ダイソーのスマホ三脚は、とにかく価格を抑えたい人や、手軽に使えてブレにくいものがほしい人におすすめです。価格は執筆時点で税込110円(公式サイト参照)と、非常に安いのが何よりの魅力。三脚初心者の人でも、気兼ねなく購入できますよ。リーズナブルながら、高い安定性を発揮したのも注目ポイントです。撮影中にスマホに衝撃を与えてみたところ、ブレはほとんど目立たず、揺れもわずか0.3~0.5秒程度で収まりました。手ブレしやすい夜景撮影などでも重宝するでしょう。スマホの取り付け方法はバネ式で、つまみを引っ張るだけでスムーズに固定することが可能です。ただし雲台がなく、スマホを縦に固定したり角度調整したりできないのはややネック。フレキシブルタイプではあるものの、手すりなどに巻き付けられない点も気になりました。リモコンや自撮り棒にも非対応です。使い勝手や機能性についてはほかの商品より劣る部分がありますが、税込110円の安さを考慮するとコスパは優秀。軽量・コンパクトでバッグにすっぽり収まり、持ち運びしやすいのも利点です。気になっているなら、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
VRIG スマホホルダー 三脚 Magsafeは、安定感のあるMagsafe対応のスマホ三脚をお探しの人にぴったりです。口コミどおりの優れた安定性があり、とくに最低高での安定感は比較した全商品のなかでも優秀。輪ゴムで弾いた揺れも0.3秒以内に収まり、ほとんど気になりませんでした。ただし高さを出すと不安定になるので、低めの状態での撮影がおすすめですよ。使いやすさについても申し分ありません。Magsafe対応のマグネット式スマホホルダーは簡単に脱着でき、付属のリングを使えばMagsafe非対応のスマホにも使用できます。また、スマホホルダーを取り外せば、カメラなども取りつけられて便利ですよ。このマグネットと自由雲台により、スマホを縦横自由に固定できるのも魅力です。比較したなかには向きの調整や回転ができないものもありましたが、こちらは縦横だけでなく水平方向の回転もできました。脚も支柱にあるロックを外すだけでスムーズに開きます。また、脚部分を閉じれば自撮り棒としても使用できる点も高評価となりました。比較したなかでは自撮り棒機能に対応しているものは少なく、街歩きなどの撮影時にも活躍するでしょう。ミニ三脚タイプの商品のなかでは高さ調整もしやすく、自撮り棒のように伸ばすだけで21~55cmの高さで4段階調節できます。少し高さが欲しいときにもサッと伸ばせますよ。一方で、収納時の長さは20cm・重量は229gと少々大きめ。「軽量コンパクト」と口コミでは好評だったものの、比較したなかには収納時10cm未満・重量50g未満の商品もあり、特別コンパクトとはいえません。とはいえ、持ち運びに不便を感じるほどではないでしょう。安定感があり、マグネットで装着も簡単。自撮り棒として自由に撮影もできるので、スマホ三脚をお探しの人はぜひ購入を検討してみてくださいね。
SmallRig BeautyPod 1.5K ミニ三脚は、卓上サイズのスマホ三脚を探しているすべての人におすすめです。撮影中のスマホに衝撃を与え安定性を確認すると、最低高・全高ともにブレはほとんど見られず。揺れても0.3秒とすばやく安定しました。比較した約半数の商品は多少のブレがあり、安定するのに1秒以上かかったものもあったのに対し、夜景や室内のように暗い場所でも撮影しやすいですよ。スマホホルダーはバネ式で、軽い力で素早く取りつけられました。比較したなかには脚部分を開脚するのにコツがいる商品もありましたが、こちらは脚のロックを外して広げるだけと簡単。雲台の可動域が広いため、ホルダーの縦横・水平を調整しやすく、謳い文句どおり自由な画角で撮影できます。機能はシンプルです。遠隔操作がでいるリモコンや、構図確認用の鏡・自撮り棒機能はありません。しかし、脚を折りたためば自撮り棒としても使えます。「高さ調整の範囲が狭い」との口コミどおり、調整範囲は11.6~21.6cmと狭いものの、脚はくねくねと曲がるフレキシブルタイプ。フェンスや柱に固定できるので、高さが必要な撮影にも対応できますよ。大きめのカバンであれば、持ち運びにも困りません。耐荷重1.5kgで、ホルダーは取り外し可能。縮長は23.3cmとやや長く、本体重量は201gでした。比較した半数以上の商品が重量170g未満であったため、極端に軽いわけではありませんが、口コミにあったようにバッグに入れやすいサイズ感です。ECサイトの値段は4,000円ほど(※執筆時点)と、比較した商品のなかでは中価格帯。比較したなかでもトップクラスの安定性を備え、脚の形状を変えれば不整地や段差のある場所にも設置しやすい一品です。スマホ三脚選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
