セルヴォーク カムフィー ブラッシュは、水分や摩擦への耐性はやや低め。汗でにじんだり、こすれによって色落ちしてしまう場合があります。夏場に使うチークとしてはいまひとつです。しかし一方で、自然な発色と肌なじみのよさは大きな美点。見たままの色が出て、濃淡の調節も簡単です。2色を組み合わせることで、透明感たっぷりに仕上がります。そのナチュラルな色付きやツヤ感は、プロアマ問わず好評でした。ただし、モニター2人からは「粉飛びが気になる」という声も。ブラシにしっかり含ませて、肌にやさしくのせていきましょう。こまめな手直しが苦でないなら、購入する価値は十分です。また、ほかにも汗やこすれに強い商品を紹介しています。落ちにくさを重視するなら、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
WHOMEE ブレンドチークカラーは、粉とび・色落ちしやすいのが惜しい商品です。水分や摩擦に弱いので、汗をかきやすいシーンでは塗り直しが必要になるでしょう。しかし、仕上がりは上位商品に引けを取りません。5色とも見たままに発色し、好きに混ぜても肌になじむ色合いになります。ほどよく着色していくので、濃さを調整しながら塗りたい人におすすめです。また、使用感にも優れています。ラメ感の強さには好みが分かれそうですが、かわいらしい色味に好意的な声が集まりました。ブラシ付きのケースはポーチに入れてもかさばらないサイズで、持ち歩きにもぴったりです。
キャンメイクのグロウフルールチークスは、プチプラとは思えないような美しい仕上がりが魅力です。とくに、肌なじみは申し分ありません。5つのカラーがミックスされて、おだやかに発色。自然な血色感が生まれます。ゴールドのラメによる、ハイライト効果にも期待大です。一方モニターからは、粉飛びやパッケージのチープさを指摘する声があがりました。なかには、フタの開閉によって壊れてしまいそうという意見も。高級感のあるつくりとはいえません。しかし、水分によるヨレや色浮きなどもなく、プチプラコスメとしては十分すぎるクオリティです。汗をかいたときにこすらないよう気をつければ、きれいなメイクを長時間キープできるでしょう。
ポール & ジョー パウダー ブラッシュは、落ちにくさを重視する人は要検討です。落ちにくさの検証では、疑似汗を吹きかけた時点でにじんで色が薄くなりました。ティッシュで擦るとさらに色落ちが見られ、ほかの商品と比べてもキープ力はいまひとつです。化粧直しができないときには向きません。一方で、仕上がりは非常にきれいでした。肌にのせても見たままの色で発色します。混ぜて色味を調整できるので、さまざまな雰囲気を楽しみたい人におすすめ。ケースの使いやすさ・サイズ感も良好です。とはいえ、パウダーチークは他にもたくさん販売されています。塗り直しの手間を省きたいという人は、より落ちにくい商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
クリオのチークは、パール粒子がたくさん入っていて見た目はとても美しいです。しかし、肌に乗せるとギラギラ感が目立ってしまい、落ちにくさや持ち運びやすさも低評価に。頬にツヤを与えることはできますが、年齢層の若い人向きな印象です。年齢を重ねた肌に乗せると、派手な印象でパールが悪目立ちしてしまいます。テカリに感じられることもあるため、皮脂が多い肌質の人も使用を避けた方がよさそうです。また検証の結果から、汗やこすれに弱く、知らない間にチークが消えてしまう可能性があることもわかりました。そのため、汗をかきやすい夏場ではなく秋冬に使用しましょう。より崩れにくくしたい場合は、皮脂くずれ防止成分が配合されている下地を仕込むのがおすすめですよ。
SUQQU ピュア カラー ブラッシュは、やさしい色づきが魅力です。熟した桃のような色合いで、かわいらしくも上品な印象に仕上がります。重ね塗りによって、濃淡を調節できるのも魅力。オンオフ問わず、さまざまなシーンで使いやすいでしょう。また、落ちにくさも優秀。人工汗液をかけても、ヨレやにじみは気になりません。ティッシュでこすったときも、ほんのり色が移る程度でした。マスク着用時のメイクにもおすすめです。薄型パッケージのため、持ち運びの際もかさばりません。ナチュラルに発色して使い勝手のよいパウダーチークをお探しなら、ぜひ候補に加えたい商品です。