THREE バランシング オーバーナイト オイルセラム SQ
THREE バランシング オーバーナイト オイルセラム SQは、肌なじみのよいオイル美容液を探している人におすすめです。比較したなかには肌になじむのに時間がかかる商品もありましたが、こちらは「ベタつきにくいので使いやすい」「スッとなじんだ」と試したモニターに好印象。「サラッとしたつけ心地」という口コミどおりです。テクスチャの伸びもよく、スルスル塗布できました。成分分析も高評価です。理系美容家が成分を確認したところ、スクワランをはじめ、イソステアリン酸イソステアリル・ホホバ種子油などをバランスよく配合したオイルメインの成分構成でした。比較した商品にはオイル成分が物足りないものもあったなか、こちらは「肌を柔らかくする効果やうるおいを閉じ込める効果に期待できる」と評されています。実際の水分キープ力も優秀でした。モニター5人の腕に商品を塗布して2時間後の肌水分量を測定すると、塗布30分後の約96%を維持。減少率は5%未満にとどまりました。比較したなかには20%近く減少した商品があったことを思っても、うるおいを十分キープできているといえます。乾燥が気になる冬場のケアにもぴったりです。ポンプ式容器の使い勝手も上々。試したモニターからは「軽い力で少量から調整できる」「簡単に使えるのがよい」とプラスの声が多数あがりました。ただし、シトラスハーバルの香りは「リフレッシュタイムに使いたい」「ややクセがありニオイも強めで苦手」と賛否両論。「香りの好みが分かれそう」という口コミがあるように、植物系の香りが苦手な人には向いていません。「肌に吸い込まれるように浸透する」という謳い文句どおりの一品。オイル特有のベタつきが苦手な人も選択肢になるでしょう。とはいえ、比較したなかには万人受けしやすい香りの商品もあったので、あわせてチェックしてみてくださいね。
アルビオン フレッシュハーバルオイルは、ベタつきを抑えながら肌水分量を維持したい人におすすめ。比較したオイルメインの商品のなかでは、ベタつきにくさはトップクラスでした。「ベタつきにくい」との口コミどおりテクスチャは軽め。モニターから「スルスル伸びて油膜感もほどよい」と好評で、「しっとり感が控えめとの」口コミとは異なる結果になりました。さらに、水分キープ力の検証では塗布後2時間の肌水分量を約100%維持できました。比較したRMKのような水とオイルの混合商品は、水分を100%キープできなかったのに対し、厳選された7種の植物オイルをメインで構成。加えて、肌を柔らかくして水分を密閉する効果が期待できる、スクワランとホホバ種子油も配合し、肌が乾燥しやすい人の保湿ケアにぴったりです。容器は細長く握りやすいボトルタイプ。口はラッパのような形状で液切れがよく、フタまわりに液がつきにくい印象です。しかし、モニターからは「傾けるとドバっと出てくるため慎重になる」との意見も。比較したスポイトタイプのような扱いやすさにはおよばず、急いでいるときや少量使いしたい人には不向きといえます。ハーバルグリーンフローラルの香りは、モニターから「トイレの芳香剤のようで、香りが強い」「薬草に近い香りで好みではない」とのシビアな意見が聞かれました。比較したKIEHL'Sなどのリラックスできそうなフローラルとは異なるため、ハーバル系の香りが苦手でなければ、ぜひ購入してみてくださいね。
クラランス ダブル セーラム EXは、重い使用感が苦手な人や乾燥肌におすすめです。本品の魅力は優れた水分キープ力。商品を塗布したモニターの肌水分量を専用の機械で測ると、塗布30分後の数値を塗布2時間後までほぼ100%維持できました。比較した商品内では数値が減少したものが多く見られましたが、本品は「うるおいに満ちた肌へ導く」と謳うのにも納得です。実際に使ったモニターからは、さっぱりした使用感が好評。「ベタつきが気になる」との口コミに反した軽めのテクスチャで、スーッと伸びて肌によくなじみました。ベタつきが苦手な人にもぴったりです。使用中は甘い香りがするものの、強すぎず好みを選びにくいのがメリット。やや人工的で「香りがすごくよい」との口コミほどではありませんが、使いづらさは感じにくいでしょう。しかし、容器の使い勝手はいまひとつ。ポーチに入れやすいサイズで持ち運びは楽ですが、モニターからは「液が細かく飛び散った」「液だれしやすい」との指摘が寄せられました。比較した商品内には適量を取り出しやすいものもあったのに対し、こちらは量を調節しにくい点も気になります。理系美容家が成分分析をしたところ、オイル成分の充実度もあと一歩でした。比較した商品内には基本成分がほぼ油性のものがあったのに対し、本品は水溶性・油性を組み合わせて使用。含まれる油性成分には、肌の柔軟化効果・水分蒸発を防ぐ効果があまり期待できないエステル油を配合しています。乳液のような構成で、オイル美容液としては少々物足りないと評価されました。執筆時の価格は30mL入りで税込12,100円(公式サイト参照)です。高価格帯ではありますが、高い水分キープ力を発揮した本商品。いつものスキンケアに取り入れると、うるおい感のある肌を目指せるでしょう。とはいえもっちり感のある肌を目指す人や、容器の使いやすさにもこだわるなら、ほかの商品も検討してみてください。
アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイル
