リアカメラどちらもナンバープレートのすべての文字をくっきり映せました。一方で、撮影画角の狭さは気になります。フロント・車内・リアカメラすべての水平画角の合計は310度。360度には届かず、側方に死角ができてしまいました。駐車監視機能としては、衝撃・動体検知、低ビットレート録画とタイムラプスに対応。別売りのType C電源ケーブルを接続すると、24時間の駐車監視も可能です。しかし、降車時のキャンセルタイマーと駐車監視中の事故検知アナウンスには非対応。昇降時のドア開閉を検知してしまったり、通知がなく駐車中の事故にすぐに気づきにくかったりするのが懸念点です。フロントカメラにはモニターが搭載されており、その場で映像確認ができます。専用ソフトはWindows・Macに対応。別売りのGPSマウントを取り付けと、走行ルート・車速の記録も可能です。Gセンサーにより衝撃を検知するとデータを自動で保護するので、上書きされるリスクも防げます。ただし、SDカードの異常を検知できない点には注意しましょう。価格は、執筆時点で税込29,990円(公式サイト参照)。比較した後発モデルのVANTRUE E3より1万円ほど安価ながら、画質は遜色ありません。後発モデルとは異なりWi-Fi非対応・GPSは別売り品購入での対応となりますが、機能面にこだわりがない人には予算を抑えられますよ。側方に死角ができるのが気になる人は、360度カメラを搭載した商品もチェックしてみてくださいね!