LG 4K Ultra HD ブルーレイディスクプレーヤー
LGエレクトロニクス UBK80Sは、価格の安さ・性能の高さどちらも譲れない人におすすめです。実際に再生したブルーレイの映画は、実写・アニメともに鮮やか。比較したほかの商品には色彩が不自然なものもあったなか、オーディオ&ビジュアルライターの折原さんからは「色がバランスよく再現されている」との声が寄せられました。4K・UltraHD ブルーレイを含む幅広いフォーマット対応ながら、公式サイトでの販売価格は税込29,700円(※執筆時点)とリーズナブル。比較したなかでも本品と同じ4K・UltraHD ブルーレイに対応した商品には50,000円を超えるものもありました。端子はLAN・USB・光デジタル音声出力を装備しており、アンプなどさまざまな外部機器を接続できますよ。ディスクの読み込みが速いのも利点です。比較した商品内には再生までに20秒近くかかるものもありましたが、本品は平均13.45秒とスピーディ。電源を入れてから起動までは平均7.93秒と遅めですが、その後はスムーズに視聴できます。5段階の早送り・巻き戻し機能やスキップなど再生に便利な機能も豊富でした。一方で、リモコンの操作性はいま一歩。日本製のテレビであれば付属のリモコンで操作できるのはメリットですが、反応にラグが見られます。ボタンは色分けされているものの動作内容の表記はなく、慣れるまでは直感的な操作しづらく感じました。本体サイズも幅43×奥行20.5×高さ4.55cmと大きく、ある程度の設置スペースが必要です。またDVDの画質はよいとはいえず、ブロック状のノイズや白っぽいぼやけが気になりました。ブルーレイ・DVDともに鮮明な映像を楽しみたい人には物足りないでしょう。安価かつ機能が充実しているのは魅力ですが、映像のきれいさや操作のしやすさを重視する人はほかの商品もチェックしてみてください。
パイオニア ポータブルブルーレイドライブ BDR-XD08MB-Sは、外付けブルーレイドライブをお探しのすべての人におすすめです。実際に使用したところ、ディスクを入れてから再生されるまでの時間は24.5秒と、比較した他社平均より20秒以上もスピーディでした。CM1本分にも満たないほどの待ち時間で、少しでも速く視聴を開始したい人にうってつけです。「結構音がする」との口コミに反し、再生中の稼働音も38.3dBと控えめ。比較した全商品の平均値38.9dB(※執筆時点)を下回り、静かなシーンでも鑑賞に集中できるでしょう。速度重視のパフォーマンスモードから静音モードに切り替わるパイオニアの独自機能により、快適な鑑賞環境を整えられますよ。取り込み・書き込みにかかる時間も、非常にスピーディです。1枚の音楽アルバムを取り込むのにかかった時間は3分52秒。比較した全商品の平均値4分25秒(※執筆時点)より30秒以上速く完了しました。書き込み速度も1分3秒と素早く、Android直結やワイヤレスでPCを介さず接続可能です。データ編集などの作業効率があがるでしょう。BD・DVD・CDの幅広い規格に対応していて、用意したディスクを再生できずにがっかりする心配もほとんどありません。Ultra HD Blu-rayにも対応しており、高画質な映像を楽しめます。データ取り込み精度の向上など、音響事業出身のパイオニアならではの便利な機能も充実。比較したほかの商品にはない魅力です。価格は執筆時点で税込17,800円(※公式サイト参照)とやや高級ですが、6種類の付属ソフトがついているのもうれしいポイント。比較した1万円以下のモデルにはソフトがついていないものも多く、別途購入するとかなりの額になる可能性があります。書き込みや編集などを行いたい人にとってコスパに優れた商品といえるでしょう。総合的に見ても、高性能かつ使い勝手のよい、万人におすすめできるアイテムです。どんな用途でも快適に使用できるため、外付けブルーレイドライブの購入を検討している人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
パイオニア ポータブルブルーレイドライブ BDR-XD08LEは、ストレスなく鑑賞を楽しめる低価格モデルをお探しの人におすすめです。比較した同社のハイエンドモデルと違いソフトは1つも付属しませんが、処理性能や静音性といった基本性能は同等レベル。すでに付属品が手元にある人や、再生メインで使いたい人は予算を抑えられますよ。実際にディスクを入れてから再生までにかかった時間はわずか24.96秒と、CM1本分にも満たないほどの短時間でした。比較した全商品の平均値41.71秒(※執筆時点)と17秒近く差をつける、トップクラスの読み込み速度です。パワフルな処理性能ながら、鑑賞中の稼働音は37.8dBと小さめ。パイオニアの独自技術であるアドバンスド静音機能により、音がかなり抑えられています。「音が大きい」との口コミを払拭し、鑑賞作品によりじっくりと集中できるでしょう。取り込み・書き込み処理もかなり高速です。音楽アルバム1枚の取り込み時間は3分51秒と、僅差ながら同社のハイエンドモデルよりすばやく取り込めました。書き込み時間もわずか1分2秒ほどで、比較した全商品の平均値1分7秒(※執筆時点)に満たないスピードで作業が完了。「書き込み速度が遅い」との口コミに反し、作業効率アップが見込めます。基本機能は比較した同社のハイエンドモデルと変わらず、Android直結やワイヤレスでPCを介さず接続が可能です。すべてのBD・DVD・CDの規格に対応しており、用意したディスクが使えず、がっかりするリスクも少ないでしょう。読み取り精度を向上させる独自機能も、比較した他社製品にはない魅力です。公式サイトでの値段は執筆時点で税込11,980円。ハイエンドモデルは6種類のソフトやType C変換ケーブルがついて税込17,800円だったため、付属品にこだわらないなら約6,000円お得です。予算を抑えつつ高性能な商品がほしい人は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
