SONY BDP-S1500は、省スペースに設置したい人におすすめです。本体サイズは幅23×奥行き19.4×高さ3.9cmとコンパクトで、狭いテレビ台でも置きやすいでしょう。比較したなかには電源プラグが大きめのACプラグでコンセントを圧迫する商品もありましたが、こちらはコードtoコードであまり場所を取りませんよ。動作の速さも優秀。高速起動モードを使用して電源を入れると、1秒未満でメニュー画面が表示されました。比較したなかには起動に7秒以上かかる商品もあったのに対し、待たされる感覚は少ないでしょう。LAN端子やUSB端子を備えており、ネット動画やUSBメモリ・外付けHDDなどに保存されたコンテンツも再生可能。対応フォーマットも豊富で、すべてのブルーレイ・DVD・CDに対応しています。付属のリモコンの機能も充実。テレビ本体の電源・音量の操作ができるうえ、早送り・巻き戻しやスキップ機能もあるので、見たいシーンをピンポイントで表示できます。実際に操作したモニターからも「ボタンの機能がひと目でわかる」「迷わず使える」と好印象でした。ややボタンの感覚が狭く押し間違えそうになることはあったものの、感度がよいためサッと画面を切り替えられるでしょう。肝心の画質も申し分ありません。ブルーレイ映画やアニメの画質をチェックしたモニターからは「細部までくっきりと表現できている」「彩度が濃く色鮮やかに見えてよい」と満足する声が集まりました。オーディオ・ビジュアルの専門家からも「解像度が高く、色も美しい」と好評。DVDの画質はややノイズが見られたものの、コントラストがきれいで立体感のある映像を楽しめました。価格は税込15,400円(※執筆時点・公式サイト参照)とお手頃。6万円台の上位モデルUBP-X800M2に比べて4K・Ultra HDには非対応な分、コストを削減できるのがメリットです。最高画質にこだわりがなければ、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
SONY UBP-X800M2は、画質と音質にこだわる人におすすめです。実際にブルーレイを再生してみると、比較した商品のなかでも画質のよさはトップクラス。オーディオ・ビジュアルの専門家やモニターから「色の深みが伸びやかで、ザラつきも抑えられている」「コントラストが高く立体感がある」と絶賛されました。DVD画質も十分きれいでハイレゾ音源にも対応しており、映像作品を美しい画質と音響で楽しめるでしょう。対応フォーマットも豊富で、すべてのブルーレイディスク・DVD・CDに対応しているのも利点。比較した半数以下が非対応な4K・UHD対応で、同軸デジタル音声出力端子・LAN端子・USB端子にも対応しています。「出力端子が少ない」との口コミに反し、サウンドバーやAVアンプなどの外部機器とも接続できるので、楽しみ方がいっそう広がるでしょう。動作の速さも優秀です。高速起動モード搭載で、電源を入れてからテレビ画面にメニューが表示されるまでの時間は0秒でした。ディスクを入れて再生されるまでの時間も20.8秒とスピーディ。見たいときにすぐ使えるのはうれしいポイントです。スキップ機能や3段階の早送り・巻き戻し機能があり、再生時に思いどおりのシーンを見つけやすいでしょう。リモコンがシンプルで直感的に使えるのもメリットです。「絵や文字のガイドがありわかりやすい」とモニターからも好評で、感度がよくタイムラグも気になりませんでした。テレビ・動画配信サービスの操作も簡単に行えるうえ、日本製だけでなくLG製のテレビも操作可能。幅広く対応できる点に利便性の高さがうかがえます。通常のコンセントと同じ形状のため、コンセントに挿しやすいのも魅力。全機種のなかで横幅が最も広く高さもあるため、あらかじめ設置場所を用意しておきましょう。価格は執筆時点で税込66,000円と高価なものの、価格に見合った性能を備えた1台です。「次世代の映像美が楽しめる」との謳い文句のような、美しい映像を快適に楽しみたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