ゲラン アベイユ ロイヤル アドバンスト ウォータリー オイルは、肌に十分なうるおい感がほしい人におすすめです。モニターの腕に塗って2時間後、肌水分量は平均で98.37%増加。比較した全商品の平均値である66.25%(※執筆時点)を大幅に上回りました。乾燥が気になる肌にうるおいをプラスし、みずみずしい質感を維持できるでしょう。実際に使用したコンテンツ制作チームからは、「肌触りがしっとり柔らかい」「若干ベタつくがうるおい感があって好き」といったプラスコメントばかり。ややとろみのある液にカプセルが入っており、軽く振ることで均一に混ざります。量を簡単に調節できるスポイトも好評でした。商品名に「オイル」とついていますが、主な保湿成分はグリセリンなどの水性成分です。商品のウリであるハチミツについて、理系美容家は「エイジングケア効果が期待できる」とコメント。比較した商品には保湿成分の配合量が少ないものもあったなか、総じて美容液として満足できる成分構成といえます。なお、専門家から敏感肌へのやさしさについての言及はありませんでした。口コミのように肌荒れが気になる人は、少量ずつ使い始めてくださいね。高い保湿力を持ちリッチなうるおい感が得られるのが魅力。しかし口コミ同様、香水のような香りは好みが分かれました。比較した商品のなかでは、フローラル系の香りが好評です。やさしい香りの商品も紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
RMK Wトリートメントオイルは、使用感に優れた商品です。水分キープ力の検証ではいまひとつの結果だったものの、2層式ならではのほどよい重みのテクスチャは魅力。「ベタつきにくい」との口コミどおり肌にスーッとなじみ、商品を試したモニターから「なめらか」「もっちり感のある質感になった」と好評でした。比較した大半の商品と同様に心地よく塗り広げられるでしょう。しかし、「乾燥から肌を防ぐ」と謳っているものの、肝心な水分キープ力が低かった点はやはり気になります。塗布30分後と塗布2時間後の肌水分量を専用の機械で比べたところ、約13%も減少。乾燥肌でも使いやすいと評されたTHREEのエミング フェイシャル オイルエッセンス Rは数値が減少しなかったのに対し、肌質によっては物足りなさを感じるでしょう。一方、成分構成は専門家から高く評されました。上位商品よりもオイル成分は少ないと予測されたものの、うるおい成分のグリセリンを配合。肌のバリア機能をサポートするスクワランも含有され、専門家は「肌を柔らかくする効果やコーティングする効果に期待できる」とコメントしています。組み合わせて使うスキンケアアイテムを工夫することで、健やかな肌を目指せそうです。「香りが好みではない」との口コミとは異なり、ほどよい強さの香りも好印象。甘めの香りがしたKANEBOのドロッピング オイルは好みを分けたのに対し、すっきりとした柑橘系で万人受けしやすいでしょう。ボトルタイプの容器も扱いやすく、モニターから「量調整をしやすい」「オイル垂れしにくい」とポジティブな声が聞かれました。毎日心地よく使いやすい商品ですが、乾燥対策として取り入れるには力不足な印象です。比較したなかには同じ中価格帯の商品でも、より水分キープ力に優れたものもありました。肌のカサつきが気になる人は、そちらをチェックしてください。
メルヴィータ ビオオイル アルガンオイルは、オイル成分の配合量は多いと予測されたものの、水分キープ力は物足りません。モニターの腕に商品を塗布して肌水分量を測定したところ、塗布2時間後の肌水分量は塗布30分後より約10%減少しました。比較したなかには100%維持できたものもありましたが、こちらはオイル美容液ならではのうるおいを密閉する効果はあまり見込めないでしょう。塗布後の肌なじみもいまひとつです。こっくりとしたオイルらしいテクスチャで、実際に試したモニターからは「表面がベタベタしたままだった」「やや重い」と評されました。「サラッとして肌なじみがよい」という口コミとは異なる結果です。伸びがよく摩擦感なく塗り広げられるのはメリットですが、ベタつきが苦手な人には向いていません。無香料タイプですが原料臭が気になりやすいのもネック。比較したなかでフローラル系の香りの商品はモニターの人気を集める傾向があったのに対し、こちらは「独特の香りが気になる」という口コミ同様の感想が寄せられています。アプリケーター式容器も量の調節が難しく、「液だれする」という口コミどおり、容器やフタがヌルヌルしやすいので扱いに注意が必要です。成分分析の評価は上々。理系美容家の箱崎さんが成分表を確認したところ、本品は基本成分のほとんどがオイル成分で作られているオイルメインの成分構成でした。油脂であるアルガニアスピノサ核油をメインのオイル成分として使用しており、肌を柔らかくする効果やコクのある使用感が期待できます。謳い文句に違わず「もちもちの美肌」が目指せるでしょう。執筆時点の価格は税込4,620円です(公式サイト参照)。比較した商品には1万円を超えるものもあったことを思うと、試しやすい価格といえます。顔だけでなく、体・指先・髪などマルチに使えるのも魅力的。とはいえ、乾燥肌の人や軽めの使用感が好みの人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。