山善 ポータブルDVDプレーヤー TPD-L156は、大画面でメリハリのある映像を楽しみたい人におすすめです。画面サイズは15.6インチと大きめで、映画鑑賞も十分に楽しめます。画面の明るさを計測すると、比較した商品の多くが100cd/m2前後だったのに対し、285cd/m2とかなりの明るさでした。屋外などの周囲が明るい場所でも、くっきりとした映像を視聴できるでしょう。画質はやや緑が強く出ていたものの、視聴中に気になるほどではありません。カバーできる色域の広さの割合は65%・コントラスト比は692:1と、どちらも高い数値を記録。比較した商品には色域カバー50%・コントラスト比300:1を下回る商品もあったのに対し、「画質がきれい」との口コミが寄せられるのにも納得です。最大音量は75.7dBと、騒音下でも聞き取りやすい大きさでした。比較した商品の平均値73.89dB(※執筆時点)を上回っています。走行中の車内など、周囲が騒がしい環境でも映画やドラマに集中しやすいでしょう。ただし、バッテリーは2.1時間しか持たなかったため、長時間視聴する際は給電しながら使ってくださいね。付加機能も充実しています。海外のDVDを再生できるリージョンフリーには対応していないものの、CPRMに対応しており、ダビングしたDVDの視聴が可能です。お気に入りの番組や教材の視聴にも役立ちますよ。電源を切っても続きから再生できるレジューム機能も搭載しているので、見たい位置からすぐに視聴を始められて便利です。値段は執筆時点で2万円前後と高級ですが、比較した1万円以下の機種とは圧倒的な画質の違いを実感でできるでしょう。車内での視聴に役立つヘッドレストカバーは付属しておらず、サイズも大きいため、とくに自宅で使用したい人におすすめの商品です。気になる人は、ぜひ検討してみてくださいね。
東芝 ポータブルDVDプレーヤー SD-P910Sは、ポータブルDVDプレーヤーをお探しのすべての人におすすめです。9インチの小型ながら「画面が明るい」との口コミどおり、画面の輝度は176cd/m2と高い数値を記録。比較した商品の平均117cd/m2(※執筆時点)を大きく上回り、屋外などの周囲が明るい環境でも映像を見やすいでしょう。色味の再現もかなり自然で、メリハリのある映像を楽しめました。コントラスト比は860:1・カバーできる色域の広さは81%と、どちらも非常に高い数値を計測。比較した商品にはコントラスト比300:1・色域カバー50%を下回るものもあったなか、映画やドラマなどをきれいな映像で視聴したい人にうってつけです。それでいて、バッテリーの稼働時間は5.1時間とかなり長持ち。比較した商品には2時間未満で切れたものもあったなか、電源に繋がずとも長時間使えて、外出先や長距離移動のお供にぴったりです。音量も81dBと大きく、比較した全商品の平均73.89dB(※執筆時点)を大幅に上回りました。騒音下でも音が聞き取りやすく、映像に集中できるでしょう。付加機能も申し分ありません。海外のDVDには非対応ですが、日本国内の幅広いディスクに対応しています。ダビングしたDVDの視聴もできるため、お気に入りのテレビ番組を見たいときにも重宝するでしょう。最後に停止した位置を記憶するレジューム機能も備えており、こまめな移動時間に使用してもすぐに続きから再生できますよ。執筆時点での価格は13,000円前後。比較した商品には1万円未満で購入できるものもあったなか、少し値は張りますが、価格に見合う優秀な性能です。ヘッドレストカバーは付属していないため、車内で使用する際は、覗き込んで姿勢が悪くならないよう注意してくださいね。外出先で高画質な映像を楽しみたい人は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
パナソニック DMP-BD90は、安価で操作しやすいブルーレイプレーヤーをお探しの人におすすめです。高速起動モード搭載で動作は速く、起動までは1秒未満・ディスクを入れてから再生までは平均17.37秒とスピーディ。比較した商品内には起動に8秒・再生まで20秒ほどかかるものがあったことをふまえると、待ち時間が少なく快適に使えます。ECサイトでの販売価格が10,000円弱と手頃なのも魅力。比較した商品内では10,000円以上の商品がほとんどだったため、手軽に購入できるでしょう(※執筆時点)。5段階の早送りや巻き戻し・スキップのほか、再生停止位置を自動で記録するレジューム機能も搭載しています。再生に便利な機能も豊富で、好きなシーンをすぐ移動できますよ。リモコンは反応がよく、操作もスムーズ。サイズは「リモコンは小さめ」との口コミどおりですが、ボタンの配置がわかりやすいうえに大きめで操作に迷いません。付属のリモコンでテレビの電源や音量の変えられるのも利点です。フォーマットは4K・Ultra HDブルーレイには非対応ですが、ブルーレイ・DVD・CD・USBメモリは再生できます。再生時の映像はブルーレイ・DVDともにきれいです。実際にブルーレイの実写映画・アニメを視聴すると、人物の髪や肌の質感・キャラクターを描く線はクリアに表現。色合いの再現度も高く、オーディオ&ビジュアルライターの折原さんからは「映画のザラザラ感を残しつつ、きれいに映し出せている」と好評でした。本体サイズは幅24.5×奥行17.5×高さ38.5cmとコンパクト。比較したなかでは幅が40cm・奥行20cmを超える商品もあったなか、設置場所をそこまでとりません。ただし、接続端子がUSBのみと少ないのは懸念点。サウンドバーなどに接続して音質までカスタマイズしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。