Manfrotto PIXI Smartは、安定感のあるミニ三脚を探している人におすすめです。撮影中に衝撃を与えてみた結果、揺れが収まるのが早く、ブレにくいことがわかりました。スマホホルダーのホールド力も高く、多少衝撃を受けても落ちる心配がありません。縦向きでの固定はできませんが、三脚の設置や雲台の角度調整は簡単にでき、画角も自由に決められますよ。脚を閉じて自撮り棒として使えるのも魅力。重さ1kgまでならカメラ用三脚としても使えて、さまざまな撮影を楽しめます。ただし、便利な付加機能や高さ調節機能はありません。卓上や地面に置いてのローアングルでの撮影向けです。公式サイトの販売価格は、執筆時点で税込5,698円。ミニ三脚としてはやや高いものの、安定性や使いやすさを考えれば納得の価格です。コンパクトで持ち運びにも便利なので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
SLIK 伸びる!マルチポッドスマホ8Rは、しっかり高さが出せるスマホ三脚をお探しの人におすすめです。高さは30~105.5cmまで、8段階で調整可能。比較した多くが高さ調整不可、または20cm程度しか伸縮しなかったのに対し、約75cm伸び縮みします。スマホだけでなくカメラも取りつけ可能で、マルチに使える三脚がほしい人にぴったりですよ。「安定性が少し不安」との口コミに反し、安定感も十分です。実際に三脚に衝撃を加えると、脚を伸ばした全高では小さなブレが見られたものの、最低高では安定していました。比較した半数の商品が脚を伸ばした状態だと揺れが収まるまで2秒以上かかったなか、本商品は約1.8秒で安定。ブレやすい暗い室内や夜景を撮影するのにもぴったりですよ。使いやすさも良好です。少し固く取りつけに力がいるものの、スマホホルダーは簡単に固定できるバネ式でした。順に脚を広げるだけで開脚でき、口コミのように脚の固定に苦戦することは少ないでしょう。自由雲台の可動域が広く、ホルダーの向き・水平方向の調整や回転がしやすいのも魅力。構図変更の際は、脚を動かさずにセッティングできます。比較した多くの商品が搭載していない、遠隔操作用のBluetoothリモコンが付属するのも大きなメリットです。リモコンには落下防止の手首用ストラップもついていました。自撮り棒機能や構図を確認する鏡はないものの、スマホに手を伸ばさずに撮影できて便利でしょう。ただし、重量525gと重めです。比較したほとんどの商品が300g以下で、ミニ三脚のなかには100g未満の超軽量タイプもありました。ミニ三脚に比べると縮長も32.5cmとやや長く、持ち運ぶ際には大きめのカバンが必要でしょう。公式サイトの値段は税込4,580円(※執筆時点)と比較した商品のなかでは中価格帯。安定性と使いやすさを備えつつ、卓上以外でも使える十分な高さを出せる点が魅力です。スマホ三脚選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
Joby グリップタイトONE GPスタンド BTリモコンキット
JOBY グリップタイトONE GPスタンドは、気軽に持ち歩けるコンパクトな三脚を探している人におすすめ。ポケットにも入るサイズですが、機能性・安定性が高く場所を選ばず撮影を楽しめます。特徴的なのは、くねくねと曲がるフレキシブルタイプの脚。不整地でもバランスを取りやすく、巻きつけるように設置すれば、柱や木の枝などにも固定できます。検証では、衝撃を与えてもブレがそこまで目立たず、揺れもすぐに収まりました。スマホや三脚を固定するためのネジやノブがなく、簡単に設置できるのも魅力です。スマホホルダーは取り外し可能で、コンデジなど小型カメラでも使用OK。微調整が可能な自由雲台・Bluetoothリモコン・自撮り棒としても使えるなど機能性も高く、これひとつでさまざまな撮影に対応できます。公式サイトによると、販売価格は執筆時点で税込3,762円。使い勝手のよい三脚を持ち歩きたいが荷物を増やしたくないという人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。