パナソニック DMP-BD90は、安価で操作しやすいブルーレイプレーヤーをお探しの人におすすめです。高速起動モード搭載で動作は速く、起動までは1秒未満・ディスクを入れてから再生までは平均17.37秒とスピーディ。比較した商品内には起動に8秒・再生まで20秒ほどかかるものがあったことをふまえると、待ち時間が少なく快適に使えます。ECサイトでの販売価格が10,000円弱と手頃なのも魅力。比較した商品内では10,000円以上の商品がほとんどだったため、手軽に購入できるでしょう(※執筆時点)。5段階の早送りや巻き戻し・スキップのほか、再生停止位置を自動で記録するレジューム機能も搭載しています。再生に便利な機能も豊富で、好きなシーンをすぐ移動できますよ。リモコンは反応がよく、操作もスムーズ。サイズは「リモコンは小さめ」との口コミどおりですが、ボタンの配置がわかりやすいうえに大きめで操作に迷いません。付属のリモコンでテレビの電源や音量の変えられるのも利点です。フォーマットは4K・Ultra HDブルーレイには非対応ですが、ブルーレイ・DVD・CD・USBメモリは再生できます。再生時の映像はブルーレイ・DVDともにきれいです。実際にブルーレイの実写映画・アニメを視聴すると、人物の髪や肌の質感・キャラクターを描く線はクリアに表現。色合いの再現度も高く、オーディオ&ビジュアルライターの折原さんからは「映画のザラザラ感を残しつつ、きれいに映し出せている」と好評でした。本体サイズは幅24.5×奥行17.5×高さ38.5cmとコンパクト。比較したなかでは幅が40cm・奥行20cmを超える商品もあったなか、設置場所をそこまでとりません。ただし、接続端子がUSBのみと少ないのは懸念点。サウンドバーなどに接続して音質までカスタマイズしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
LG 4K Ultra HD ブルーレイディスクプレーヤー
LGエレクトロニクス UBK80Sは、価格の安さ・性能の高さどちらも譲れない人におすすめです。実際に再生したブルーレイの映画は、実写・アニメともに鮮やか。比較したほかの商品には色彩が不自然なものもあったなか、オーディオ&ビジュアルライターの折原さんからは「色がバランスよく再現されている」との声が寄せられました。4K・UltraHD ブルーレイを含む幅広いフォーマット対応ながら、公式サイトでの販売価格は税込29,700円(※執筆時点)とリーズナブル。比較したなかでも本品と同じ4K・UltraHD ブルーレイに対応した商品には50,000円を超えるものもありました。端子はLAN・USB・光デジタル音声出力を装備しており、アンプなどさまざまな外部機器を接続できますよ。ディスクの読み込みが速いのも利点です。比較した商品内には再生までに20秒近くかかるものもありましたが、本品は平均13.45秒とスピーディ。電源を入れてから起動までは平均7.93秒と遅めですが、その後はスムーズに視聴できます。5段階の早送り・巻き戻し機能やスキップなど再生に便利な機能も豊富でした。一方で、リモコンの操作性はいま一歩。日本製のテレビであれば付属のリモコンで操作できるのはメリットですが、反応にラグが見られます。ボタンは色分けされているものの動作内容の表記はなく、慣れるまでは直感的な操作しづらく感じました。本体サイズも幅43×奥行20.5×高さ4.55cmと大きく、ある程度の設置スペースが必要です。またDVDの画質はよいとはいえず、ブロック状のノイズや白っぽいぼやけが気になりました。ブルーレイ・DVDともに鮮明な映像を楽しみたい人には物足りないでしょう。安価かつ機能が充実しているのは魅力ですが、映像のきれいさや操作のしやすさを重視する人はほかの商品もチェックしてみてください。
LG 幅27cmのコンパクトブルーレイ™DVDプレーヤー
