今回検証したツインバード ハンディーアイロン&スチーマー SA-4084は、手軽さを求める人におすすめです。立ち上がり時間が20秒と非常に早いため、忙しい朝でもストレスなく使用できます。仕上がりの検証でも、身ごろ・裾のシワまできれいに伸ばせました。ボタン周りには少しアイロンのシワが見られましたが、スチーム量も10g/分と十分です。気になったのは、スチームを連続噴射できないところ。スチームを当て続けるには、ボタンをずっと押さなければなりません。加えて、満水時の重量も約1kgと重たいのも使い勝手の評価を下げました。サッと使いやすいスチーマーではありますが、本体の軽さ・スチーム性能など、より使いやすさを求める人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
パナソニック 衣類スチーマー NI-FS690は、しっかりシワを伸ばせる衣類スチーマーを選びたい人におすすめです。実際に綿のワイシャツのシワを伸ばしてみると、ほぼ完璧にシワを伸ばせました。仕上がりをチェックしたモニターからも「仕事に着ていけるほどきれい」と好評。口コミに反して、シワ伸ばしの性能は比較したなかでもトップクラスです。加えて、立ち上がりの速さも大きな魅力。比較した全商品の平均は25.9秒(※執筆時点)だったなか、本商品は19.89秒で立ち上がりました。待ち時間が少ないので、お出かけ前の忙しいときでも使いやすいでしょう。「連続で使うと重たい」という口コミがありましたが、満水にした状態でも790gと軽めです。実際に使ったモニターからも「腕に負担がかからない」と好評でした。楕円形のかけ面は、細かい部分にも当てやすい形状。上下左右どの向きで使ってもスチームが出るため、シャツの袖や裾にもかけやすいですよ。1回の給水ごとのスチームの連続使用時間は9分52秒。メーカーが謳う数値8分間よりも長く使えました。比較した全商品の平均11分15秒(※執筆時点)は下回ったものの、本商品は1往復でもかなりのシワが伸びるので不便はないでしょう。軽いシワなら2〜3着、頑固なシワもじっくり時間をかけて伸ばせますよ。公式サイトの値段は、執筆時点で税込15,500円。同じパナソニックの上位モデルのような温度調整機能はないものの、仕上がりのクオリティは負けていません。2WAY仕様でスチームアイロンとしても使えるので、私服から仕事用のワイシャツまでシワをきれいに伸ばしたいという人は、ぜひ候補に入れてくださいね。
良い点・綿・麻のシャツやパンツの頑固なシワも、強力なスチームで素早く伸びる・持続時間が約14分ととても長く、一気に衣類のシワ伸ばしを行える・トリガーを引いた状態でロックできるため、手首に負担がかかりにくい・自立式なので作業の間に床に置いても倒れない気になる点・本体重量が1.16kgと重さがあり、長時間使用すると手が疲れてくる結論からいうと、アクセススチーム プラスは衣服をまとめてスピーディーにアイロンがけしたい人におすすめです。大容量のスチームがワイドなかけ面から広範囲に広がり、その持続時間は約14分とトップクラス。衣類の多い家庭でも大活躍するでしょう。仕上がりについても高評価です。くしゃっとなりやすい綿・麻・レーヨンの衣服もしっかり伸ばされ、シワがわからないほどきれいになりました。やりすぎ感のないナチュラルな仕上がりで、シーンを選ばす使える印象です。トリガーをロックすれば、指に負担をかけずにスチームを連続噴射できるのもメリット。自立するので、台座なしでも仮置きが可能です。立ち上がり時間は40秒とまずまずですが、許容範囲内といえます。ただ、重さがあって横持ちできないため、自由に動かしにくいのが惜しいところです。価格は執筆時点で税込13,068円(公式サイト参照)。今回検証したほかの商品と比べるとやや高めですが、使い勝手や仕上がりの美しさを考慮すればコスパは優秀です。手間のかかるアイロンがけを素早く一気に済ませたいなら、ぜひチェックしてみてくださいね。
BRUNOのハンディスチーマーは、一度に複数枚の衣類をケアしたい人や、デザイン性重視の人におすすめです。満水時のスチーム持続時間を調べてみたところ、11分半と今回比較したほかの商品よりかなり長持ち。クシャッとなってしまった数人分のシャツも、1回の給水で一気にシワ伸ばしできるでしょう。電源を入れてから立ち上がるまでの時間が22秒と速いのもメリットです。ハンドルが握りやすく、ボタンをワンプッシュするだけでスチームを連続噴射できるなど、使い勝手も良好。水タンクの取り外しが簡単で給水しやすかったのも、ほかの商品より優れている点です。スチーム量もまずまず多く、綿や麻の頑固なシワもある程度取れました。ただしスチームの広がりが一直線で、広範囲に行き渡りにくいのは惜しいポイント。とはいえ、モードを選べたりアタッチメントがついていたりと、素材に合わせたケアが可能です。除菌・消臭にも対応していました。価格は、執筆時点で税込7,150円(公式サイト参照)と、今回比較した商品のなかではまずまずの値段。おしゃれな家電を多数手がけるブルーノらしい見た目は、友達や家族へのプレゼントにもぴったり。使いやすさもデザインも譲れないなら、ぜひ候補に入れてみてください。
ティファール アクセススチーム フォース NI-FS580は、広範囲に及ぶ頑固なシワをサッと手早く伸ばしたい人におすすめです。仕上がりのきれいさは、今回検証したなかでもトップクラス。大量のスチームが広範囲に行き届き、面積の広い衣類のシワも効率よく伸ばせました。23g/分とスチーム量が多いため使用後にやや湿り気が残りましたが、シワを伸ばす力は突出しています。185mLの大容量タンクを搭載しており、満水にすれば11分以上もスチームが持続。一度水を入れれば長く使えるので、給水の頻度も少なく済みますよ。立ち上がりのスピードは30秒と平均的(執筆時点)でしたが、タンクの容量を考えれば十分な速さでしょう。実際に持ってみるとホールド感があり、トリガーも押しやすいポジション。トリガーをロックすれば、自動でスチームを連続噴射できるのも便利なポイントです。唯一惜しかったのは重さ。満タンまで水を入れると1.21kgとかなりの重量を感じます。手で持って使用する場合は、短時間にとどめたほうがよいでしょう。今回比較した商品のなかには、もう少し軽量で腕が疲れにくいものもありました。使用時の重さが気になる人は、ぜひほかの商品もチェックしてみてくださいね。
パナソニックの衣類スチーマー NI-GS400は、手への負担が少ないものや、忙しいときでもシワケアできる使い勝手のよいものをお探しの人におすすめです。ハンドルのくびれ部分にボタンがあり、握るだけでスチームを噴射できるのが便利。軽い力で押し続けられるので、長時間使っても疲れにくいでしょう。また、立ち上がり時間が24秒とほかの商品よりスピーディーなのも利点です。時間のないときでも、ササッと使えるのがうれしいですね。スチームは左右90度に傾けても噴射されるので、袖などの細かな部分にもしっかり当てられます。綿や麻の深いシワがよく伸び、仕上がりも好印象。スチームが広がる範囲はやや狭めですが、頑固なシワにピンポイントでアプローチできました。スチームの持続時間が9分以上と、長続きするのも利点です。価格は執筆時点で税込8,960円(公式サイト参照)。使い勝手のよさや性能を考慮すると、コスパは良好といえます。除菌・消臭にも対応し、マスクやファブリック製品などのお手入れにもうってつけ。出掛けにとパッと使えるものをお探しなら、ぜひ候補に入れてみてください。