LGエレクトロニクス 幅27cmのコンパクトブルーレイ™DVDプレーヤー BP250は、ブルーレイを観たいけれど設置場所が限られている人におすすめです。本体サイズを確認したところ、幅27×高さ4.3×奥行19.5cm (突起含まず)とコンパクトを謳う商品名どおり小さめ。比較したなかには横幅30cmを超える商品もあったのに対し、小さいテレビ台でも設置できます。「置き場所を選ばない」との口コミにも納得の結果でした。5段階の早送り・巻き戻し、スキップ機能といった基本機能は装備。途中で停止しても同じ箇所から再生できるレジューム再生や、指定区間・観たいチャプターだけリピート再生する機能なども便利でした。付属のリモコンは、日本のほかのメーカーのテレビにも使えます。リモコンを持ち替えなくてもテレビの音量と電源を操作できるところもメリットです。「起動に少し時間がかかる」との口コミどおり、電源を入れてからメニュー表示までにかかる時間は平均7.16秒と長め。一方で、ディスクが再生されるまでの時間は17.41秒と短く、比較したなかには20秒以上かかる商品もあったことをふまえると、不満に感じにくい速さです。待ち時間が長くて観るのが億劫になることも少ないでしょう。4K・UltraHDは観られませんが、ブルーレイ・DVDは種類を問わず再生できます。実際に商品を使って映像を見たオーディオ・ビジュアル専門家は、ブルーレイ映画の画質を「顔・肌がつるりとして見える」と評価。アニメを視聴したモニターからは、自然な色表現が好評です。比較したほかの商品同様、DVDを視聴した際にややノイズが見られたましたが、大きな違和感を抱くほどではありませんでした。口コミで「角度によってリモコンが操作できない」と指摘されたとおり、正面以外の場所や離れた距離で反応しにくいところはデメリット。リモコンのボタンが小さく、文字の説明が足りないことも気になりました。接続端子はUSBのみで、音響機器を使いたい人にも不向きです。8,000円前後で買えるリーズナブルなコンパクト機としては優秀ですが、操作性・拡張性の高さを求めるならほかの商品も検討してください。価格は執筆時、ECサイト参照
パナソニック ブルーレイディスクプレーヤー DP-UB45は、きれいな画質にこだわる人におすすめです。実際にブルーレイの映画・アニメを視聴すると、映像に立体感がありました。比較したなかには色味が不自然な商品もありましたが、こちらは「濃く深い色の再現が映画らしくて美しい」と映像を見たオーディオ・ビジュアルの専門家にも好印象。DVD映像はややノイズがあったものの、人物の輪郭は鮮明でした。4K・UltraHDブルーレイに対応しているのもメリット。ブルーレイ・DVD・CD・USBメモリに対応し、さまざまなメディアを再生できるので、自在にエンターテインメントを堪能できるでしょう。外部機器への接続端子も同軸デジタル音声出力・LAN端子・USB端子と充実。サウンドバーやHDMI端子のないアンプにも接続でき、音質もカスタマイズできますよ。高速起動モードを搭載しており、電源を入れるとすぐに立ち上がりました。「起動時のレスポンスが遅い」という口コミに反して、ディスクを入れて再生するまでも平均17.55秒と速めです。そのうえ、早送り・巻き戻し機能は、それぞれ5段階で調節可能。レジューム再生機能が備わっているので、視聴を中断した際も前回の続きの場面からスムーズに再生できます。リモコンの操作性も良好です。ボタンには記号・文字のガイドがあるため「迷わず使える」とモニターに好評。比較した商品にはリモコンの感度がいまひとつなものもあったなか、こちらは2m離れた場所でもタイムラグが気になりませんでした。パナソニック製のテレビであれば、テレビ側の電源や音量調整も可能です。「高画質できれいに再生できる」という口コミどおり、臨場感のある映像を楽しめる一品。機能性も充実しています。一方で、「コンパクトデザイン」という謳い文句や「置き場所を選ばない」という口コミに反して、サイズは幅32×高さ4.6×奥行19.3cmとやや大きめです。省スペースで置きたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。